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この時間はZoomUp、毎週火曜日は経済です。
明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんです。 飯田さん、おはようございます。
さて、ゴールデンウィーク真っ只中ですけれども、今、観光地などでは、自治体では宿泊税を導入している自治体が増えてきてますよね。
こちらは、実は2018年から2019年にかけて、 始まりまして、ないという。
ですから、直近の導入事例ですと、
例えば、2020年の4月から福岡県、福岡市、北九州市、それぞれ独自の宿泊税が始まって、今年に入って長崎県が、今後徐々に各地域、特に都市が、宿泊税を導入します。
まず、その導入する背景というのは、どういうところなんですかね?
はい。観光客はインフラ道路も使えますし、安心して過ごせるのはその地からですし、いろいろありますよね。
しかし、観光客はですね、その土地に税金を納めてないわけです。
そうすると、観光業関係ない仕事をされている方は、なぜ自分たちの税金を納めていない人のための資産と納得が得づらいですよね。
これがほとんど観光だけで成り立っている街だったら、話は変わるのかもしれませんけれども、
やはり観光以外の仕事をされている方のほうがずっと多いです。
なんとか観光客にもそれなりに負担してもらわないとおかしいんじゃないか、というところから導入しています。
額としては、大体100円から500円ぐらいまでの範囲なんですかね?
そうなんです。よくよく考えますと、非常に似た税金が入島税です。
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確かにありますね。温泉地。
入島税と宿泊税、これをまとめて観光関連税というのも、
入島税も要は温泉を使っているということは、温泉の源泉の整備とか、お湯を使う、そういったものにお金を使っているけど、観光客はお金を払っていないと困るので、
温泉を使う人がその温泉周りの整備費を負担する。同じ構造なんです。
でもそれは徴収する相手も、そして使う目的もすごく明確化されていて分かりやすい税ですね。
そうですね。一方、宿泊税と不明確なところがありまして、
実は2018年から2019年にかけて、一番揉めたのが福岡なんです。
今はですね、これまでやはり宿泊税であったり、入島税もそうですけれども、
比較的その使い道というのが明確だったり。福岡市、北九州市はデカいですけれども、それでもどちらかというと限られていたわけなんですけれども、
特に、実際その財源、税金を取られているのに、本当に自分たちの、県は県でやりたいに、どう調整するんだということで、
導入のときにいろいろ揉めて、福岡市と北九州市については、県税のほうは負けると。
要はですね、福岡県全体エリアで宿泊税200円なんですが、福岡と北九だけ50円なんですね。
その代わり、福岡市と北九州市は、それぞれ独自に200円程度の宿泊税を別途取る。
こういった福岡検討事例にされることが多いのが、市と県が両方導入するっていうケースがまだ日本国内だと少なくてですね。
これからどうしても特にやはり北海道とかもやはり検討し始めるんですよね。
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なるほど。
っていうときに、福岡ではどういう経緯で、どういうふうに、観光業としては宿泊税取られるわけですよね。
そうですね。
それで自分に何にも恩恵がなかったら、おいおいと。それはちょっとずるいだろうという話になりますので、福岡県納得を得ていたか。
こういったところが全国の研究事例になってるんですね。
なるほど。
今回の宿泊税なんですけど、導入する観光地の性格というか特性みたいなところによって、うまく機能するかどうかっていうのは分かれたりするもんなんですか?
やはりですね、これ海外の事例なんですが、海外ですとスキーリゾート、ビーチリゾートでは、やはり観光税入ると、宿泊税入ると、ちょっと客足届くみたいなんですよね。
へぇ〜。
単純に言うと日本だと温泉が一番分かりやすいかもしれません。
はぁはぁはぁ。
温泉、それぞれいろいろ特徴あるとはいえ、どこまでこの温泉じゃないと嫌だっていう人そんなに多くないんですよね。
あぁ〜。
ベップにしますか、湯封にしますかっていう時に、コロナ法みたいな。
あぁ〜。選出で決めてるっていう方はなかなか少ないかもしれませんね。
そうですよね。
ですので、そういったライバルが多い、日本の温泉街は税金ないのに、うちにはあるっていうのはキャスト、って思われるかもしれないんですが、個人旅行には。
団体。
はい。
旅行代理店は1年間、例えば鳥取カニ食べ放題ツアーみたいなのを何千円、その旅行代理店としては年間通すとすごい金額の差になっちゃうんですよね。
なるほど。
九州市のような、年型の場合、だからこそ宿泊税って東京都が最初に導入したんですけれども、大年型の場合、ほとんど客足には影響出ない。
あぁ〜。それが観光だけじゃなくビジネスの部分もあったりするからですか?
そうですね。ビジネスだったり、例えばソフトバンクの試合を見に行きたいっていう時に、佐賀県に泊まるわけにはいかないんですよね。
なるほど。やっぱり近くでって考えるんですかね。
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ですので、やはり都市の場合はこの観光関連税、言葉は悪いんですが取りやすいから導入するところが多い。
なるほど。でも取ったからにはその使い道をしっかり明確にして、そしてまた来たくなる、観光に行きたくなる、そういう街づくりをしていかなきゃいけないですね。
そうですね。
わかりました。飯田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ズームアップ、明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんでした。
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