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インベストメントブリッジがお届けする、いろはにマネーのながら学習。 この番組では、インターン生2人が、株、投資、経済関連の気になる情報を分かりやすくお伝えしていきます。
インターン生の会話を、ながら劇する感覚で一緒に勉強していきましょう。 おはようございます。インターン生の竹井です。 おはようございます。インターン生の杉本です。
竹井さん、最近夏休みだと思うんですけど、何してるんですかね? 最近、実家に帰ったり、友達と遊んだりしたって感じですね。
来週には沖縄に行く予定もあるんですよ。 沖縄ですか、いいですね。自分も夏休みで時間があったので、車でドライブでもしようかなと思って、ドライブしてたりしてたんですけど、
ガソリンの値段が170円近くになってて、すんごいびっくりしたんですよね。 前に補助金で抑えられてるって聞いてたので、抑えられてこれなんだってびっくりしました。
そうですよね。資源エネルギー庁が発表した8月17日時点の全国のレギュラーガソリン平均価格は、1リットルあたり169円80セントで、前の週から30セント下がった水準なんです。
政府の補助金の効果で、170円程度の水準が続いていますね。 つまり補助金がなかったらもっと高いってことですかね?
そうなんですよね。補助を再開する直前、3月16日時点の全国平均は1リットル190円80セントまで上がっていて、当時は過去最高だと報じられています。
190円ですか。ちょっと想像がつかないですね。
そうですよね。なぜガソリンの話から入ったのかというと、このガソリン代って実は今日経平均を動かしている一つの大きな力となっているんです。
ガソリンと株価ですか?
はい。そこで今日のテーマは日経平均を動かしている3つの力、ガソリンに関係している原油に加えてAI半導体、そして日銀と為替、この3つを一つずつ順番に見ていきます。
今日はこれさえ抑えればニュースの見え方が変わるやつですね。楽しみです。
その前に恒例のちょこっと株式会社のコーナーです。今日の用語は何ですか?
今日の用語は協調介入です。まず前提として為替介入についてなんですが、数ヶ月前の配信で一緒に杉本君と為替介入について話していましたが、おさらいすると円安が行き過ぎたときに政府が市場で円を買って円安を止めようとするやつです。
ただこれを日本だけでやろうとすると限界があるんです。市場には世界中の投資家がいて、一カ国が入っていっても押し返されてしまう場合があるんですね。そこで複数の国が同時に介入するのが協調介入です。
日本とアメリカが一緒に円を買うみたいなイメージですかね。同じ円買いでも非常に伝わるメッセージが全く違ってきそうです。これは本気だぞと受け取られるというか。
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そうですね。まさにそこが狙いだったと思います。そしてこの協調介入、実際に今年の7月31日に行われました。しかも面白いのが、日本政府日銀のドル売り円買い介入に合わせて、米国当局はユーロを売って円を買う介入に踏み切ったそうです。
どうしてアメリカは自分のドルじゃなくてユーロを売ったんですか?
はい。基軸通貨であるドルを自分から売るとドルの立場に響きかねない。それを避けたのではないかと見られています。この話が3つ目のテーマである日銀と為替に直結してくるので、本編でじっくり解説していきます。
ではまず1つ目、現有です。杉本さん現有って今いくらぐらいだと思いますか?
そうですね。今年すごく上がったニュースは覚えていますけど、最近落ち着いたイメージでした。
今年4月中東情勢の緊張でWTI現有先者は4月7日の取引時間中に1バレル117ドルをつける場面がありました。
117ドルですか。ものすごい水準ですね。
はい。そこから停戦の話が出て一時は下がったんですが、問題は足元でまた上がってきているというところなんです。
ピックから下がったけれどまた戻ってきていると。原因は何なんですかね?
原因はやはりホルムズ海峡です。ホルムズ海峡の実質的な閉鎖で中東産現有の供給停滞が長引いていて、それに加えて米国からの輸出も失速するのではないかという懸念が重なって
世界の現有在庫が再び減り始めているんです。
ホルムズ海峡と日本ってそんなに関係があるんですかね?
それがめちゃくちゃあるんです。
日本は現有輸入の8割をホルムズ海峡経由で頼っていて、同海峡の閉鎖は日本のエネルギー安全保障にとって最も直接的な脅威の一つとされています。
8割ってほぼ全部じゃないですか。
そうなんですよ。日本はエネルギーの純輸入国なので、現有はほぼ全部買ってくるしかありません。
だから現有の値段がそのまま国内企業のコストになるんです。工場の電気代も物を運ぶ燃料代もプラスチックの原料代も上がる。それが最後は物価に乗ってきます。
さっきのガソリンの話につながるわけですね。
そうですね。実際7月の全国消費者物価指数は、2025年基準で総合が前年同月比プラス1.9%、生成食品を除く総合が1.8%プラスでした。
しかもこの壊し数は2ヶ月連続で伸びが拡大しています。
じわじわ切り出来ているんですね。株式市場ではどんな形で出ているんですか?
はい。これが結構わかりやすく出ていて、8月21日は中東情勢の不透明感から日本優先、商船密輸といった海運株が買われました。
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一方で原油高とインフレ、それに米ウォールマートの決算が逆風になって、ファーストリテーリングは3ヶ月ぶりの安手をつけるなど、小売株には売りが出ました。
同じ原油高というニュースで上がる会社と下がる会社の2つに分かれるんですね。
そうですね。そして2つ目はAI半導体です。杉本さん、AI相場って言葉を聞いてどんな印象を持っていますか?
正直将来すごいことになりそうという期待で今のところ買われているんじゃないかなというふうに思っています。
はい、そうですよね。実は去年まではその面が強かったんです。でも今年の決算を見ると数字がちゃんとついてきています。
具体的にはどんな数字ですかね?
はい。まず半導体の検査装置を作っているアドバンテスト、証券行動6857は7月29日に発表した4月から6月の決算で売上高が3675億円で前年同期39%増。
営業利益が1900億円で53%増。市販機利益は1748億円でなんと93%増でした。
売上が4割増で最終利益はほぼ倍ですか?
はい。しかもここがすごくて営業利益率は51.7%前年同期の47%からさらに上がっています。
売上の半分が利益として残っているってことですかね?
そういうことになりますね。さらに通期の見通しも大幅に引き上げられました。
売上高は4月時点の1兆4200億円から1兆7140億円。
営業利益は6275億円から8460億円へ情報修正しています。
理由は推論用AI半導体向けのテスト需要が会社の4月時点の想定を大きく上回る見通しとなったことです。
木の途中で3割近く引き上げるって相当な手応えですよね。
はい。そしてもう一社半導体装置の東京エレクトロン証券行動8035も同じです。
7月30日発表の4月から6月期は売上高7323億円で前年同期比33%増。
営業利益2114億円で46%増。
営業利益率は28.9%と高い水準を維持していて、
売上高も売上総利益もともに市販機ベースの過去最高を更新しています。
どちらも期待じゃなくてちゃんと実績になっているんですね。
はい。これが今年の相場を支えている土台です。
ただここに落とし穴があります。
落とし穴ですか?
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はい。日経平均とトピックスという2つの指数に大きなズレが生じています。
まず計算方法がそもそも違います。
日経平均は225名柄の株価を単純に平均する方式なので、
株価そのものが高い寝がっさ株ほど指数を動かす力が強いとされています。
日経平均は株価が高い名柄ほど発言力が大きいということですね。
はい。一方でトピックスは会社の規模である時価総額で重み付けする方式なので、
銀行や自動車みたいな大企業の影響が大きく、
日本株全体の平均増に近いんです。
ということは半導体株が強いという時はトピックスよりも日経平均の方が上がりやすいということですね。
その通りです。
そして逆もまたしっかりで半導体株が売られると日経平均の方が下がりやすいという傾向があります。
直近がまさにそれで日経平均は前の週に6万9000円台まで上昇したものの、
その週は例長期金利の上昇背景にAA半導体関連株を中心に売りが強まり、
8月21日には6万6000円前後まで下がっています。
1週間で3000円ぐらい下がってるんですね。
ところが同じ8月21日の中身を見ると面白くて、
日経平均は前日費200円安の6万6016円だったのに対して、
トピックスは7.56ポイント高い4067円と小幅ながら促進しているんです。
日経平均は下がってるのにトピックスは上がってるんですね。
はい。しかも8月12日にはトピックスが前営業日費38.39ポイント高い4138円で引けて、
7月6日に付けた終わり値ベースの市場最高値を約1ヶ月ぶりに更新しています。
その頃日経平均の方は最高値からだいぶ下ですよね。
そうなんです。日経平均は6月22日まで8連当していたんですが、今は少し落ち着いています。
なるほど。日経平均が下がったって聞くと日本株全体がダメなのかなって思っちゃいますけど、
実際は違うこともあるんですね。
はい。ここが今日一番持って帰ってほしいポイントかもしれません。
日経平均が上がったや下がったと聞くと日本企業全体の話をしているように感じますが、
ごく一部の寝傘株が指数を押し上げているだけかもしれないんです。
逆に日経平均が急落してもトピックスは平気な顔をしていることもあるんです。
ニュースの見出しだけで判断せずにトピックスも一緒に確認する癖をつけると、相場の見え方が随分と変わるかもしれません。
そして3つ目は日銀と為替についてです。
さっき株式会社でやった協調介入の話ですね。
はい。まず前提として今の政策金利は1%です。
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6月15日、16日の金融政策決定会合でそれまでの0.75%から1%に引き上げられました。
利上げは2025年12月以来4回合振りで1%という水準は、
なんと1995年以来約31年振りの高さです。
31年振りですか。
ただし日銀は現在の金融環境はなお緩和的だとしていて、
経済、物価、金融情勢に応じて今後も引き上げていく方針は継続しているとおっしゃっていました。
上げたばかりなので影響を見極める時期なのかもしれません。
その7月30、7月31日に例の介入があったということですね。
そうなんです。
円相場は7月下旬に1時1ドル163円99銭と39年8ヶ月振りの水準まで円安にいっていました。
164円手前ですか。
そこから7月30日、政府日銀が円外介入に踏み切りました。
市場推計では6兆円から7兆円規模と見られていて、
米通貨当局が介入の前段階であるレートチェックもしたことで、
30日夕方に1ドル162円台だった相場は夜には157円台まで給投しました。
一晩で5円の給投ですか。すごいですね。
そして翌31日にアメリカと一緒に協調介入が行われました。
31日の介入は5兆円から6兆円規模と見られていて、
30日と合わせた2日間で計11兆円から12兆円規模の介入があった可能性があると報じられています。
11兆円ですか。もう桁がよくわかんないですよね。
そうですよね。
どれくらい異例かというと、日米当局が実際にバイバーを伴う形で介入するのは、
1998年の金融危機時や2011年の東日本大震災といった前例はあるものの極めて異例です。
さっき株式会社で言っていたアメリカがユーロを売ったというのがこの31日の話ですね。
164円手前から155円台。9円近い動きですよね。効果はあったんですかね。
短期的にははっきり出たと言っていいと思います。
ただここからが本題で、杉本さん、今日のドル円っていくらぐらいだと思いますか。
この流れだと155円台のままではないんですかね。
そうなんですよ。今日収録日の8月24日は朝に158円まで下がったんですが、159円台まで上昇してきているんです。
せっかくの強調介入が元の水準に戻っちゃってきてますね。
はい。つまり介入は流れを一時的に押し戻すことはできても、そもそもの円安の原因を消したわけじゃないんです。
ここが介入の限界です。
じゃあその根本原因というのは何なんですかね。
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一番大きいのは日米の金利差です。
日本の金利が低いままだと円を持っているより金利の高い通貨を持っていた方が得なので円が売られやすい。
だから円安を本当に止めるには最後は日銀が金利を上げるしかないという話になってくるんです。
だから9月の利上げ観測っていうのが出てるんですね。
はい。その通りです。
日本経済新聞は8月23日日銀が利上げペースの加速を検討していると報じました。
これまで半年に一度ほどの頻度で引き上げていたところを6月の利上げから間を置かずに9月か10月の追加利上げを探るという内容です。
日銀がインフレ対応に出遅れれば円安や金利上昇の圧力が再び強まる恐れがあり今週から相次ぐ日銀幹部の発信を中止しています。
7月の物価の数値がここで効いてくるわけですね。
まさにそうです。物価、為替、金利が全部つながっているということです。
改めて今日の内容を整理すると1つ目は銀油。
4月のピークからは下がりましたがホルムズ海峡の実績封鎖が長引いていて足元では再び上昇しています。
銀油高は日本株には逆風でしかも物価に効いてくるまでに数ヶ月の時間差があるというところです。
2つ目がAA半導体です。
アドバンテストや東京エレクトロンも期待が実績に変わっているというのが現状です。
ただ日系平均は寝傘株の影響が大きいのでこの分野が調整すると指数が大きく揺れるトピックスと並べることが大事でした。
そして3つ目が日銀と為替。
強調介入で一時は155円台まで円高に戻りましたが足元ではまた158円後半から159円ちょうど付近まで上昇しています。
だからこそ9月10月の追加利上げ観測が次の焦点になっています。
原油、AI半導体、日銀この3つが綱引きをしているのが今の日系平均ということですね。
はい。ニュースで日系平均が上がった下がったと聞くときにこの3つのどれがどのように関係しているかを考えると相場の見え方が随分変わってくると思います。
なお本日ご紹介した企業や数値は情報提供を目的としたものであり投資を推奨するものではありません。
投資判断はあくまでご自身の責任にてお願いいたします。
相場や株価は日々変動しますので最新の情報は各社の公式サイトや一時情報でご確認ください。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
アップル、ポッドキャストやスポーティファイなど大きなプラットフォームにて是非番組への感想評価の投稿をお願いいたします。
また概要欄にはご意見訪問のURLも貼っておりますので番組へのご意見もお待ちしております。
いただいたコメントより改善を進めてまいります。
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引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いいたします。
それではまた次回お会いしましょう。