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ことばで旅する思考と暮らしのエッセンス、パーソナリティのうつみヒロコです。
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます。
毎回およそ10分、オンラインで英語、中国語、スペイン語を学び続けているウェブプロデューサーであり、
編集者の私が、世界のどこかで働く女性たちのライフスタイルや価値観から見えてきた発見や暮らしのヒントをお届けしています。
言葉を通して文化を越えて、ちょっとだけ世界を旅する。
そんな脳内プチ留学、言葉旅のひとときをご視聴いただけたら嬉しいです。
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スウェーデンの新しい育休制度とメキシコとの比較
今日はですね、スウェーデンのニュース記事をきっかけに、メキシコ人ティーチャーと話した内容をお届けいたします。
今日のテーマはですね、祖父母も育休をとれる社会です。
なんとスウェーデンではですね、おじいちゃんおばあちゃんが孫の育児のために有給育休をとれる制度が始まったそうです。
親が持っている育休の一部を祖父母に分けることができる仕組みです。
もともとスウェーデンは男女どちらとも育休をとる文化がある国で、480日という長い育休制度があり、父親も約30%を取得しています。
このお話をもとにメキシコ人ティーチャーに聞いてみました。
すると状況はかなり違いました。
母親の産休は出産前後を合わせて約12週間、つまり2ヶ月ほどで職場復帰するケースが多いそうです。
ここで印象的だったのが彼女の言葉、2ヶ月では母親の体には全く足りない、これは本当にその通りだと思います。
私自身の経験としても、産後も1ヶ月くらいほぼ寝込んでいたんですね。
私の子供は1人なんですけれども、腎痛時間36時間かかって、腎の痛の通り来ては引いて、来ては引いてみたいな感じで、腎痛経験されたことからずっと痛いわけじゃないんですよね。
でも突然グーッと痛くなって、またスーッと引いて、グーッと痛くなってスーッと引いてっていうのを繰り返し、これが36時間続いていて結構大変なお産だったんですね。
なので結構体ボロボロでした。
1ヶ月、2ヶ月、結構経営者の人とか数日で復帰っていう人とかの話よく聞くんですけど、まあ無理だなあって私は思いますね。
そこからやっぱり初めての授乳だったりとか、初めての赤ちゃんのお世話だったりとか、初めてだらけのことがいっぱいある中で、これもね、たぶん産後復帰できる人の多様性があると思うんですね、時期に。
なので、すぐに復帰っていうのは現実的なのかどうか、よく芸能人の人とかも数日とかで舞台とかに上がったり、舞台挨拶とかされてるのとか見て、到底私じゃないかなとよく思います。
はい、メキシコではですね、産休そんなに長くない、2ヶ月ぐらいで職場復帰するケースが多いそうなんですけど、メキシコはね、それとはいえおじいちゃんおばあちゃんがかなり近くに住んでたりとか同居してるケースがすごく多いそうで、日常的にサポートするっていう文化がかなり濃いんだということでした。
なので、短い産休でも回ってる側面があるとのことなんですけれども、とはいえ、やっぱりメキシコでも多くの人がね、職場復帰するか会社辞めるかどっちかっていうところでいくと、会社辞めちゃう選択する人の方が多いって言ってましたね。
子育て大変ですよね。特にちっちゃい年齢の赤ちゃんから未就学してすぐ、すごい大変ですね。子育て中の皆さんお疲れ様です。一緒に頑張りましょう。
日本の子育て環境と孤立の問題
一方で日本はどうかというと、結構ね、やっぱり近くに住んでる場合もあるかもしれないんですけど、祖父母が遠方に住んでることが多くて、このスウェーデンのような仕組みをそのまま導入するというのは結構難しいかなってなったと思いましたね。
どうなんでしょう。さらに各家族、近くに頼れる人がいない、同世代でも子供の年齢がバラバラ、こうした状況が挟まって子育ての孤立が起きやすい社会っていうのが日本なんじゃないかなって思います。
私自身も結構ね、私の実家の母がですね、3歳まで母親が仕事とかしないで、月切りで一緒にいなさい的なところを、それがすごく子供に大事だというのを、今ね、これはエビデンスとしてはそうじゃないらしいんですけど、
当時はそんなもんかなと思って、3歳までワンオペっていうんですか、ほぼほぼワンオペの育児してたんですけど、子供がすごくかわいいっていうのとね、
話が通じない人と一緒にいる大変さっていうのはやっぱり結構別だなっていうのは自分の実感として思っていて、大人同士でもそうですよね、この人話が通じないなーっていう人と四六時中いるのってすごい大変じゃないですか、それのより一層言葉通じない版なんですよ、赤ちゃんと一緒にいるって。
何してほしいのかなーとか、なんで泣いてるのかなーってずっとこうね、推測をし続けなきゃいけないんですよね。
なのでこれはね結構大変で、仕事復帰した時に、仕事ってすごい楽だなって思ったんですよね。
おそらく子育て中のママたち、パパで一生懸命関与してる人たちみんな同じような感想を持つと思うんですけど、もうね本当にね仕事はね、どっちかというと癒しでしたね、もう当時ね。
はい、そんな感じです。
ダブルケアと子育て支援の必要性
今回の話で出てきたのは、私の友人でも高齢出産してる友人が何人かいるんですけど、そうすると子育て、親の介護、この2つを同時に抱えるダブルケアっていうのもね、やっぱり増えてきたりとかしていて、なかなか本当に子育てもママならないですし、介護もママならないですし、
いろいろやっぱり年齢が上がると難しい問題も、自分の体もママならなかったりとかすごく難しい問題も出てきて、子育て本当に大変で、本当にこういうスウェーデンのような仕組みがあるといいなと思いますよね。でもなかなか現実日本ではちょっと難しいかなと。
今回の会話を通して感じたのは、子育ては単純に制度の問題だけではないということです。
家族の距離、文化、社会のガチクン、これらがすべて組み合わさって子育てのしやすさが決まっている。
16年前ですね、私が赤ちゃんの育児、未収穫育児をしていた頃はAIもなかったので、ようやく出てきたのがTwitter。まだガラケーだった時期ですね。
Twitterで誰かと繋がるということだけが結構唯一の外との接点だったりしました、当時。
でも今はAI、オンラインコミュニティ、SNSなど、孤立を防ぐ手段が実際よりは増えているんじゃないかなと思います。
なので、一人でちょっと孤独に子育てしているなというふうに思っている人は、いろんな手段で外と繋がったりとか、今でもAIも上手に使ってとにかく心を軽くするようにされてみてはどうかなと思っています。
子育てにおける家族・社会・制度のバランスと今後の展望
今回のテーマを一言でまとめると、子育ては家族・社会・制度のバランス。
スウェーデンの制度は理想的に見えるけれども、それを支えているのは社会全体の構造です。
そしてどの国でも共通しているのは、子育ては一人ではもう絶対できないということ。
あなたの周りには子育てを支えてくれる人いますか?
また、これからの社会にとってどんなサポートが必要だと思いますか?
少子高齢化が進む日本の中では、やっぱり下げては通れない議論だと思うので、
お子さんがいる方も、お子さんがいらっしゃらない方も、結婚されている方も未婚の方も、いろいろ考えてみるといいかもしれないなと思うテーマでした。
今日も世界のどこかに住む素敵な女性との女子トーク、言葉旅のお相撲にお付き合いいただきありがとうございました。
本日のメキシコ人の先生と私との対話が皆さんの今日を彩る小さなヒントになれば嬉しいです。
今回の言葉で旅する思考と暮らしのエッセンスはここまでとなります。
この番組ではリスナーの皆さんからのメッセージも待っていています。
あなたのエピソードや経験、前回までのエピソードの感想など、ぜひぜひお寄せください。
Spotify、もしくはスタンドFMのコメント欄からお待ちしています。
それではまた次回の言葉旅でお会いしましょう。
渦見ひろほがお届けしました。
グラシアス、アストレゴ、チョウチョウ、デバデバネー。