自己紹介と推し活リレーへの参加
みなさんこんにちは、井上レモンです。 私は元教員として15年以上、不登校のお子さんやそのママたちに伴奏してきました。
私自身もうつでの給食・退職を経験して、今は感情リセットサポーターとして活動しています。 さて、今私はですね、いがらしかりんさんの講座に参加しているんですね。
そこで、推し活に見る自分の価値観というリレーが自然発生的に生まれて、
みなさんの配信を聞きながら、私の推しって何だろうなぁって、ちょっと考えるきっかけをもらったんです。
アイドルに疎かった過去と元同僚の推し活
正直に言うとですね、私はテレビが知れじになった頃からテレビに疎くなっちゃったんですよね。
テレビが昔立方体だった時はすごいテレビを見たんですけど、薄くなっちゃってから、
テレビが薄くなると同時に私もテレビに疎くなるみたいな感じになっちゃったんですね。
で、中学校の生徒に二重のことをずっと二重、二重とかって言って、
バカにされちゃうぐらい、こう、鬱陶いんですね。なんなら私の中でのアイドルはもうスマップで止まっちゃってるぐらいなんです。
で、そんな私がね、今回このテーマでちょっと自分のことも深掘りしてみたら、意外な事実に気づいたなぁと思って、
でもまず推しと聞いた時に、真っ先に自分にはいなかったから、元同僚のPちゃんのことを思い出したんですよ。
Pちゃんは新学校の高校3年生の担任をしていて、その当時、Pちゃんはある時からディッシュの北村武君に猛烈にハマったんですよ。
でもそのきっかけがね、面白くて、Pちゃんのクラスに山田くんっていう生徒がいて、山田くんは頑張り屋さんなんだけど不器用で、なかなか成績が伸びなくて、
そんな山田くんの相談によくPちゃんは乗る機会があって、そんな健気な彼の姿をずっと応援してたんですね。
そしてそんなある日、Pちゃんがテレビ見ていたら、北村匠くんが出てきて、Pちゃんが山田くんに激にってなって、そこからPちゃんは北村匠くんを推すようになったんですよ。
普通だったら、北村匠くんが好きになって、クラスの山田くんが北村匠くんに似てるから山田くん気になるんだよねっていうのはよく聞くんだけど、
Pちゃんは逆で山田くんが毛投げで気になってるから山田くんに似てる北村匠の推すっていう愛の逆流が起きちゃったんですよ。
で、受験シーズンになって、山田くんに受験のエールを送りたかったんですね、Pちゃんは。
でもPちゃんは山田くんに一人に送るのは教員としてどうなんだろうって思って、
Pちゃんはそこで山田くん一人にメッセージを送ろうとしてたのをやめて、クラス32人全員に3日間ぐらいかけてすごい丁寧なメッセージを書いたんですよね。
すごいな、Pちゃんって私は思って。
だからPちゃんの場合は、北村匠くんに山田くんを投影してた。
そこにPちゃんのどんな価値観があったのかまでは確認できてなかったんで、今度聞こうと思ったんですよね。
学校と推し活、そしてマイルス・デイヴィス
私が勤めていた学校も結構有名な俳優さんとかミュージシャンの卒業生が多いんですね。
最近も誰もが知っているミュージシャンが卒業生にいて、そのミュージシャンに憧れてその人が卒業した学校だからという理由で志願者数がすっごい増えたんですよ。
それもなんか今回の皆さんの配信を聞いてたら、ある種の推し活なのかなと思って。
この学校に入ればミュージシャンのようになれるとか、その人柄に近づけるんじゃないかっていう、自分が自分のなりたい未来を学校に重ねているのかなって思ったんですよね。
だからなんかそう考えた時に、じゃあ私は何をしてるのって思って、改めて特定のアイドルとかはいないけど、
なんかこう、皆さんの推し活リレーを聞いていたら、漫画の主人公をあげてる人もいたり、あとは作家さんもあげてたり、歌舞伎役者だったり、いろいろ、
そうか、いろいろあり得るなって思って、そしたらなんか私の中に浮かんだのは、マイルス・デイビスが一人浮かんだんですよね。
マイルス・デイビスってジャズの帝王として有名なんですけど、なんでマイルス・デイビスかって言ったら、マイルス・デイビス地上伝という本を読んだのがきっかけで、
それは作家の村上春樹さんが、マイルスの地上伝は英語じゃないとリアルなものが伝わらないっていうふうに書いていて、
私は当時英語の先生をしてたんで、休職中に読んだのかな、休職中にリハビリガテラ読んだんですよね。
そしたらね、なんか結構衝撃で、5行起きにファッキンマザーファッカーっていう言葉が出てくるんですよ。
もう本当に5行起きっていうのは言い過ぎかもしれないんですけど、でもなんか彼にとってはそれがもう本当呼吸のような感じで出る言葉なんじゃないかなと思って、
それってこうスラングじゃないですか、でも彼の中ではそれは白人に対して猛烈な抗議で使っている言葉でもあり、
あとはなんか素晴らしい音楽とかミュージシャンに出会った時に発される最高の褒め言葉みたいな感じでも使われてて、
言葉ってこうやってこう使うんだみたいな感動があったんですよね。
コメディアン モー・アマーと自身の経験
あとはなんかこう本当にその彼が白人に対してものすごい怒ってるっていう言葉がまざまざとダイレクトで伝わってくるような言葉だったんですよね。
あとはなんかこうもう一人私が一時期すごい気になって追いかけてた人がいて、それはネットフリックスで出会ったんですけど、パレスチナ系アメリカ人のコメディアンのモーアマーさんなんですよね。
モーアマーって難民としてアメリカに渡って20年以上も市民権が得られなくて、その不条理な人生をすっごいブラックジョークにして、自分の事情でのドラマみたいな風になってるんですね。
それってこうなんかものすごい本当ブラックで、自分はパレスチナ系アメリカ人で難民なのに、アメリカでは原理主義に間違われたりとか、そういうことを笑い飛ばしてるんですよ。笑い飛ばしてる。でも笑えるんだけど、なんか涙が出てくるような感じなんですよね。
で、じゃあ私がなんか、どうしてそのマイルスとかモーアマーに反応してたのかなぁ。その、今もずっとしてるわけじゃないけど、その一撃ずっとなんかこう自分の中の支えみたいになって見続けてたのは何でだろうと思ったら、やっぱりなんかこう絶望とか不自由とか、
自分の不条理の中にいても、なんかそれを自分だけの表現とか、笑いに変えて立ち上がる人っていうところに、すごいこう自分が反応してたのかなぁと思って、でなんかやっぱり当時私はやっぱり給食退職して、こう今後自分がどうなっちゃうんだろうと思ったし、なかなか自分の体がこうどうやって治っていくのかこう全然わからなくて、
その中で大好きだった職場も辞めざるを得なくて、本当にこうショックを受けて落ち込んじゃったんですよね。
だからこそ、なんかこう絶望の中にいてもそれを笑いに変えるモーアマーにすっごい勇気づけられたし、マイルスの突き進んでいく姿みたいなところにもすごい感動したんですよね。
推しの対象と変化、そして気づき
うん、だから、あの私、今日までこう皆さんのリレーを聞くまで自分には推しがいないなぁとか思ってたけど、なんか推しの対象って本当それぞれだし、
ずっとあるものじゃなくて、その時々に現れるものでもあるんだなってことを気づかせてもらった機会でもありました。
今日はお聞きいただきありがとうございます。井上レモンでした。