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  2. 退職者を再び雇用、71%導入
2024-04-23 09:29

退職者を再び雇用、71%導入

明治大学教授エコノミスト 飯田泰之
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時刻は7時12分を回っています。この時間はZoom Up、毎週火曜日は経済です。
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之さんです。
飯田さん、おはようございます。
さて、大丈夫ですか?
ああ、はいはい。
さあ、今日はですね、退職者を再び雇用っていう企業が71%ということで、
やはり、元社員の方を再び雇用するという流れが、どんどん加速しているような感じなんですかね?
はい。これはパターン2つありまして、ある意味での定年延長のような形で、
定年、その後の継続雇用期間を終えて、また今一度、非正規雇用のような形で雇用すると。
一つは、一度その会社を自主的に退職された方で、戻ってきたいという方を優先的に採用するという方法。
転職したけど、やっぱり元の方が良かったわっていう人はいるわけですね。
これ、共に人手不足に対応した対策なんですけれども、
まず第一の高齢者雇用については、日本型の給与のシステム。
多くの企業で、何だったら中堅中小企業でもいると言いますか、少しずつやっぱりベースアップしていってしまうんですね。
ただ正直ですね、高齢になっていくほどに、経験は積んでいくんですが、その一方で体力的には落ちていく。
すると、ずっとただ継続雇用すると、高齢者の給料がある意味でいうと、その時の生産性に対して高くなりすぎちゃうんですよね。
なので、一回雇用関係をリセットして、その時、働ける範囲、その時の体力とか、そういうのを勘案した給料に戻せば、
それは経験あって、会社にも何十年勤めて馴染んでいる人ですから、大変助かるというか、やらしい言い方になっちゃいますけれども。
この出戻り雇用についてもですね、これまでは何か会社を辞めるっていうのは、会社に対して裏切ったみたいなイメージで捉えられがちだったんですが、
この転職、うまくいったりうまくいかなかったりするわけですよ。
元の方が良かったところもしっかり労働力として取り込んでいくと、会社のカルチャーとか会社のやり方も分かってて、
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それでもなお、やっぱり戻ってきたいというわけですから、これはむしろ会社としては、社内教育も済んでる。
社内に知り合いもいる。仕事のやり方も知ってますよね。
新しい人を育成することを考えると、その期間も短いし良いですよね。
しかもね、これって労働者にとってもとても良いと思うのは、自分の会社の良さみたいな。
むしろずっと同じ会社にいる人よりも、この会社良いわ、この会社こういうところが良い。
内側にいたらそこに気づかないパターンもありますしね。
内側にいて、うちの会社ひどい、うちの会社ろくでもない、そういう人いますけれども。
で、外出てみたら、すごい良い会社だったって気づいた方は、むしろ企業側にとっては一番修正度の高い。
流動化が進みます。だってダメだったら戻ってくることが可能なんですもん。
人が流動化すると、何をですね。
人だけですけれど、学校出て勤めた会社に一生いるみたいな。
で、こういう状態だと、本人もずっと本当にこの会社で良かったのかっていうのを、わからないまま迷いながら働きできる現場があるかもしれないのに。
シャッフルしたり戻ったりで、立職に就く人がふんわりしてますけれども、
ぴったりの仕事ってのは、その人が一番高い生産性を発揮できるってことでもあるんですよ。
そうですね。
こういった地味な積み重ねが、日本全体の生産性を上げて経済成長を導く。
きっかけとしても、この出戻り雇用のシステム。
昔からあったんですよ。
そうなんですね。
料理人、職人の世界、または現場職。そんな中小企業では珍しくない仕組みだったわけなんですけれども、
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これをしっかりと中堅企業、そして大企業が採用していく。迷ったら転職すると。
転職してダメだったら戻ってくるっていうシステム。それを裏切りだというのが必要になってくると思うんですね。
そこで感情で言っちゃうと、一回出たことによって裏切られたという思いじゃなくて、
やっぱりそこで戻ってきてくれたっていうこともそうだし、
それ以前にいた頃の評価っていうのを客観的な目で判断していくってことも大事ですよね。
やっぱりね、他の組織を。
本当そうですよね。結構そういうジョブリターンというか、そういう制度を導入している会社もありますけど、
それが例えば育児とか介護とか、そういうことを理由に退職した人にはまた戻ってきてくださいねっていう制度があっても、
別の転職っていう理由で出ていった人は適用されないとか、そういうのがあったりもしますけども、
もったいないんですかね。
もったいないと思いますね。家庭の事情のほうにしたいっていうのは分かるんですけれども、
むしろ他を見て戻ってきてくれる人のほうが、むしろもっともっとありがたいんじゃないかと思うんですよね。
そうですよね。自分の良さに気づいてもらえた、プラスそこを一回出たことで得たことをまた、
何かこちらにフィードバックしてくれるっていうね。そういうことも期待できますよね。
分かりました。飯田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間はZoomUp明治大学教授でエコノミストの飯田康幸さんにお話を伺いました。
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