言葉の勘違い
ヒロの明日が楽しくなるラジオ、おはようございます。
普段はプログラマーをやりながら、副業で地域活性化を目指す事業を行っているヒロです。
このラジオでは、明日が楽しくなるような情報をお届けしています。
今回は、ちょっとした日本語の勘違いというテーマでお話しします。
というのも、最近ですね、CNPトレカ関係の交流会関係のですね、ことばっかりをなんかこうやっててというか、頭の中がいっぱいだったので、話せることがないなと思ったので、
ちょっと今回はガラッとテーマを変えてですね、最近の私の日本語に関する勘違いというような話をしてみようかなと思います。
それでということで、私自身がずっと間違えて覚えていた言葉がありまして、それが【取り付く暇もない】という言葉です。
皆さん、言葉は聞いたことありますよね?この言葉。
この言葉、先日本を読んでいたら、小説だったかな?読んでいたら、この言葉が出てきたんですね。【取り付く暇もない】と。
私ですね、これをずっとですね、【取り付く暇もない】と。【暇】。【暇】じゃなくて【ひま】と思い込んでいたんですね。
忙しすぎて話しかけるような【暇もない】みたいな意味かなと。
でも正しくは【暇】なんですよね。【取り付く暇もない】が正しいと。
なのでということで、この勘違い、間違いをきっかけに、このワードの語源を調べてみたら非常に興味深かったので、
今回はその話をシェアさせてください。私と同じように勘違いしていたという人いらっしゃいますかね?
それでということで、皆さんは【取り付く暇もない】、これ日常会話で使ったことってありますか?
多分ないんじゃないかなと思います。
意味としては相手の態度が冷たくて話を進めるきっかけが見つからないといった状況で使うんだそうです。
例えば何か相談したいことがあって上司に声をかけようとしても、すごく不機嫌な顔でパソコンに向かっていたら、
今は取り付く暇もないなとなってしまう。そんな感じの時に使う言葉だそうです。
私が勘違いしていた【暇もない】、でも意味合いとしてはなんとなく通じそうですよね。
語源の探求
でも正しくは【暇】。じゃあなぜ【暇】なんでしょうかと。
この語源、調べてみたらすごくわかりやすくて、昔の船乗りたちの状況から来ているそうなんです。
航海の途中で嵐にあって、船がナンパして海に投げ出されてしまった時に、
泳いでたどり着けるような【暇】が全く見当たらない状況、これが【取り付く暇もない】の元々の情景なんだそうです。
広い荒れた海の中にたった一人で頼れるものが何にもない。
必死に泳いでもどこにも陸地が見えない、ものすごく絶望的な状況というものが目に浮かびますよね。
そこから転じて相手に話しかけるきっかけすらないとか、頼れる人や手段が何にもないという意味で使われるようになったそうです。
この背景を知ると、なるほどと、だから【暇】なのかと、すごくふに落ちますよね。
どうでしょうか、ひょっとするとこの配信を聞いていただいている方の中にも、
【取り付く暇もない】ような状況、苦しい状況になっちゃっている、陥っちゃっているという方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
でも、きっとどこかに陸地が島があるだろうと思って、明るく元気に前向きに過ごしていただければと思います。
ということで今回は、私の勘違いから始まった言葉の語源調べというテーマでお話ししました。
この配信が皆さんのお役に立ったら幸いです。
では良い一日をお過ごしください。