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2026-10-30 15:44

国産レアアースは今後どうなる?脱中国依存に向けた南鳥島プロジェクトと関連銘柄を解説!

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インベストメントブリッジがお届けするいろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話をながら吹きする感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の辰美です。
おはようございます。インターン生の古田です。
辰美さん、最近ニュースでレアアースっていう言葉をすごくよく見るというか聞くんですけど、何かあったんですか?
外交の場でよく出てくる言葉ですよね。日本と中国の首脳会談などでも、出す中国依存という言葉とセットで語られることが多いです。
つい最近も中国側がレアアースの輸出許可をなかなか出さず、日中関係の悪化で日本向けの輸出が急に減っていると報じられていました。
レアアースを外交カードとして使う中国の姿勢がはっきりしてきています。
結構複雑なことになってきてるんですね。
また9月25日配信の会で、官名を設定370兆円を超える国内投資を見込んでいる戦略17分野について詳しく解説していましたが、その一つであるマテリアルという分野にレアアースも含まれているんです。
国策として予算や支援を重点的に投入している分野の一つということですよね。
ではということで今日のテーマはレアアース関連ですね。
国産レアアースは今後どうなる?脱中国依存に向けた南鳥島プロジェクトと関連銘柄ということでいいですか?
その前に恒例のちょこっと株辞典のコーナーです。
今日の用語は何ですか?
今日の用語は海洋研究開発機構、通称JAMSTECです。
JAMSTECとは深海や海洋資源、威信や火山活動といった地球環境の調査や研究を専門にしている国の海洋研究機関です。
地球の深いところまで掘り進める探査船地球や深海の探査機など世界でもトップクラスの海の研究設備を持っています。
今日の本編で出てくる南鳥島の沖合、水深6000mの海の底から資源を回収する技術開発でも中心的な役割を担っているんですよね?
そうなんです。JAMSTECは上場企業ではありませんが、この後紹介する関連銘柄を理解する上で鍵になる存在なので、ぜひ覚えておいてください。
それでは本編です。まず基本から教えてもらいたいんですけど、そもそもレアアースって何ですか?
レアアースは日本語で軌道類と言って、17種類の元素をまとめた呼び方です。
重さによって重軌道類、中軌道類、軽軌道類の3つに分けられています。
特に中軌道類と重軌道類は陸の上にある量が少ない上に他の元素と分けて取り出すのが難しいという特徴があります。
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これは何に使われているんですか?
代表的なのは強力な永久磁石、光ファイバー、電気自動車のモーターと半導体なのです。
身近なところで言うとiPhoneのようなスマートフォンからEVまで、ハイテク製品作りに欠かせない資源なんです。
そのため産業のビタミンとも呼ばれています。
ビタミンですか?
はい。人間にとってのビタミンはたくさんはいらないけれど、健康を保つためには絶対に欠かせませんよね。
レアアースも同じで、ほんの少し使うだけで製品の品質や性能をグッと高めてくれるんです。
なるほど。少量でもないと困るというまさに円の下の力持ち的存在ですね。
なぜ中国への依存が問題になっているんでしょうか?
はい。中国はレアアースの採掘量で世界の約7割を占めています。
さらに掘り出したものの不純物を取り除いてきれいにする製製や加工の段階では、世界シェアの約9割を独占しているんです。
特に重機動類で強さを持っています。
9割ですか。ほぼ中国頼みじゃないですか、それって。
そうなんです。中国はレアアースがたくさん含まれた鉱床、つまり資源が溜まっている場所を抱えていて、低いコストで生産できるのが強みなんです。
そして日本はレアアース需要の約7割を中国からの輸入に頼っています。
じゃあもし中国がもう売りませんとなったら。
国内の鉱床が止まってしまうリスクがあります。
実際今年の1月には中国が日本へのレアアース輸出を制限し始めた後の報道があって、2026年1月から半年間の輸入量は激減しています。
まさに外交カードとして使われてるんですね。
日本はどうやって中国依存から抜け出そうとしているんですか。
大きく4つのアプローチがあります。
1つ目はオーストラリアなど他の国から買うルートを増やすことです。
2つ目は使い終わった家電やスマホなどの製品からレアアースを取り出して再利用するリサイクルです。
なるほど。レアアースやレアメタルを回収できる工業製品ってまだたくさん眠っていますよね。
それって都市鉱山って言われてたりとかしますよね。
そうなんです。
あと2つは何ですか。
3つ目の中国依存から抜け出すアプローチはレアアースを使わないまたは使う量を減らす技術の開発です。
そして4つ目が今日取り上げる南鳥島の沖合で自分たちで掘って国産化するというプロジェクトです。
南鳥島って日本の一番東にある島ですよね。そこで何が進んでるんですか。
内閣府が戦略的イノベーション創造プログラムよくしてSIPという大型の研究開発プロジェクトの中で取り組んでいます。
海底の泥を回収してそこからレアアースを分けて取り出し、きれいにするまでの一連の流れを実際に試して産業化に向けた基盤の構築を目指しています。
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それってどこまで進んでるんですか。
2026年2月に試験的な採掘を終えました。
2027年に規模を大きくした採掘の実証試験を行って、2028年度以降に産業化につなげる予定です。
じゃあいよいよ現実味が出てきたということですね。南鳥島のレアアースにはどんな強みがあるんですか。
強みは大きく4つあります。
1つ目は日本の排他的経済水域略してEEZ、つまり日本が資源を開発する権利を持つ海の中にあるということです。
他の国の権利に左右されません。
じゃあ自分の家の庭にあるそこからレアアース取れるみたいな感じですね。
そうです。
2つ目は泥の中に品質の良いレアアースがとても高い濃度で含まれていて、特に貴重な重機動類や重機動類が多いということです。
中国への依存度が特に高い重機動類が多いのは魅力的ですね。
3つ目は量です。
有望な海域2500平方キロメートルだけでも埋蔵量は1600万トンを超え世界3位の規模があるとみられています。
さらにおよそ100平方キロメートルの特に有望なエアーだけでも日本の年間授与の数十年分から数百年分にあたるポテンシャルがあると思われています。
数百年分ですか。桁違いですね。
4つ目は何でしょう。
陸で掘る鉱石と違って放射性物質をほとんど含まないということです。
その分生成の時に放射性物質を取り除く作業がいらないのでコストを抑えることにつながります。
なるほど。中国ではレアアースの生産過程で発生する放射性物質の影響が問題になっていると聞いたことがあります。
南鳥島のレアアースはいいことだらけに聞こえますけど課題ももちろんあるんですよね。
もちろんです。まず水深6000mというものすごく水圧が高い海の底から泥を安定して吸い上げるという難しさがあります。
6000mって富士山をひっくり返しても1.5個分以上の深さですよね。
そうですね。他にも吸い上げた大量の泥から水分を抜く技術や科学的に処理して純度を上げる技術がまだ完成していないということがあります。
また、陸から遠く離れた海から泥を運ぶコストといった課題もあります。
なるほど。技術的な課題に加えて最終的に採算がどう取れるのかみたいなのが重要になってきそうですね。
まさにそうですね。商業化に向けた取り組みが今後進められていく見通しです。
では、投資目線での話も聞きたいです。このプロジェクトを支える企業を教えてください。
採掘の流れに沿って海底の泥をほぐす、泥を吸い上げる、生成するの3段階で紹介していきたいと思います。
ありがとうございます。流れで覚えると分かりやすそうですね。
まず、ほぐす段階では東亜建設工業証券コード1885を紹介します。港や海の工場を得意とするいわゆるマリコンの大手です。
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海底の泥を崩して吸い上げやすくする海底という技術を研究していて、南鳥島のレアアース開発に向けた内閣府のプロジェクトSIPにも参加しています。
東亜は知ってます。マリコンで結構有名ですよね。泥をほぐすって言ってましたけど、泥ってそのまま吸い上げられるのはできないんですか?
海底のレアアースでは粘り気があるので、そのままでは長いパイプで吸い上げにくいんです。だからまず海水と混ぜて流れやすい状態にする必要があります。
なるほど。ストローで固いシェイクを吸うのが難しいみたいなのと一緒ですね。
そんな感じです。
実際に試したりもしてるんですか?
はい。東亜建設工業は2019年度に自社の研究センターで海底技術を開発して、2020年度にはジャムスティックからの依頼を受け、実際の機械の3分の1の大きさで大規模な実証試験を行っています。
さっきの株辞典で出てきたジャムスティックとも一緒に取り組んでるんですね?
そうなんです。次に吸い上げる段階で活躍する企業は産業貿易証券行動3176です。
産業貿易ってゴムとか化学製品などを扱う商社ですよね。レイアウスにはどのように関わってるんですか?
深海向けの採鉱機や泥を吸い上げるためのパイプである溶泥管、それから遠隔操作で動かす無人の潜水機ROVなど海底の資源を回収するための機器をジャムスティックが所有する探査船に提供しています。
6千メートルの深さで働く道具を届けているということですね。それぞれどんな役割なんですか?
イメージとしては採鉱機が海底で泥を集める手、溶泥管が船まで泥を運ぶ長いストロー、ROVが人の代わりに海底の様子を見たり作業したりする目と手足みたいなイメージです。
水深6千メートルでは人が潜って作業できるような場所ではないので、こうした機器がないと始まりません。
課題のところで出てきた超高圧の海底から安定して泥を吸い上げる難しさにまさに直接向き合う機器を取り扱っているんですね。
その通りです。最後に取り出して生成するという段階で注目されているのが三井金属、証券行動5706です。金属の材料を幅広く手掛ける非鉄金属の大手です。
はいはい聞いたことあります。じゃあ泥を吸い上げたら終わりっていうことじゃなくて、この金属系の会社が何かをするってことですね。
そうなんです。吸い上げた泥はそのままではレアアースとしては使えません。泥からレアアースを取り出して純度を上げる生成という作業が必要です。
三井金属は今年の2月に福岡県にレアアースなどの材料を研究開発する新しい拠点を作ると発表しました。
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国が南鳥島沖の泥を回収しようとしている中で、この拠点では南鳥島の泥を生成することも視野に入れているんです。
なるほどまさに次の段階を見据えた動きですね。でも三井金属ってもともとレアアースの技術を持ってるんですか?
実はかなり実績があるんです。三井金属は福岡県の大本市にあるレアマテリアル事業部の拠点で以前からレアアースの生成を手掛けてきました。
じゃあ南鳥島のために新しく始めるっていうわけじゃないんですね?
そうですね。レアアースの原料を調達して半導体や磁石などに使う材料に加工してきました。
生成から販売までを一貫して手掛けていて、電子部品をはじめエネルギーや医療半導体など幅広い分野で使われています。
すでに生成のノウハウがあるベテランだからこそ南鳥島の泥にも挑戦できるっていうわけですね。
課題で挙がっていた純度を上げる技術がまだ完成していないという点に直接関わってきそうです。
まさにその通りですね。ただ南鳥島の泥由来のレアアース生成については無確定な部分も多いんです。
17種類あるレアアースのうちどの元素を対象にするのか、どんな最終製品向けに開発するのか、事業化した後国内外のどこで生成するのかといった点はこれから検討するとされています。
なるほど、まだ方向性を決めている段階なんですね。ほぐす、吸い上げる、生成するという視点で関連する企業がわかりました。
はい。他にも深海の底の泥をほぐして集める機器の設計や製作を担ってきた東洋エンジニアリングや採掘による海の環境への影響を調べているイデアなど関連する企業はたくさんあります。
今後はレアアース界隈はどうなっていきそうですか?
試験採掘を終えて今後は1日に数百トン規模の採掘や運搬、精錬の実証試験など、2028年度以降の商業化に向けた技術の確認であったり施設の整備が段階的に進む見通しです。
投資する側としてはどう見ればいいんでしょう?
南鳥島はただのビジネスを超えた日本の安全保障、つまり国策のテーマです。
採掘成功のニュース一つで関連銘柄が大きく動くこともありますが、実際に利益を生むまでには時間がかかります。
短期的なリュースのエドニア動きと中長期での技術の実用化、その両方の目線で見守ることがポイントですね。
南鳥島関連以外にもレアアース関連の銘柄はあるんですか?
今日少し触れた他の国からの上達、リサイクル、レアアースを減らす技術などに関わる企業もたくさんあります。
また今度詳しく取り上げてみたいなと思っています。
産業のビタミンを自分たちの海から手に入れられる日が来るのか、これからのニュースがとても楽しみになりそうです。
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本日ご紹介した企業は情報提供を目的としたもので、投資を推奨するものではありません。
投資判断はご自身の責任でお願いします。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
アップルポッドキャストやスポティファイなどお聞きのプラットフォームにて、ぜひ番組への感想評価の投稿をお願いします。
また概要欄にはご意見フォームのURLも貼っておりますので、番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントにより改善を進めています。
引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。
15:44

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