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2023-06-06 10:23

飯田泰之のZoomUp

明治大学教授エコノミスト 飯田泰之

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この時間はZoomUp 毎週火曜日は経済です。 明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんです。
飯田さん、おはようございます。 さて、今日はちょっと2つのニュースをピックアップしてるんですけども、まずこの経常利益が過去最高
1月から3月期で4.3%増という統計と、あとは新卒採用の面接が6月1日に解禁
と言いつつ、内定率はもうすでに70%を超えて決まっているという、この2つについて解説をお願いしたいと思います。
はい、やはりですね、コロナ禍からの回復というのが進行しまして、 これまでは比較的早くコロナショックから明けた海外に引っ張られて
製造業、こちらの業績回復がメインだったんですね。 ところが今年の1月、3月から徐々にですね、
中でもサービス業がですね、徐々に回復してきた。 コロナショックでの落ち込みが大きいので、コロナ前の水準まで戻ってない業界多いんですけれども、
ようやく製造業以外にも本格回復の兆しが見えたということで、 かなり今、
上場企業を中心に利益増大しています。 こうやって景気が回復したし、もう一つの要因が、
改定する、つまり値上げをするというのが増えたところにもあります。 これまで値下げをする、コストカットをしていくのか、
というところに今各企業の戦略が集中していたんですけれども、 サービス産業については、そういう形でどんどんどんどん、
デフレスパイラルではないですが、値下げ、値下げというふうに。 さらに言えば、今回の場合、どうしてもコストの面で納得感を得やすかったこともあるんですが、
正当な値上げは、そんなにお客さんを減らさないんだなと。 値上げをしてもお客さんを減らさないところだけが生き残っているというふうに。
なるほど。 そのような形で、しっかり値上げをできるようになってきた。これも非製造業、つまり物作り以外の産業で、
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さらには値上げできるようになると。 すると人手が足りなくなるんですね。 そうですよね。どこも人手不足というのは叫んでますもんね。
もちろん、飲食サービス業などの現場もそうなんですが、これから各企業をともに人材獲得に必死なんですね。
一つは給料。それだけではなく、例えば、いろいろな手を買い、品を買いで人材を確保しようと各社必至です。
そういうところが、やはり新卒マーケット、卒業して就職しよう、押していこうという子たちの内定率にも大きく影響しています。
大学教員20年やってますけれども、2013年頃から学生たちの就活が、売り手市場が続いているってことですか?
はい。売り手市場が加速していって、コロナの間は就職活動のスケジュールややり方自体がかなり変則的だったので、比較しづらいんですけれども、
明確にコロナ前よりも新卒労働市場は良い。その中で、やはり企業としては良い人材を早めに囲い込みたいと。だいぶ就職活動早期化しています。
本当はですね、この就活解禁って、仮にみんなが守ってるんだったら、
そうなんです。そういうのもね、会社としても年がら年中採用活動をやっているのは大変なんですよ。
会社側も結構な負担ってことなんですね。
そうなんです。一方で学生側もですね、現在のように大学3年生であれば、大学3年生の夏休みからインターンシップ。
そうすると、大学での勉強はできない。これからどんどん、例えば語学、専門知識というのがないと、国際的なビジネスシーンで生き残っていけないという状態になっている。
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なのに日本の大学生は、お勉強じゃなくて就活をしている。
この状況は社会的に望ましくないんだけれども、
自分のところだけ抜けかけしたいっていうのはどこの会社も思ってるんですよね。
そうですよね。でも向こうが先に行くんだったら、こっちはさらに先頭を打たないと、みたいにどんどん早い採用になっていきますよね。
そうですね。3年生の初め、大学3年生の初めに、インターンシップで囲い込み始める企業が出てきている。
3年生の初めからそれはやけに早いんですね。
そうなんです。
その結果、今内定しておいたんですけれども、これ6月1日時点です。
6月1日時点では内定を出していないんですけれども、
事実上、形だけ就職解禁に付き合って、
6月1日でかなり早期化、つまり専攻もほぼほぼ5月中に終わっちゃってるんですよね。
という会社が多くなっている。
ただ、これだけ早くなると何か弊害みたいなものってあるんでしょうか、デメリットというか。
企業にとっては年から年中就活のことをやっていなきゃ、新卒就活事情があると。
なるほど。
学びの機会を。
そこですね。
これはね、何らかの形でルールが必要だと言っても守られないんだったら、
この早期化する就職マーケットの中でどうやって大学生が技能を身につけていけるのか。
こういう形、どちらに向かっていくか。
私はどちらかというと、ルールあった方がいいと思いながらも守れないのであれば、
やはりそれに対応した立て方などを考えていく必要があるのかなと思いますね。
なるほどですね。
わかりました。
飯田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
Zoom Up!明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんでした。
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配信中、4649、よろしくー!
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