第94回は、ブッツァーティ著、『タタール人の砂漠』からの引用をわたるが持ってきました。
立身出世を強くのぞむ主人公が、若い時間を無駄に浪費してしまうことに焦る様子から、
時間を無駄にすることや、浪費をすることに関して話しました。
ぜひ皆さんも、良かった無駄の時間の過ごし方を教えてください!
★毎週月曜日 夕方5時に配信しています★
【メンバー】
わたる:発起人。テレビの制作会社ディレクター。テレビを見るより本が好き。
ひかる:わたるの大学からの友だち。会社員。道端に落ちているものを写真におさめたり、飼い犬を愛でるのが好き。
つかだ:ひかるの前の会社の先輩。ゆいこの塾の友だち。本が好き。
ゆいこ:みんなの友だち。ラジオやポッドキャストが好き。小学生からくるりを聴いている。
かしま:ゆいこの幼馴染。IN YOU RADIOのサムネイルをデザインしたデザイナー。
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サマリー
今回の引用ラジオは、わたるさんが持ってきたディノ・ブッツァーティの小説『タタール人の砂漠』を題材に、「青春をむなしく費やさねばならないとしたら?」というテーマで、時間の浪費や無駄について語り合いました。主人公のジョバンド・ドローゴは、辺境の砦でいつ来るかわからない敵を待ちながら、立身出世を夢見ていた若い時間を無為に過ごしてしまうことに焦燥感を覚えます。この主人公の心情に触発され、メンバーたちは自身の経験を交えながら、生産的な時間とそうでない時間の区別、そして「無駄」と感じる時間や経験の意味について考察しました。留学中の経験や、ついやってしまう無駄な時間の過ごし方、そして「無駄」を「意味のあるもの」として捉え直すことの難しさや大切さについて、様々な視点から議論が展開されました。最終的には、人生における「バラ」のような、直接的な必要性はないけれど人生を豊かにしてくれる要素の重要性にも触れ、リスナーにも「良かった無駄な時間」について問いかけています。