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マニエリスムをわかりづらく説明します。ズレる美学
2026-03-27 10:29

マニエリスムをわかりづらく説明します。ズレる美学

マニエリスム、美術
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00:15
前回は、偽物っていうテーマで、ちょっとずらした反復っていうのが面白いものを生む可能性があるよね、みたいな話をしたんですけども、
僕、大学で美術史を勉強してて、
専門は、専門って言うほどあれで学部だったから、専門とかって言うほど大したものでもないけど、
一番興味があったのは、1920年、30年代とかのシルレアリズムって言われるところとかに関心があったんですけど、
仕事でもアート系の仕事に就いたから、他のところもいろいろ勉強するんですけど、
いろいろ、普段から本読んだりとかする中で、面白いなーっていうことを再発見した美術史の中の一ジャンルがあって、
それがマニエリスムっていう運動で、
それがずらした反復っていうものと繋がってくるんですけど、
マニエリズムっていうのは、19世紀とか20世紀とかになるまで、
言ったら、ルネサンスの時に出てきたアーティストたちの二番煎じだっていうノリで、
一つの運動とまでは呼べないよねっていう立ち位置で評価されてこなかったんですけども、
それがこう、ある研究者によって評価され始めたと。
それがまさにずれた反復っていうか、
近世の取れた完璧なものではなくて、それをすごく逸脱した誤調表現みたいなもの。
言ってしまえばルネサンス期に書かれたものに比べたら野暮ったいというか、
ものに対してその野暮ったさっていうのを押し広げていく運動っていうものが、
不安定な時代の精神性として評価されるべきなんじゃないかみたいな、
要は何かここにどっかかりがあるというか、
このずらしていく無意味なものにフェティッシュを感じて、
そこをずらしていくことっていうのが新しい表現を生み出すんじゃないかみたいなことを言ってるというか、
03:04
マニエリズムっていうもの自体の評価され方がそういうことだったりとかして。
で、マニエリズム、いろいろ本がたくさんあって、文学の方からもルイス・キャロル、
不思議な国のアリスを書いた人とかっていうのも、マニエリズム的な文体ってよく言われたりとかして、
日本だと高山さんっていう人が、高山博史っていう人がね、マニエリズムのゴンゲというか、
マニエリズム的な思考の持ち主だったりとかして、
僕が結構好きな、ユーっていう伝説的な雑誌を作ってた松岡聖吾っていう編集者もいたんですけど、
その人もね、かなりマニエリズム的っていうか、
マニエリズム的ってなんだっていう感じだけど、
正当とされるものから誇張して、できたズレみたいなものにむしろフォーカスして、
そのズレそのものを押し広げていくみたいなもので、
なんかね、そのズレっていうところから思いついて話を広げてみたんですけど、
ちょっとだけマニアックっていうか、専門的になりすぎてあれなんで、ちょっと一旦離れよう。
えっとね、散歩もそう。
逸脱なんですよ。
ここ曲がってみるかなみたいな。
ここ、なんて言うんだろうね。
なんて言うんだ。
要するに、正当とされているものの外側に良さを見つけるみたいなところなのかなっていう感じかな。
全然合ってるかわかんないけど、例えとして、
なんか宇多田ヒカルの
何を思ってるんだはーみたいなやつに対して、
だはーのところいいよねみたいな。
宇多田ヒカルがメッセージとして歌で伝えていることって、もっと他のことあるけど、
その局所的なものになんか良さを見出して、
わかんないけど、歌詞カードに書かれているものと歌っている言葉って違っていいんだみたいなところに
執着っていうか良さを見出したら、
それはすごい音質から外れた執着なんだけど、
それが個性を生んでいくみたいな感じってあるじゃないですか。
06:02
ね、なんかさかなクションとかも、
あえて歌詞通りではないちょっと不思議な聴こえ方をする、
なんて言うんだ、違和感みたいなのを持ち込んだりとかするけど、
なんかそういうところ、なんかそういういびつな、
あの、とっかかりみたいな、とっかかりっていうか引っかかりみたいなものを残して、
それが発行するのを待つみたいな感じ。
その感じがね、マニュアリズムっぽくて良いなと思いますね。
まあでもね、一般知名度めちゃくちゃ低い言葉だから、
マニュアリズムなんやとか言っても全然わかんないというか、
マニュアリズムってマンネリリズム、マンネリみたいな言葉の語源でもあったりとかするから、
まあそもそもルネサンスが繰り返されて繰り返されて、
なんかよくわかんない継続の反復ばっかしてマンネリ化してきたよねみたいなノリで使われてたのか知らないけど、
マナー、マンネリ。
まあその実際、伝えたい本質からずれていってしまっているからバッドだよみたいな感じで最初は捉えられてたんだろうけど、
僕はそこは面白いと思っちゃうねっていう、やっぱり。
今日はマンネリズムに関してでしたが、
何が気になっているかというと、
まあこのラジオって本当何のためにあるんだって感じだけど、
なんて言うんだろうな、
意味とかがあってそこから逸脱していく無意味みたいなものを擁護した結果、
それがこうブリンと反転して意味に変わっていくみたいなのがすごい好きなんだよなと思ってて。
部分と全体が入れ替わるみたいな感じというか。
これ本当に一人だから適当に喋ってられるけど、
人に話すときはもうちょっと丁寧に説明しないとあれだよな、意味。
意味っていうものの中にある無意味なズレを拡張させて、
それを極度にフィーチャーすることによって、
それが意味に変わるっていうか、
その感じがね、オルタナティブ性を生む何かだっていう。
そういう意味では、自分が美術師をやってたっていうのもあって、
09:01
美術って現代アートとかって何でもありっていうことを言ってるけど、
何でもありっていうものの中にも制約があって、
そのたった一つの制約っていうのが、
新しいものでないといけないっていう固定観念みたいなのがあって。
それは、
ある種、大喜利性が強まっていくつまらなさみたいなのもあるんだけど、
個人的には新しいものっていうもの、未知なものっていうのはやっぱり好きだから、
その未知なものを探すっていう一つの方法論として、
マニュリズムだったりとか、
価値が付与されていなかったものの価値をフィーチャーして、
価値転倒させるみたいなものにはどうしても控えてしまうなと思ってますね。
散歩しながら話してるっていうのは、
話があちこち行くことの言い訳になります。
よくわかんないけど、一旦ここで終わります。
10:29

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