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この時間はZoom Up、毎週火曜日は経済です。
明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんです。
飯田さん、おはようございます。
さて、今日は就職活動も親を巻き込みながら、保護者を巻き込みながらやっていく時代なんでしょうか?
そんなニュースからですね。
はい。
きっかけになったニュースですと、都内のとある大学で、親向けの就職の相談会、また親向けの面談などをやっているというニュースからなんですけれども、
ただですね、この就職活動への親への関与ですね、ちょっと思っている直感的なものとは異なるというのをお話したいと思います。
よく就職活動に親が関与というと、例えばアサリに思われるかもしれませんが、実はですね、学生の就職活動に関して、親に情報提供が一番必要なのは、「手出さないでください。」ということです。
もともとはですね、近年、企業への、特に大学卒業者の就職で、親格と呼ばれるんですけれども、内定した学生に対して、会社側が親の承認が取れているかどうかっていうのを、電話をしたりそうしたりという習慣が出てきたんですね。
あとは事前の課題みたいなのを出して、もう採用前提で会社自体も動き始めているのに、親が介入して無理やり事態させる。こんな会社はダメだと。
親が介入するんですね。
一義的にはそれをやめてもらうっていうのが、親にもっとしてくださいっていうよりも、変な形で介入するのやめましょうよと。
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というのもですね、就職などで起きるパターンなんですが、有名企業に就職した。有名企業の中でも、つまり消費者向けの企業って、名前が通ってるんですよ。
自分も知ってて安心できる企業と。
そうなんです。だけどそれよりずっと給料も良くて、ずっと安定してて、ずっとビジネスをやっている人にとってはよほど大企業、B2B企業と、そんなに待遇が良くなく活性も安定してないけどテレビCMとかはたくさんやってる企業だと、
親御さんがすごくですね、とにかくその商品を知っている企業とかに入れたがってしまうんですね。
で、正直学生、2年生3年生の頃から様々な形で業界研究をしたり、収集したりしています。
子供の方が最近の企業の待遇とか働きやすさとか経営の安定とかに詳しい。
で、お父さんお母さんがずいぶん昔の常識とか、あとはとにかく自分が知ってるかどうかで介入すると大体ロークなことにならない。
そしてもう一つはですね、こういった就職活動にあまりに親が関与してしまうと、決めた会社じゃなくなっちゃうんですね。
行かないかはともかく、こういった就職先であったり人生における大きな決断って、自分で決めたのも満足感にとって。
つまり自分が決めたものじゃないからいまいちやる気になれない。会社じゃないから自分のせいじゃないと。
会わなかった時とかもですね。
そうなんですね。会わなかった時も自分で決めて会わなかったら、それはもちろん悔しいと思いますけれども。
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でも納得ね、自分のせいだと思いますけど。
次は自分がこう頑張ろうと思えるんですけれども。
これ多席制という風に言ったりするんですけれども。
それは単に責任があるってことですね。
そうですね。この多席制があまりに強いとやはりビジネス上手くいかないんですよね。
ですから子供の可能性というのを狭めたり満足度を下げたりしてしまうことになるので、何とか無駄な介入をやめてもらう。
あともう一つは有名なだけがいい企業じゃないんだよ。
企業向けの業務しかやっていない会社の方は大変苦労しております。
こんなに給料良くてこんなに経営安定しているのに、なぜか就職活動の人気ランキングの上に来ない。
知られてないというかね。認知が低いのかな。
例えば自動車部品そうですと、もう世界のトップメーカーなのに、世の中の人は当たり前ですが自動車部品を買うことはないので。
完成した車では知ってるけどってことですよね。
あなたの買った車全部に入ってますからねっていう状態でも。
ですからB2B企業今何とかしていろいろな形でCMを打ったり企業イメージの。
本当より根本的には企業は一般消費者のイメージと会社の働きやすさや経営の安定はかなり違うぞっていうのを親御さんに理解していただく。
重要になってきたりしますね。
飯田さんのところも下見性抱えてると思うんですけど、皆さんも就職活動をする上では情報収集すごく一生懸命やってらっしゃるんですか。
そうですね。もう学生の方が正直詳しいですよ。
学生の方は自分が行きたい業界を深掘りして調べるわけですから、ごく一般的な知識ではなかなか対応できないし、むしろ私がいつも注目してるのは大学ってたくさん就活イベントやってるんです。
就活イベント、就活フェア、これってもちろんかなりの情報を今ネットで読めるからっていって、こういったセミナーに参加しない学生がいるんですけれども、
ネットで調べる情報と説明会であったりミーティングに行っている情報って肌感が全然違うんですよ。
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これは様々な企業の調査を私がする側でもそうなんですけど、同じ情報でも文字で見た場合と行ってみて聞いてっていう場合では身になる部分ってのは全然違いますので、
もし親御さんが何か子供にアドバイスできるとしたら、この会社が良いこの会社が悪いははっきり言って親より子供の方がよく知ってますから、
それはやめて、こういった企業見に行く、大学が様々なイベントに行けっていうアドバイスはしてもいいかもしれないですね。
そうですね。また思っても見なかった出会いとかもあるかもしれないし、ということもあると思いますので、飯田さんありがとうございます。
この時間ズームアップ、明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんにお話を伺いました。
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