ホロライフセンタージャパンの Hololife Podcast エピソード73。Co-host にアユミさんを迎えて配信します。今回のテーマは「レッドライトセラピー」。美容トレンドとして語られがちな赤色光・近赤外線を、バイオハッカー視点と科学の両方から整理します。
レッドライトセラピーは、赤色光や近赤外線を使って細胞の反応を調整する「フォトバイオモジュレーション(PBM)」です。歴史は半世紀以上あり、もともとは傷の治癒を早める研究から発展してきました。現在は肌、筋肉回復、痛み、頭皮ケアなど幅広く注目されていますが、何にどこまで根拠があるのかを切り分けることが重要です。
SHOWノートはこちらから>https://hololife.jp/blogs/podcast/73
本エピソードの要約NOTE記事> レッドライトは美容トレンドじゃない|半世紀の歴史が示す5つの可能性
エピソードの要約
コラーゲンカプセル・赤い光線でバイオハック・レッドライトセラピー
本日のテーマ「レッドライトセラピー」
干城アナウンスメント「次回サミットのお知らせ」
歴史と生化学「レッドライトって何?」
エビデンスが強い臨床領域「口内粘膜炎」
スポーツパフォーマンス「超回復」
レッドライト+ケア「痛みに効くは雑」
効果シグナルはあり「毛髪を増やす」
脳と認知「ヘテロ性が高い」
実践とまとめ「目的別に使おう」
対談中に話した話題
- エピソードの文字起こし> Listen.styleで活字で読みたい
- ウェルビーイングとバイオハックの未来を探る!> ホロライフジャパンの無料Discordコミュニティが登場
- より良い自分、より良い世界へ> ホロライフサミットについて
- ラック型のレッドライトセラピー機器> LED治療 医療用Red Light therapy 光エステ
- 顔マスク型のレッドライトセラピー機器> 美容マスク HIGHER DOSE 赤外線フェイスマスク
- 本エピソードの要約NOTE記事> レッドライトは美容トレンドじゃない|半世紀の歴史が示す5つの可能性
本エピソードで取り上げた記事や内容のリソース・文献・引用
- PBMの歴史は1970年代初頭、ハンガリーのエンドレ・メスター博士にまで遡る> 光生体調節療法、または低出力レーザー療法
- PBMと低酸素状態を組み合わせた研究もまた、光照射、低酸素保護、および一酸化窒素(NO)の生成との間に相関関係があることを示唆> 光生体調節の核心にあるもの:光、チトクロームCオキシダーゼ、および一酸化窒素—エビデンスのレビュー
口腔粘膜炎の予防にはPBMが推奨される> がん患者の口腔粘膜炎の管理における光生物調節療法に関するシステマティック・レビューおよび臨床実践ガイドライン
レッドライトはプライオメトリック運動からのリカバリーに有効かもしれない> 光療法は筋回復を改善し、プライオメトリック運動における反復効果を損なわない
- 慢性的な肩こりに対して理学療法でレッドライトを用いて結果、痛みが軽減した> 上部僧帽筋の筋膜性疼痛症候群の治療における光生体調節療法の有効性:システマティックレビューおよびメタ解析
- 選定・分析されたすべての論文において、男性型脱毛症および女性型脱毛症の治療において、LLLTに副作用のない肯定的な効果が認められた> 脱毛症に対する低出力光/レーザー療法の有効性
さまざまな対象集団における認知機能の改善に対する光生体調節療法の有効性のまとめ> 認知機能に対する光生体変調の効果 - ランダム化比較試験の系統的レビューおよびメタ解析
ホロライフセンターJapanについて
ホロライフセンターJapanが提唱する「バイオハッキング」とは最先端の科学やテクノロジー、生理学、栄養学、そして人類の歴史や受け継がれてきた良い伝統を活用して健康で幸福な状態(Well-being)とパフォーマンスの最適化を目指すことです。また我々のバイオハッキングはサイエンスの視点からだけではなく、自分自身と向き合い「自己の彫刻」を彫るためのアートでもあります。
ホロライフはバイオハッキングの概念を超え、「自己最適化」から「自己実現」へと進化させた次世代のライフスタイルです。我々は、個々の健康とパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指すだけでなく、その成果を通じて社会全体に貢献するという視点を持っています。
真の健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)を手に入れるために、長期的に生活習慣を改善させ、日々学習し、トライアンドエラーを繰り返すコミュニティーを築きながら世の中の役に立ち得るサービスを開発・提供することにより、持続可能な社会の発展に貢献し続けていきます。
ホスト紹介
松田干城(まつだたてき)Tateki Tech Matsuda
学位
セーラム州立大学・スポーツ科学科コーチング学部 卒業
ノースイースタン大学大学院・応用栄養学専攻修士課程 修了
資格
ストロングファースト SFGレベル1 インストラクター
FMS (Functional Movement Systems) レベル1
経歴
アメリカのボストンを拠点に世界中のプロフェッショナル達と交流を持ち、現役プロ格闘家の傍、パーソナルトレーナー、ヘルスコンサルタント、ビジネスコーディネーターとして引き続きボストンを拠点に活動している。世界のスーパーモデルやベンチャーキャピタリストなど分野問わず世界を牽引する人物をコーチングし、格闘技の運動や専門の栄養学だけでなくホリスティックなコーチング法が評価されている。2020年にバイオハッカーセンタージャパンを設立。日本人バイオハッカーの第一人者として健康やウェルビーイング(健康で幸福な状態)手に入れるためのバイオハッキング(「QOL(生活の質)」を高めるために行う行為全般)を日本へ普及させるため目下活動中。
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サマリー
このエピソードでは、ホストの松田たてきとコホストのあゆみさんが「レッドライトセラピー」について、バイオハッカーの視点と科学的根拠の両面から深掘りします。レッドライトセラピーは、赤色光や近赤外線を用いて細胞の反応を調整する「フォトバイオモジュレーション(PBM)」であり、その歴史は半世紀以上に及びます。当初は傷の治癒促進の研究から始まりましたが、現在では美容、筋肉回復、疼痛緩和、頭皮ケア、さらには脳機能への応用まで、幅広い分野で注目されています。 番組では、PBMのメカニズムとして、ミトコンドリアの呼吸に関わる酵素「サイトクロムCオキシダーゼ」が光に反応するという説を中心に解説。科学的根拠が強い領域として、がん治療に伴う口腔粘膜炎の予防や、スポーツにおける筋肉の超回復、肩こりなどの痛みの緩和が挙げられています。また、男性型・女性型脱毛症に対する効果も示唆されており、副作用がない点も注目されています。 一方で、脳機能への効果については、研究ごとに条件が異なるため「ヘテロ性が高い」と指摘。レッドライトセラピーの効果を最大限に引き出すためには、波長、出力、距離、照射時間、頻度といった条件を理解し、自身の目的に合わせてプロトコルを選択することが重要であると強調されています。単なる美容トレンドではなく、科学的根拠に基づいた活用が求められる分野であることを伝えています。