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  2. NISA口座、新制度から2年
2025-02-18 12:01

NISA口座、新制度から2年

明治大学教授エコノミスト 飯田泰之
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00:28
この時間は、Zoom Up毎週火曜日は経済です。
金融庁が先週公表したNISAの利用状況調査によると、2024年末時点の口座数が2560万4058口座となり、前の年と比べると20%余り増加したことが分かったということで、今日はこの新NISAが始まっての投資への意識がどう変わってきたのか、Zoom Upしていきます。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
飯田さん、おはようございます。
おはようございます。
去年の1月から新NISAがスタートしていって、これだけ2割ぐらい増えたというのは、スタートとしてはやっぱり関心が高くなったということが言えるということですかね。
そうですね。
やはり昨年の拡大で、このNISA、税制上の有利さというのを明確に意識した方が多いかと思うんですけれども、
加えて、世代の効果というのもありまして、
比較的現在の現役世代、例えば今50歳前後、我々の世代ですけれども、株式相場についての印象というのが、10歳、20歳上に比べるとだいぶ違っているんですよね。
何か5年配の方ですと、やはり株危ないとか、元本が減るかもしれない、そういった意識が強いんですが、徐々に下の世代ほど危機感が薄い。
加えてですね、コロナ以降、インフレに発生するようになってきたと。
ほとんど預金に金利がつかない状態で、例えば同じ1万円をずっと持っておくと、その1万円で買えるものが自然と減っちゃうわけですよね。
物価が上がっているからですね。
この状況ですと、ある程度インフレ、物価の上昇と連動する資産を持っていないと損をしてしまう。
それこそ、90年代末からの20年続いたデフレの時期ですと、正直、銀行預金ずっと持っていてもあんま変わらなかったわけですよ。
何だったら、預金に金利はつかなくても減っちゃったりするわけですね。
03:07
同じ1万円で買えるものが増えるのがデフレですから。
一方、インフレによって後押しされたことで、みんなお投資活動を始めた。これが一つですし。
あとはですね、個別の株を買うとなると、なかなかどの会社にしたらいいんだとか、中にはその企業の不祥事とか、大きな事件、事故とかで株価が大きく下がったりするんですけれども。
今、ニーサで主流なのはオールカントリーと呼ばれる、世界中の様々な株式とか債権に満遍なく投資するという方法ですので。
もちろん世界的に景気が悪くなったりすれば、下がったりもするんですが、そういった個別のショックで大幅に下がるということはなく。
さらには、昨年1年ですと基本的に世界的にも株価、または様々な資産価格が上昇していたので、それも手伝って、
あ、そんなに危ないものでもないな、または危険度を下げる方法っていうのもあるんだというのが、だいぶ認識されてきての拡大だと思いますね。
やっぱりローリスクっていうところが魅力に移ったってことですね。
そうですね。そしてもう一つは何もしないことは、インフレ化では逆にリスクなんだってことが認識された。
やはりですね、多くの現役世代がニーサ始めて、そうするとある程度投資に対する知識とか、あとは利回りがいくらだった、いくらじゃなかったというのが分かってくるわけですね。
これは現在思わぬところに飛び火をしていて、様々な資産の利回りというのをみんなが気にすることになると、あれ待てよと、毎月取られている年金、すごく収益率低いじゃないかと。
何だったら企業負担分もしっかり考慮すると、完全に損してるじゃないかと。または医療保険についても、普通の保険に比べたら随分高い割に、今話題になっているように高額医療費引き上げる。
または、そんな1年間に俺は病気をしないと、どうも公的な年金制度、公的な医療保険制度の収益率を多くの人が認識し始めたんですね。
これまでは投資もしないし、預金金利もただみたいなもんなので、あまり公的な社会保障制度の利回りに気にされてこなかった人が多い。
06:10
それを切りし始めるとおかしいんじゃないか。社会保険制度のあまりの利回りの低さというよりも、損に改めてそういった理由にもなっているんじゃないかと思いますね。
やはりこの2位差を拡大していきますし、多くの方にとって年金を補う年金プラスアルファの労働の貯蓄ということになります。
また再建投資、要は銀行預金じゃないものっていうのは、ゆっくりと長い期間、少しずつの金額をやはり思ったよりもずっと大きい額になるんですね。
リスクを特別にとるというわけではなく、月々一定額を買い続けていると、例えば月1万円なら1万円というふうにすると、投資進捗なんですけれども、資産価格が安いときには1万円でたくさん買うことになるんですね。
高いときにはそんなに買わないというんですけれども、そうするとこの方法を長く続けていると、自然と安いときにたくさん買って、高いときにはそんなに買わないでおくっていう取引を、ずっと自然と繰り返すことになります。
そうすると安く買っている資産が多いので、長期的に見ても安定的な利回りが期待できるだろうと思う。
こういった手法で多くの人が投資をするようになる。
これからの銀行業、これまでだと何となく預金が集まっていた銀行業にとっても、きっかけになっていくんじゃないかと思います。
この認査、これからも拡大していくと思いますけれども、今のところ拡大認査から株価は大きく上昇基調ではありますが、どっかのタイミングでは下がりますけれども、
その長期的な値動きに寄与せず、長期的な保有を続けて、老後資金を形成するという視点を大切にしたらいいんじゃないかなと思います。
09:14
年金というところでいくと、確定教室型の入れ子の方も関心が高くなってきている部分がありますけど、やっぱりそこの入れ子と認査というのは、皆さん墨分けながらやっているんですかね。
そうですね。例えば自営業種の方ですと、以前から小規模事業主調債という積立の年金があって、これに認査であったり積立認査、入れ子といったものを組み合わせていくんですけれども、
この3つは、よくどれが得なんですか?というふうに言われるんですが、どれが損得か。いつも番組等でも求められたりするんですけれども、その人のライフプランとか、その人が何を有利だと思うのか。
悪実にこっちが利回りがいいですよってものは存在しないんですね。ですから、いろいろな投資のアドバイスとかで、こっちの方が絶対にお得ですって言っているものを信じないように。
なるほど、逆にそういうことですね。
そうですね。わかりました。飯田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
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