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こんばんは、ほかひびとラジオのTaitoです。
前回はね、ちょっとお笑いとかコメディが好きだよ、みたいな話をしたんですけどね、
前回から連想で話し進めると、お笑いの話になっちゃって、
ちょっと素人が手をつけるには、怖い領域に入っていきそうなんで、
言っても別にそんな聞かれることもないと思いますけれども、
ちょっとスタンドアップコメディじゃないや、シットコムの話をできたらなと思うんですけど、
僕が好きなのが、How I Met Your Motherっていう、5人組のシチュエーションコメディなんですけど、
一時期、なんでこんな面白いんだろうと思ってね、面白いけど感動するんですよね。
もしかしたら、時代がちょっと前なんで、
ジェンダー的な問題で、ちょっと見づらいみたいなところもあるか、今だとあるかもしれないですけど、
それを差し置いても面白いっていうのが、僕の見解で、見解?見解はちょっと難しい言葉だな。
見解?見解は言い過ぎだな。
僕は好きなんですけど、
あれは一つ構造の面白さだなと思ってて、
5人組っていう、ある種、主人公が5人いるみたいな、主人公は1人なんですけど、
常に出てくるメインキャラクターが5人いるっていう構造がすごく便利な構造だなと思ってて、
だいたい、1人は男、男、男、女、女なんですけど、
その中でずっと付き合ってるカップルがいて、結婚したり別れたりとか、なんかいろいろあって、
主人公は最後まで付き合ったり別れたり、その中の人と付き合ったり別れたりとかして、
で、三角関係ができて、もう一人の男と三角関係になったりとかしながら、
そんなドロドロしてるっていうよりは、友情と恋人とみたいな、
そういう普遍的なテーマみたいなのもあったりとかして。
Blows Before Holdっていうやつですよね。
Hold。
今、発音の悪さが露呈しちゃったんですけど、
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男友達に大事だっていう言葉ですね。
別にそれを言いたいわけじゃなくて、そういうエピソードがありましたよってだけの話なんですけど。
何が言いたいかっていうと、
その5人が結構いろんな関係になり変わることができて、
で、男女男女でカップルができたら、
もう一人の男がまた別の女性を新しいキャラクターとして追加したりとして、
6人になったりとか、女の子の方が別の男の人を連れてきて、
6人になったりとか、流動的なんですよね、5人であるっていうことは。
それで、基本的にはシットコムは厳密に構造が決まってて、
シットコムってあれね、ラフトラックって言われる笑い声が入るやつあるじゃないですか、
アハハハハみたいな。
あれのことなんですけど、構造が決まってて、
最初にオープニングって言われる小さいジョークみたいなのが入って、
そこからAストーリーっていうね、一つのストーリーが流れて、
そこは登場人物のうちの2人とか3人とかが話したりとかして、
一つのテーマみたいなのを提示して、
そこからBストーリーっていう、また別の2人だったりとか3人だったりとかのストーリーが流れてっていうのが、
2週ぐらいするんですよね、めちゃくちゃ簡単に構造を分析すると。
それで、全く別の物語なんだけど、最終的に同じようなことを言ってるよね、
みたいな一つの教訓が得られてみたいな感じがシットコムの面白さ。
シットコム全体の面白さというよりは、ハワイメッティマザーの面白さだなと思って。
他にもいろいろシットコムがある中で、僕はハワイメッティマザーが好きなのは、
そういう緻密な構成にあったりとかして、
サインフェルトだっけ、他のやつとかもあるんですけど、
ここまでAストーリー、Bストーリー、内緒はAストーリー、Bストーリー、Cストーリーみたいなのに展開していって、
5人のメインキャラクターが2人と3人に分かれたりとか、2人と2人と2人になったりとか、
上手いこと分岐していってとか、両親が関わって倍になって物語が進んでいってみたいなのとか、
会社の人たちと、メインキャラクターの別の会社の人ととか、いろいろ組み合わせは無限なんですけど、
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基本的にはこの構造、オープニングがあって、Aストーリーがあって、Bストーリーがあって、
間挟んでAストーリー、Bストーリーの後半部分が展開して、最後合流するというかね、話がまとまっていくみたいな。
あのね、立てつけというかね、構造としての面白さっていうのがね、シットコミの魅力だなと思いますね。
細かいところで言うと、それは全体の流れ、マクロの流れなんですけど、
マクロといってもワンエピソードの流れなんですけど、シーズン全体も大きく人生が進んでいくっていう感じになって。
基本的にそのシチュエーションコメディっていうのは、日常生活を描くんでね、
そこまで大きな変化っていうのがあると、主人公は同じ日常を過ごせないんで、
小さく築いていくっていうタイプの物語なんですけども、2時間の映画とかとは違って。
でもそのシーズンを通して見たりとかすると、人生がバーッと変わってね、
ライフステージの変化だったりとか描かれていくっていうのが面白さだなっていう。
それはもっとマクロな構造の構造ですね。
もっとミクロなミクロな構造で言うと、
例えばバーカウンターに、バーに座ってて、バーのブースに5人とかで座ってて、
一人が何か言ったりとかすると、大体周りの3人なりが反対をしたりとか、
ちょっと茶化してきたりとかするみたいな感じで、
1対3の構図とか1対4の構図、2対3の構図みたいになったりとかして、
対立関係が生まれるわけですよね。
その時にある種、ボケツッコミ、ツッコミっていう感じでもないんですけど、
誰かのことに対してボケるっていうのが、3人分とか4人分とかが混ざるんですけど、
それがうまいこと3段落ちになるっていうか、4段落ちっていうのはあんまないですけど、
だいたいこういうことがあったんだって言って、
1個エピソード出して、2個エピソード出して、3個目のエピソードが面白いみたいな感じの、
バランス感覚みたいなのがうまくできてて、これすごいなと思いますね。
なんか、日本のお笑い、トリオのお笑いとかでも、
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だいたい大ボケと小ボケとツッコミみたいな感じで、
人間方向の矢印が結構決まってたりとかするじゃないですか。
どういうことかっていうと、
例えばロバートの秋山が大ボケで、
ババちゃんが小ボケで、山本がツッコミだとしたら、
秋山の矢印は全体に向いてて、
山本の矢印は秋山とババちゃんに向いてて、
ババちゃんの矢印はだいたい秋山にしか向いてないみたいな、
そういう矢印っていうのが見えると思うんですけど、
その発話が誰に向けてなされているかみたいなのがあって、
それは、矢印があるよねって話で、
ロバートはめっちゃ面白いんですけど、
シットコムの場合は、その矢印がもういろんな方向に向くように
脚本が書かれてるっていう趣があってね。
もちろんキャラクターは決まってくるから、
こういうジョークを言うキャラクターだなっていうのが立ってきたら、
天丼じゃないけど、お決まりのやつみたいなのがあったりするんですけど、
関係性みたいなのが見えてくるほど面白くなってくっていうのが
シットコムのいいところかなと。
ちょっと長いシリーズも多いし、
いわゆる今のNetflixのオリジナルシリーズみたいな感じで、
次が見たいみたいな、続きが気になるみたいなタイプではないんですけど、
コメディーものとか日常ものが好きだったりとかして、
英語の音声に日本語の字幕で見ても、
そこまで抵抗ないよっていう人は見てみてほしい。
そんな感じですね。ありがとうございました。