1. 飯田泰之の経済Zoom Up
  2. 飯田泰之のZoom Up
2023-10-24 12:15

飯田泰之のZoom Up

明治大学教授エコノミスト 飯田泰之
Learn more about your ad choices. Visit megaphone.fm/adchoices

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
この時間は、Zoom Up、毎週火曜日は経済です。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
飯田さん、おはようございます。
さて、飯田さん、まずは、昨日、市の総理の所信表明演説が行われましたけども、
経済を重視するということでしたが、どうお感じになりました?
はい、所信表明演説、非常にバランスも取れていますし、
まさに方向性として正しい議員だと思うんですけれども、
そもそも、所信表明演説って、だいたい、そんな具体的な話をしないんですよね。
では、例えば、首相って、何をするのか、その具体案と、
まあ、紐づきがないんですね、今のところ。
はい。
あの、一つに、所得税、減税ということを、先週末あたりから急に言い出しましたけどもね。
市議率が低下して追い詰められて、何か言ったっていう印象が拭えないんですよね。
そうですよね。
実際、所得税を減税したところで、効果っていうのはどう見ますか?
まあ、言いようがないところはありますが、
その一方で、やはりですね、恩恵が及ぶという意味では、
まあ、所得税もそうですし、やはり現役世代にしっかりと、
社会保険料の減免といった措置には、
これまでの比較的財政再建志向の千田政権だと、
マーケットの人も、そんなに大きなことはやらないんじゃないかなと思ってる。
思ってるだけで、サプライズがあったら効果は大きいと思います。
なるほどですね。
その具体的なものが今後出てくるのかどうか、規模はどれくらいなのか、いつまでやるのか、
そういうところもね、はっきりと言ってくれればいいんですけれどもね。
03:01
それが国民を見て出すのか、支持率を見て出すのか?
まあ、国民の支持率ではありますが、
どうもですね、これまでどちらかというと、
千田政権、安全運転と言いますか、具体的だったり大きいことを経済についてはあまりやらないことで、
支持率を維持してきたんですね。
一方でやはりこの、じゃあふた上げてみたら特に何もやってないじゃないかっていうところで、
皆さんの支持に限りが見え始めた。
まあ、別に千田政権がもう一度しっかりと支持率取り戻すためには、
具体的で、かつ明確なメッセージを伴う政策というのをやらないと、
正直ね、一度というのは、
普通のように見えてますけど、
実はほとんどの政権って、
初めが一番支持率が高くて、
あとはダラダラ下がって、
下がりきってもう持たなくなるっていうのが、
かつての自民党の内閣だったんですよね。
そうですね。
どちらの輪立ちを踏むのか、分岐点だとは思います。
なるほど。
そんな中ではありますが、
全国の消費者物価指数ですけれども、
9月は2.8%上昇ということで、
13ヶ月ぶりに上昇率が3%を下回りましたね。
これどう見たらいいんでしょうか。
13ヶ月という数字なんですね。
前年同月比という数字は、
傾向が変わり始めてから、
例えばずっと物価が上がってますと、
物価の上昇が止まりました。
ってなった時に、
前年同月比の数字が止まるのが、
12ヶ月後とかになったりするんですよ。
1年前との比較なので、
1回ドーンと物価が上がると、
しばらく前年同期比はずっと高いままなんですよね。
そうですね。
ですので、本来であれば、
私も数ヶ月前から、
傾向は変わってますよって話をしてきたんですけども、
前月との比で見ないといけない。
比で見ると、明確に今年の半ば頃から、
物価上昇率落ち着き始めてます。
ただ、物価がさらに一段高くなったように
06:04
感じられてる方多いと思うんですね。
そうですね。
8月から9月にかけて、
数字として小さいように感じられるかもしれませんが、
0.3%物価が上昇しました。
このうち0.26%、
大体が生鮮食品の値上がりです。
中でもトマトと大根あたりがひどい。
今日新聞にも載ってましたけど、
北海道などで気温が高かったとか、
影響があったとか、
やっぱり軒並み高くなってますよね。
今年の夏以上だったんですけれども、
そういった影響を除くと、
その影響が一つと。
ガソリンへの補助を縮小してきましたので、
これはストレートに値段を上げようとして
上げてるわけですから、
これによって物価が上昇している。
ではそれ以外は、
さすがにデフレとは言いませんけれども、
そんなに上がってないんですよね。
食料、食料品、
これくらいが主役の物価上昇なので、
デフレになってるから、
金融関はやめて、利上げをすべきだ
って言ってる人がいるんですけれども、
利上げをしてもザーって言うよね。
さらに言うと利上げをしても、
ガソリン税の補助率が上がったりしないんですよね。
だいぶインフレだから早めに利上げというのが、
根拠を失いつつある状況だと思います。
やはりですね、
物価の問題、
ほんの少しだけ原材料が上がると、
プラスして人手不足の効果もあって、
それ以上に原材料以外の価格が上がると。
しっかりそういった値上げがあるからこそ、
賃上げができる。
というのがまさに初心証明で、
岸田さんが目指しているであろう経済の好循環
ということになるわけです。
何かですね、
どうしてもこれは倫理的なものなのか、
もしくは個人的な利益なものなのか
分からないんですけれども、
多くのエコノミストを賃利を上げろとか、
財政を縮小しろというふうに言うんですね。
金利がこんなに低いのはけしからん!
みたいな言い方をするんですけれども、
別に金利を低く抑えるということに、
09:00
現状ことさらの害が出てないんです。
それこそ日本の経済政策シーンの
良くないところなんですけれども、
アメリカとヨーロッパが上げてるんだから、
うちも上げないと恥ずかしい
という表現をするんですよね。
主張なんですけれども、
世界各国が利上げに向かう中、
なぜことさらにアメリカ、ヨーロッパがやってる
その理由というのが見えてないのに、
何か目先に向けて金利を上げることがないように、
せっかくここ3年が勝負ですというふうに
木田さんおっしゃってますから、
ここ3年しっかり経済を支え続けることで、
税不足によって賃金が上がる。
こういった好循環が実現できる具体的な策を
出してほしいなと思う。
本当ですね。
それが嬉しいサプライズだったらいいなと思います。
飯田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ズームアップ、明治大学教授で
エコノミストの飯田康幸さんでした。
地下鉄祇園駅から徒歩2分、
RKBスタービル博多祇園スタジオは
ポッドキャストなどの音声コンテンツの収録から
動画のライブ配信まで、
様々なニーズにお答えできるレンタルスタジオです。
お問い合わせご予約は、
スタービル博多祇園のホームページからどうぞ。
12:15

コメント

スクロール