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飯田和郎のブラッシュアップ
昨日の新聞でしたかね、中国で国防省解任というのが全人代で決められたということになりましたけども、李正福国防大臣が解任されたと。
習近平国家主席が、おとといの24日、国防大臣の職を解いたという主席令を出したということなんですけども、7月には慎吾氏が外務大臣を解任されてましたけども、続いてますよね。
そうですね、どちらも今年3月に就任したばかりですよね。解任された国防大臣の李正福さんですね、8月末からずっと同棲がわからなかったんです。
それが怖い。
2ヶ月経って、おとついの夜ということですね。だから、私はびっくりしたっていうよりも、やっぱりなっていう感想のが強い。
もう一人の外務大臣を解任されていた慎吾さん。今回は外務大臣とともに兼務していた国務委員のポストも解かれたんですよ。
この国務委員って日本の方はわかりにくいかもしれないですが、閣僚より、普通の閣僚より一ランク上なんですよ。
日本のメディアは国務委員の後に、例えば新聞だったら丸カッコをつけてその中に副省級って書くんですよ。
ですから上なんですよね。
ですから慎吾さんの場合は、外務大臣のポストと国務委員のポストの解任には、それぞれの解任には時間差があったんですよ。
一方の国防大臣だった李正福さんの場合は、この方も国務委員を兼務していたんですが、
こちらは国防大臣と国務委員のポストを両方一遍に剥奪されたってことですね。
ただこの役職ですよ。
2人は外務大臣と防衛大臣ということで、アメリカでいうと国務長官と国防長官。相当な重要なポストですよね。
そうですね。対外的にも注目されますよね。
先ほど国務委員のことを副省級と言いましたけど、かつてはですね、私なんかがまだ特派員だった頃は、
閣僚に昇格した者が、その閣僚だけのポストで実績を積んで、いい仕事してるねってことになると、さらに選ばれて副省級の国務委員を兼務してたんですよ。
しかし、今回外務大臣を解任された慎吾さん、国防大臣を解任された李正福さん、この2人とも、
今年3月に閣僚に昇格して、同時に一つその上の国務委員の肩書も持ってたってことなんですよね。
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2人はもうどちらも習近平主席から高く評価されていて、だから国務委員の兼務を含めて、習近平氏が直接抜擢したっていうふうに言われてるわけですよね。
そうですね。慎吾さんの場合はまだ57歳。外交議令、プロトコルのセクションの責任者を務めてて、習近平さんに評価されたとか、
また以前は外務省のスポークスマンを務めてて、時に攻撃的な、戦役的な発言が、これが気に入られたって話もあります。
外務大臣の解任された後も国務委員だけのポストは維持してたんで、どうしたのかなと思ったけど、やっぱり結果として新編に不祥事があったってことなんですよね。
一方の李正福さんは、この方の軍で装備部門を長く担当してきました。
この装備部門ってやっぱりお金が動くんですよね。ですから、地元は言われてるのは、就任から7ヶ月で解任っていうのは、お職が必ず出るんじゃないかっていうこと言われてますよね。
ただですね、一昨日発表されたのは、職を解くっていう発表はあったんですけど、理由は明らかになってないですよね。
おとついの夜7時、日本の8時ですね。夜8時。このニュースは、中国に駐在する特派員は、毎日事故欠かさず見てですね、何か異変がないかっていうのはチェックするんですよ。
そこで突然流れてきた。しかもさらっと。だけどおっしゃるようにも現時点では解任の理由が説明されてないですね。
その解任の出席例を出した習近平さんなんですが、昨日25日、北京でアメリカのカリフォルニア州の知事、ニューサムさんという方と会見してるんですよ。
来月11月には、このカリフォルニアのサンフランシスコでAPEC、アジア太平洋経済協力会議に首脳会議があるんですよね。
ですから、ここには州主席も出席します。
知事はバイデンさんと同じ、民主党ってこともあって、州主席は会見した知事に、米中関係の重要性を語ってたってことですね。
ただ閣僚を解任した翌日ですけども、トップはスケジュールを予定通りにこなすっていう、解任にはするっていうのがなんか不気味ですね。
ちょっとケースは違うんですけど、覚えてますかね。
テニスの女子選手、元世界ランキング1位だった中国人選手が、共産党の最高指導部のメンバーだった元副首相から性的暴行を受けた。
ご自身が告発したと。
これは2021年の11月ですから、もう2年前になりますね。
女性は中国の単文投稿サイトに投稿したんですけど、それもすぐ削除されて、女性も一時消息が不明だったっていう出来事がありましたよね。
ちょうどその時の翌年2月に北京オリンピック、当期のオリンピックが控えていましただけに国際的な騒ぎになりましたけど、結局なんかはっきりしないままあのスキャンダルって終わりましたよね。
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そうですね。やっぱり同じように不透明なんですよ。今回閣僚を解かれた2人の解任理由なんですけど、今後説明されるかどうかってことですね。
わかりません。仮にやっぱり性的なスキャンダルならやっぱり公表されないでしょう。
一方で不敗や汚職に関することなら刑事訴追もあり得るので、公明になることもあり得ると思います。
その汚職っていうことに対しては本当に厳しい姿勢で臨んでいるのが習近平指導部ですけれども、だから大臣であれ法を犯したり規範を逸脱するなどの任に就くのに不適格であればもう解任する。そういうことなんですかね。
ただ一方で、その人を起用した、抜擢したっていう責任はないんですか。
日本の組織に当てはめてみると、例えば株式会社ですよね。ある取締役がその任に不適格であると、突然解任とか降格になるとすると。
社長がその理由を説明しなくちゃいけないですよね。そうしないとやっぱり株主や取引のある人たちは納得しないし、結局その会社は社会的信用を落としてしまいますよね。普通はそうだと思います。
でも中国は違う。そうはならないんですか。
中国は違うっていうことなんですかね。
例えばですね、解任を伝えた昨日の新聞なんですけど、共産党機関誌の人民日報は第4ページに事実だけを短く載っけてるんですよね。
一方、昨日の日本の新聞は、さっき田畑さん言ったように、どこも一面で大きく載せて、関連する記事を中の方で詳しく伝える。
こうなるとね、これどこの国のニュースなのかって思っちゃうんですよね。
我が国ではあんまり伝えずっていうのは珍しい。日本で外務大臣や防衛大臣が、高徹なんてことになったら大きく速報としますけどね。
その中で翌日の昨日、外務省の定例会議があったんですけど、スポークスマンはこれ以上提供できる情報はない。
進化者通信のニュースを見ることを。
国民はそれで納得するんですか?
おっしゃるとおりなんですよ。ですからね、申し上げたいのは、みんな声には出さないけど、やっぱりこの国おかしいねって、どうしてなのって、やっぱりそうなんだってことと、他と連想しちゃいますよね。
つまり、私たちの常識や価値観と違う、異質な国がすぐ隣にあるってことをやっぱり認識したいですよね。
このことは閣僚人事に留まらないと思います。外交においても、防衛においても、人権においても、異質の国の考え方があるんですよね。
もう一つ、巨山島の公共官兵衛や閣僚の人事を最終的に決めるのは、中国のナンバーワンの習近平さんなんですよ。
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ですから、以前のように、ナンバーワンがいてナンバー2、ナンバー3って一応ですじゃなくて、ナンバーワンがあって、私はもうナンバー2以下いないと思ってます。
ですから一方の、任命責任ってことになると、これも日本の組織と同じで、寄与してからたった数ヶ月なのに、
そういう人材を投与して、またすぐにクビにするという、人事面でも独裁が始まっていると思いますね。
でもそれを国民は絶対見てるでしょうから、あと国際社会も見てますから、この目は厳しくなりますよね。
国民は声を上げないけど、みんな見てます。ただし、一方で当然ながら不満や不信はたまりますよね。
もしかしたら今回の解任劇も、習三人のやり方に反感を持つ人たちが、スキャンダルを暴こうとしたのかもしれません。
いずれにしても、習近平さんとしては、政権の内部に足を引っ張る勢力が出てこないように、混乱しないように国内の引き締めに入っていくと思います。
ですから中国はさらに打ち向きになると思いますね。
ただ、やっぱり繰り返しますけど、自分たちのやり方、習近平流、中国流というやり方を貫くのか。
こういうことって、ますます中国が国際社会から遠のいていく、そんなふうに感じますね。
ここまで飯田和夫のブラッシュアップをお送りしました。飯田さんありがとうございました。
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