ここからですね、報告会の本編の方に入ってまいりますけれども、選手を代表してですね、今回2連覇を成し遂げました土井選手から挨拶をいただきたいと思います。土井選手お願いいたします。
はい、ご紹介預かりました。絶賢ナンバー13の土井です。
僭越ながら選手代表としてご挨拶させていただきます。ご来賓の方、ご来場していただいた方、ありがとうございます。また、この回運営していただいた実行委員の皆様、ありがとうございます。
私たち選手出走者29名、この8月11日から8月17日、8日間の間、すごい人生の中でも大きなチャレンジをさせていただきました。
中には風や雨とか、あとは眠気とか、辛い痛い思いをいっぱいしながらも懸命にこの日のためにいろいろ準備してきたパフォーマンスを出せて、
どちらかといえば辛い思いの方が大きかったんですけれど、その中でもやっぱり家族の支えであったり、コース上で応援していただいている皆様のご声援のおかげで、何とか足を前に出すことができました。
人生でこういった舞台、なかなか立つことができないし、今回は限られた30名、特に29名出走したんですけれど、こういった大会に参加できたことは本当に誇りに思いますし、今後もTGRがずっと続いていってほしいと思っています。
最後になんですけど、TGR出た選手はすごくコース上で応援してもらいます。静岡市内に入るとその応援がすごくすごく大きくなっていきます。
やっぱりこの大会を運営していただいた実行委員の皆様、しっかりこれまでずっとチャレンジしてきた過去の選手の皆様のおかげで、僕たちがこうやって声援を受けることができていると思っています。
改めて実行委員の飯島委員長をはじめ皆様に感謝申し上げます。簡単ではございますが、私の挨拶をさせていただきます。以上です。
そうしましたらここからですね、2日のトークセッションを行っていきたいと思います。
まず最初のトークセッションはですね、トップ集団の心境ということで、5名の選手にご登壇いただこうと思っております。
自分自身選手で出ていたときは決してトップ集団でいるような選手ではないので、本当のトップ集団ってどんなことを考えているんだろう、どんだけ後ろ、前気になるんだろう、そのあたりお話聞ければなと思っております。
そうしましたらお話ししていただく順次で、牧野選手お願いいたします。それから塚田選手お願いいたします。安田選手お願いいたします。竹村選手お願いいたします。そして土井選手お願いいたします。
まず最初に牧野選手からお伺いしたいんですけれども、結構選手用のあたりから塚田選手とバチバチしているというか、意識しているのかなという感じが報告書の中から読み解いたんですけれども、
意識しているほうがやっぱりペースは上がります。それともその後の記述でバチバチしていると結構メンタル疲れたみたいなこともやっぱり書いてあって、そのあたりどうなのかなということと、まだ報告書ものすごい情報量なんで皆さんなかなか読めてないと思うんですけれども、
途中で面白いですよね。もう頭の中にランプラストレールの表紙になった自分の姿っていう。ちょっとそのあたりのことを含めてトップ集団の心境というあたりをちょっとお話しいただけましたでしょうか。
塚田さんとのバチバチ、選手用からというふうに報告書で記載させていただいているんですが、塚田さんを意識しているのはレース始まる前から意識はしています。
市街地という430キロぐらい走るノンストップレースがあるんですが、それの時に塚田さんには負けていまして、TJRでは勝ちたいという思いがあったので、まずもうバチバチで意識はしていました。
なので、選手用からというよりももう初日から意識はしていて、
スゴノッコシ、スゴノッコシで自分が熱中症でやられているときに塚田さんがもう元気で出てきて、もう飽きたなみたいなところから実は始まっていて、
選手用のところで自分が先行したんですけど、もうその時にずっとIBUKIは見てたんですよ。
で、塚田さん来るなっていうのは分かって、で、塚田さんに抜かれたんですけど、やっぱ負けたくないっていう思いがあったので、もうそこから張り付いていって、
で、自分的には先行するよりも張り付く方が割と何だろう、逆に先行すると結構怠けてしまうようなタイプなので、だいぶ塚田さんには引っ張っていってもらってですね、
この場を借りて感謝を伝えたいと思います。
歴代3位という記録はですね、塚田さんのおかげです。
で、チャウスのところで抜いてったんですけど、塚田さんからマッキー優勝メーターをという声をかけていただいてですね、
で、その時に土井さんがだいぶ苦労されていたので、
ロードを走る、山でそんだけのペースでロードで走るなんてありえないだろうと思っていたので、本当に優勝すると思ってたんですよ。
で、塚田さん抜いて、俺優勝するわと思って、で、その時に考えてたことが、俺ランプラストレイの表紙だなって。
あ、翔吾さん、海人さん、土井さん、4人で対談かみたいな、そこまで考えてたんですよ。
で、旗投げのダムのところで、釣り橋、皆さんご存じだと思うんですけど、釣り橋、だいたいトップの人ってあそこで写真撮ってたりとかするんですよね。
で、釣り橋に行くか、釣り橋行くためにヤレヤレ峠ってちょっと起伏があるんですけど、そこを越えなきゃいけないんですけど、
それを飛ばして川を渡舟するかっていうどっちかルートがあってですね、
足がだいぶ疲労してたので、実はアイシングしたいなって思いながらも、いや俺優勝するしな、ヤレヤレ峠で釣り橋だなっていう、
ちょっとそんな欲をかきながら走った結果、最後の最後は追いつけなかったんですが、そんな思いでしたという。
すいません、なんて言ったんですかね、そんな欲をかきながら走ってたっていう。
で、最後はやっぱり土井さん目指してですね、最後まで出し切ったかなっていうところですね。
はい、率直なお気持ちありがとうございます。
そうしましたら、意識されてた塚田さん、どうでしょう。
どっちかというと塚田さんの記述の中には、あまり前後の人を意識してる感じっていうのは、あまり出ていないなっていう感じなんですけれども。
そうですね、基本的には全部の区間に目標タイムがあって、その通りに行くっていうのと、
もうスタート前からマッキーはビッグスリーって言われてて、もう山峡にはまずかなわないと僕の中では思ってたんで、
山峡の後ろ5番以内で行ければいいなと思ってついて行ったんですけど、
選手用はやっぱり一番不思議だったのは、マッキー早いから先行ってくれって言って先行かせると急に遅くなるんですよね。
全然。で、じゃあ先行くわって言って前行くとついてくるんですよ。
どうなってんだこれと思って。
あれでだいぶ自分のペースを乱してしまったんですけど、結果的に最終的には予定通りのペースだったんで良かったんですけど、
あまり普段人と走ることなかったんで、あの時間はすごい話し合えてもいたし楽しかったですね。
もうどっちみちロードでは勝ち目がないと思ってたんで、山岳ちょっといい思いさせてもらおうと思って前出て走ってたっていう感じですね。
そうですね、どいさんが苦しいっていうのをチャウスで聞いて、これはマッキー勝てるんじゃないかと思って。
もうなんか後ろからマッキー来てるっていう噂聞いたから何回か道中振り返ってマッキー頑張れってこうでかい声でひじり当たりから何回も叫んで聞こえてた?
聞こえてないです。全然聞こえないです。
一生懸命言ってたんだけど、やっぱり自分より練習してる人が活躍するのはすごいかっこいいなと思うので、僕はバチバチ通りは頑張ってほしいなと思いながら見てました。
やっぱ安田さんに抜かれた時も、これが練習量の違いだと本当になんか抜かれながら感動してました、一人で。
そんな感じで安田さんに繋げばいいですかね。
ありがとうございます。いい繋ぎありがとうございます。
まさに次安田さんに振るつもりでおりました。
今回3位という結果なんですけれども、順位って結構気にしてました?それともタイムを気にしてました?前後どれぐらい気にしてました?ってあたり伺えればと思いますが。
僕は全然タイムも順位もそんなに気にしてなくてですね、たぶん2022年の大会を見ておられた方、会場の方たぶんほとんど全員が僕がここにいるのがおかしいなと思ってると思うんですけど、実際僕もそう思ってるので。
なので何も前の人と競おうとかタイムをどうしようとかっていうのも全然気にしてなかったですね。
気にしてたのは携帯濡らすの?
そうですね。それはものすごい気にしてましたね。
赤色点滅塔を途中でなくして危なかったです。
どいさんにやられるかな。
ずっと走ってて、最後のロードぐらいはちょっと走ろうかなと思って、塚田さんが前にいるっていうのをずっと聞いてたので、その時はちょっと塚田さんに追いつくことを目標に頑張ろうとしたぐらいで、そんなには意識はしてなかったです。
ありがとうございます。いいですよね。いつもいじってもらえるネタがあってうらやましいです。
次に竹村さんお願いしたいんですけれども、まずはトランスジャパンではないんですけど、上州補高のスカイビュートレイル優勝おめでとうございます。
ありがとうございます。
実は自分自身があのレースのスタッフもしているもんですから、最初から、第1回からずっと自分も関わっております。
私も優勝しました、過去。
ありがとうございます。おめでとうございます。竹村さん。
流された、流されたね、今。おかしいな。
竹村さん、実は報告書にはですね、ちょっとページの関係で割愛をしてしまったんですけれども、実はゴールの計画のタイムを書いてくれていて、それが8月15日9時って書いてあるんですよね。
結構早いタイムだなということなんですけど、結構これは意識してスペースを作ってたっていうことでしょうか。
そうですね、タイムテーブルを作ったんですけど、あと自分の目標がとりあえず4日と10時間ギリだったので、
それに合わせたというか、南アルプスが落ちなければ結果的にタイムテーブルを作っても4日と9時間になったので、本当にそのペースでいけるかなっていうのを自分で試したかったって感じです。
結構前後を意識するというよりは自分の立てた計画通りに進むっていうことを意識してるっていう。
はい、そうでしたけど、やっぱり北アルプスとかだと土井さんが近くにいて、それももちろん想定というか、土井さんの立てた目標も近いだろうなと思ったんで、
ただ北アルプス自分が先行してたんですけど、ずっと振り向くと土井さんが見えるっていう位置で、また振り向くと土井さんが見えるっていう感じで、
意識しないっていうのはやっぱりちょっとできなかった。ただペース的にはそんなに自分ではそこを意識して無理してる感じはあんまなくて、
あくまでマイペースには進んでたんですけど、振り向くと絶対土井さんが見えるっていう感じでしたね。
そこはやっぱりプレッシャー。
プレッシャーそうですね。でもそれはそれでモチベーションというか落ち込みも少なく進めたんで、どっちかというといい方向には。
いい意味でのプレッシャー。
そういった意味ではちょっと戻っちゃうんですけど、塚田さんって3年前にソロでやってるじゃないですか。
ソロでやった時と今回やった時って、今回も常に誰かといるっていうことでもないと思いつつも、
同時に30人、29人がコース上にいるっていうような状態と、完全にソロっていうのとって何かやっぱり違いがありました。
そうですね。もうソロの時はもうはっきり言って恐怖しかなくて、僕はもうとにかくこのレースに出るのが怖くて、
一人でやった時に体に恐怖が染み込んでしまって、なんでランプラストレールもそうなんですけど、集合写真僕いないんですよね。
ちょっとスタートライン並ぶのが怖くて、スタートギリギリまで並べなかったんですよね。
それに比べると走り始めた時に周りに人がいて、スタートを置いていかれたんですけど、周りに人がいて一緒に走ってる人がいるっていうのがもうなんだろう、
周りにいなくてもやっぱり誰かが見てくれてるとか、誰かが一緒に頑張ってると思えて頑張れたっていう感じでした。
ありがとうございます。そして土井選手、改めて2連覇おめでとうございます。
前回と今回と一番違ったところっていうのがどのあたりなのかなっていうことと、
さっき竹村選手も結構近いところにいたりとか、結構後ろから牧野選手がなんか来てるぞみたいな感じ、
土井さんでもやっぱり後ろって気になりますかっていう、そのあたりもちょっとお聞きしたいんですけれども。
まあ序盤は竹村直太君がずっと前にいてて、その時も自分のペースは本当にずっと同じペースぐらいで行ってて、
中央の後半ぐらいからはスケジュールから落ちていってしまったんですけど、
基本あんまり周りは気にしないようにはしようとはしてました。
若い2人が頑張っているのはすごく喜ばしいことなので、応援したいという気持ちもありますし、
後半にあっては牧野君がだいぶ追い上げてきたので、やっぱりここまで来たら最後まで行きたいなっていう気持ちがあって、
いい意味でプレッシャーを感じながら労働を何とか粘りに粘って逃げ切ることができた感じですね。
だから2人の影響っていうのはやっぱりあったかなというのは思います。
中村 結構終盤で裸足にもなったっていう、さっき映像にも少し映ってましたけれども、
あのあたり結構やっぱり苦しい時間帯。
牧野 そうですね、もう終盤ぐらい、チャンス以降がどうしても足が痛くなって、
靴下も履けないし、靴も履けなくなった時に、実際に前回85キロ走っているっていう経験があって、
この状態で残りの85キロ走り切れるかなっていうのは不安しかなかったですね。
中村 前回に比べるとやっぱり苦しい展開。
牧野 そうですね、前回がそこまで大きなトラブルがなかったっていうのは大きいんですけど、
今回は結構雨にも降られましたし、状態としてはあんまり良くなかったのかなと思いますね。
環境っていうか、前回天気良かったんで、その違いかなっていうのは思います。
中村 前回どちらかというと僕の印象だと、ちょうどゴールしたところでダーッと雨が降った。
牧野 そうですね、直前に雨が降って。
中村 だからどちらかというと後続の選手はみんな雨にやられてるんだけど、
土居選手だけそれに軽落ちて雨に逃げ切ってゴールしたっていうような実は印象を持って。
牧野 そうですね。
中村 なのでやっぱりそういった意味ではかなり体へのダメージが前回と今回とはやっぱり違ったっていうことですね。
牧野 はい、そうです。
中村 ありがとうございます。牧野さん、最後にこのトークセッション最後にちょっとここから先の表紙を飾る予定などありましたら、目標何か。
牧野 すごい振りですね。
牧野 私は2回連続で出させていただいたので、次回はスタッフとして参加させていただいて、出る選手を応援したいなというふうに思ってます。
牧野 なので次出るとしたら4年後なんですけど、4年後は直田君とバチバチしたいなと思ってますし、
牧野 この中でも強い選手がいるっていうのを知っているので、もうバチバチして、俺がランプラストレイの表紙飾るから。
中村 直田君、次出たら一緒に走ることはないよ。
牧野 その時は僕が優勝で、ランプラストレイ飾って、牧野さんに。
中村 だから先越される。ちなみにもう先越してるけどね。
牧野 ちょっとちょっと。
中村 ややこしい感じですね。
牧野 しまらないじゃないですか。
牧野 家庭の話ばっかりしてもしょうがないんですけど、もし次回の大会で竹村選手が優勝すればですね、優勝者は出れますので、バチバチができます。
牧野 先に表紙を飾るっていう。先越されるってことで。
中村 直田君が優勝し続ければ。
牧野 優勝し続けたらあんた2位以下です。
中村 次優勝すれば3回目出れるから、その時にバチバチすればいいのか。頼むよ。
牧野 だから先に表紙を飾るよっていう話をしてる。あなたよりも先に。
牧野 それはしょうがないです。ルールなんで。ただ4年後は俺がもらうから。
中村 ただランプラストレイルで表紙飾られるかどうかはまだ別の話だから。
牧野 でも土居さん。
中村 あとでやろうか、この話。
牧野 緩末、緩末いいんすよ。緩末いいって。
中村 いやいや、表紙でしょ、そりゃ。
牧野 いやいや、緩末、緩末。
中村 いやいや、表紙でしょ。
牧野 どっちもいいということで。
以上です。現場からは以上です。
後半持つものを全部カロリーメイトやめました。
前半に食べたんですけど、
食べずにいったんですけど、
走れる区間はやっぱり食べないことがあったんで、
胃の調子が悪かったりとかしたんですけど、
今さっき話があったんですけど、
僕は柿ピーを持たなかったんですよね。
今までは持ってたんですけど、
ピーナッツのほうがちょっと消化のほうが悪いんで、
胃のほうがかなり弱いんですよ。
それをやめることにしました。
買えのもの何かないかなと思って、
持ったのが芋ケンピーを用意したんですよね。
これ結構硬いんで、
胃のほうの活動が行われるんでいいのと、
あと疲労回復とかむくみ取りにもいいですし、
お腹も調子が悪くなるんで、
便秘になったりとかするんで、
その改善もあるんで、
それに変えたことによってかなり調子が上がったんで、
カロリーメートルじゃなくて、
芋ケンピーが僕の主食になりました。
実はですね、
芋ケンピーも珍しいなと思って、
まさに次にお聞きしようと思ってたキーワードが
芋ケンピーだったんですけれども、
これやっぱり意識して
芋ケンピーを主軸に据えたということなんですね。
今のお話だと。
そうですね。練習の時に芋ケンピーを、
芋で考えたらですね、
腹持ちがいいんであんまり食べなくて済むっていうのがあったんで、
練習の時にやってたら、
かなりもう少量で済んだんですよ。
結局カロリー計算は最終的にしたんですけど、
必要なカロリーに対して取った摂取量が
5分の1ぐらいしか本当に食べてなかったんで、
本当に少しの量で済んだ。
結局芋ケンピーの力ととあるものがあったんで、
そういう結果になったのかなっていう感じです。
ありがとうございます。
疲れてきて眠くなると、
口を動かすと結構覚醒してくるっていうところがあるので、
芋ケンピーってなかなか目の付けどころがいいなって自分も思って、
その後、山行った時自分も芋ケンピー持ってきました。
ありがとうございます。
では次、辻本選手お願いいたします。
スモールツイスト、結構こだわってらっしゃるな。
ちょっと高いんですよね、値段としては。
結構やっぱりおいしいというか、
そこで選択されてるって感じですか。
そうですね、これ山とかにも持ってったり、
あと他のサハラの方のレースも出てるんですけど、
それにも持ってってます。
こんな入れ物なので、お湯だけ入れれば作れるんですね。
山とかサハラのときはコフェルとか持ってるんで、
この中身だけをもっと軽いものに入れてやってるんですけど、
これで1.5人前くらい入ってて、
これ八ヶ岳のふもとで作られてて、ほぼ手作りなんですよね。
おいしくて、パスタとかカレーとか、あとクスクスみたいなもの。
1.5人前くらい入ってるんですよ。
なので、今回これにそのまま持ってったんですけど、
中身だけをもっと薄いやつに入れ替えて、
作るときだけこれに入れて作る形。
ここが湿られるんで、これを何回かに分けて食べるみたいな。
1回お湯を入れて、それこそ日が沈むのを見ながら、
いいなとか思いながら食べたり、星を見ながら食べたり、
というので何回かに分けて食べたりしました。
あと、パスタを好きなんですよね、きっとね。
パスタ好きです。
細金のお目当てのスパゲティ屋っていうのがすごく気になったんですけど。
そうなんですよ。細金で喫茶店とパスタ、
あとカレーパスタみたいなのがおいしいところがあって、
みんなその手前のスキヤに行くんですけど、
僕はそれを通り越して、その先の喫茶店のパスタ、
もうそこだけ目指して、そこに間に合うように行ったんです。
一応間に合う時間に行ったんですけど、
なんかもう閉まっちゃってて、お客さんはいるんだけど、
入れない状態で食べれなかったんですね。
スキヤの近くの中華に行ったんですけど、
もう頭の中がパスタになっちゃってたんで、
分かりますよね。
パスタが食べたくてずっと中央から降りてきたんで、
ラーメン頼んだんですけど、どうも入らなくて、
そうです、食べれなかった悔しさがあります。
その悔しさをカッソで取り戻したと。
実は12日にイカのマウンテンマラソンに出て、
その代わりにもちょっとカッソを寄らせていただいて、
パスタを食べたんですけど、
向こうの方がちょっと一番楽しそうに過ごしてた、
一番楽しそうに。
僕はパスタも食べたんですけど、すごく恥ずかしいんですけど、
デザートとコーヒーもやったんですね、ゆっくりと。
なんかそんなゆっくりしてる人見たことないみたいな感じで。
楽しませていただいて、パスタもおいしかったです。
ゴルゴンゾーラのパスタかな、食べました。
司会 食事はでも目標になりますよね。
ここで何食べようとか、なると思います。
ありがとうございます。
では次、山中選手にお伺いしたいんですけども、
これまたですね、面白いもの持ってるなと思って。
くるみっこ。
山中 結構ああっていう感じなんですね。
でも確かにおいしいお菓子だけど、
なかなかトランスジャパンでくるみっこ持ってきましたっていうの珍しいなと思ったんです。
これやっぱり自分のご褒美食料という感じですか。
山中 そうですね、やっぱり楽しみが何か欲しいので、
ここに登頂できたらこれ食べようとかですね、
そういうご褒美代わりに持ってたっていうのもあって、
くるみっこは支出が結構多いので、支出も後半ちょっと不足してくるんで、
そういう意味でも補えるし、おいしいしっていうのもあるんで、
お取り寄せして、賞味期限から逆算して届くようにして持ってました。
司会 あと、勾配堂のすず焼き、これはどういうお菓子ですか。
山中 これね、和歌山の新宮にお店があるんですけど、すず焼きってベビーカステラなんですけど、
それの日本一おいしい店が新宮にあってですね、衝撃受けるぐらいおいしいんですよ。
それをお取り寄せして、それも持って入れてたんですけど、今回は持たなかったんですけど、
それ以外にかぬれお菓子のがありますよね。あれもハイカロリーでおいしくて持つこともあるんですけど、
今回楽しみのためにそういうのをいくつか持ってたんですけど、やっぱり重いんですよね。
重さとして、カロリーは十分足りてるんですけど、重さが結構あって、
会会式の前に受け付けとかしたら、みんなの選手のあまりの荷物の小ささと軽さに衝撃を受けてですね、
だいぶ反省して、今はカロリーメイト教に入信したところでございます。
山本 いや、トランスジャパンでは持ってないんですけど、自分は結構じゃがりこが好きで、
かさばるじゃないですか。だからあまり持ってる人少ないと思うんですけど、ご褒美でじゃがりこを食べるって結構やってたので、
気持ちはよくわかります。ありがとうございます。
竹瀬選手はですね、次お伺いしたいんですけど、実は報告書の中にあまり食事についての記載があまりないなというので、
逆にちょっと聞いてみたいなと思って、ご登壇いただいた次第です。
山本 自分は基本的にあまり食にこだわりがなくて、摂取カロリーさえ抑えていれば何でも食べれる方なので、
決まりきった練習でもよく使わせてもらっているカロリーメイトとブラックサンダーと魚肉ソーセージですね、
かきピー、それだけでぐるぐるぐる回してた感じですね。
あとアルファ米ですかね、出発前に店番に着いて到着したらアルファ米に白米に牛丼の素、
出発時に白米に親子丼、これをひたすら繰り返すのみです。
摂取カロリーだけとっておけばいいかなみたいな感じで走ってました。
おだしょー あまりいわゆるさっきのくるみっこじゃないですけれども、ご褒美おやつみたいな感覚はあまりない?
山本 そうですね、基本的にあまりないですね。水も飲料水も基本的に水と塩のみでした。
おだしょー 塩は塩で別に?
山本 そうですね、入れたりしてました。
おだしょー 塩タブみたいなのですか?
山本 タブレットと普通の塩を持ってました。
おだしょー 他に何かいわゆるビタミンであったりとかサプリ系って何か使われたりしてます?
山本 特にとってなかったですね。アミノバイタルぐらいですかね、基本的にとったのはサプリって言われれば。
山本 ありがとうございます。自分もトランスジャパンに出た時は基本カロリーメイトプラスアルファ米なので、なんとなく気持ちはわかるというか、
それにちょっとしたプラスアルファのご褒美持つぐらいで、計画を実に立てやすいというか、
どれをどれだけ持てばいいのかっていうのが、計画が一番立てやすいので非常にシンプルになるっていう意味で、
自分も確かにアルファ米とカロリーメイトをよく使ってたなと思います。
いろいろこの5人の方以外にもいろんな選手がいろんなもの持ってるんですけれども、
なかなかスタートした後ですね、選手同士も一緒にご飯食べる場面って実はあんまりないんですね。
昔は小屋でたまたま集まって小屋でご飯食べれた時代はそういった場面があったんですけれども、
それがなくなったのでみんなシェルターの中でゴソゴソやって何か食べてるけど、
何食べてるのかよくわからないっていうことなんで、
選手同士も今日初めて報告書読んで、この人こんなの食べてるんだ、こういうのあるのねっていうのがわかって、
またそれを使ってみようという方もいらっしゃるんじゃないかなというふうに思いますし、
皆さん今後トランスジャパン目指されている方あるいは山に行かれる方なんかも参考にしてみてはいかがかというふうに思いますけれども、
結構皆さん食料ギリギリの線狙ってきてますので、
普通に山に行かれる方は余分に持つようにしていただければというふうに思っております。
皆さん5人の選手ありがとうございました。
二つ目のトークセッション終わりたいと思います。
三つ目のトークセッションはですね、これもたびたび取り上げるテーマなんですけれども、
トレーニングについてということで、
普段のトレーニングもそうですし、
トランスジャパンを目指すための特別なトレーニングというのも報告書の中に記載もあります。
その辺りちょっと伺っていきたいと思います。
中村選手お願いをいたします。
それからデリン選手お願いいたします。
それから三上選手お願いいたします。
駿谷選手お願いいたします。
4名の選手にお願いをしたいと思っております。
中村選手、北海道ということで、ちょっと環境も違うのかなということもありますけれども、
ほとんど山でのトレーニングっていうのがないなっていうことなんですけども、
でもそれでも感想できるっていう、どの辺にそのポイントがあるのかな、
どっかに何か隠れて練習してるんじゃないかみたいな気もしたんですけれども、
トレーニングについて。
そうですね、去年の9月に1回ぐらいアルプス行っておかないとということで、
北アルプスのパートをなぞって思想をしたんですけども、
その時に北海道でいわゆる宿題参考と呼ばれるものをやったときは、
コースタイムの0.5から0.6ぐらいでいけてたんですけど、
アルプスだと0.7ギリギリぐらいになってしまって、
小さい目標でも大きい目標でも作って、
そこに走っていくっていうのが結構大切ということですね。
ありがとうございます。
では次に三上選手にお伺いしたいんですけれども、
年齢的にも自分なんかとだいたい同じくらいの年齢なので、
10年前のフルマラソンの記録を更新したっていうのを見て、
これはすごいなと正直思ったんですけれども、
結構これは日頃のトレーニングで徐々にアクティビティを高めていった結果ということなんですか。
そうですね。
僕前回も出て、前回はリタイアだったんですけど、
やっぱり結局総力がないと話にならんっていうところがあって、
とにかく総力を上げようって思って、
普段の練習、僕もともと労働の方のマラソンをやったりして、
長い距離走るようになって、そしてトレラン入ってっていう形で来てるんで、
いわゆる山屋さんではなくて、ランナー上がりなんで、
総力の基本っていうのはフルマラソンっていうのがありまして、
なので今回大会、もともとフルマラソンも10年前までは本当に労働しかやってなかったときで、
フルマラソンを走られる方は3時間切りたいという目標を持ってされてる方が多いと思うんですけど、
その当時は3時間切ったっていうところで、やっぱりちょっと何か思いつき感みたいなのがあって、
結構記録が逆に悪くなってしまって、それが何となくつまらなくなったのか、
今度はトレイルに入ったみたいな流れがありました。
今回やっていく、トレーラーもトレーラーでだんだんちょっと早くなったりしてきて、
でまたトランスジャパン出て、でもやっぱ総力足りないなって思ったときに、
やっぱり上げていこうと。
だけどちょうどトランスジャパン出て、2年前、今回参加の要件でフルマラソン3時間20分っていうのがあったんですけど、
2年前のその3時間20分に対して出した記録が3時間7分だったんです。
3時間7分で、その1年後、前回リタイアして、あと総力上げようと思って出した記録がまた3時間ギリギリ切れたぐらいだったんで、
その時の10年前の記録がちょうどあと2分ぐらいだったんで、
じゃあこの1年は頑張って、何とかその2分以上は更新しようと。
ちょっと歳いってるんで、しんどいのはしんどいんですけど、
でもやっぱりトランスジャパンっていうのに出るためだったら頑張れるなということで、
結局真面目にっていうか、1年ぐらいは普段しないような練習、
今までしてこなかった練習を、インターバルソン大っ嫌いなんで、
それ絶対やりたくないと思って今まで避けてきたんですけど、
ちょっとトランスジャパンのためならしょうがないかと思って、
一応週1回、それを1年間やり続けました。
で、そりゃ結果出ますよねっていう、そういった感じです。
ありがとうございます。もう一つ、これは面白いなと思ったのが、
他にもやられてる方いるのかもしれないですけど、
ネムザーへの体制をつけるというか、月に1回オーバーナイトランをやられてるっていうふうに書かれてたんですけれども、
これはどういった形でやられてるんですか?
大会があれば、大会でやってました。
だから100マイルのトレーランレースとか、あと24時間走みたいな大会とかあったんで、
それをまず大会入れて、その大会のない月は自分で走る。
地元の広島の山の、広島湾岸トレーランっていう108キロの大会があるんですけど、
そのコースを走るっていうのをやりました。
何もなしに、大体24時間ぐらい走るんですけど、何もなしだとちょっとできないので、
何らか大会なり、大会のコースなりっていうのに絡めて、モチベーションを保ちながらやってきました。
なるほど。今、24時間走っていう言葉が出て、
自分も最近でこそやらないですけれども、結構24時間走はやっていて、
周りの山関係の人たちからは神宮街をぐるぐる回って何が面白いんだと、
24時間もと言われるんですけど、自分の中では結構楽しい大会で、
大会どころか一人24時間走みたいなことも昔はやってたんですけれども、
仲間が見つかったようで嬉しいです。
同じとこぐるぐるはしてないです。何が楽しいんですかね、それ。教えてください、それ。
じゃあ、懇親会でじっくり。
お願いします。
最後に駿谷選手、今回最年長ということなんですけれども、
職場の中にも結構日常的にもいろんなアクティビティやられてるなっていうことなんですけど、
これはやっぱり意識していろんなものをやっているということなのか、
それとも単純に他趣味ということなんですか、どういうタイプでしょう。
私、トレランから重僧系にもともと来たんですけど、
山に入っているうちに山そのものが楽しくなって、
なので、それで三角階というところに入ってですね、
重僧以外の山の例えばクライミングとか沢登りとか雪山とかですね、
やってるうちに重僧って山の楽しみ方の一つに過ぎないなっていうふうに思い始めて、
今いろいろやってるところです。
じゃあ結構三角階に入って幅が広がったっていう。
そうですね、全然未知の世界でいろいろ教えてもらって、かなり広がりました。
逆に言うとトランスジャパンがない都市なんかだと、いわゆる沢だったりとかそういったところにもかなり行かれるような。
そうですね、そっちの方がしんどくないんで、やっぱりトランスジャパンの資格を作るのが結構厳しくてですね、
むしろ本番より精神的には練習の方が辛いっていうのは、
一人で雨の中、さっきも塚田さん言ってたように恐怖もあり、
もし自分に何かあったら死んじゃうのかなとか、そんなことも想像しちゃうんで、
重曹派だからもうそろそろやめようかなと思ってます。
あと報告書の中でですね、四国名言だなと思ったのが、
選考会以前のトレーニングは選考会以後に良いトレーニングをするためのトレーニングであるというのが、
なかなか頑竹ある言葉だなと思ったんですけれども、ちょっとそのあたり説明をして解説していただけましたでしょうか。
そうですね、トレランの仲間とか重曹の仲間とかいろいろいて、
その練習の結果とかをSNSとかで見たりするんですけど、
みんなすごい普段からやっていて、ベースにある総力ってみんなすごいと思うんですよね。
一方、自分は結構練習が嫌いで、本番直前に集中してレベルを上げていくというか、それしかできないんですけど、
私が思うに多分レース前の1ヶ月半から2週間ぐらい前までに、その間に良い練習ができたらきっと良いケガがついてくると。
ただその良い練習をするために練習が必要なので、そのための練習をその前にしようということで、
目標を小分けにして、目標のレベルを下げてちょっとずつ段階を踏んでいく方が自分には向いてるかなというふうな思いです。
小川 個別指導の塾みたいな、そんな感じですね。ありがとうございます。
結構今のは針もそうですけど、わりとファーストエイドキット、いろんなもの結構持たれてるなっていう印象を持ったんですけれども、わりといろんなものに備えて持っていこうというのは最初から決めてたってことなんですね。
そうですね。自分は不安症というか怖がりなので、何があっても無事に帰ってこれるようにっていう準備はしてました。
ありがとうございます。そうしましたら次、石山選手にお伺いしたいんですけれども、
腹痛と熱中症とでかなり苦労されたなということが文字から滲み出てくるんですけれども、いかがでしょう。
それを伝えたくて一生懸命書きました。熱中症でリタイアしてしまったので、皆さん熱中症の男というふうに思っていらっしゃると思うんですけれども、
僕にとっては初日一残しを過ぎてから人生史上最悪レベルの腹痛、ちょっと経験したことのないようなものに襲われてしまって、
自分のお腹の中にいる門をこじ開けようとする勢力と、人間の尊厳を懸けてずっと戦い続けなければいけないっていう、そんな記憶ばっかりで、
それで歩いていて気づいたのが、水を飲むと誘発する状況だったんですね。
なので水を飲むことができなくなっていって、ほとんど飲み食いできず、2日目なんか結構カラカラの状態で歩き続けたというような感じですね。
それが起因になったのかは分からないんですけれども、最終的に熱中症につながっていたというような感じです。
田窪 熱中症というよりは腹痛で水を取らない、それが熱中症につながったっていう順序なんですね。
順番としてはそうですね。ただ、じゃあその腹痛が何から来たのかっていうところが結局まだ分かっていなくて、
ただ看護師の友人から指摘をもらったこととしては、そもそもそれが熱中症の初症状だったんじゃないかっていう、
ちょっと僕も不勉強で知らなかったんですけれども、熱中症の症状の中にそういった下痢を誘発するものがあるということで、
もしかしたらその時点からそうなっていたんじゃないかと。
思い返してみると確かに、日中とか太陽が出ていて暑い時間帯は痛みが顕著だったんですけれど、
夕方から夜間にかけてだったり、あと1回眠って心部体温が下がった後なんかは明らかにその症状が穏やかになっていたので、
あくまで推測ですけれども、そういうことなのかなというふうに今自分の中では整理しています。
はいありがとうございます。では最後小島選手にお伺いしたいんですけれども、
赤石のあたりで目眩に見舞われたという記述があったんですけれども、そのあたりの状況っていかがだったんでしょうか。
そうですね。目眩に気がついたのは実は最後の日尻の岳を夜登っているところにあるんですね。
そこに星が見えてたんですけど、星がぐるぐる回っているんですよね。
それでUFOか何かかなと思ったらあれと思って、これ自分の目が回っているんだっていうのを気がついたんですね。
そう思うとちょっと前に戻ってくると赤石ぐらいのところから足の置き場が自分の思うようにいってないなというのを気がついていて、
全然スピードがなくなってきてどんどん遅くなっていたんですけど、その時に自分はこれは目眩をしているんだというのをまず認識できたのが日尻の後の方なんですけど、
その原因というのがやはりその前にあって、やはり寝れなかったというのが一番で、
中央アルプスまでちょっと頑張って一ノ瀬でちょっと寝ようと思ってたんですけど、
やはりその時にまだ僕らの時っていうのは台風が来るかも、南アルプスで来るかもしれないっていう情報が入っていて、これ直撃するかもしれないって入っていて、
やっぱりちょっと焦ってしまって、睡眠を計画よりも取らずに出て行ってしまった時に地蔵大根でもう完全に1回潰れてしまって、
でもそこでちょっと寝ながら行った中で僕は逆走もしてしまってたっていう、
椅子の前に立っても本当に一番洗浄畑につかないというような状況もなってしまってて、もうボロボロに1回なってしまったんですよね。
その中でその前提があって目眩が最後に来てしまって、もう最後実はゴールシーンで旗掴むときもクラッと揺れてるんですよね。
そのくらいもう自分の中では目眩との最後3日間は戦いながらの済んでいました。
あと富士見峠で停滞音症っていう記述もあって、富士見峠で停滞音症珍しいなと思ったんですけれども。
そうですね、もう停滞音症と、何度か停滞音症にはなりかけてたんですけど、ちょっとあのときはやはり寝てしまって、コンクリートで寝てしまったんですよね。
そのときに下からの熱が取られてしまって、ちゃんと自分の中で保温できてなかった。
まさか僕もそこで鳴るとは自分自身も思ってなかったので、山ではなくてこういう普通のロードでも危険があるんだなということは非常に感じました。
ありがとうございます。
結構このレース中にどういったケアをするかだし、どこでどれだけ休むかっていうのもなかなかこう計画を立てても、それどおりもちろんうまくいけるとは限らないですし、
さっき今のお話もあったように、今まで経験したことがないようなトラブルに見舞われたときに、一体どうやって対応するんだって、
これも一義的にはもう経験を積み重ねていくしかない。
きっとこの後中川さんは豆の対象がきっと上手になるだろうし、豆ができたときにどうすればいいかだし、
もっと言うと豆ができない、豆を作らないためにはどうすればいいのかっていうことにもきっと及んでくるんじゃないかなというふうに思います。
このレースを通じてまた次回以降やられる方もいると思いますし、どういった自分の体コンディションを維持していけばいいのかだし、
どういったトラブルに見舞われたらどういった対処すればいいのかっていうのは日々経験を繰り返して積んでいっていただければなというふうに思っております。
皆さんありがとうございました。
次、5つ目のテーマはですね、これ今まで取り上げたことがないテーマというかですね、これは本当にテーマなのかというようなお題です。
何を考えながら進んでますかっていう話です。
これをですね、前田選手お願いいたします。
それからしし戸選手お願いいたします。
勝田野選手お願いいたします。
そして足田選手お願いいたします。
実はこのテーマですね、いつもテーマ何にしようかなって考えて、さっきの食料だったりとかケアみたいな話、割と定番で何回も取り上げてるテーマなんですけれども、
今回報告書を編集している中でですね、ちょっと2つきっかけがありました。
1つはやっぱり皆さん読まれるとわかると思うんですけども、前田選手の報告が格段に面白いですね。
ぜひ読んでみてください。
ですし、前田選手について他の選手が書いてること、要するに他の選手の記録の中に前田選手の名前がよく出てくるんですよ。
ってことは、なんかきっと印象深いことやってんだろうなっていうのが自分の予想なので、そのあたりを引き出してみたいなと思ったのと、
もう1つ、篠戸選手の報告を読んでですね、これも皆さんぜひ読んでいただきたいんですけれども、非常に表現が幻想的と言いますか、詩的と言いますか、
なかなかこういう文章ないぞっていう感じだったので、これもまたちょっとこのあたり聞いてみたいなというのがこのテーマを立てたきっかけになります。
ということでまず前田選手からですね、結構報告書の中にも応援してる人にどうやって返そうかみたいなことも意識してるみたいですし、
ありがとうございます。では首都選手、普段から割と詩的な文章を書かれるですかね。
いや別に僕はそういうつもりはないんですけれども、でも学生時代の時に結構手紙をよくいろんな人に出したりしてまして、
それでちょっと書くっていうことが好きというか、表現を考えたりとか、そういうことが知ってましたね。
実際にレースの中、レースの道中で走ったり歩いたり登ったりっていう時の、
頭の中もやっぱりああいう詩的なイメージになってるんですか、それともそれはまた別物?
そうですね、辛いんでそんなことは全然考えられないですね。
報告書書いたのは終わって帰ってきて2日後ぐらいの段階なんですけども、忘れないうちにちょっと書きましたね。
じゃあ現実世界というか、レース中はレース中でしんどいなとか辛いなとか痛いなとか、割と普通のこと?
そうですね、そうですね。
じゃあ次に、勝田の選手についてなんですけれども、そもそも今回なんでポップコーン話が出たんでしたっけ?
今日なんで食料の話のところじゃないですかね。
頭の中にずっとポップコーンがあったのかなと思って。
ポップコーンはレース前に食べたかったから持ってったけど、レース中は食べたくなかったから食べなかっただけなんですけど、
ちょっと運営が盛りましたよね。
じゃあ実際にレース中、頭の中にあることって何かのことを結構考えてる?
やっぱりポップコーンじゃないですかね。
冗談ですけど、そんなにでもないですよ、正直言うと。
ししど選手とかともちょっと前後しましたけど、ししど選手がスゴノコシに行ってる最中に雨でずるっと滑ってポールを追って追っとるやんけとか、
本当にそのあった状態を見たままを感じてるほうが大きくて、
例えば初日なんて結構ご式に向かう最中とか薬師に向かう最中ってすごい夕日が綺麗で雲海だったんですよ。
そういうのを見ながらいいなと思いながら本当に歩いてるっていうのが結構あって、
早く行かなくちゃいけないとか遅れてるなとかって思いながらはあんまり歩いてないかなっていう、そういう感じですかね。
結構時間とか計画とかっていうよりはその状況その状況を楽しんだり。
マイルストーン的にここのポイントではここまでつきたいなとかここまで行きたいなっていうある程度のスケジュールでかいスケジュールは持ってて、
そこの中でどんだけ自分が自分のコンディションと天候のコンディションに合わせて動いてるかなっていうぐらいは思いますけど、
あとは臨機応変に今あることをありのままというか考えながら歩いてましたかね。
ちなみに片野選手、片野大輔という人格とダスティンっていう人格は何か使い分けてます?
片野 ないですよ。僕最初からご挨拶のときにダスティンですって言わないですからね。
片野ですって言いますけど、皆さんが相性で読んでいただくっていうだけです。
今回も報告書をダスティンって書いて出していきましょうね。
ありがとうございます。足田選手はですね、いつもそうなんですけれども報告書の書きぶりというか書き方って特にあんまり指定はしないんですね。
第三者のことを何か想像であまり書くのはちょっとやめてほしいというようなことは言うんですけれども、
自分のことに関してとか自分が見たものを感じたものとかを書く人もいれば、結構食料とかそういったことを細かく書く人もいれば、結構様々なんですけれども、
足田選手の場合はあまり報告書の中から気持ちが読み取れなかったっていう部分が実はあって、
ただ一方でこのレースの中で得たものってページで言うと132ページぐらいなんですけどね。
気持ちが出てるなっていう、ちょっとこの辺りのことについてお聞きしたいなと思ってお呼びしました。
132ページまだ目を通してなくてわからないんですけど、報告書の中には淡々とあったことを書いてました。何を書いてましたかね。
132のところにはですね、初めての幻覚と幻聴、辞めたいと思ったとき冷静になり知識道具を動員できたか自問し、
結論を急がずとりあえず寝て食べたら回復し、腹が減ってはいつか草ができると実感したこと、辞める理由を考えたりゴール後のことを考えたりすると歩みは止まる。
今できることを精一杯やることは一歩一歩出すことに集中すると前に進め目的地に着くという体験。
無念無想で歩いていると応援が本当に推進力となるという体験。ゴールに向かう同士の存在が力になる体験。
これまで人生で一番おいしいビールを飲めたこと。
むっちゃ真面目な回答ですけど、まさにそれです。
辞める理由はずっと考えていました。大怪我したら辞められるなとか、台風直撃して山天が出れば辞められるなとかも考えたんですけれども、
同時に辞めない方法もいっぱい考えていました。ずっとずっと考えていて、いろいろ試しました。
食べるとか寝るとかいうのはあるんですけども、例えば心に効く方法って考えてて、ゴール後に何をするか考えてみようって、
しばらく歩こうって思ったら本当に疲れてきてペースが落ちてくるとか、この辺って結構限界までやらないとわからない。
普段は体力も元気もあって突っ込んでいけるんですけど、そういうのを一個一個試してました。
だからスケアでご飯食べること考えたらやっぱり元気出ましたし、カッソの食べれるものを想像したらもちろん元気出ましたけど。
もう一個試しにやってみようと思ったのは、前々から思った辞める理由をもう一度考え直してみるっていうのをやったらむちゃくちゃ歩みが止まって、
これあかんことなんやって分かったりとか、限界になった空っぽの中で試せることっていうのを試しながら、
そういう状況でしかできないことをちょっと楽しんでました。
あといかに気分をそらすかとか、紙コーチの中、川の中見て魚が泳いでるのを探すとか、
土井チゴがあったらつまんで食べてったんですよ、これ失格になるかなと思いながらやったんですけど。
あとわさび生えてたら取って食べるとか、クレソンとか食べたりとか、ブルーベリーの原種みたいなのもあって食べたりとか、
そういうことをしながらいかに気分をそらして、つらいところから目をそらして楽しむかっていうところ、
そういうのを考えてやってましたんで、そこまでは書いてないんで気持ちが見にくいかもしれませんが、そういうことを書いてました。
山本 今そういったお話聞けてよかったなと思います。
以前のレギュレーションだと小屋食ができた時代っていうのもあったので、
そうすると何時までにあそこの小屋に着いてカレー食べようとか何食べようって、
わりと身近なところに目標を持ちやすかったんだけれども、今それができないレギュレーションになっているので、
ちょっと目標をどこに持っていくかとか、そのあたりが昔よりはもしかしたらちょっと難しくなっているのかなという気もしますけれども、
逆に気をそらすっていうことですね。
足田さんのコツというのは。
足田 嘘そうです。
山本 ありがとうございます。ちょっと話また戻ってしまうんですけど、
前田さんも応援の方についてのこと結構いろいろ考えてもらえたんですけれども、
もっと多分いろいろなこと考えてらっしゃいましたよね、きっと。
山本 そうでしょうか。何かありましたっけ。
山本 何か考えてませんでした?
山本 いや、どうでしょう。そんな気がします。服のカラーとかどうやって考えてたのかなって。
山本 そこですか。
山本 だと思います。
山本 衣服の色については。
話しとれちゃうんですけど、今日も一応着てきました、こんな感じで。
途中一ノ瀬で着替えたら、青色着てたんですけど、なんで紫じゃないんだって怒られまして。
それをずっと思って、今日はだからそういう服じゃないといけないんだなと思って。
なんなら下にスパッと履いてます、ちゃんと。
でもみんな今日そんな感じじゃないから、明日のお楽しみにしてます。
山本 はい、ありがとうございます。
何を考えながらっていうのの中で、あんまりちょっとそこまで深掘りはできなかったんですけれども、
辞める理由っていうのには、やっぱり自分も経験は、
トランスジャパンではないですけど、やっぱり理由、そういったこと考えちゃうことってやっぱりあって、
もしかしたらそういうことを全く考えない人もいるのかもしれないけど、自分って考えちゃうなって。
しかもいかに合理的な理由であればあるほど、なんか自分がちょっと嬉しくなるみたいな、
逃げたくないけれども逃げたい自分みたいなのを思うことはやっぱりあるので、
ちょっとそういったことも、考えて何になるっていうことではないんですけれども、
やめたいなと思ったときに、今みたいな話をちょっと振り返ってみるのはいいのかなというふうに思いました。
ありがとうございました。
最後6つ目のテーマはですね、おすすめのグッズです。
これもいろんな方がいろんな内容のことをですね、報告書に書いていただいてます。
代表して4人の方にご登壇をいただこうというふうに思っております。
吉川選手お願いいたします。
それから関選手お願いいたします。
笹野選手お願いいたします。
最後、穂谷選手お願いいたします。
まず吉川選手ですけれども、基本前回の装備っていうのがベースにあって、
そこから工夫をしてきているのかなというふうな印象を受けたんですけれども、
どのあたりが選択のポイントだったり工夫のポイントなのかというあたりを。
私は一つ一つの道具って、あまり標準で使っているんですけれども、
今回テーマを与えられて考えたのが、その装備のバリエーションっていうのは考えているかなというふうに思いました。
一番重くなる装備っていうのが、やっぱり寝る道具、寝具だと思うんですけども、
大体その報告書を見て最後の書いて、ストックシェルターでマットでビビみたいな形になるんですけども、
実はこれってテントであっても、ドームシェルターとか、あとツエルトもありますし、
マットでもエアマットとか山道さんとサイバーマークスさんもありますし、
あと寝る道具でもシュラフカバーとかシュラフっていうのもあるので、
そういう意味で3×3×3みたいな感じになると数十通りのパターンになるので、
そういう意味でパターンを考えて、例えば今回でも後半エアマットに変えましたし、
2022年大会でも後半台風が来るということで、後半から一乗せからドームシェルターに変えて、
一番重いパターンでいったということで、そういう意味では一つ一つというよりもバリエーションを考えているというところかなと思いました。
三沢 結構状況に応じてこの組み合わせを変えて、その状況に応じていいチョイスをしていくという、そういうイメージですかね。
三沢 そうですね。あともう一つバリエーションを、これ本当に何でもないエマージェンシーシートなんですけども、
これ本当お守りみたいに持ってまして、さっきのパターンがいっぱいあるのを埋め合わせてくれる道具かなというふうに思っていて、
これ例えば本当に寒い時であれば体に巻きますし、あとはマット代わりにしたりとか、
あとは本当にその例えば手袋なくしちゃってもこれ巻いておけば救えると思いますし、
あと結構その使えるのがストックシェルターの上にかけると簡易的なダブルウォールみたいになるので、
そのバリエーションプラスこれっていうのは本当にお守りで持ってます。
三沢 なるほど。自分もエマージェンシーシートは必ず持ってるというか、自分の場合結構メインのシングに、
Viviとか使わずにメインに使ってたんですけど、畳むのがめんどくさいんですよね。
三沢 そうですね。これ結構慣れないとうまく畳めないので、畳む順番と畳む方向で空気がきれいに抜けていくので、
割と数秒とあとは和ゴムでいけるかなと思いますけど、
確かに頭をぼけてきて順番が分からなくなってくると最後抜けなくてやり直しみたいなのはありますね。
三沢 ありがとうございます。では次関選手にお伺いしたいんですけれども、
今回おそらく一番報告書の分量が多かったの関選手じゃないかなと思います。
こうやってなんかシュッとしてますけど、結構中熱い男です。
三沢 だいぶ減らしたんですけど。
三沢 そうだったんですね。ありがとうございます。
この関選手ですけれども、ウェア含めてどのあたりにこだわったチョイスというか選択をしているのかなっていうあたりをお伺いをしたいんですけれども。
三沢 そうですね。私の場合ウェアについては結構ワークマンとモンベルが多くて、比較的コスパが良いものを使うっていうことが多かったですね。
三沢 あとウェアじゃないグッズの類はどうでしょう?
三沢 ウェア、そうですね。
ポールについても今テムだったかなっていうサイトで結構安く手に入るものがあってですね。
それがカーボンのポールが1本4,000円ぐらいなんですけど、120センチのポールが120グラムっていうものがあったものですから、それ使ってました。
基本私の場合はコスパが良いものを使ってましたね。
ザックについてもモンベルのバーサライトで、しかもアウトレットで8,000円のものを使ってましたし。
あとは防寒時としてダウン持って行ってたんですけど、そのダウンは何だったっけな。
それもモンベルのダウンなんですけれども、安くなってて7,000円、ただ重さとしては160グラムぐらいのものを使ってました。
とにかく基本安いものがあったら結構買っちゃいますね。
なるほど、今アウトレットなんかでも結構アウトドアの用品はあるので買えるし、
あとは輸入ものも結構探されてます。海外のもの。
TEMっていうサイトでは結構安いのがあるので、今回サングラスも超高サングラスをそこで買ったんですけど、
それも498円とか、そういうものを買いました。
498円は安いですね。さすがにちょっと不安になる安さだな。
ありがとうございます。では次、笹野選手なんですけれども、笹野選手も報告書から見ると、
ストックシェルターからクロスオーバードームに変えたりとか、
先ほどの吉川選手にちょっと通ずるバリエーションの中で組み合わせていくというような選択肢の持ち方なのかなというふうにちょっと想像したんですけれども、いかがでしょう。
そうですね、私は初めての出場ということもあって、前年の4泊しなきゃいけない、いわゆる宿題のときにはほぼクロスオーバードームでやってたんで、
ただ実際の本番だとそんなに寝ないというか、前年の宿題のときだとやっぱり7時間8時間はテント場に滞在するので、
そういうしっかりとして寝るスペースがあるものを準備してたんですけど、
本番は逆にあんまり熟睡できないようにというか。
塩田 熟睡しちゃわないように。
そうです。マットとかも一番ペラペラのやつを、70センチぐらいのやつを2枚持ってて、下がふかふかのときは身長分並べて、
どうしてもゴツゴツで固いようなとこに寝なきゃいけないときは重ねて、薄いマットでも重ねて寝ればちょっと厚みが出る。
一番腰とか背骨のあたりだけふかふかなら、そっちのほうが寝やすいと思って、そういうのに対応できる感じにしましたね。
日に日を重ねるたびに、そんなあえて貧相にしたシングでも寝られるようになってしまって、
僕は宇都木岳、中央アルプス宇都木岳を越えて、駒が下まで降りなきゃいけないところで夜になってしまったんですけども、
どうしても雨も降ってきて寒くて進めなくなってしまったので、その途中で休憩しないと危なくて進めないと思って寝たんですけど、
そのときはトレイル分けのちょっとしたスペースで休もうと思ったら、7時間熟睡してしまって、
朝になって最後駒金から市の瀬まで必死で走る羽目になって、結果ちょっと間に合わなくてタイムオーバーになってしまったという結末でした。
司会 ありがとうございます。では最後、穂谷選手お願いしたいと思います。間違ってたらごめんなさいね。
もしかしたら一つ一つ何かすごくこだわりを持ってこれを選んでるっていう感じがあまりなかったんですけれども、間違ってたらごめんなさいね。
いやいや実はと、もしかしたらいろんなもの試してきた結果のチョイスがこれだっていうことなのかなっていうのもちょっと想像はしたんですけど、そのあたりいかがでしょう。
ちょっと穴がち間違ってはなくて、ちょっと人のいいものを真似してる癖があるみたいなところがあって、いいものを自分のものにするんだから聞いて、それはいいものとして自分のものとして使うようにしてきました。
もちろん自分で探したりもしてきたんですけど、例えばそれも真似してるかな。
SKVBを皆さんカットして少しでも軽量するようにっていう、僕もそれを真似してカットしようとしたんですけど、そのカット領域っていうんですかね、それがもうちょっとカットしすぎちゃって、
嫁のお母さんにやってもらったんですけど、縫ってもらったんですけど、履いてみないよって言われて、履いたらもう手が広げられない状態で、もうそれきついんじゃないって言われたんですけど、
いやこれがDJなんやよっていう、本当はもうきついと思ったんですけど、やり直してもらって、これならいいわっていう普通の、ちょっとちゃんと入れるぐらいにサイズをしてもらったんですけど、
あとは、低体温症に中央でなりかけて、訓練でテント張って着替えて、温かいものを食べてすれば回復できるっていうのはもう訓練でやってたもんで、
それを実行しようとしたんですけど、ライターがつかないっていうことがありまして、それからライターはもう絶対に山には持っていかないようにしました。
その代わり、ファイヤースターターっていうのをあれを持っていくように、これからしようかなって思いました。そんな感じですかね。
田窪 いえいえ、ありがとうございます。この報告書、過去のものも読んでですね、皆さんここにいる選手全員がおそらく誰かの影響をきっと多かれ少なかれ受けてると思いますし、
誰かが使ってて、これいいよっていったものを試してみて、いいなと思う人もあれば、自分には合わないなっていう人も多分あると思うんですね。
なので、今回のこの報告書に出ているいろんな装備とか、装備上の工夫みたいなものも、ぜひ今後出られる方含めて試してみていただければなと思いますけれども、
必ずしもそれが自分にフィットするかどうかっていうのはまた別物なので、そこはいろんな経験を積んでいく中で、
いいものを最後に残していくというような取り組み方がいいのではないかなというふうに思っております。
西原 ありがとうございました。トークセッションはここまで6つのセッションを行ってまいりました。
ここでいよいよ報告会も終盤であります。最後にトランスジャパンアルプスレース実行委員会代表の飯島からですね、ご挨拶をさせていただきたいと思います。
飯島 皆さんこんにちは。
トークからお集まりいただきありがとうございます。
このTJARもですね、2002年から始まりまして、もう12年、通算14回もやっているということで、私も2004年から関わっているんですが、もう20年ですね。
20年もやっていてよくやっているなっていうのをしみじみと思っています。
よく話をするんですが、当初本当に応援してくれる人ってほんのわずかで、大浜海岸ゴールしてもほぼ待っている人もおらず、待機する場所もないので、松林の中にブルーシートを敷いて、なんとなくうやうやと集っているような状態でした。
雨が降れば滑走したり、いる場所もなくて、結構大変だった思いがあるんですが、本当に思い返せば、あれからすごく変わったなと。
静岡市をはじめとして、こちらでもたくさんの応援を受けまして、本当に環境がすごく整ってきました。
毎年どんどんバージョンアップして、大会としてもどんどん成熟してきたなという感じはすごく強く思っています。
2年前からですね、特に露出をいろいろ考えて、すごく立体的にこのレースが表現できるような工夫をしてきました。
ホームページはもとよりインスタライブであったり、インスタ、フェイスブック、あと、IBUKIを使ったGPSトラッキングで、会場に足を運ばなくてもこのレースが理解できる、分かる。
かなり臨場感もあって、このレースが表現できるようになってきたと思っています。
それによってですね、今ここにいる皆さんをはじめ、コース予定は非常に多くの応援を受けたと聞いています。
私もかつて出ていたときにですね、応援をたくさん受けて、本当に前に進む原動力になったってすごく思うんですね。
他のレースでもやっぱり応援があって、やっぱり嬉しいです、当然。
嬉しいんですが、このレースの応援とはまた全然違うんですね。
多分選手それ分かると思うんですけど、頑張ってくださいってその一言であってもですね、本当に辞めるかどうか、どうしようかな、いつ辞めようかなと思っている中、その受けた応援が本当に原動力になる。
何回道路に突っ伏して寝て、ボロボロになって足引きずって、その中にもたまに通りかかる車から受けた応援、あれが本当にどんなに力になったかわかりません。
改めて応援をいただいた皆さんに感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。
今年の大会終わってですね、次の大会とかいろいろ聞かれるんですが、2年後一応開催する予定ではおりますが、私ももう10年もこの12年間代表というのをやっていてですね、もういい加減やめたいです。
お疲れましたんで、誰かにやっていただきたいんですが、そういった話で実行委員会で話になっても誰も実行委員に手を挙げてくれないので、さてどうしようかなというところなんですが、とはいえ本当に冗談抜きでいつまでも私こんなのできないので、誰かやってください。
本当にすごい大変ですけど、準備も4月から半年くらいでやっているわけです。本当に途中やめたい、本当に嫌になることがいっぱいあるんですけど、こういったこのレースに興味を持ってきてくれる方がこんだけいる。
これを見たらね、選手の頑張りを見れば、ちょっとやらないかなというところで、今ちょっと心を傾き始めていますけど、いつやめようかという感じなので、今の拍手でちょっと頑張れる気がしました。
次回一応やる予定でありますので、皆さんのまた引き続き応援をよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、静岡市の方々、本当に影になる表になり、いろいろ手を尽くしてくれましてありがとうございました。
こんなに素敵な会場で、こんだけの大きな方にいろいろこったこの夏の成果を発表できる機会をいただきありがとうございました。
そして協賛の方々ですね、資金的であったり物品であったり、いろいろ本当にサポートいただき、それがあっての本当にこの会社です。
ありがとうございました。
あとライオンズクラブの方ですとか、カチカチドイの方もコースであったり、ゴール地点の設定に関して非常に理解を応援をいただきました。
ありがとうございました。
そしてあとスタッフの方ですね、本当にブラックなスタッフ業務で、2泊3日とか3泊4泊くらいのとこあるんですね。
交代もなし、休憩という休憩も特になく、あと任せればという感じで山越えに送り込んでみたいなとか、雨風邪あってもあと任せるみたいな感じで、
TGNのほとんど選手の方が多いので、そこら辺は安心なんですが、ブラックにあることは間違いなく、そういった方々によってこのレースが支えられていたことは間違いなく、
それも本当にこのレースを形作る一つの大きな要素であって、これも非常に感謝しております。ありがとうございました。
あとは皆さん本当に応援ですね、引き続きよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
これ今日もってですね、このTGR 2024は全てのプログラム終わりなんですが、
引き続いてこの先行館の様子が、IBUKIステーションで1回か2回か3回か分からないですが、何回かに分けてだと思いますが、
ポッドキャストによって配信される予定です。
そのアドレスはまたホームページ等でまたお知らせしますので、また引き続きお楽しみください。
あと、大和渓谷国の12月の11月25日くらいに発売の方でも私が語ったことがまだ基地になるようですので、そちらも引き続きお読みください。
はい、では以上になります。ありがとうございました。
以上をもちまして、トランスジャパンアルプスレース2024報告会を終了としたいと思います。
皆様長い時間お付き合いいただきましてありがとうございました。
また2年後大会を開催できるように我々も頑張ってまいりたいと思います。
引き続きの応援のほどよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。