まず最初にだからこのプリンセイドワード島、アイランドの名前が長いんでこの後はピーアイというふうにしたいですけれども、頭文字をとってね。
そう、行ったことないからソフィーさんからどんな感じだったのかも聞きたいなと思いつついたんだけど、
印象に残ったとこもまず聞いてみたいかな。
印象に残ったところね、やっぱり赤い土の大地っていうのが、
そうなのか。
赤土の大地っていうのが、物語の中でも道が赤いっていうのが書いてあるんですよ。
土が赤いっていうのが書いてあって、
本当だって思ったのが印象。
じゃあ全体的に一部とかでなくて全体的に赤土なんだね。
全体的に赤土ですよ。畑とかも赤いんですよね。それで緑のとすごいコントラストがすごく綺麗で、
今ここにジャガイモの苗を植えたばっかりのとこですみたいなふうにガイドさんが言ってくれるんですけど、
これがジャガイモが育ってくると全部緑になりますよみたいな感じで。
赤土の上にグリーンが生えるみたいなそんなイメージ?
そう。帰ってきてから38人の仲間でグループラインがあるんですけど、
なんでプリンス・エドワルドの土が赤いのかっていうのを解説したものを見つけた人がシェアしてくれたんですけど、
もともと大陸ってめちゃ移動してるじゃないですか。何億年かけて。もともと赤土あたりにあった土地らしいんですよ。
なるほど。
酸化鉄が多くて赤いのがどんどん移動して今あそこの場所にあるっていう研究結果をシェアしてくれてみんなで。
そうなんだ。だから周りと違う。あそこだけすごい移動してきてるらしいみたいな。
あ、そうなんだ。あんまりそういうイメージなかったんだよね。
ね。そんな感じですよね。
じゃあ実際行ってみて、ソフィーさんも目で見てみて、それをすごい感じたってことね。
そうですね。
面白いね。それがまず印象に残ったことか。PI行くときはちょっとそんなことも頭に思い浮かべて写真撮ったりするのも面白いかもしれないしね。
あとは食べ物はね、多分カナダに住んでる人だったら有名なものだからソフィーさんが食べたんじゃないかなと思うんですけど、どうでした?食べ物。
なんとね、ポテトパイっていうのを食べました。
ほんと?
これは別に昔からあるわけじゃなくて、町を越しに敵に作ったやつですっていう説明はあったんですけど、
ポテトパイ?
ポテトを薄切りにして何層にも重ねてあって、ベーコンが挟んであったりとかして、それをこんがり焼いたやつ。
知らない。初めて聞いたかも。
そのお店で名物として出してるみたいな風に説明されたランチに行ったんですけど、
日本で言うとB級グルメ、B1グランプリみたいな感じで選手権があったりするらしいんですけど、
そういう地元町お越し的なコンテストに勝ったとこですみたいな説明がありました。
絶対最初に出てくるかと思ったのはロブスターだったの。
ロブスターももちろんいただきました。
意外な誰も多分これポテトパイを知らなかったと思うので。
だと思います。
これって一軒のレストランでしかないんですか?
ないっておっしゃってました。
そこの名物みたいな、そのレストランの名物みたいな感じなんだね。
他で絶対食べられないからこれは面白いって。
で、実際おいしかったの?
おいしかった。
おいしかった。
ジャガイモがすごい名産なんですよね。
ジャガイモだけで200種類くらい育ててますみたいなことをガイドさんがおっしゃってて。
本当に?
日本人のガイドで惚れ込んでそこに住んでらっしゃる方なんで、
すごいいろんな説明してくれたんですけど、肉じゃがを作ろうって思って、
肉じゃがに最適なジャガイモを未だに探し続けてるっていう。
ほんとに?
ジャガイモがすごい力入れてるんだなっていう印象も残ってポテトパイが1位になってますね。
今思ったのは、さっきの赤土みたいな話があったと思うんだけど、
ジャガイモが育つ土壌みたいな、もしかしたらあんまり栄養がいっぱいないとかあるのかなと思ったりもしなくもないけど、
私イメージ的に、例えば日本ってベジタブルもそうだし、フルーツもそうだし、いろんな種類あるじゃないですか。
でもカナダって少ないなと思ったんだけど、ジャガイモは意外にカナダの方があるのかと思った。
すごい種類があって、固いやつとか水っぽいやつとかいろんなのがあるから、
本当に肉じゃがに最適なのかどれなのか分からないくらいバリエーションがあるから、
料理するときに選ぶジャガイモの種類ですごい変わるんだろうなみたいな。
産業として農業が1番で、2番が観光で、3番が漁業っておっしゃってたんで。
産業として農業が1番なんですか?
なんですって、プリンスエットワールドのPIは。
ってことはジャガイモ以外にも作ってるってことよね。
うん、きっとね。いろいろ作ってらっしゃるみたい。
そうなのね。それは全然知らなかった。
ちょうどね、うちの旦那さんと言ってて、
PI、ほらソフィーさんが来てたの知ってたから、
PIってどうやって、何が本当に産業なのかなっていう話で、観光でしょって話になったのよ。
農業のイメージがなかったんで。
実は農業なんですね。
それかフィッシャーマンのフリーが取るやつかなと思ってたので、ちょっと意外だったかな。
すごい畑がいっぱいあるんですよね。
なんでかの説明もしてくれたんですけど、イギリス人とかフランス人とかが渡ってきて、
カナダの国を作ったわけですけども、
PIは特にイギリス、アイルランド、スコットランドからの人が多くて、
彼らとても勤勉なので、めちゃくちゃ開墾して木を切って、いっぱい畑作ったんですって。
それがPIだから、すごいいっぱい畑がある。
他のカナダの土地は、フランス人が先に来たから、
あいつらそんな勤勉じゃないから、こんな言い方してあれですけど、
全然開墾しないから森林がいっぱいあって、元々の自然が楽しめるっていう。
なるほどね。
すごく大秘的なので、PIであるがままの自然は楽しめませんっておっしゃってました。
なるほど、もう全然変えてしまったからってこと。
そうそう、変えちゃって。
そうだとすると、ポテトパイが作りたかった理由はイギリス人ポテト食べたかったんですかね。
きっとね。
イギリス系の人が、なるほどな。
じゃあ実際に見て、印象って変わったんですかね、ソフィーさんの中で。
赤毛の庵の中にも出てくるから、そこから想像できると思うんだけど。
印象変わったのは、確かに歴史的なことをね、あんまりカナダの歴史も知らなかったんで。
私も知らないけど。
ソフィーさんから笑ってるくらい。
最初フランス人来て、英仏戦争があってイギリスが勝ったからイギリス人の方が優勢になってきて。
赤毛の庵のお話の中でも、マシュっていうね、引き取られたところのお兄さんと妹のマリラに引き取られて、農場に庵がやってくるんですけど。
その農場のマシュが、フランス人の小僧でも雇うかな、みたいなセリフがあるんですよ。
フランス人を下に見るみたいな、そういうのが歴史から来てるっていうのを説明してもらって。
それでフランス人を結構バカにするようなセリフがいっぱい出てくるんですよ。
そうなんだね。
原作ではすごい出てくるんだけど、日本語訳した時に、そんな事情日本人にわかんないから省略されてるらしいんですよ。
原文を読むとそういうのがいっぱい出てくるっていう。
スコットランドから来た人とか、アイルランドから来た人とか、いろんな出身地、別に着てる格好が違ったりとかいうのは。
そういう先生の説明を聞いて印象が変わったりした面もあるんですけど。
行く前には日本語訳されたものしか知らなかったけど、いろんな背景をお聞きすると、カナダの歴史を踏まえて宗教とか民族とか差別意識みたいなのも書かれてる。
アカゲナンの小説自体が実は大人向けの小説だったんだっていうので印象が変わったっていうところもありました。
原文の方は日本語には訳されていない、ちょっと差別的な言葉みたいなのも入っているっていうことなんだね。
そこには歴史的な背景があるってことか。
歴史とか宗教の影響とかね。
モンゴメリさんっていう作者なんですけど、モンゴメリさんは牧師の奥様だったんですよ。
そうなのね。
なんでね、その宗教に関してはすごく造形が知識も多いでしょうし、結構挟まれてるらしいんですよね。
そうなんだ。ちょっとびっくりしちゃったかも。
どっちかと言えば子供向けの本っていう印象がむちゃくちゃ艶いから。
原作はもう全然大人向けでした。
そうか。
PIからここから赤毛の庵の話を聞いてみたいと思ったんだけど、
歴史的な背景が出てくるとは思わなかったんで、意外かなと思ったんだけど。
そもそもこの赤毛の庵、これ聞いてる方も想像しながら聞いてほしいですけど、
私はね、その赤毛の庵を初めて知ったのは昔々テレビの漫画のやつで赤毛の庵があったから、
それで初めて知って、多分一巻ぐらいを小学生とかの時読んだんじゃないかな、それぐらいしか印象がないんですけど。
ソフィーさんはどうやって最初この赤毛の庵に触れたきっかけは何?
私もそうだと思う。世界名作劇場ってね、テレビのアニメでやってて。
1979年の1月から12月まで1年間やってたって書いてあって。
私ちょうど8歳ぐらいなんで、多分そのドンピシャで見てたんだろうなと。
日曜の7時半から8時でやってましたって書いてありました。
なるほど。それで初めて知って、さっき高校生ぐらいの時に8巻読んだって言ったけど、
そこから全部、一巻ぐらいはあると思うんだよ。
みんなね、絵本バージョンとか、いろんなバージョンの役があるからね。
8巻揃ってるのは村岡花子役のやつで、朝ドラで花子と庵っていう朝ドラやってたんですけど、
吉高由里子さんが出てたやつで、村岡花子役がずっとみんなのスタンダードになってる感じかなと思います。
その時は8巻訳したってことだよね。
2巻分。
あとサイドストーリーで2巻あるんで、全部で10巻あるっていう感じです。
じゃあ実際、読んでるじゃない。それも8巻も読んでるじゃない。
実際行ってみて、重なった部分とかってあるのかな?
そうだね。8巻の間に、庵がお母さんになるところまで、子供7人ぐらいいるんですよ。
庵が子供の頃過ごしたグリーンゲーブルスと、大学に進学してクイーン学院っていうところに行って、
物語の中ではクイーン学院なんだけど、
本当にあるのはシャーロットタウンのホーランド大学っていう大学で、
そういうところも巡ったんですよね。
物語ではレドモンド大学に進学するんですけど、
それはダルハウジ大学っていう実在のところを使ってたりとか、
8巻分のいろんな場所を巡る旅だったので、
いろんなところで本と世界が重なる瞬間があって、
やっぱり一番は、マシューが庵を出迎えに行くっていうね、
個人から引き取るときに、ブライトリバー駅っていう駅で巻き合わせをしてたので、
ここが駅があった場所ですっていうところに行ったんですよ。
もうそのPAIを東西に結ぶ鉄道が、
旧プリンスエドワードと鉄道っていうのがあって、
もう今はなくて跡地になってて、
トレイルになってるんですって。
歩けるように整備されてるっていう。
そこの場所に行ったところが、
ここにマシューがお迎えに来たのね。
そして庵はあそこら辺に座って、
チンと待ってたのねみたいな感じのね。
全然駅の面影とかはないんですか?
例えば線路が残ってるとかさ。
線路はもうなくてね、
そこがもうトレイルになってて、
線路沿いに歩くみたいな経験ができるっていう。
貴重さんの家はまだありますって言ってて、
貴重の家はあるのこれかって。
マシューが庵を迎えに行く時って、
マシューの時計がちょっと止まってて遅れちゃうんですよね。
庵が30分近く待ってるっていうやり取りがあって、
貴重さんその間マシューが来るまで駅にいて、
家に帰れずに待ってたっていうくだりがあるんですよ。
マシュー、あんた来たんだったら、
僕は家に帰ってご飯食べるわって、
駅長の家に戻るっていうシーンがあるんですけど、
その駅長の家ねみたいな、
めっちゃニッチなところをみんなで楽しんでました。
なるほど、そっかそっか。
ソフィーさんのツアーのいいところは、
今ソフィーさんいろんな、
これ小金なのねって言ったけど、
それを他の人も当然読んでいる人も多いわけで、
みんなでアーってなるんだ。
それは楽しいだろうな、そこは。
そうなんですよ。
同行の人と一緒に旅するってすごい楽しいっていう、
そういう経験もできました。
そうか場所が、やっぱ印象に残っている、
重なった瞬間ってなるとやっぱり場所が多くなったりとか、
シーンみたいな感じで覚えてる感じなのかな。
そうだね。
でもそのためにはストーリーを読んでるっていう、
大切さがめっちゃ感じるなと思ったんだけどね。
実際に、今本の話が出たから聞いてみたいんだけど、
今度実際行ってみて、もう一回この部分、
本の中で読んでみたいなって逆に思ったところとかってあるのかな?
そうだね。
アンが親友のダイアナをお家に呼んで、
お茶会やっていいよってマリラが許可してくれた時があるんですね。
で、マリラがここにあるこれ飲んでいいからみたいな風に言って、
マリラ出かけちゃうんですよね。
そこにダイアナがやってきて、
うやうやしくお茶会っぽい感じで大人の会話を楽しみましょうみたいな、
お茶会事件っていうのがあるんですね。
そこのシーンが、
どんな事件かというと、
ダイアナがお酒飲んでぐでんぐでんに酔っ払って、
ダイアナのお母さんにめっちゃ怒られるっていう。
お酒を飲んだの?
間違ってお酒を飲んじゃうっていうシーンがあって、
なんで間違えたかっていうと、
村岡花子役で言うと、これはイチゴ水だからって言って、
マリラが用意してくれたイチゴ水を飲ませたって思い込んでるんですけど、
実はそれブドウ酒だったっていうで、色が似てるから間違えちゃったっていう。
があったんですね。
村岡花子役だとイチゴ水とブドウ酒なんだけど、
本当はラズベリーコーディアルとカシスワインなんですって。
カシスワイン?
その2つは本当に比べると色似てるんだけど、
イチゴ水とブドウ酒だとあんまり色似てないんで、
なんで間違えんだろうと思ってたんだけど、
これは間違えるわみたいな。
間違えますよね、それだったらね。
中立を見せてもらったら。
松本優子役だとそこはもう正しいというか、
中立な役に変わってますっていう説明もされしていただいてて、
昔の村岡花子先生が役してた頃は、まだ戦後すぐだから、
日本人にブルーベリーとかラズベリーとか分かんないからイチゴ水にしたっていう。
あーなるほど、日本人に分かるように訳すのがプロの仕事っていう。
あーなるほどっていうのに関心したり。
確かにラズベリーはないですよね、その時代。
日本には。
実際になんでそこが読みたくなった?具体的に。
ラズベリー水とカシスワイン飲んだからですね。
そこで飲んだの?
飲んだんですよ。
飲んだことない、どんな感じ?
美味しかったです。
実際に本当にラズベリーの香りがするのかみたいな。
あ、そうね。色が赤くてシュワシュワしてましたね。
あ、そうなんだね。なるほど。
売ってました。ラズベリーコーディアルっていうタイトルで売ってた。
で、そのお酒入ってんの?
それは入ってないやつ。
カシスワインは本当にカシスワのワインっていうやつでね。
いやー面白い。聞かないとなんでって思うかもね。
ほんとだよね。
なんでって思うかもしれない。
なんでそう訳したの?
読んでるからこその楽しみっていう。
じゃあある意味松本先生でしたっけ?
のやつはどっちかというと本当のお話に忠実なのかな?その部分っていうのは。
忠実に訳してらっしゃるっていう。
忠実に訳せるような時代になったっていうのももちろんあるかもしれないけど。
そうだね。
そっかそっか。面白いですね。
松本先生がモンゴメリの研究者でもあるんですよ。
実はモンゴメリ学会っていうのがあるんですって。
この前ソフィーさんからその話を別のところで伺って。
何を研究?その話はね、実はうちの旦那さんにこういう学会みたいのがあるらしいよっていう話。
知ってるって言ったら当然知らない訳なんだけど。
当然知らないですね。
何をそんなに研究できるの?って言ってたよ。
本当だよね。
いろんなことでも、赤毛の案についてというよりは作者モンゴメリさんの方を調べるってことかな?
実際モンゴメリがここら辺に住んでたからこういう景色を見たに違いないみたいな、
描写されている内容と事実を比較してみるとか、
宗教的な背景をもっと深掘りしていくと、
宗教的にはこういう解釈があるからここがこういう表現になっているんだみたいなことを研究されているらしいです。
なるほどね。
ていうことは、もしかしたらばその学会が続いていて、
翻訳される方もそれに参加しつついるってことは、
もしかしたら将来はわかんないですけど、
ここはこっちの役の方がいいかもって言ったら、
ありえる。
まじか。
すごいな。
松本先生の知識がアップデートされているので。
ていうことはソフィーさんが読んだのとちょっと変わってくる可能性もあるってことね。
あるかもしれないですね。
おもろい。そんなことってあるんだ。
赤毛のアンの世界でソフィーさんはちょっと一歩足を踏み入れてみて、
そこでもしアンがいたとして、なんか質問してみたいことある?
あーそうね。
赤毛であることがすごく嫌なんですよね、アンは。
なんでそんなに赤毛嫌なの?っていうのを聞いてみたいなって。
可愛いじゃんって。
なるほど。ソフィーさん的には可愛いじゃんと思うからか。
うーん。でもやっぱり歴史とかそういう宗教的な背景で、
説明はしてもらって、赤毛は魔女を呼ばわりされてた時代があったりとか、
そういう文化的に赤毛は悪いやつみたいな、
ハリポッターとかでもロンは赤毛みたいな描写がよく出てきたりとか、
赤毛ってあんまり良い印象じゃないみたいなところは染み付いてるんでしょうね、みんなね。
赤毛なのはアンだけじゃないから、赤毛の人他にもいっぱいいるじゃんって。
赤毛軍団全員そんなに自分のことを悲嘆してないのに、
なんでアンだけそんなに悲嘆してるのかしらねっていうのをね、ちょっと聞いてみたいなと思いますね。
面白いなと思ったのが、私そのこと聞いたことがないけどここで。
ここに住んでる人であれば、赤毛のアンって言った時点でそのことが思い浮かぶのかと思ったのね。
今までのそういう背景も含めて、赤毛っていうことがすごくネガティブに捉えられるっていうことを
今までの歴史で知っている人が多いからっていうのがあるかなと思ったんだけど、
私たち日本人には見た感じ、赤毛かわいいじゃんって思うっていう感覚が違うかもしれないもんね。
そもそもに持っている情報として。
なんかあったんでしょうな。
でもあとはそういう社会的によく思われてないかもしれないもんね。
嫌すぎて、髪染めようと思ったら間違えて緑色になっちゃった事件とかもあるんですよ。
実際に出てくるんだ。
お話の中に。
今それ聞いて、本当にだからそこの部分、そのストーリーの今の緑になっちゃった部分を
本当に楽しむって言ったらすごい失礼なんですけど、
理解してそのシーンを飲み込めるためには、多少その歴史がわかっていると
そこまで嫌なのわかるよね。社会的にそういう状態だったら、髪も染めたくなるじゃんって
ことも考えられるのかなと思って。
確かに。大袈裟に言われるまで気がついてなかったけど、普通に楽しんで言われました。
普通に楽しんで、そんな失敗するんだ、みたいな感じでね。
でもそういう風に読んじゃうよね。多分読んでたら。
読んじゃう。読んじゃう。
赤毛がただ、赤毛の案が本当に赤毛が嫌だから緑にしたんだなって思うと思う。私も。
そうなんですよ。
でもその背景にはもしかしたらね、そこで暮らす中で赤毛っていうものがもっと嫌な意味を持つみたいなのがあるのかもしれないから。
なるほどな。ちょっと考えたこともなかったけど。
あとは、PIでもし本当に赤毛の案が詰んでたと想像してもらって、一緒に一日に何かやるとしたら何かやってみたいことある?ソフィーさん。
大人になった案だったら、ご近所さんの噂話しながら一緒に料理するとか。
どうして?ご近所さんの噂話が出た。
案ってすごいおせっかいなんですよ。
大きくなった案は常にキューピット役をやろうとするんですよね。独身の男女を引き合わせようとして。
いろんな失敗をするんだけど、その中で結果うまくいくっていうストーリーが多いんです。
あそこのお嬢様が、あっちにあんな良い人いるのになんで?みたいなしょうもない話をしながら一緒に料理したら楽しいだろうなっていう。
そういう感じなんだ案って大きくなると。
大きくなるとそうなんですよ。
いやー意外なんだけど。
もう本当に愛情が溢れてるというか、それをめっちゃ分け与える印象がありますね。私の中でね。
本当に自分がキューピットになってくっついてくれたらめっちゃ嬉しいってことね。
みんなが幸せになったらいいなって思ってるから、そういうおせっかいしちゃうみたいなところがあるんですよね。
なんか噂話と案って、ほら私の頭の中でさ、漫画の中にいた案しか。
子供の案だからね。
あれしか思ってないから、ソフィーさん全部読んでるからさ、子供の時の案もあって、途中の案もあって、大人になった案もある。
その中でソフィーさん的なイメージを言葉で表すとしたら、どういう感じ?ちっちゃい時の案はどんな感じ?
子供の頃の案は想像力が豊かでね。
多分、子児で育ってるから辛い目にいっぱいやってるんだけど、想像力でそれを乗り越えてきたっていう強さがあって。
それが大人になるにつれてね、突拍子もない、いたずらするつもりないけど失敗して人に迷惑かけるみたいなのがいっぱい出てくるんですよね、子供の頃ね。
大人になるにつれて、人を思いやるってそういう風になってるんだっていうのがみんなにも伝わってくるし、わざとじゃないっていうか、すごくいい子なんよ。
いい子なのが、ちゃんと弁学に励んで進学したりとかして、どんどん素敵なレディーになっていくっていうストーリーが長い中にあるんですよね。
恋をしたりとか、ギルバートっていう男の子が子供の頃、赤毛をからかって人参、人参って言って、何よって言ってバーンって。
昔は石板っていうので勉強してたから、ノートがないから。石板でバーンって頭叩いて石板割れるっていう事件が初期の頃あるんですけど。
そのギルバート、一緒に同じ大学に行ったりとかするんですよ。最終的にうまくいくんですけど、それまでの間に他の男性と色恋があったりしたりしてね、大学時代とかにね。
そうやってどんどんレディーになっていく様子をすごい楽しめた本なんで。
アンの成長ぶりというか、もともといい子なんだけど、本当にいい子だなっていう。
そうか。大人になったアンは、ちょっと井戸端会議じゃないけど、そういうのも好きな人なんではないかっていうのがイメージ的にあるってことかしら。
すごい社交的というかね、ご近所の皆さんとうまくやっていくっていうのがあって。
ギルバートはお医者さんになるんですよ。
お医者さんの妻として、いっぱいギルバートのところに患者さんが来るんですけど、そういう人たちのケアもしながら一緒に悩んだりするようなシーンもあったりしますね。
今ちょっとその話を聞いたりしていて、実際PIって近所付き合いじゃないけど、そういうコミュニティみたいなのがありそうな場所なんですかね。
ありそうな感じはありますね。物語の中だとアボンリーっていう村の名前なんだけど、実際で言うとキャベンディッシュ。
そのモデルになったって言われてるところで、やっぱり教会とかがいっぱいありました。
そういうコミュニティができてるんだろうなっていう印象ですね。
教会があればね、ソーシャルじゃないけど、そういう目的で行く方も実際いると思うし。
なるほどね。面白いね。本当にカケノアンが存在したらどんな感じだったのかなって今思ったけど、
キューピット役をやってしまうっていう話を聞いて、より興味湧いたかな。
そういうイメージがあまりにもなかったから。
そのつもりじゃなくてもうっかりそうなっちゃうパターンも多いですけどね。
でも性格が出ちゃうんじゃない?その辺は。
みんなで幸せになりたいから。
なるほどね。
じゃあ実際ちょっと大きな質問になっちゃうかもしれないけど、
この旅全体で一番心に残った誰かに話したくなるようなことってありますかね?
モンゴメリの人生も結構たどった感じなんですよね。
モンゴメリが生まれたお家とかも見たんですよ。
ここの郵便局で働いてましたとか、この町の新聞社で働いてましたみたいなこととかも説明してもらったんですよね。
今もあるの?
今もあるらしいんですよ。郵便局はあります。
郵便局の隣の小屋でアカゲノアンを描いてましたみたいな話もあって。
100年ちょっと前の人なんですよね。
ちょうど100年前くらいに日本で朝ドラで虎に翼っていうのを2,3年前にやってたんですけど、
あれが100年前の話で、あの時代かとかちょっと思いながらね。
男女差別とか今自分のホットテーマなんですけども、
女性が大学に進学するのがそんなによくある話じゃなかった時代にモンゴメリは大学に行ってたりとか。
そういう女性の小説家をもっと評価してもいいんじゃないかって松本先生がおっしゃってたのもすごい心に残ってて。
小説の賞を決める人たちが男性ばっかりだから、女性の小説なかなか選ばれないっていうようなのも今まではあったんじゃないかななんていうお話もされてたりとか。
モンゴメリが小説家になったっていうのが郵便局で働いてたからっていう説明もされてて。
なんでかって言うと、昔は郵便でやり取りするんで、応募して落選してがっかりするっていうような経験いっぱいしてるんだって。
それを自分が郵便局で受け取ってるから誰にも知られずに済むっていう。
あ、なるほどってすごい肌と気がついて。
そこかーって思って。
何事も無駄になることないなーっていうね。
全ての経験が糧になって才能が花開く時ってあるんだねって。
でも彼女が最初からアカゲナで成功したわけではきっとないでしょうね。
ずっといろんな文章を書き続けて、新聞社で働いてた時期もあるんで。
いろんな文章を書いてらっしゃって、詩を書いたりとかいうので発表をどんどんしてたらしいんですけども。
長編小説を。
カナダの出版社ではなかなか出せなくて、アメリカから出版したっておっしゃってたんですよ。
ほんとにあんな良い作品を見抜く目がない奴もおるんかみたいな。
後から見ると思うけど。
大型物じゃないかそれは。
日々の日常の生活を楽しく描いているところにそんな価値を感じていなかった時代もあるんでしょうなーと思ったりね。
それはちょっと意外。
誰かに話したくなるなーって。
郵便局だったかなーって思いました。
じゃあアメリカデビューなのね、最初はね。
そうそうそうらしいです。
逆輸入しちゃったね、カナダで。
私は記憶してるけど、性格じゃなかったらごめんなさい。
でもその時はそんな話をしてくれたってことかな、ツアーの中では。
と記憶しております。
実際今回この旅ツアーに参加してみて、ソフィーさん自体はどう?
じゃあ、そろそろ最後の方の質問なんですけど、私も含めてですけど、PI行ったことない人いっぱいいると思うのね。
その人にメッセージを送るとしたらどんなことを言いたい?
そうだね。ツアーを現地でやってらっしゃる方がおっしゃってたには、そのPI来る人ってアメリカから秘書に来るとか、そういう観光の人が多いらしいんですよね。
日本は昔5000人くらい年間来てたけど、今半分くらいになっちゃってるっておっしゃってて、
なかなかね、きっかけが、私たちみたいな庵が大好きで来ちゃう人ってそんなにいるわけじゃないからっていう話をおっしゃってました。
やっぱね、見る土地がね、赤い土の景色とカナダの歴史みたいなところをめっちゃ感じられるところだと思うので、
そこらへん楽しみに行かれたらいいんじゃないかなって思いました。
赤土はさ、きっと、私がもし行ったとして、なんか目で見るからね。
今お話聞いてて、気がつくだろうなと思ったの。
でも、カナダの歴史っていうのが出てくると、ちょっと想像つかなかったの。
なるほど、なるほど。
それこそ本を通してる、そこの間に本が入ってるからっていうのが、むちゃむちゃ今日の話聞いてても印象的だったんで。
島の名前自体がね、プリンス・エドワードなんでね、エドワード王子っていう名前つけられた由来とか、今ちょっと私説明できないんだけど、
その由来を知るだけでも、そういうイギリスとフランスがね、なるほどね、みたいな。
むちゃむちゃ影響してるんでしょうね。
あるんですよ。説明できないけど。
そういう理由でも。
でも、ぜひ歴史をたどるなら、赤毛の庵を読んでおいたらいいのかなって思ったりもしなくもないのかなって、今日の話聞いてて思ったんだけど。
もし、赤毛の庵を読んだことない人、こういう方がいいかもしれない。
ほら、1巻だけ読んだ人は、私のような人はいるんじゃないかと思ったの。
でも、8巻読む、全部読んでみるっていう、おすすめポイント、なんかありますかね。
そうですね。
やっぱり成長物語として、庵がしてる経験をね、物語として自分も経験してるような気持ちになれるので、
子供時代、小学生だったら、その後、学校の先生になったりするんですよね。
先生になった後もまた大学に行ったりとかして、
お子さんができたりとか、下宿先のおばちゃんが面白いとか、いろんなお友達が出てきて、
そういうストーリー楽しめるんじゃないかなと思います。
今は松本雄子先生の役があるので、本当に全文で読めるようになってるし、
文庫だけど写真がちょっと載ってたり、解説が載ってたりするので、
カナダの歴史みたいなところとか、文化とか宗教とかも、その解説で読めるっていうのが、
松本雄子役のいいポイントだなって。
それは途中に書いてあるってことですか?
1番、2番とか番号が振ってあって、それの解説が後ろにずっといっぱい書いてあるんで。
そうなんだ。
カシスワインとは、みたいなのとかもね、書いてあったりとか、
宗教上これはこういう意味です、みたいなことが書いてあって。
さすが、学会に出てるだけあるね。
そうなんですよ。著作が素晴らしいですよね。
自分が読んでたのは、スタンダードな村岡花子役だったので、すごい読みやすい。
村岡花子役はコンパクトで読みやすい。
松本雄子役は全部が読めるので、理解がすごい深まるみたいな、充実してるっていう感じですね。
ってことは、今日ソフィーさんがお話してくれた背景みたいなところも知りながら、実際にこの赤毛のアンの一生を楽しめるみたいなところがあるっていう。
そうですね。
映画とかもね、ネットフリックスでアンという名の少女っていうのが出てたりするんですけど、あれは全く別物で二次創作なので、ちょっと気をつけて欲しいです。
そうなんですね。全然ストーリー的には、アンとは違うっていう。
なるほどね。
いやー面白いね。8巻読むのなかなかって思ったけど。
一気に読まずに。一個読んで、面白かったら次行けばいいかなっていう感じですね。
こんな質問したらすごい良くないかもしれないけど、ソフィーさん的にはその8巻の中で、どの考え、どの時期が一番印象に残ってるものなのかなって。
アンの幸福だったかな。村岡花子役だとアンの幸福で、松本ゆう子役だとウィンディーウィローズのアンっていうね、風柳草のアンっていう。
大学に行ってた時のね、私の好きな子が出てくる4巻目ですね。4巻目のやつが私が好きなやつですね。
大学時代のあたりっていう感じかな。
キルバートも一緒に進学してるのに、他の男の子に気が行っちゃうみたいな。そういう恋愛ものとしても楽しめます。
あとは自分の今の年代っていうのも面白いかなって思いました。
最後の8巻目の子育て。8巻目はね、戦争文学としてとても評価されたいって松本先生が言ってました。
子供がね、戦争に行くんですよ。
そうなんだ。
昔の西部戦線異常なしとか、男性が描いた戦争ものと女性が描いた戦争ものの、15で守る女性たちを描くっていう、本当に素晴らしい価値がある。
それはすごい。考えたこともなかったけど。
戦争文学として8巻目、ロフェンソーの案を読んでもらいたいなっていうのもありますね。
それこそ、今収録してるのが7月半ばですけど、終戦記念日がやってきますけど、その時あまり赤毛の案と戦争と全然考えたことがなかったので。
8巻目のタイトルは案の娘リラっていうね、娘さんが主人公的な感じに映っていくんですけど、なんでリラからすると兄弟が戦争に行っちゃうっていう。
それを手の毛に待ってる、帰ってくる、帰ってくるよねって言いながらね、ハリファックスの港に見送りに行くとかね、そういったシーンもたくさん出てきますね。
ハリファックスの港も行ってきました。
そこにも行ったってことね。
意外な読み方って言ったらあれかもしれないけど、そういう見方もできなくもないってことね。
本当にいろんな角度からお話を聞かせてもらって、実際話してみてどうだった?