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なにかを言葉にすると、言葉のようなものになってしまう
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今、福岡市の自宅の方から、高橋・いかねパレットに向かって車を走らせております。
時刻は夕方ですね。16時57分です。
今日はお客さんが来られるということで、パレットに向かってますね。
前回もちょっと言ったんですけど、結構最近疲れているんですよね。
ただ、予定はいっぱいどんどんあるわけで、毎日毎日。
予定の時は普通にやれるわけですよ。
なんですけど、それが終わった瞬間にまた疲れがドッと出るみたいなのが繰り返されている感じですね。
意識してるわけじゃないんですけど、そうなってるっていうね。
イメージ的には、例えばミーティング一つやるってなったら、エネルギーが60%ぐらい必要だと。
テンションというかエネルギーというか。
60%の時は、普通に60%のテンションで話せばいいんで、それは全くコストなしでできるんですけど。
40%だったら、それを60%にするために20%をガッとエネルギーを底上げしないといけなくて。
そこで、その予定が終わった時に、それが借金みたいに効いてくるみたいなイメージなんですけどね。
イメージです。
それですけど、ちょっと今日朝なんですけど、虎之助を今日保育園に送って行ったんですよね。
朝起きて、昨日が疲れすぎてというか、虎之助が外で遊びすぎて、風呂に入らずに寝ちゃったんですね。
風呂に入らずに寝ちゃったと。
たまにあるんですよね。何ヶ月かに1回。本当はだいたい歯磨きして風呂入って寝るっていうことでやらせるんですけど、
本当にどうしてもクタクタでエネルギーが完全に切れちゃうときは、とりあえず歯磨きだけさせて寝て、
朝起きて、保育園に行く前に風呂にシャワーを浴びさせて行くみたいなことって年に何回かあるんですけど。
今日そうしようってなって。
僕も一緒に寝ちゃってて、風呂に入らずにですね。
起きて、シャワー浴びて保育園に行こうってなったんですけど、
時間がもう結構ギリギリで、もう出ないといけないみたいになって。
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虎之助をシャワー浴びさせて、僕もシャワー浴びてたらもうちょっと時間がないなっていうことで、
じゃあ僕はシャワー浴びずに服を着たまま虎之助だけシャワー浴びさせてみたいなことをやろうとしたんですね。
服を脱がせて入ろうかってなったぐらいのときに虎之助はウェーンって泣き始めて、
嫌だ嫌だ嫌だってなってるんですよね。
何が嫌なのか理解できないので、僕は言葉にして教えてって言うんですよね。
でも嫌だ嫌だしか言わなくて、何が嫌か教えてくれたらお父さん虎之助の願いを叶えられるかもしれんから、
何が嫌でどうしたらいいか言ってって聞いても全然嫌だ嫌だ嫌だって言ってるんですね。
じゃあこれかなこれかなみたいな感じで、もしかしてまたご飯もっといっぱい食べたいとか、
あと牛乳飲みたいんとか、あと何て言ったかな、なんかいろいろ聞くわけですよ。
もしかして眠くてきついから嫌なとかいろいろ聞くんですけど違う違うってなって、
僕と妻で二人でいろいろ聞いてるわけですよ。全くわからないので何が嫌なのか。
だったらうちの妻が、じゃあお父さんと一緒にお風呂に入らないのが嫌やったん?って聞いたんですね。
だったら虎之助が5秒くらい考えて、そうって言ったんですね。
ごめんごめんって言って、最初お父さんと二人で一緒に入るって言ってたのに、
時間がないからって言ってお父さんは服着たまま虎之助だけシャワー浴びさせるみたいなのが嫌やったよねってことになって、
で僕も入ったんですよね。入ったけどシャワー浴びることにして、
もう保育園遅れるんですけど遅刻の連絡をしてみたいな。で僕もシャワー浴びたと。
で一応泣き止んだんですよそれで。で僕今日車で保育園連れてったんですけど、
でバンって乗せて。で車で向かう途中に、ちょっと機嫌直ってたので撮るんですけど、
あのさーって言って、さっき泣き寄ったやんって言って、
あれさ、もしかして本当はお父さんがお風呂に入らなかったのが嫌じゃなかったんじゃない?って話をして、
でなんか分からんけど、もしかしたら例えば保育園行きたくなかったんじゃない?みたいな話をしたんですよね。
したら、まあそうって言ってて。でまあ、やっぱりねみたいな感じになったんですよね。
でなんか、うーん、ちょっとこの件で考えさせられたんですよ。
まあ要はその、バーって泣いてる時に、これかこれかって言って、
で最終的にお父さんと一緒にお風呂入りたかったんやろって言われた時に、そうって言ったんですね。
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でも実は後々考えたらそうじゃなかったっていうこの状況なんですけど、
なんかこれ僕の本当に想像なんですけど、
あの結局虎之助も泣いてる時に何が嫌で泣いてるのが自分で理解してなかったんじゃないかなって思うんですよね。
なんか嫌だと、今この雰囲気、機嫌が良くないと。
で、なんか不愉快で、なんとなくこう嫌な気持ちがするんやけど何が原因か全く分からないみたいな。
で、うわーって泣き出して、であれやこれや言われたけど全部違うと。
うん。
で、お父さんとお風呂入りたかったんやろって言われた時に、
あ、まあそれもあるか、もしくはそれちょっと近いなぐらいの感じで、
とりあえずその場をなって、なんて言うんですかね、
まあ場も納得して、
で、お父さんとお風呂入りたかったんやろって言われた時に、
とりあえずその場をなって、なんて言うんですかね、
まあ場も納得させるためにもそうだし、自分もそれで、
あ、自分はそれで怒ってるんだ、気が悪いんだって、
自分自身に対しても納得させるためにそうっていうことにしたんじゃないかなって思ったんですよね。
近いからそれが一番、なんか今まで言われた中である程度近いし、
これ以上もっと近いのは出てこないから。
とりあえずそれでOKにした、みたいなことがもしかしたら起こったんじゃないかなって思ったんですよね。
で、その後、最初からそうやったんやったらそう言わんのはダメよみたいな感じで一旦言ったんですよね。
最初からお父さんと一緒にお風呂入りたいんやったら、お父さん一緒にお風呂入りたいって言えばいいやみたいな。
だから嫌だ嫌だ言ってもわからんからちゃんと言葉にして言ってねっていう話をしたんですけど、
その瞬間にですね。
でもなんか車でバーッと送ってる時に改めてやっぱ違うんじゃないかなと思って聞いたんですね。
したら案の定違ったっていうことなんですよ。
で、一応その冷静になって考えたら、今日月曜なんで土日がすげー楽しかったっぽいんですよね。
すごい遊んだんで、虎之助と一緒にいろんなことやって、夜に月見行ったりして、
昼間は遊具がいっぱいあるとこでめちゃくちゃはしゃいでみたいな。
工作もして美味しいものも食べてみたいな感じの土日やったんで。
あとピアノも行ったか。
ピアノも行ったんで、すげー楽しそうにしてたんで。
土日はたぶんすごい楽しかったと思うんですけど。
で、どうしても楽しかった土日の次の月曜の保育園で日によっちゃすごい行きたくないんですよね。
で、そうじゃないかなと思って、実は保育園行きたくなかったんじゃないって言ったら案の定そうって言ってたんで。
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なんか僕の中ではお父さんと一緒にお風呂入りたいっていうことよりは保育園に行きたくないのほうが近かったからそっちにチェンジしたなっていう感覚だったんですね。
よりそっちのほうが自分の感覚に近いから、確かにってなってやっぱりそうってなったんじゃないかなと思ってるんですよね。
で、これに対して思ったのがですね、まずこれ自分が今悲しいとか怒っているとか嬉しいとかいろんな感情が巻き起こっているときに大人でもその原因みたいなものを正確に言語化するのって超難しいぞって思ったんですよね。
多分結構あると思うんですよね。例えば感覚的に今日の会議めちゃくちゃ行きたくないと、会議に参加して、車内会議でもなんでもいいですけど、じゃあ車内会議でいいやって参加して、
で、すげーテンションも上がらないし、なんやったらちょっと機嫌も悪いみたいな。で、なんでかわかんないみたいな。でもなんか人から最近いろいろ疲れてるんじゃないみたいな。
なんかこういうこともあったしこういうこともあって、最近あんた疲れてるんじゃないって言われたときに確かにそうだなって思ったらそうって言うし、言ったらそうっていうことになるじゃないですか。自分の中でも周りの中でも。
それである程度今日はちょっと疲れてるからテンションが低いんだよねってなると思うんですけど、でも実はよくよくもっと掘り下げて掘り下げていくと会議に参加してる一人の人に対してすごいなんかこう、なんか苛立つことがあったからみたいなことってあるじゃないですか。
同じ会議に参加するメンバーに対してすごいなんていうかこう、なんなにこう、腹立つことがあったりとかちょっと嫌いやなと思ったりとか生理的になんかちょっとこう嫌なことがあったみたいなことを思うけどやっぱ思っちゃいけないっていうなんか繊維みたいなのが働いて、でもなんかそれが何なのかわかってなくて自分で。
それでなんかテンション上がらないことを疲れてるって言われると、それでストーリーがパチッとはまるから、なんかそれで疲れてることにするって言ったらあれなんですけど、疲れてることにするでいいか、するっていうことにして、しかもそれを無意識にやってるみたいななんかあるなと思ってるんですよね。
だから大人ですら結構むずいのに、なんか子供でまだ言語も持たないしもちろんですけど自分を客観視するみたいな訓練を一切してない4歳児の子供が自分の感情やその感情の元となった原因みたいなものを言語化しろっていう方がかなり厳しいなと思ったんですよね。
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っていうのがまず1個。
もちろんですけど、言葉にして出すっていうのはすごく大事で、生きていく上で必要不可欠だと思うんですけども、言語化しすぎると、これ大人でも子供でも一緒だと思うんですけども、本来それで説明できるような簡単なシンプルな感情ではないのに、それである程度筋が通ってるような感情があって、
説明できたことになってしまうみたいなことが起こるのって怖いなと思ったんですよね。
そうであることにしちゃって、それで整理をしちゃうというか。
何かあるかな。僕の人生で言うと、例えばバンドを辞めた時とかがそうなんですよね。
バンドを僕学生時代からずっとやっていて、大学院卒業してもしばらくバンドやりながらバイトしてたんですけど、そのバンドを辞めたんですよね。
僕が解散しようと言って解散したんですけども、そこのバンドを辞めた時の理由って未だにちゃんと説明できないんですよ。
何でなのかっていうのが、ある程度もっともらしい後付けの分析はもちろんあるんですけども、それで説明できてるのかっていうとできないっていうのがあって。
説明しちゃうほうが楽なんですよね、自分の中でも。こういう理由でみたいな。
なんですけど、思い出すたびにそれが変わっていく感覚というか、本当は何やったんやろ、あの挙動は自分のとったか。
あの挙動は一体何やったんやろみたいなのが、なんか理解できないんですよ。
でもやっぱり説明が必要だから人間って一旦言語化するじゃないですか。
おそらく当時も当時の言葉でバンドメンバーや周囲には説明していたと思うし、今でも説明しろって言われたらある程度8割9割ぐらいはできるんですけど、おそらく最後の1割ぐらいって言語化できないなんかのことなんですよね。
なんか自分ですら自分の感覚っていうのを理解できないっていうのをとても強く分かっていったほうがいいなって思うっていうのと、
あとはトラヌス家と向き合うときに何か思っていることがあるんやったら言葉で言いなさいっていうのをずっと言い続けてきてるんですけど、
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なんかちょっとどっかで、じゃあ分かるんなら分からんって言ってもいいよっていう、
分からないことを分からないままにしておく練習っていうのも、もしかしたらちょっとしないといけないんじゃないかなっていうのもちょっと思ってますよね。
なんかそれってすごく気持ち悪いことではあるとは思うんですけど、堀りをしていくっていうか結論を出さないっていう。
そういうのも必要だなって思いますよね。でもこれは自分自身に対してもですね。
だから簡単に結論を出さないっていう練習も言語化の練習と同じくらいちゃんとやったほうがいいなっていうのを今思ってますね。
そして謙虚であるってことですよね。分かった気にならないというか、言語化して無理に整理をして、
本当はそうじゃないのにそれっぽい言葉で説明をしてそれっぽい感情として整理をしすぎないっていうことはちょっと肝に銘じておこうかなって思った今日の朝の件でしたね。
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