飯田和郎のBrush Up
2023-11-16 10:59

飯田和郎のBrush Up

元RKB解説委員長 飯田和郎
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00:07
イリカミネ
君だって抱きしめて
毎日だって切られて
切られて
イリカミネ
三菱電機
毎週木曜日のこの時間は、飯田和郎のBrush Upです。
さあ、まさに今ですね。
米中首脳会談が、アメリカはサンフランシスコで行われているわけですけれども、
今日の早朝、日本時間のね、早朝に始まったわけですが、
まだちょっとね、ニュース入ってきてないんです。どういう内容なのか。
この会談を飯田さんに分析していただこうと思うんですが。
日本時間の午前5時半ぐらいに始まったようですね。
冒頭の双方の言葉だけは出てきてます。
アメリカのメディアや中国のメディアを見ると、
バイデンさんの方はこんなこと言ってますね。
競争があるのは仕方ないと。
だけど責任ある形でその競争を管理しなくちゃいけないと言ってますね。
習近平さんの方は、
中米関係っていうのは世界で最も重要な二国間関係だと。
それぞれの国のために、また人類の発展のために責任を果たそうと。
この二人ともこの責任って言葉を使ってますね。
非常に難しいタイミングです。
国際情勢、それと米中、二国間関係の間においても懸案がいっぱいありますね。
かなり広い範囲で議論されてて、時間も要するんだと思います。
パレッシナのイスラエルとの衝突ですね。
双方、これも戦闘停止を早くしようってことでは一致するでしょうけど、
そもそもアメリカは先に仕掛けたパレッシナが悪いんだと。
イスラエルの支持を明確に表してますよね。
一方の中国は、今回の衝突の早い段階から、
イスラエルの攻撃は自衛の範囲を超えていると、
パレッシナに寄り添うような発言もしてます。
これ一つとっても双方の考え方には大きな違いがありますね。
加えてガザチックのイスラム組織ハマス、
また別の反イスラエル軍事組織を地域大国であるイランが支援しています。
イランと中国の関係って急速に発展してますよね。
イランそのものの開発もありますし、
イランが中東で影響を大きくしようとしている。
だから余計事態が複雑ですよね。
バイデン大統領はおそらく今回の会談で、
習近平さんに対して、中国はイランへ働きかけをもっとするようにと。
イランが中東全体の安定を損なうような行動を取れば、
引いては中国にも利益にならない。
こういうメッセージを発していると思いますね。
03:02
今回、米中首脳会談が実現しているのは、
サンフランシスコでAPEC、アジア太平洋経済協力会議の首脳会議を利用して
行われているわけですけれども、
その1年前の会談もやはりAPECの場でした。
その時はインドネシアでしたよね。
ちょうど前回の米中首脳会談から1年が経過したわけですけれども、
その間の米中二国間関係、それに米中を含む国際情勢って、
どんどん混沌としているような感じですね。
ロシアによる巨大な侵攻が、年が明けると2年、丸2年になりますね。
先ほど紹介したパレシナ情勢。
そしてアジアに目を移すと、弾道ミサイルの開発を進める北朝鮮。
あと1月余り後には台湾の総統選挙もありますよね。
ですからアメリカから見ると、ヨーロッパ、中東、アジア、
3つの正面、3正面作戦を強いられているわけですよね。
なかなかあちこち目配りしなきゃいけないから大変ですよね。
アメリカは中国を唯一の競争相手と言い続けています。
先ほどの冒頭の会見でも競争という言葉が出ましたよね。
対中国関係というのは今私が申し上げた、
3つのエリアを超えた問題になっちゃってるんですよね。
お互いさらなる悪化を避けたいという思いはあると思います。
しかもちょうど1年後にはアメリカの大統選挙もあるんですよ。
来年11月ですね。
現在の情勢から見ると、バイデンさんはまたトランプさんと相まみえるということですよね。
トランプさんはバイデンは中国に弱腰だって繰り返してますよね。
ですから今回の会談の機会を逃すと大統領選挙モードに早々に入ってしまうので、
関係改善は難しいと、どうしても年内にやりたかったという思いはあったんでしょうね。
ただ今回の首脳会談での最大の成果って何なんでしょうね。
具体的な項目でいうと、
米中両国の国防当局同士の対話が復活すると思います。
過去においても米中関係が悪い時に成果を見つけなくちゃいけない時になると、
米中の軍事交流とか復活とか促進とか出てくるので、
これは材料として使えると思いますね。
去年8月にアメリカの会員議長だったペロシさんが台湾に行ってからということで、
いろいろ難しい。
閉ざしてる軍事、軍同士のチャンネル対話ってことでしょうね。
復活できるかどうかっていうところなんでしょうけど、
一方でアジア太平洋地域では中国を視野にアメリカを中心にした
多国間の軍事防衛の枠組みが次々と巻き付かれてますけども、
中国はそれに対して警戒感を強めていますよね。
日本も無関係ではないんですよね。
そうなると台湾なんですよね。
昨日なんですけど、これまで分かれていた台湾の野党候補、統一賞という合意になりましたよね。
06:04
そうすると現在の与党の民進党の蔡英文さんのほうですね、
これは中国が忌み嫌ってるんですけど、
もしかしたら野党にも目が出てくるかもしれないと。
そうするとまた中国が台湾の総統選挙に関与してくるかもしれないということで、
事態はさらに複雑になってきますよね。
中国側としての事情はどうなんですかね。
そうですね。
もう政治と経済と分ける時代じゃないのでリンクしてしまうんですよね。
ですからあとは軍事転用可能な半導体などの先端技術の分の対中輸出、投資の規制が相次いでアメリカ打ち出してますよね。
このこともあって中国の経済は今すごく低迷してますよね。
ですからこの辺も一つの会談のポイントになると思います。
いろいろ問題ありますけども、このまま冷え込んだままじゃいけませんよね。
何とかしなきゃいけないですよね。
まさしく双方とも相手との競争ということは避けられないということなんですよね。
いろいろな項目における競争、これからどう管理、統制していくかって問題なんですよ。
競争はしょうがないと。
だからそれをどうコントロールするか。
だから統制が外れて衝突が起きないように、衝突回避のために意思疎通を図る。
ですから以前と違ってこういう首脳会談で画期的な大きな成果がある時代でもなくなってきてると思いますね。
中国の国内に向けては今回の首脳会談ってどういう意味があるんですか。
習近平さんにとっては6年半ぶりのアメリカ訪問なんですよね。
前回はトランプさんでした。
国内の権威を高めたいっていうのはありますよね。
つまりあのアメリカとの関係をコントロールしているのは、動かしているのは自分なんだっていうアピールですよね。
中国メディアはここのところ習近平さんのアメリカ訪問に前後して、習近平さんとアメリカの長い交流関係を紹介するようなシリーズ報道を続けてるんですよ。
私が少し気になったのはですね、意外な人物が入ってまして。
これはですね、太平洋戦争中のアメリカの軍人のこういう名前、スティルウェルってご存じないですか。
中国が日本と戦争を続けていた1930年代40年代のアメリカなんですけど。
アメリカから派遣されて中国に長く駐留して、中国の軍や軍人たちを指導、指揮した人物なんですよね。
中国にとってはこれすごい行動者なんですよ。
習さんは今年8月にスティルウェルの遺族らに手紙を送ってて、おじいちゃんの孫たちに手紙を送って、おじいちゃんの功績なんかをたたいてるんですよね。
09:07
ただしですね、スティルウェルが指揮、指導したときは、紹介席を率いる国民党の正規軍だったんですよ。
共産党は当時はゲリラ戦が中心だったんですよ。共産党の軍というのは本流じゃなかったんですよ。
ここで考えると、習近平さんは6年半ぶりのアメリカ訪問にあたって、スティルウェルの話まで持ち出してですね、
やっぱりアメリカの関係は安定させたいって思いも国内にも見せたいっていうことはあると思いますね。
さあということで、その米中首脳会談の行方、もう間もなくなるんでしょうか。
見えてくるのかなと思いますので注目したいですし、その影に隠れそうになっているのが日中首脳会談なんですけども、これは日本時間の明日金曜日に行われるということで、こちらも注目したいと思います。
ここまで飯田和夫のブラッシュアップでした。
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