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#94「青春をむなしく費やさねばならないとしたら?」:ブッツァーティ『タタール人の砂漠』
2026-07-27 38:00

#94「青春をむなしく費やさねばならないとしたら?」:ブッツァーティ『タタール人の砂漠』

第94回は、ブッツァーティ著、『タタール人の砂漠』からの引用をわたるが持ってきました。


立身出世を強くのぞむ主人公が、若い時間を無駄に浪費してしまうことに焦る様子から、


時間を無駄にすることや、浪費をすることに関して話しました。


ぜひ皆さんも、良かった無駄の時間の過ごし方を教えてください!




★毎週月曜日 夕方5時に配信しています★



【メンバー】

わたる:発起人。テレビの制作会社ディレクター。テレビを見るより本が好き。



ひかる:わたるの大学からの友だち。会社員。道端に落ちているものを写真におさめたり、飼い犬を愛でるのが好き。



つかだ:ひかるの前の会社の先輩。ゆいこの塾の友だち。本が好き。



ゆいこ:みんなの友だち。ラジオやポッドキャストが好き。小学生からくるりを聴いている。



かしま:ゆいこの幼馴染。IN YOU RADIOのサムネイルをデザインしたデザイナー。



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サマリー

今回の引用ラジオは、わたるさんが持ってきたディノ・ブッツァーティの小説『タタール人の砂漠』を題材に、「青春をむなしく費やさねばならないとしたら?」というテーマで、時間の浪費や無駄について語り合いました。主人公のジョバンド・ドローゴは、辺境の砦でいつ来るかわからない敵を待ちながら、立身出世を夢見ていた若い時間を無為に過ごしてしまうことに焦燥感を覚えます。この主人公の心情に触発され、メンバーたちは自身の経験を交えながら、生産的な時間とそうでない時間の区別、そして「無駄」と感じる時間や経験の意味について考察しました。留学中の経験や、ついやってしまう無駄な時間の過ごし方、そして「無駄」を「意味のあるもの」として捉え直すことの難しさや大切さについて、様々な視点から議論が展開されました。最終的には、人生における「バラ」のような、直接的な必要性はないけれど人生を豊かにしてくれる要素の重要性にも触れ、リスナーにも「良かった無駄な時間」について問いかけています。

今回の引用とテーマの紹介
IN YOU RADIO
引用ラジオ
小説や映画、ドラマや絵本など、日常で出会った言葉たち。
心に残った言葉にその人だけの経験や、普段考えていることが透けて見えてくる。
引用する言葉から、あなたの中に湧き上がる何かが垣間見えたら。
メンバーたちが持ち寄った言葉を取り上げながら、社会や生活を考え、雑談するポッドキャストです。
お願いします。
柏です。
光です。
渡るです。
今日もこの3人でお届けします。
さあ。
仕切り直した。
今回の引用は渡るの持ってきた本なんですが、
この本はね、この間何回も言うけど、柏さんが作っているジンの手入れというジンを
とある振り間イベントで販売しまして、
そこで他のブースも回ってたんだよね。
店番を交代しながら、他のお店でどんなものを売っているかなみたいなことを見に行ったりとかして。
その中で、プロが勧める古本がありますみたいな。
口コミに看板が書いてあった店があって。
何のプロなんだろうと思って。
何のプロなんですか?ってぶつけに聞いたら、
ちょっと年配の60代くらいの女性と30代40代くらいの女性が2人でてて。
その年配の人の方がミステリー本の書評家です。
ミステリー本の翻訳家ですという人がいて。
それぞれ大量にミステリーを読んできた中で、
ミステリーのおすすめを全部良かったという古本だけを持ってきましたみたいな。
ミステリーって僕は読んだことないんで。
全然、山田祐介ぐらい。
山田祐介だっけ?
あれはミステリーか?
山田祐介じゃなくてなんだっけ?
わからないか。
山田祐介だよね、小説家の。
ゴスとかの人?
リアル鬼ごっことか。
スイッチを押すとき、親指探すとき。
そっかそっか。
あの赤ちゃんのやつだった。
レンタルベビー、レンタルチュードレンか。
すごい読んでてハマってたんだけど。
パズルとか。
罰ゲーム懐かしい。
それはめっちゃ読んでたけど、
それ以来はあんまり読んでなくて。
いろんなおすすめを教えてもらって、
4冊ぐらい買っちゃったんだけど。
例えば。
めっちゃ買ってんな。
1冊目はヨーゼフ・メンゲレの逃亡っていう。
これ結構人気らしくて。
最近映画化しました。
ナチスに従軍してた医者がいて。
要はそのもう、
なんちゃうん。
過端者だっけね。医者として。
だから医者の判断を、
ナチスに履するような医者としての判断をめっちゃしてた。
その後メキシコから逃亡してたんだけど。
浜辺で死体が見つかるんだよ。
数十年後。この人の。
みたいな。何があったのかみたいな感じ。
面白そう。
11月にサリッシモの。
ケネディ暗殺を予知した、予感した人の話。
フィクション全部?
ノンフィクション。
この2つはノンフィクション。
はいはい。
で、今回私が取り上げるのは、
タタール人の砂漠っていう本なんですよ。
『タタール人の砂漠』のあらすじと主人公の心情
これ結構名著というか、いわなみ文庫のピンクで出てる名著で、
ブッツァーティっていうイタリア人。
イタリア文学の記載とされる、
神秘的幻想的な作風でカフカの再来と称される現代イタリア文学の記載。
ブッツァーティの代表作。
20世紀幻想文学の古典。
っていう紹介されてるんだけど。
これどんな話かというと、
辺境の砦でいつ来襲するともわからない敵を待ちつつ、
緊張と不安の中で精神を浪費する将校ジョバンド・ドローゴの
取り入れでの何日間か何ヶ月間をひたすら書いてる。
謎の取り入れに、まず最初に大学とか卒業して一緒のキャリアを始めた時に、
将校としてのキャリア、軍人としてのエリートコースを歩み始めようとするんだけど、
最初に配属された先が、とある城壁だったんだけど、
その城壁に関する情報を一切もらわないまま派遣の日が来ちゃう。
バスティアーニ・トリデみたいな。
そこがどんな場所なのか、何から何を守ってる場所なのかすらあんまりわからない。
でも、みんなが口々にタタール人がいるんだと。
もう何百年前に攻めてきたとされるようなタタール人という噂とか、
いろんな人が早く帰りたがってるのになかなか帰れないとか、
最初は帰りたかったのにもう25年経ちましたね、みたいな変な遺書がいたりとか。
なんか不思議な感じなんだよね。
なんか手応えもないまま日々が過ぎていって、
いろんなものに焦燥感は感じないから過ごしたり、不安に感じたり。
立派な商工としてかっこよく肩で風を切るような未来を想像してたんだけど、
結構マザーコンプレックスというか、お母さんに対する未熟さみたいなのがあって。
そういうのもあえてキャラとして出てくる。
お母さんに対するカッコつけた手紙を書くみたいなところもあったりとか。
友達がたくさんできましたみたいな。
一人も心を通わせる人はできてないのに。
みたいなそういうのをお母さんに手紙を書くみたいなシーンもあったりとかして。
すごい面白い。
引き込まれる。
何も起きないのに引き込まれるっていうすごい不思議な作品なんだけど。
今、あらすじのところにもあったようなニュアンスがまた出てくるところがあって。
本人の独白的なところで。
そこを引用したいんだけど。
ある夜に水の音がピチャンみたいなのが毎晩聞こえる。
これ何の音なんだろうみたいな。
すごいイライラして。
夜通し寝ずに晩をしている後輩というか部下に
この音は何だみたいなのを聞くと
水槽なんですみたいな。
だからこれどうしようもないんだみたいなことを言われるんだよね。
いろんな人も何とか隊員も何とか駐輪もこの文句を言っていますが
どうしようもないんですみたいなことを言われて
また寝ようとするっていうところなんだけど
急に不安が襲ってくる。
本人はいつか転任してほしいということをお願いしているんだけど
ここからです。
本当は4ヶ月経っても転任させてくれないのだとしたら
規則に格好つけた後日で
彼が町に戻るのを邪魔しているとしたら
彼はそういう人がいると。
ここに何年も何年も留まらないとしたら
この部屋でこの孤独なベッドで
青春を虚しく費やさねばならないとしたら
なんと馬鹿げた憶測だとドローグは
そうした考えの愚かしさに気づいて
自らに聞かせたが
それでもそうした思いを追いやることができず
しばらくすると夜の孤独に後押しされて
またもや彼を誘いに来るのだった。
みたいなところなんですけど
「青春を無駄にする」ことへの考察
何が自分が引っかかったかというと
大したことない自分の中の疑念というか
この青春を虚しく費やしてしまうかもしれないという
焦燥感って何なんだろうみたいな
青春を浪費しちゃうんじゃないかとか
今自分にとって大事な時間を
無駄に過ごしてるんじゃないかみたいなのって
僕も感じたことあるし
そういうことを感じたことある人いるんじゃないかと思ったりとか
無駄な時間を過ごしたくないとか
有意義に時間を過ごしたい
成長したいのかわからないけど
そういうのって何なんだろうなって思ってて
みんなそういうことを感じることがあるのかとか
どういう時に感じるのかとか
時間を無駄にしたってそもそも何なんだみたいな
そういうことをちょっと
やりたくて
どうですか?
青春を無駄にしたとは思ったことはないけど
せっかくの休みなのに何もしなかったなみたいな
本当は帰ってから2時間もあれば
一冊本を読めたのに
気づいたらYouTubeを100本見ていたみたいな
YouTubeを100本見ていたみたいな
そういうのはあるよね
自分にとって集中力がすごく高くて
いわゆる生産的な時間
本当に文字通り生産している
論文を書くとか
何かを出力するっていうのを知っているから
この時間と
この時間は本当は置き換え可能なはずなのに
それをしなかったみたいなのはあるよね
実績があるからこそ
過去にその実績っていうか
事例が
事例があるから
自分でこういうふうにできたっていう事例があるからこそ
同じ
だから2時間あればこれくらいこそできるっていう
実体験があるからこそ
それをしなかったのだっていう
罪悪感みたいなのはあるかも
する理由がなければ別にしなくていいんだけど
それで最近すごい思って
受験生の時とか
大学院生の時とか
本当に1分1秒が惜しい
みたいな時期があったから
本当に受験は美大受けてたから
電車の中とかでも絵描いてて
1日の予定をすごいカリカリに決めて
電車の中で20分
前にいる人のことをよく描く
移動したら
なんとかをして
密度が高い時間
そういうのを知っているから
すっかすかじゃん今日
って思うみたいなのはあるよね
思い出したのは受験期確かに
たとえば
僕は高校留学行って
帰ってきたのが
大学3年生の夏だったから
そこから受験始めたから
いろんなものが間に合ってない状態だったんだよね
今卒業した大学に
どうしてもそこしか行きたくなかった
っていうのもあったから
とにかく全てのものを
注ぎ込まなきゃみたいになって
なんかね
うちの大学は
英語の小論文
長文の英語の読解
みたいなのがあって
それに慣れるために
電車内でも
英語の本を読んでたの
そしたらなんか
留学から帰って
学年落としたクラスの子たちが
半分くらいは指定校推薦で
大学行っちゃうような
だからあんま勉強しない子たちだね
受験勉強したらあんましないみたいな
そのうちの一人もっと野球部の子が
なんか俺そんな英語の本とか
電車内で読めないっすわ
みたいなこと言い始めて
で何だろうと思ったら
かっこつけてるのが嫌で
読めないみたいなこと言われたことあって
舐めてんじゃねえぞって思って
あははは
かっこつけてなんかいないってめっちゃ思って
こっちはもう必死なんだ
みたいな
いかに有効活用できるかみたいな
すごいなんか
狭いような状態だったなと思って
そういうのあったな
確かに
留学経験と「無駄」へのプレッシャー
私も高校の時留学
行ってたから
一年間
あの
ちょうどその時
高2で行ったから
2012年とかで
ちょうどなんか
LINEとかがね
LINE元年と言われるのは
2011年とかで
LINEとかSNSの
初期でみんな結構
ゴリゴリ使い始めてたタイミングで
で私はもう
一年間でドイツ行ってたんだけど
ドイツに一年間も行ける
機会なんてさ
もうこの先ないだろうし
そうそうそう
でそれなりのさお金をかけて
親も送り出してくれてるから
なんか絶対無駄にできない
みたいなプレッシャーがすごいあって
自分にもめちゃくちゃプレッシャーかけてて
で一年間
もう完全に
親以外の日本人と連絡取らない
みたいな
友達とも一切連絡立って行ったのね
もう連絡しないんで
送ってこないでください
とがってるな
今思うと
よくやったのと思うんだけど
なんかだからその
周りのでも他の国から
来てる留学生とかめっちゃ
SNSやってたりとか
なんならその留学先の
ホームステンの部屋にこもって
ずっとこうスマホいじってる
みたいな人とかもいて
そういうの見ても
ほんと無駄だなみたいなのを
思ったりしてたの
めちゃくちゃ思ってた
ヒカルドイツ行ったけど
僕はアメリカにね
アメリカに一年間行ってて
英語全然できない状態で
なんとか留学行くことができて
留学行けることになって
全然できないから
最初は本当に苦労したんだけど
最初の2ヶ月3ヶ月くらい毎晩
悪夢を見て
どんな悪夢かというと
目を覚ましたら
成田空港に着いてるみたい
そしたら
うちの母さんも留学経験あるから
結構英語ペラペラ喋る
仕事でも使ったし
そしたら英語でうちの母が
おかえりって言いながら
めっちゃ話しかけてくる
何も答えられないみたいな
夢を毎晩見てて
親の期待を裏切るみたいな
悪夢をめっちゃ見てた
すごいね
めっちゃプレッシャーかかってる
「無駄」と感じる経験と時間の使い方
逆になんか
この時期無駄にしてたなみたいなことある?
無駄にしてたな
無駄にしちゃったなこの時期みたいな
ないけど
でももうちょっと決断早くても
良かったなみたいなことはあるよね
私あんまり
始めると辞められない性格だから
仕事とか
バイトとかも
別にノリで始めたけど
全然もっと手前で辞めてれば
他の仕事できたのにとか
もっと早く次のことできたのにとか
振り返ってみて思うけど
無駄とは思わないけど
とかはある
一個すごいくだらない話で思い出したのは
私じゃない
高校の友達なんだけど
学校の制服がすごいダサくて
スカートがものすごい長かった
膝下7センチとか
ものすごい長い
袴をモチーフにしたような
制服で
みんな当たり前に
スカートを切ってたのよ
もっと短く入って
現代風の着こなしでみんな着てたんだけど
その友達は部活がすごい厳しかったから
膝下7センチを中高6年間貫いたの
何部?
水泳部
水泳部は厳しいんだ
うちらが卒業したちょっと後に
制服が改訂することになって
可愛くはなったけど
制服だけで人を集められるほどの
いくぶん現代的になったし
膝上5センチぐらい
かな?
それをやった時に
友達が
私の青春返してってめっちゃ怒ってて
私はあれで耐えたのに
許せないみたいなめっちゃ怒ってて
時間の使い方とかじゃなくて
中学生
高校生っていう
限られた
時のきらめきみたいな
どのような装いで過ごすか
その苦痛に耐え続けて
嫌だったんだろうね
7センチ
それに対する
反抗心とか
それは明確に
無駄にしたみたいな
感じはあったね
私なんだろう
飲み会
あんま乗り気じゃない
3次会とか
終電逃しちゃったやつ
特に
息切ってる時はいいんだけど
めちゃくちゃ盛り上がって
朝まで行きましょうみたいな時は
逆に
いいっちゃいいんだけど
行こうぜって言った割に
1時とかに解散ってなると
20分早かったら
終電乗れたじゃん
結果タクシーで
1万円近くかかって帰る時とかは
マジで無駄だなって思う
飲み会系は結構あるかも
あんまり気乗りしてないのに
行っちゃって
悪口とか
聞いてて気持ちよくない
クリヒラぐらいって
マジで来なきゃよかったわ
飲み会を途中で駐座するの
めっちゃ苦手なの
私も苦手
帰っちゃうってこと?
ステーショナンアースみたいな
さらっと爽やかに帰るの
マジで苦手で
どんな相手でも言い出せない
最後まで行っちゃうってこと?
マジで最後まで行っちゃう
本当に終電で帰りたい時は
終電で帰りますってなるけど
さっさと切り上げて
11時ぐらいに帰ろうって
その場が解散するまで行っちゃうんだよね
どうせ気にしないで帰る人について
その瞬間は
引き止めてくるけど
無責任に
忘れてるよね
すぐ忘れるじゃん
ダメなんだよね
私も結構そうだな
そのタイプだな
その瞬間自分に注目が詰まるのが嫌とか
そうだと思う
自分に注目が詰まるのが基本嫌で
言わずに帰っちゃうよ
それも目立つじゃん
そういう時もある
これは今ずらかっても気づかれないなって
いう時は結構やってる
どうしても気づかれる時は
もう積んだ
無駄な時間これから過ごすんだ
5月に出た文学不倫まで
売ってた本に
浪費の訓練っていう本があって
オモコロのライターの
岡田裕さんっていう人が
浪費と贅沢、そして人生の豊かさ
書いてる本で
いくらスタートだったか
忘れたけど
1000円、1万円、10万円
50万円、300万円みたいな風に
金額ごとに
賞になってて
その金額で買った浪費
無駄遣いを書くみたいな
無駄遣いか
で、なんか
無駄遣いとか
いわゆる浪費と言われるような
贅沢というか
30万円くらいから
インプラントとかが入ってくる
インプラントって
浪費なのかな
結構実用的じゃない
ちゃんと通して読めないから
銀場で
行き通る
インプラントは完全に
インプラントにせねばならない状況の
インプラントと
銀場とか被せ物とか
他の選択肢はあるが
これ以上飯場が広がらないために
インプラントにするという選択肢があるから
おそらく後者なのかなって思うんだけど
だとすると浪費可能性もある
それの時間版があったら
結構おもろいんじゃないかと思って
時間バージョン
10分
1日
10分30分
1時間
次のテロで1時間あるなって
それ読んで
無駄な過ごし方ないし
有益な過ごし方でもいいんだけど
見れたらおもろいかな
無駄な浪費と
贅沢に使う
ってちょっと違うじゃん
さっきの主人公は
例えば
彼が本当に望んでるのは
出世
立心出世で
人にチヤホヤされるとか
稼ぐみたいなのが
ある中で
何のキャリアのステップにも
ならないことをさせられる
無駄なもの
意味もなくて
そこに意味もないのに
ブルシッドジョブ的な
キャリアの積み重ねにならない
みたいなことをさせられる
浪費
その無駄さと
贅沢な
使い方みたいなの
ちょっと違うなと思って
この訓練の方は
たしか暇と退屈の倫理学
をベースに
小市郎さんの方のベースに
いけること
それは
例えば富士山に登るのに
エレベーターでビヨンって行けたら
全然つまんない
だから富士山に登るという行為が
求めていることは
ただ登るという成果を得ることじゃなくて
時間とか
過程とか
ある種の贅沢と言われる
結果に対しては必要ないことだから
足で登る
ということはね
だから
そこが贅沢であり
生きることは
バラで飾らなければならない
人生にはパンもバラも
必要であって
パンは生きるために絶対に必要
生き延びるために必要だけど
バラは必要ではないけれども豊かにする
豊かにすることを
もう少し選び取る
べきなんじゃないか
消費と浪費みたいなことを言い分けていて
消費は再現ない
というか
記号も消費に
組み込まれてくる
例えば
何だろうな
タンパク質を摂取する
肉としては
どんな肉も基本同じようなタンパク質なんだけど
10万円の
高級肉と
みたいな
なので
うまく説明できない
消費は
再現なくやってしまう
どんどん記号が付加されて
付加価値が付けられたものとかを
どんどん消費させて
くる仕組みがある
資本主義の原理があって
浪費を一方で
浪費するということには
物理的な限界がある
例えば高級肉をたくさん食べようと思っても
お腹いっぱいになるから
ある程度限りはあるよね
秋が来るとか
みたいな感じで
消費
現代で
加速している消費というのは
再現なく消費させられるような
仕組みになりきってしまっている
みたいな
ちょっとごめん
今のはちょっと違ったな
ずれちゃったな
バラを
豊かにする
絶対に必要なわけじゃないけど
豊かにしてくれるバラみたいなものを
大切に
すべきなんじゃないか
みたいな話を
なるほどね
「無駄」を恐れる心理と物語の伏線回収
僕らはつい
あの時間
無駄だったなと
思いたくないみたいな気持ちもある
どんな経験も
意義あるものだって言いたい
私すぐ言うよそれ
意味づけ女だから
意味づけ女
やっぱ無駄だったっていうのが
怖いんだろうね
無駄にしてしまったっていうのが
怖いっていうか
そこで得られたかもしれない
何かがあったっていうのが
損したんじゃないかっていうのが
あれだからね
無駄だったもん
もし言い換えるんだとしたら
損したくないっていう
誰が言ってたか忘れちゃったんだけどさ
こう
昨今のトレンドとして
伏線回収というのがさ
流行っているじゃん
その理由はやっぱり
みんな自分の
今まで過ごしてきた過程とかが
意味があるものだと思いたい
みたいな
欲求があるからこそ
それが結末で回収されると
語る人
安心するみたいな
のがあるんじゃないかみたいなのを
言ってて
めっちゃそうだなと思って
その辺の難しさってさ
自分の
自分の言葉で自分物語るって
すごい大事なことだと思うんだよ
なんか
寄り所ができるというか
こういう経験をしてきたのは
こういう理由があったから
こういう力がつきましたとか
こういう思考のベースになってます
っていう寄り所になるから
いいんだけど
全てに意味を持たせすぎちゃうと
がんじがらみになってまたね
そこに誘惑があるんだけど
バランスが難しいんだよね
本来さなかなか
このたたる寺の砂漠もさ
無駄に見えるものが
すごい面白い
ような気がするんだよ
こういう人が出てきて
こんな悩みがあってとかさ
彼はそれを
まともに取り合ってないというか
それこそが
無駄なんじゃないかみたいな
そこにある
よく目を凝らしたらあるものに
無駄として
してしまうことが無駄っていうか
無駄と思っちゃうと
それはもう無駄に
しかならないみたいな
それがさ
一周してやっぱ難しくてさ
無駄だと思えることを
大切にするということと
全てのことに
意味はある
伏線解消に向かって
全てを進めていくということって
すごい違うんだけど
めっちゃ近くて
自分は
無駄な時間を愛しているという気持ちで
進んでいても
実はそれは大きな物語の伏線解消を
自ら進めている
伏線を作っていく
伏線だった
ということにする
っていうのは
難しいなと思って
思っている
リスナーへの問いかけと「良い無駄な時間」
最近の
良い無駄な時間は何?みんな
良い無駄な時間
私ニースで
テラハ見たこと
良いね
それ良いな
それはめっちゃ無駄だよね
あの
一個あって
良いかどうか分からないんだけど
仕事に絶対使わなきゃいけない
SSD
データが入った
SDカードみたいなやつ
SDカードみたいな
ハードディスクを
それを使って家でも仕事できるんだけど
会社で行ってやろうと思って
家出て
会社行ったらその
ハードディスク家に置いてきてて
うわ
やべえと思って
それで取りに帰って
家で仕事した日があって
はいはい
その中1時間
片道30分だけど会社から
うちか会社
30分間ただ電車に乗って
本読んでた人になってた
それは良かったね
良かった
ドライブかかって早くしないと
帰ってからめっちゃすぐ仕事が進んだ
っていう
1時間無駄にしてるから
落ち込まないんだね
一瞬落ち込んだら
もう何やってんの
何してたんだろう
しかものんきに片道はさ
行きはのんきに本読んでたから
のんきに仕事しようと思って
本読んでた人じゃん
帰りは本読むしかできない
っていうその移動だから
同じ本が意味が変わっちゃったんだ
行きの本と本読んでたら
自分思い出してめっちゃムカついた
途中で降りてればとかね
そうそう
私2人の
話に
それぞれのベクトルで
似てるやつで言うと
去年一人でラオスに行った時に
一人旅だったから
めちゃくちゃ綺麗な滝の前とかで
若林さんのエッセイを
本読んだりとかしてて
中国人観光客のおばちゃんたちに
ずっと中国語で
あなたは何やってんだみたいな
こんなところでなんで本読んでんだみたいなのを
話しかけられるみたいな
あとゴールデンウィークに
旅行に行ったんだけど
静岡の伊豆の方まで行って
一泊目伊豆で過ごして
その途中で
どっかで乗り換えてから伊豆に行ったんだけど
アタミかな
アタミじゃない忘れちゃった
ゴタンダじゃない
ゴテンバかな
いやゴテンバじゃなかったな
その次の日
鎌倉で泊まるみたいな
結構いい横だったんだけど
あんまり
全然計算してなくて
思ったより静岡が長くて
長いよね伊東まで長いよね
めちゃくちゃ長い
踊り子とか乗ったんだけど
ほんとに
3時間とか
トータル4時間とか
減った時とかかかってて
ほとんど移動してんじゃんみたいな
感じの旅行だったんだけど
それはすごい良かった
なんか
こう
新幹線よりも
移動してることを
時間ですごい感じられて
遠くに来たな
遠くに来たということを
すごい感じられたのが
すごい良かったんだよね
いいねいいね
その間に本読むとかも良かった
接近ミスした旅行って結構いいかもね
あーそうだね
なんかさその
予期せぬことが起こる
なんかよりその偶然性が
逆に舞い込んでくる
余白があるかもしれない
うんうんうん
伊豆に
あそこに行ったらこれができるみたいな
ここに行ってあの温泉入ってても
そこにしか目がけて
そこに行くじゃん
それ以外のところに
余白が生まれる感じがして
うん
そうだね
なんかあれですね
ぜひ
リスナーの皆さんからも
良かった無駄を
聞きたいですね
うん
無駄だと思ってるのに良かったって状態がね
何なのか気になります
そうだね
ぜひ教えていただきたいと
思います
というわけで
わけで
今回渡るが陰陽師さん
たたやる地の砂漠
ブッツアーティー作の小説から
ここ何年も何年も
とどまらねばならないとしたら
この部屋でこの孤独なベッドで
精神を虚しく
費やさねばならないとしたら
何とばかけた憶測だとドローブは
そうした考えの愚かしさに気づいて
自らに言い聞かせたが
それでもそうした思いや追いやることができず
しばらくすると夜の孤独に後押しされて
またもや彼を
誘いに来るのだった
でした
ありがとうございました
ありがとうございました
38:00

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