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Ep.167 シンガポールのブッククラブ
2026-05-08 36:29

Ep.167 シンガポールのブッククラブ

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今回はつばきが行ったシンガポールでのブッククラブのお話を。雰囲気から、内容、つばきが紹介した本についても語っています。


【紹介したイベント】
・PODCAST WEEKEND
https://podcastexpo.jp/podcastweekend/
【紹介した本】
・Alexandra Aikhenvald「I Saw the Dog: How Language Works」Profile Books
・筒井康隆「残像に口紅を」中央公論新社


【よりぬき】

・PODCAST WEEKENDにでるよ
・シンガポールでブッククラブに参加してみた
・言語が価値観を作る
・アイデンティティを表す言葉
・村上春樹の洗礼

感想

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サマリー

生物学者の椿がシンガポールで参加したブッククラブの体験談を語るエピソード。多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり、最近読んだ本を紹介し合う形式のブッククラブは、非常に刺激的で温かい雰囲気だった。特に、言語学者が書いた「I Saw the Dog」を紹介し、言語が人々の価値観やアイデンティティ形成に与える影響について深く考察した。また、シンガポールで使われる「ラー」という言葉のニュアンスや、言葉が失われることの現実味についても触れ、本を通じた新たな発見と人との繋がりの豊かさを実感した。

ポッドキャストウィークエンドへの参加告知
生物学者と書店員のインターネットラジオ、本の虫のススメ。
本を偏愛する生物学者の椿と、書店員の佐藤が、本にまつわるあれやこれやをゆるっとお届けします。
今回も始まりました、本の虫のススメ。
え、どうした?そんなんやっけ?
ちょっと、ちょっと、ちょっとテイスト変えてみようかなと思って。
変えてみた?なんか、打ち合わせなかったからびっくりしたわ。
そうやね。置いてきぼり。
乗ったほうがいいんやろうかと思って。
戸惑いを生み出してしまった。
戸惑いを。ゴールデンウィーク明け。
明け、どうですかね?
明けてるかな?どうなんやろう?なんか今、カレンダー見てるんやけど、5月の6日まで休み。
で、6日が水曜やから、7、8やろ?これ、8日にリリースやから。
7、8休みにしてる人は、ゴールデンウィーク中かもしれない。
ああ、そうか、そうやね。
10日ぐらいまで。
トビシっていうやつかな。
そうやね。連休にしてる人もいるはるかもしれへんよね。
ねえねえねえ。そんな中で、私たちは、明日ですね、3月。
3月や、でも、時が止まってる。
時が止まってる。
違う違う。5月9日、東京池尻大橋の近く。
うん、池尻って書いてた気がするな。
あ、池尻大橋じゃないです。ちょっとあの、公式サイトのみなさん、ご確認の上、ご来場いただきたいんですけれども、
この、ポッドキャストウィークエンドという、ポッドキャスターが150名以上参加して、
番組のグッズを売ったりとか、リスナーさんとか番組同士で交流したりとかするイベントがありまして、そちらに、ほんの虫のすすめも参加する予定です。
5月9日と10日に開催されるんですが、我々は5月9日明日の10時から19時まで参加しております。
池尻のホームワークビレッジという、もともと学校だった施設を使って開催されますので、
明日ですけども、もし予定空いてる方いたら、ぜひ遊びに来てください。
本だったりとか、番組にまつわる本だったりとか、番組の公式グッズなんかも新しく、
佐藤さんのイラストで描き下ろしたグッズなんていうものも置いてますので、ぜひ気軽に遊びに来て話しかけてくれたらすごく嬉しいです。
佐藤さんのイラストで作ったステッカーがある予定ですので。
はい、今実は、ちまちまと絵を描いて作ってるところなんで、出来上がってるはず。
タイムラグがあるから、大丈夫大丈夫、いけるいける。
あとは天気を祈るのみです。皆さん一緒にテルテル坊主を作りましょう。
本当に、テルテル坊主事故。
2024年にも参加したんですけど、その時豪雨だったからね。
そうなんです。本を扱う私たちにとっては大敵の豪雨。でもなんとか濡らさず帰れてよかった。
なんとかね、テントみたいな形で、ブースがね。
頭上はちょっと守られてる状態だったんで、なんとか本も無事守れたんで。
明日いい天気であることを祈ってください。
本当に。
椿さんはシンガポールに今住んでるので、こともあってちょっとイベントには参加できないんですけど。
実はそう、参加できないんですけれども、何か参加してるように、
私も来てくださった皆さんも感じられるようなものをできないかなって、今佐藤さんと相談中ですので、会場で見てみてもらえると嬉しいです。
はい、よろしくお願いします。
シンガポールでのブッククラブ体験
よろしくお願いします。
そんなシンガポールに住んでる、もうあれやね、5月だから、もう半年ぐらいになるか。
それ言いすぎ?
えっとね、
5ヶ月ぐらいか。
5ヶ月ぐらいか。
ぐらいか。
早いな。
早いな。
あっという間や、もうほんまに。
どう、シンガポールの生活はどんな感じよ。
えっとね、最近、ちょっとね、面白いことがあったよ。
どんなこと?どんなこと?
こちらの図書館が、結構いろんなイベントをやってるっていう話を何回か前にしたと思うんですけど、
面白そう。
それで、読書会に行ってきました。
おー。
読書会じゃないな。
読書会。
ブッククラブ。
何それ、読書会とまた違うの?
そうそう、ブッククラブって本好きの集まりみたいなやつなんやけど、
なんか、サークルみたいな感じで、いくつかブッククラブがあって、それぞれいろんな特徴があるんやけど、
例えば、小説を読むブッククラブで、毎月、たとえばこの本っていうテーマを決めて、みんなで読んで感想を言い合うみたいな。
だから、読書会みたいなことを毎回してるブッククラブとか、あとロマンス小説を対象にしてるブッククラブとか、いろいろあるんですけど、
私が行ったのは、条件は本好きっていうことだけっていうふうに言ってる。
おー、広い。
そうそう、なんかその感じがいいなと思って。
で、毎月集まってるらしいんやけど、でも課題図書みたいなのは決めなくって、
毎回、最近読んだ本で、面白かった本をそれぞれが持ってきて、紹介し合うっていう。
だから、大規模な本むすみたいな感じ。
で、いいなと思って、それに行ってきました。
どうだった?どうだった?どんな人が来てて、どんな感じのフラグだったの?
なんかね、めっちゃ楽しかった。
えー。
語彙がないんやけど、なんかね。
来てる人は、10人ちょっとぐらいやったかなと思うんやけど。
結構来てはるやん。
うん、結構いるんやけど、まあまあでも、こじんまりはしてて。
うんうんうん。
でも、あの、なんていうの、ずっと同じ人ばっかりで入った敵みたいな感じでも全然なくって、
私も初めて行ったけど、すごいウェルカムって感じで。
へー。
その空気もすごいよかったし、で、やっぱりシンガポールやから、すごいバックグラウンドが多彩な人が多そうな印象。
あんまりなんかその自己紹介の時間っていうのが、そんなにあるわけじゃなくて、ただみんなこうひたすら本を紹介していくみたいな感じで、
初めて来た人が、私のほかに1人2人いたんやけど、その人以外はもうみんな自己紹介も飛ばして本をひたすら、
これもめっちゃおもろいからみたいなのを進め合うっていう回で。
ほんまにホンムスやん。
ほんまにホンムス、そうそうそうそう。だからすごい初めてこっちで行ったんやけど、めっちゃなんか私の肌に合ってるなと思ったので、来月もぜひぜひ行ってみようと思ってるんやけど。
うんうんうん。で、なんかあの、別に全然それに限るとか書いてないんやけど、男性は1名だけで、あとは多分女性やった。
へー。
それもなんか、たまたまかな。
たまたまなのだと思うけど、ほかはね、なんかあんまり傾向らしい傾向もなく、10代のまだ大学行く前って言ってた学生さんから、多分私の親、親世代は言い過ぎかな、でも60代ぐらいに見える方まで。
うんうんうん。
本当に幅広い。で、あの、ちょっとみんながどこ出身ですとか言ったわけじゃないんだけれど、何名か私の住んでたマレーシアではとか、中国ではとか言ってくれたから、わかったんだけど、それだけでもマレーシアとか中国とか、いろんな国の方とか、でもずっとシンガポールにそれこそ住んでる人もやし、本当に多彩なバックグラウンド、年齢の人がいて、すごいね、面白かった。
結構さ、その、なんかこう、シンガポールだと、ちょっと事情は違うかもしれないけどさ、日本にいたりしてさ、その日常的に暮らしてるとさ、似たような属性の人とばっかりさ、絡むことが多くてさ、なかなかその世代を超えたりとかさ、国を超えたりとかさ、そういう集まりがないからさ、
なんかこう、なんかだんだん思考がさ、狭くなっていってしまう、いかねえなかったりもするやん、そういう環境ってさ。
でも、いろんな環境とか、バックグラウンドの人がいると、こういう人もいるんや、こういう考え方もあるんやっていう意味で、すごい頭が柔らかくしてもらえてすごくいいよね。
そうそうそう、いやし、あの、今回私がその参加したブッククラブは、本当にあの、何の本でもいいっていう、縛りが全然ないクラブやからさ、それもまた面白くって、もうみんなが持ってくる本もすごい多彩で、
例えば、えっと、映画でしか私知らなくて、まあ映画も見てないんやけど、タイトルしか知らんないけど、なんかレディープレイヤーっていうさ、映画知ってる?
たぶんハリウッド映画やと思うんやけれど、なんか80年代のそのゲームオタクみたいな、私もその全然読んでないし、見てないから知らんないけど、なんかみたいなのがゲーム、80年代、90年代ぐらいのそのゲーム文化っていうのを下敷きにして、なんかそれがなんかサイバー空間で、なんか自分がアバターみたいになって、そのゲームやるみたいな。
の話らしいんやけど、なんかそれの原作、その映画の原作になった本を紹介してる人とかもいて、そしたらその、そっからあの、まあホームス形式やからさ、その紹介を聞いて思ったことをなんか参加してる人がいろいろ言うんやけど、
そしたら一人の人が、ゲームっていうとすごいなんか人殺しまくったりとか、すごいバイオレントな暴力的なイメージがあって、なんかそのゲームっていうものをその、その紹介してくれた人の話によると、その本ではすごい肯定的に捉えてるみたいやけど、そうじゃない側面もあるんじゃないかみたいなことを言われて、
で、それに対して、いや私はでも母親の立場として、子供たちがそのゲームチャットとかをして、あの、ただの暴力性っていうんじゃなくって、そのコミュニティ的な側面があるっていうのをすごい感じたみたいなのを、母っていう目線から言ってくれる方がいたりとか、
で、あのそのTeenagerの若い参加してた方は、私はもうそういうゲームをやるっていう世代でずっとゲームで育ってきたけれど、そのコミュニティっていう視点っていうのは本当にあると思ってて、なんか自分自体もそれであの放課後の人間関係っていうのは、そういうバーチャルのそのゲームでつながってる人間関係があったから、
また日本人間学校だけに囚われなくて済んだっていう側面もあったみたいな実体験を語ってくれたりとか、ものすごい多様な場で、
豊かやね、すごくね。
すごい、それでだからみんなすごいなんかさ、こうオープンやしさ、いろんな話を聞きたいってみんな思ってるっていうのがすごい、だから誰もこう攻撃的にならないっていうか、そういう考えもあるんやってみんな知りたがってるっていうのがすごい温かみとしてあって、
すごい私は楽しかったなーって感じ。
すごい理想的ななんか人との関わり方やね、そういうのってね。
いや本当に本当に、なんか偶然ね、なんかいろいろあるブッククラブの中でもそういうところに行き合ったっていうのはすごいラッキーだなと思って。
言語と価値観、アイデンティティ
いろんな本がさ、本当に紹介されてて、それ自体が本好きとしても面白かったし。
楽しいよね。
そうそうそう、あのフィクションから、あとはあのサピエンスってすごい、ゆわらはるのはり?だっけ?
あー、サピエンス全章。
あ、そうか、サピエンス全章って言うんか、日本で。
日本では。
そうだったそうだった、とか、お紹介してる人とかもいたし、
あ、そうだ、紹介はしてなかったけど、すごく面白いって言うんで、窓際のとっとちゃん持ってきてる方もいました。
えー、あ、そっかそっか、シンガポールでも訳されてるもんね。
そうそうそうそう、本当にね、だから幅広い、本当に何でも持ってきていいよっていう。
あとは、ジェンダーとメディア。
ちょっとごめんね、全史じゃなかったっけって思い出して、ちょっと調べたら、サピエンス全史だった。
あ、オッケーオッケー。
全書じゃなくて、全部の歴史で全史ですね。
なるほどなるほど。
とか、
とか、ごめんごめん。
あと、えーと、あ、そうだ、あとなんか本当に、ちょっと教科書チックみたいな、学術書に近いような、
ジェンダーとメディアについて書いた本、
メディアってテレビとかインターネットとかについて書いた本を持ってきて、
すごい、何やろう、それについて、ちょっとレポート帳じゃないけど、に語ってる、語ってくれる方もいたし、
すごい面白かった。
面白そう。
で、私は、もちろん、他の人が紹介した後に読めるように、当たり前やけど、英語の本を持ってったんやけど、
なんかやっぱり私もそんなに、まあまあ、それなりにはできるけど、やっぱりちょっとその細部とかを、日本語みたいには上手に説明できなくて、
私、言語にやっぱり興味があるので、生物学者なんだけど、結構言語に関する本を読むのが好きで、結構本物でも紹介してるんですけど、
今回も、その読書会でも、言語学者の方が書いた本を読んだので、それを持ってったんだよね。
どこや、I Saw the Dog、私は犬を見たっていうタイトルの本なんだけれど、これがすごい面白くって、オーストラリアかどっか確かの言語学者の方が、
ブラジルのアマゾンの奥地に住んでるタリアナっていう民族の方の言語とか、あとは他もいろんなとこで、パパニューギニアとかいろんなとこでフィールドワークされてるんだけど、
まあそのタリアナっていうところで話されてる言葉について中心に書かれた本なんだけれど、
で、それのタイトルがなんでI Saw the Dogっていうかっていうと、これ最初に、著者が書いてるエピソードから取ってきたタイトルなんだけど、
そのタリアナ語で動詞、動いたとか見たの後に、必ず目で見たのか、誰かから聞いたのか、それとも耳で聞いたのか、
どういうふうにしてその情報を知ったのかっていうのを示す、なんていうやろ、終わりの言葉をつけなあかんねやか、だから、具体的には、自分の目で見たものに対しては、動詞の後にかってつける。
だから、自分でその犬を見たのであれば、英語で、かっていうのを例えば挿入してみると、I saw かdogになるわけ。
だから、日本語で訳すと、私は私の目で犬を見たみたいな感じになるってことね。
で、日本語やとさ、私の目でって入れるかどうかってさ、完全にオプションっていうかさ、入れんでも別に全然いいやん。
やけど、タリアナでは、必ずどうやって見たか、自分の目で見た場合は、か、じゃなくて、誰かから来た場合は、ぴだか、を最後に入れなあかんらしいのよ。
で、だから、そういう文法に組み込まれたルールっていうのは、もうすごい人の考え方とか、その行動っていうのにもすごい深く染み、あの価値観に、あの無意識のうちにすごい染み込んでて、
で、この著者の方は、結構その英語話者やから、あの英語もその別に、そのどうやってその情報を知ったかっていうのを文章の中に組み込むっていう文法じゃないから、無意識に飛ばしてしまうことがあったりするらしいのよね。
そうすると、もうあいつはどうやってその情報を仕入れたか、言わない、否得してる、信じられない、信頼に値しない人間だみたいな、そういうような見方をされたりとかするっていうような話とか、
なんかその、だから自体験とかを書いたりとか、もう本当にね、いろいろ、あの言語に関する面白いことがたくさん書いてあって、すごいね、面白い本だったから、ぜひそのいろんな多分母国語っていうのを持ってる人の中で、あの紹介するっていうのはまたいろんな面白い議論が起こるんじゃないかなと思って、あの紹介させてもらったんだけど。
それで、ちょっとあの言語の話にいろいろなっていったときに、あの私が、あのシンガポールの人って結構最後しゃべった後に、あのサンキュー、ラーみたいな、最後にラーって言うことが多いんやんか、であのラーって何ですかっていうのを聞いたら、
うん。
結構それって、あの親しみとか、なんかそういうのをこう示す、あのなんとかだよねみたいな、なんかニュアンスやみたいなことを教えてもらって、で、あ、そうなんやと思って、それでももうへーと思って感心したんやけど、
またもう一つ聞いて驚いたのが、なんか結構なんか、それ自体はなんか中国語にルーツを持つ、あの単語というか、あの言葉なんだけど、あのもうそれってでもシンガポールで独立して広く使われるようになってて、
あの結構シンガポールインターナショナルスクールみたいなのがいっぱいあるらしいんだけど、なんかそこで、あのいわゆる、あのブリティッシュイングリッシュ、アメリカンイングリッシュみたいな、なんかあのシンガポールなまりではない英語を身につけた、あのシンガポール人の人も、結構そのある意味、自分がシンガポール人だよっていうのを示すために、
ラーっていうのをすごい、あの中国語なまり、シンガポールなまりじゃない、あの英語の後に、ラーってあえてつけて、その、なんやろ、シンガポール人としてのそのアイデンティティを示すみたいなこともするらしくて。
標準語でしゃべれるけど、あえて関西弁でしゃべるみたいな感じ。
あ、そうそうそうそう、自分は関西人やでっていうアイデンティティを、そう、示すっていう、ような意味合いもあるよっていうのを教えてもらって。
へー、おもしろいね。
そうそうそう、なんかさ、すごい、やっぱり、何回か前も話した話なんですけど、その、自分の言葉、自分たちの住む土地っていうのに、当たり前だけれども、出身がどこであれ、その、愛着をもって暮らしてるっていうことを、またそういう窓を通じて、実感することができて、すごい楽しかったし、いいなと思って。
村上春樹の洗礼と本の紹介
あとなんかその、やっぱり英語そんなに日本語みたいにはしゃべれないので、話したいポイントをメモで書いていったんですよね。
で、そしたらそれを、私がちょっと言葉に詰まって、うん、どうしようみたいになったときに、隣の座ってた、ソファみたいななんかリラックスした感じの空間で、みんなで輪になって話し合ってたんだけど、ソファで隣に座ってた人が、ごめんね、ちょっと補足させても、この、レミの書いてる字、ノートがいっぱいで、しかも字が超綺麗みたいなことを言って、なんかその、場をつないでくれるというか、優しくフォローして。
そうくれて、もうなんかそういう、なんだろう、そういうのをフォローと感じさせずにフォローする優しさとか、そういうのにも触れたりとか。
めっちゃいいやん。
めっちゃ楽しかった。
しかもさ、面白かったのがさ、なんか私が参加する、参加するというか、順番に紹介していくんやけど、私が紹介する前に本を紹介した人が、なんか村上春樹の本を紹介してて、
でなんかすごい村上春樹のディスカッションになって、でなんか、あなた初めてだよね、ちょっと自己紹介から入ってみたいな感じになって、私日本から来ましたみたいなことを言ったら、みんな村上村上みたいになって。
そうやね。しかしレミさんあんまり呼んでない。
でもちょっとこの状況で言い出しにくいなってずっと思ってたんですけど、実は私村上春樹呼んでなくてって言ったら、もうなんかすごいみんなひょうみたいな。
でなんかそれで、この番組にもゲストで来てくれたことがあるルーマニア語で小説を書かれてる、日本語でエッセイを書かれてる斎藤哲長さんっていう方がいらっしゃるんですけど、
その方が書いた、千葉からほとんど出たことない引きこもりの俺がルーマニア語の小説家になった話かな。
一度も海外に行ったことがないままかな。
すいません。でも千葉ルーマニアで検索者出てくるので。
その本の中で書かれてたことを思い出して、彼は今言ったタイトルの通りなんですけど、本当に日本にずっと、日本というか千葉にほとんど引きこもりの状態のままで、ルーマニア語で小説家になったっていう本当に変わった人生体験をされてる方なんですけど、
その本の一説の中で、フェイスブックとかネットのSNSを通じて、ルーマニアの方とつながってルーマニア語を学んでいくっていうような描写があるんですけど、そのエピソードの中で、
手帳さんも確か当時、村上春樹あんまり読んでなかったか、それとも詳しくなかったかだったと思うんですけど、誰に聞いても村上春樹の話されるっていう風に書いてて、それを思い出して、ちょっと手帳さんの話したんですよ。
私の知り合いでちょっと外国語で小説書いてる人がいるんですけど、その人も全然、村上春樹にすごい海外の人と話すときに苦しめられるって言ってたけど、その洗礼を浴びたみたいなのを言ったら、すごいみんな喜んでくれて。
なんかでもやっぱり、日本でもそうだよね、すごい賛否分かれるよね、みたいな感じで。
あれ、日本でもってことは、シンガポールでも、ちょっと苦手っていう人とかもいるよね。
そうそう、やっぱり賛否両論っていうか、苦手な人は苦手っていう立ち位置らしい。
まあまあまあ、そりゃそうか。
そうそうそうそう。でもね、なんかその、いろんな人が村上春樹リスペクトで書いた短編集とかも、なんか紹介してる人もいたりとかで、それは英語で書かれたものなのかな。
なんかその、著者、いろんな人が書いたのを一冊の本にしてるから、いろんな著者がいるんだけど、その本。
でその、著者の一人の、この人の一編が私は好きってその紹介してくれた人があげた、著者の名前がなんとかフォスターとか言ってたかな。
なんかとにかく日本人じゃない名前だったから、たぶんもともと日本語で書かれた本じゃないと思うんだけど、そういう本とかもあって。
これなら、なんかレミも読みやすいよ、みたいなのをこうニヤニヤして進めてくれたりとか。
早速村上春樹の洗礼も浴びたりして、すごいね。
そう、いろいろね、情報が濃い。2時間の読書会だったんだけど、すごい濃い読書会だった。
ブッククラブの運営と本の紹介(続き)
それってさ、個人の人が誰か、オーガナイザーというか、取りまとめの人がいて企画してやってるの?それとも、図書館側から作られてるものなの?
いや、たぶんね、いろんなタイプがあるんやと思うけど、私が行ったやつは、もともと個人数人の人で立ち上げて、違う場所でやってたんやけど、図書館の人とつながったからかな。
ちょっとその経緯はわからんけど、図書館で場所を借りてできるようになって。それでまた、このクラブ自体は3年目で、図書館でやれるようになってから3回目って言ってたかな。
ああ、じゃあ、また比較的図書館では新しいクラブなんやね。
そうなのよ、そうなのよ。
さっきのアイソーザドッグは、日本ではまだ訳されてない本?
いや、訳されてないね。あんまりこっちでも、そこまで売れてる本じゃないさそうやから。
どうやろう、訳されるんかな?私、訳したい。
待ってます、出版社の人。
聞いてはるかもしれんしね。
いやでもね、本当にね、面白い本で、結構ね、驚くようなエピソードも書かれてたりとか、タリアナの人って、別の一部族、一言語らしくて、
だから、タリアナの隣の村は、違う言語を喋ってるらしいのよ。
へー、ほんと?
で、結婚するときは、同じ村の中では結婚しちゃダメらしくて、だから、つまり、違う言語を喋る人を配偶者とするっていうのが、監修というかで決められてて、
なんだけど、これがすごい面白いなと思ったんだけど、言葉を混ぜちゃダメなんやって。
だからさ、なんていうの、ルー・オウシバみたいな喋り方。
あー、ユーはなんとかで。
そうそう、みたいなのは絶対ダメで、そういうのしたら、もうなんか、社会的に信用がおけないっていうか、あいつ言葉混ぜて喋ってるようないなみたいな。
へー。
そういうような習慣があって、だから、誰もがいろんな言葉喋れるけど、基本的にその村の中ではその言葉しか喋らないとか。
へー。
で、他にも全然また違うこれは、どこだっけな、オーストラリアのアボリジニの部族の一つらしいんだけれど、そこでは、最近亡くなった方の名前とか、それに近い響きの音の言葉っていうのを、物意味みたいな感じで使わないようにするっていう習慣があるらしくて、
そうすると、どんどんその言語が痩せ細っていくやんか。
そうやんね、だんだん使えない言葉が増えちゃう。
そうそうそうそう。だから、だんだん使えない言葉が増えていって、もともとあった言葉が、なんやったかな、ちょっと忘れちゃったんやけど、例えば、お茶やったかな、コーヒーやったかな、コーヒーかな、忘れたんやけど、っていう言葉が使えなくなっちゃって、
なんか、黒い、お茶が使えなくなったんやったかな、ちょっと違うかもしれないんですけど、お茶と仮定して、そしたら、お茶って言えないから、薄いコーヒーっていうのを、お茶っていう言葉にするみたいな、代替して使うみたいな。
で、すごい驚いたのが、私、一人称も例外じゃないらしくて、だから、私っていう言葉に近い、だから、私ちゃんみたいな人がなくなったらしい。そしたら、だから、一人称が使えなくなって、
どうすんねん。
で、どうなったかっていうと、英語のみ、私から借りてきて、みっていうのが、一人称に置きかわったんやって。
へー。
だから、すごいそういうさ、言語って変わっていくもないけど、もちろん、そういう理由でドラスティックに変わっていくっていう例とかもあるんやとか、もう本当になんか、
へー。
なんかね、驚くこととかがたくさん書いてるし、すごい面白い本でしたね。いつか日本語に役立たれたりしてほしいな、なんて思いますね。
あの、言葉、単語がなくなっていくっていう意味では、公開収録を3月にしたんですけど、そこで紹介した、残像に口弁によっていう、
あー、それ紹介してくれた。
そうそうそうそう。
あの、例えば、えっと、それは、えっと、確かひらがなの一文字ずつ、だんだん言葉がなくなっていって、
だから、例えば、パっていう音がなくなったら、パンっていう言葉も、パリって言葉もなくなって、そのパン自体も消え失せてしまうっていう、だんだん概念とか、
ものとかこととかが減っていくっていう本なんですよね。なんかちょっとそれを、全然そういうディストピアの世界じゃないけどさ、
いやーでも、
リアルにそういうことって、
そうやね。
そうそうそうそう。
私もそうそうそう、ほんまになんか物語の世界みたいな話やなと思って。
でもなんかやっぱその物語の話ともちろん違うのは当たり前で、そうなると、物は消えないから、違う言葉が代入されていって、
ダイナミックに言葉が変わっていくっていうのが、違うんやなって思ったりして。
すごいね、面白い本だった。
すごい興味深い。
ブッククラブ体験の意義と今後の展望
で、当たり前やけどさ、やっぱり日本にいたら、そんなにベストセラーでもない本だからさ、
そういうのが目に入ってこないから、そういうのが自然にやっぱり目に入ってくるっていうこと自体、すごい楽しいし、面白いななんて思ったりしてますね。
いいですね、めっちゃいい読書体験してるじゃないですか。
そうそうそうなの、そうなの、すごいね。
なんか家にいてもそういうやっぱり違う世界に触れられて、本を通じて楽しいし、
ちょっとずつ本当に小さな一歩というかなんですけど、
こちらに住んでる人とも接点を持てたりして、
まあなんか楽しめてるなぁみたいな感じで。
めちゃくちゃいい。
そういうとこで、今回はあれですね、椿さんがシンガポールで出会った読書会、読書クラブかっての話を聞いて、
私もなんか日本の読書クラブに行きたいなって、すごいワクワクした気持ちで話を聞いてました。
いや私もね、初めて、実は日本ではそういうブッククラブとか参加したことがなかったんで、比べることができないんですけど。
でもなんか、やっぱこういういろんな人に会うっていう、たぶん日本で会ってもいいきっかけになるものなんじゃないかなっていうのをすごい感じましたね。
なるほど、すごいなんか聞いてて嬉しい気持ちになりましたね。
なんかホンムスとかよにげしょぼうでも、読書クラブとか読書会とかしても楽しそうですね。
ちょっとアイディアを練ったりしてるので、またそういうなんか、なんだろうお知らせとかできたら、こちらでもお知らせしますね。
はい、ぜひぜひ。
ではといったとこで、来週も楽しみにしていただければ幸いです。
良い読書体験を。
良い読書体験を。
本の虫のすすめでは皆様のご質問ご感想をお待ちしています。
取り上げてほしいトピックも随時募集中です。
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本の虫のすすめは毎週金曜日17時に配信しています。
アフターファイブに読書トークをお楽しみください。
36:29

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