羊の名前に対するこだわり
はい、お疲れ様です。羊飼いのまるおかです。
人と羊が繋がることをテーマに活動しております。よろしくお願いいたします。
今日は、羊の名前の付け方について、ちょっとお話ししようかなと思っております。
えっと、ちょっとね、問い合わせがあったんですよね。
問い合わせ?質問?質問があって、
そう、あの、うちの羊たち、結構いろんな名前が付いてるんで、
なんだろう、あの、もとことか、さあことか、きぬとか、
なんかこう、古めかしい感じの名前だったり、
中には、カノとか、あとなんだろうな、アニちゃんとか、
なんか、今っぽいような名前もちょっとあったりとか、
そう、結構バラバラだったりするじゃないですか。
で、あの、その辺のネーミングセンスというか、
名前の付け方、どういうあれなんですかっていう、
まあ、気になるよね。
ね、っていうところで、今日はちょっとそれ、話してみようかなと思ってます。
で、まあ、あの、端的に言えばね、
名前つけてるのは、まあ、私じゃないっていうところも、
まあ、あったりするんだけど、
まあ、要は、名前つけていいよっていうふうに、
私の方から声かけさせていただいたりしているわけなんで、
あの、まあ、そこにちょっとした意図がね、あるんですっていう、
まあ、そんなお話になるかなと思うんですが、
まあ、要するにね、そうだな、
あれかな、逆から、逆から考えた方がいいのかな。
あの、私が名前をつけるときに、
あの、絶対やらないことっていうのがあるんです。
で、これはね、あの、羊に限った話かもしれない。
他の動物たちは、まあ、たまにやったりするんだけど、
でもまあ、やっぱそれだけちょっと目的が違うっていうところがやっぱあるから、
まあ、羊に関しては、これは絶対やんないっていうのがあってね。
それが何かっていうと、
あの、公募しないっていうところかな。
募集しますってやつね。
名前募集します。
命名の重要性
新しく生まれた羊の赤ちゃん、名前よかったら考えてね。
えーと、ここに紙と箱があるので、
名前書いて投票してください。
よくあるじゃん。
よくあるじゃんね。
あれ絶対にやらないんですよ。
やってたまるかっていうね。
で、これね、どうなんだろう。
他の飼育員さんどうなんだろう。
多分、同じじゃないのかなって思うんだけど、
あれみんなよくやるなって思う。
みんなそれ好きなの?って言うくらい、みんなよくやるじゃん。
ね、まあ、何だろうね。
そこの動物たちの、やっぱ目的だと思うんだけど、
例えば、市営とかさ、
みんなのお金で賄って育てられている動物たちっていう立ち位置だったら、
みんなのものだから、みんなで名前つけましょうっていうのは、なんか筋が通ってるなっていうのは分かるんだけど、
なんかこう、イベント的な感じでさ、
なんかちょっとしたこう、話題作りとしてやったりとかするじゃないですか。
うちがやる場合って基本それなんですよ。
そう。
ね、で、まあ、
やったとするでしょ。
で、それを名前がつけられたとして、
ね、じゃあその名前に対して私たちどんな感情を抱いているかっていうと、
よそ者って感じ。
分かります。若子じゃないって感じがどうしてもしちゃうのね。
あの、全然その名前に愛着が湧かないのよ。
びっくりするぐらい愛着湧かないのね。
よその子って感じがしちゃうの。
そう、だから名前をつけるってめちゃめちゃ大事で、
何でもいいってわけじゃないんだよね。
やっぱそれなりに思いがこもってないと、
やっぱその動物を、
何て言うんだろうね。
我が子のようには接することができない。
ですよ。不思議なことにね。
私はね。私は特にね。
そう、そうじゃない人もいると思うんで、
あの、一概には言わんすけど、
私はそうなんですよ。
で、何て言うんだろう。
あの、何て言うんかな。名前。
すごいこだわる人はこだわりますけど、
あの、何て言うんだろうな。
私は結構、何でもいいと言えば何でもよかったりするし、
結構私が名前つけるときって感覚的な、
その子の雰囲気でこう、
あー何々ちゃんっぽいなっていう感じで、
名前つけちゃうんですよ。
そう、なもんですごくこう、親しみがあるというか、
なんか呼びやすいっていうかね、しっくりくるっていう感じなんだけど、
全くさ、その子のことを知らない赤の他人、お客様。
その日だけ遊びに来て、その日だけこう、触れ合ったお客様。
ね、悪い意味じゃないよ。悪い意味じゃないんだけど、
まあ、距離感的にはそれぐらいでしょ。どうしたってね。
そう、で、その方たちに名前をつけてもらうっていうのは、
さすがにちょっとおかしくないっていうところ。
そこ結構大事じゃないの。名前って大事じゃないのっていうところをね。
そう、だからさ、私は絶対にね、それはやらないし、
候補はかけない。絶対自分が決めるっていう。
で、ちょっと話戻すと、私決めてないじゃないですか。
私は誰かに、その、あなた考えていいよっていうふうに、
こう託してるんだけど、それどういうことっていうと、
私が託してるのは、私のその羊とバディを組む人に対して託してるんですよ。
要はこの羊と、もうこれから先、この子がもう歳をとってね、
よぼよぼになるまで、その子の、まあ羊毛だよね。
羊毛を受け取ってくれる、飼い取ってくれる、そのバディの方。
私はこの羊と、これから先ずっと一緒に歩みますよと。
そういう方がね、まあうちにはいるんですよ。
その、羊一頭一頭についてて。
で、その方であれば、私は名付け親になって、むしろなってもらいたい。
ね、やっぱそれだけ思いを、
一緒にこう、私もさ、あの、なんていうの?
思いを抱えて、そう、一緒に育てていきたいなとも思うからさ。
やっぱそこは名前つけてほしいんだよね。
で、つけてもらったからこそ、その子にすごくこう、
そのスピナーさん、糸を紡いでいかれる方は、
こう、愛着を持ってもらえるし、よりね、良い作品作ってもらえるじゃなかろうかと。
やっぱそういう環境を整えてあげるっていうのもすごく大事なことだと思うから、
だから名前はぜひつけてほしいなと思って、そういう思いで、まあ託しているんですよ。
なので結局、託す人がそれぞれね、
あの、考え方もね、それぞれ人それぞれなので、
全く違うニュアンスの名前が、こう、うちの羊たちにはつけられたりするんですよね。
そう、中にはこう、自分の親の名前、親と誕生日が一緒だったから親の名前をつける方もいるし、
自分の活動に見合った名前にする方もいるし、
なんか見た目で選ぶ方もいるし、みたいな。
そう、そんな感じかな。
でもね、やっぱそこにはちゃんと思いがさ、乗っかるからさ、
やっぱすごいしっくりくるんだよね、その子の名前っていうのも。
そう、そうなんだよ。
なんか変な名前になることってあんまりなくって、
あのね、一番やっちゃダメなこと、私の経験上、
どっかのテレビ番組の取材を受けて、
その時に、なんか、そこのタレントさんが、
この子の名前つけていいんですって、みたいな感じで、よかったらつけませんか?っていう、なんか、
お遊び企画あるでしょ。あれ絶対やっちゃダメって。
もう、ほんとひどい名前つけるからね。
その場は面白いかもしんないけどさ、っていう。
ほんともう、しょうもない名前ね、つけられたらさ、もう、叶わん。
ずっとそれ呼ばなきゃいけないのって、なんかさ、
全然愛着持てないし、全然その動物さん幸せにできないんだよ。
っていうことでね、そう。
なので、うちは、羊の名前をつけるときは、私がつけるときは、
なんだろうな、
よそから来た羊さんだったりとか、
ちょっと訳ありな子に関しては、私が名前つけますけど、そうじゃない子に関しては、
バディとして、 その羊と共に歩んでくれる方に、
名付け親になってもらうと、 という形をとっております。
なので、みんな、なんだろう、すごーく 個性的な
羊の 名前が多いですけど、
みんな、なんていうの、家族って感じの、
いいですね、そう。
やっぱ名前はね、大事なんでね、
そこはこだわりましょう、というところかな。
私は結構雰囲気で決めちゃいますけど、
でも意外といい名前でしょって思うんだけどね。
よし、では、 今日はそんな感じです。
じゃあ最後にちょっとお知らせを
しておくと、 11月の8月9日と愛知県日清市にある愛知牧場で
シープデザインフェスティバルを開催します。
イベントのお知らせ
今回で何回目になるのかな? シープデザインフェスティバルは
2回目ですね。名前を変えて行うのは、 2回目なんですけど、
まあ、なんじゃかんじゃ、こういう羊に関するイベントって、
結構何回かやってるので、8回?9回?10回?わかんない。
やってるので、
年々ね、規模も大きくなって、内容もパワーアップして、
お客さんも毎年ね、来てくれる方も増えてきて、
すごく
私は楽しみなイベントになっております。
えーと、そうだな、詳細は
あの、インスタの方の
羊フェスタのアカウントがあるので、 そこで見てもらうのもいいですし、
あとちょっとLPを作ってみたので、 イベントの情報をまとめるサイトを
今作っておりますので、よかったらリンク概要欄に貼っておきます。 まだね、仕上がってないけど、
徐々に作っていこうかなと思うので、 よかったら覗いてみてください。
今だとね、出展者が一覧でずらっと並んでいるので、 あの気になる人いないかなーっていう感じで、
覗いてもらえると嬉しいです。 はい、という感じで今日は終わります。
ではでは。
