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毎週木曜日のこの時間は、飯田和郎のBrush Up、飯田和郎さんです。
今日は、岸田総理のASEAN、東南アジア諸国連合の外交について、ですね。
この番組、今日は6時半からですけど、岸田総理の話、政策の話、なかなか支持率が上がりませんよね。
むしろ、下がってきたっていうことですね。
そういう中で、岸田さん自身も自分で自負している、外交の岸田の綿木役女ということで、ASEAN外交ってことなんでしょうけど、その話をしたいと思います。
先週から今週にかけて、岸田さんの日程を振り返ってみましょう。
ちょうど1週間前の、2日木曜日に記者会見したと。そこで、総合経済対策を発表したと。
その後、外輸運出て、フィリピン、マネシアを回ってきて、首相会談に臨んだということですね。
私はですね、この内政と外交、共通しているキーワードは、ミス化されている。
ミス化されている。
このミス化されているというのは、まず外輸前の総合経済対策、内政からですけども、中身は1人、国民4万円の定額減税、そして住民税などの非課税世帯へは7万円の給付というのを盛り込まれて、規模が17兆円というのが分かっていますが、
国民1人、一律4万円の減税っていうところなんですけども、これ減税って名ばかりなんじゃないのかなってね。
まさしく今日のリスナー投票で、番組の最後に皆さんの意見を本当に聞きたいですね。
本当は国民に還元すると言いながら、根拠がないことが分かってしまったわけですよね。
私は国債の残高が1000兆円を超えてしまったと。
これは日本の財政は先進国の中で最悪なんですよね。最低水準。
ちょっと最近怖いのは、金利がまた上がってきてるんですよ。
国債の利払いがどうなるのか。
さっき水木さんおっしゃったように、子供や孫の世代に負担をどう負わせるのか。
僕は63歳ですけど、本当に真剣に考え始めますね。
そこでやっぱりミス化されてるって話になります。
岸田総理には防衛増税とか、増税のイメージがもともとあって。
そして揶揄されてる言葉としてね。
増税メガネね。
言っていただいてありがとうございます。
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だから総選挙とか内閣支持率を意識して人気取りに走った。
今回のような減税っていうことに踏み切ったんじゃないかと言われているわけですけども。
そういう腹の中を党内でもミス化されてるっていうことなんですかね。
そうですね。外遊に出ました。訪問した相手国、フィリピン、マレーシアなんですけど。
私はここでもですね、旧地の岸田政権がミス化されている。
そういうふうに思いますね。
岸田さんの視線の先にある中国からもミス化されている。
そんなふうに感じますね。
アセアンと言いますと日本との交流が始まって、
今年でちょうど50周年でその節目を記念して12月に東京で
アセアンの10カ国首脳会議が開かれる。特別首脳会議が開かれるということなんですけども。
岸田総理のフィリピン、マレーシア、この間訪問したのもその事前準備とされてますよね。
一方なの上川外務大臣も別途アセアンの加盟国のベトナムやタイを回ってますよね。
ただおっしゃるようにアセアン特別首脳会議との別の意味があるんじゃないか、準備じゃないかと思ってるんですよ。
フィリピンに対して岸田総理は軍事用の沿岸監視レーダーの許容を決めました。
日本は今年4月に同じ志を持つ国、つまり同志国の軍を支援する枠組みを作ったんですよ。
名称で言うと政府安全保障能力強化支援、アルファベットでOSAって言うんですけど、これを初めて適用した相手がフィリピンなんですよ。
この枠組みで初めて許容するのがこの監視レーダーってことで、額にしては6億円ぐらいなんで防衛装備品としてはびっくりするような額じゃないんですけど、
私はアセアンに向けて一歩踏み出したっていう歴史的な意義を今日考えたいと思いますね。
アメリカとは連携しつつ、そして派遣主義的な動きをする中国への包囲網構築を図っていくっていう狙いに見えますよね。
この言葉、第一列島線、聞いたことあると思うんですが、中国が描く軍事防衛ラインのことなんですよね。
東シナ海、南シナ海を中国の国土からずっと離れてぐるっと囲む形になってますね。
沖縄県の尖閣諸島もこの中に含まれています。
中国はこの第一列島線の中にある島々を東シナ海では日本と、南シナ海ではフィリピンと争っています。
そういう情勢の中で日本とフィリピンが共に向き合い、つまり中国への包囲網を形成しようということなんですね。
さっき飯田さんがアセアンに向けて一歩踏み出したっておっしゃってましたけども、このことを指してるんですか。
日本は反戦前にアセアンとの交流をスタートしたんですが、
アセアンを含めて、途上国の支援というのは非軍事部門が中心だったんですよ。
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ただ、フィリピンへの偵察レーダーの共有というのは、これまでの路線から大きく転換するものだった。
ここのところ、例のパレシタの衝突、またウクライナの問題もあって、国際ニュースはどっちもそっちばっかり目が行ってしまうんですけど、
私はこのレーダー共有も大きなニュースだと思いますね。
日本はアメリカと同盟関係にあるわけですけども、一方のフィリピンもアメリカと同盟国の関係にあって、
そのアメリカも海域、南シナ海、東シナ海、中国の海洋進出をすごく警戒してますよね。
力による一方的な現状変更の試みって、飯田さんもおっしゃってますね。
つまり、アメリカを頂点に三角形を作るんですね。
日本とフィリピンが同盟と今度なっていくとすると、
共にこの二つの国はアメリカの安保政策の下でアメリカを支える、そんな構図が見えてきますね。
フィリピンは南シナ海で中国と対峙することもあって、マルコス大統領がアメリカに接近して、
その延長戦上で日本との協力も進めているっていう。
そういうことですね。
ただしね、私は懸念が抜けないんですよ。
私が指摘したいのは、南シナ海におけるこれら国々の領域争いに、
日本も無関係でいられなくなっちゃうわけですよね。
それで日本が一歩踏み出したと。
軍事的な関与を日本が深めるということによって、それが抜けられなくなってしまうと。
一方の中国もそういう日本も見ているわけですよね。
またアセアンの国々は極めて親高なんですよ。
アメリカや日本と接近する一方、中国は大切な貿易相手国であって、
自分の国への投資もしてくれると。
中国を敬遠して日本だけに堅いでするなんてことは絶対しないですよね。
アセアン10カ国を思い浮かべてもらえばいいんですけど、
それぞれ国情も違うし、中国との距離感も違うんですよ。
共通しているのは、アメリカを選ぶか中国を選ぶのかという二者卓立は絶対にしないということですね。
実利的というかね。
うまく立ち回る。
さらに彼らは日本の国内政治もよく観察していると。
岸田政権が弱体化して、自分たちアセアンとの外交で得点を稼ごうとしているなというのもそこでミス化しているわけですよね。
だからアセアンは岸田総理の窮地をミス化している。
フィリピンもそうですけど、レーダー供養が決まった防衛装備品だけじゃなくてですね。
日本はフィリピンにとって最大の援助供養国ですね。
ですから他のものもどんどん供養を支援していると。
前の身になる日本をフィリピンからすると、ことは悪いけどうまく利用活用しているなと思いますよね。
そんな中で日本の外交で必要なことって何なんでしょうね。
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こんな状況も中国もミス化しています。
ですからね、中国との対話っていうのは僕必要だと思うんですよ。
アメリカは中国と対峙しながら、このところ対話が一気に進んでいます。
米中間で交換レベルの協議が活発化していますし、
具体的には大量破壊兵器の問題とか、地球温暖化へ対策とか、いろいろなグループでやっていますよね。
これも今月中旬の米中首脳会談への準備だと思うんですけど、
日本はどうなのかということですよね。
こんだけ日中間で問題が多い中で、岸田総理と習近平主席はサンフランシスコで集まるわけですから、
個別に会談するのか、その会談では突っ込んだ話し合いになるのか、
それとも例の立ち話も含めた形だけになるのか、
しっかり話し合う場を本当に作ってほしいですよね。
仲の良い周辺国や台湾など、仲の良い相手と付き合うのももちろん大切なんですけど、
安保協力への急速な傾斜は、中国を出撃して地域の不安定化は招くと思います。
パワーゲームに日本が巻き込まれるようなことだけはしてほしくないですね。
近く、富山で日中間の外省会合が開かれるかもというニュースがありますので、
そういったところから日中の結びつきというか、台湾の糸口ができてくるといいかなと思いますけどもね。
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