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Hello • From カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。カナダのトロントから配信をしているOKEです。
日本時間で毎週金曜日に配信をしています。
この配信では、カナダの東側、トロントでのライフスタイルの話をメインに、たまにクラフトや旅の話も織り混ぜつつお届けをしています。
今回で304回目の配信となります。
今日はですね、ここトロントで、普段の生活の中で使われている単位をテーマにですね、お話をしていきたいなというふうに思っています。
まずね、ここのトロントに住んでて、そのなんか単位っていう言葉、これを聞いたときに思い浮かぶ言葉がですね、ややこしいということなんですね。
どういうことかというと、その単位が2つ存在して、たまにこちらの単位を使うし、たまに別の単位を使っちゃう。
こういうことが生活の中で起きているということなんですね。
実際にどんなものがあるのかっていうところを言うと、まず物の長さを測るセンチメーターとインチ。
日本は完全にセンチメーターを使っていると思うんですけれども、普段の生活の中でセンチメーター、インチは使わないですよね。
ここトロントはね、それが両方存在しちゃうってことなんですよね。
もしかしたらちょっと余談になるかもしれないんですけれども、そもそも日本で使われていないインチ、これどういうものなのかっていうと、センチメーターと似てるのかって言われると全く似てないです。
1インチ、だいたい2.5センチほどなんですけれども、ややこしい、知らない人にとってはすごいややこしい測り方だなっていうふうに思うのと、
あとやっぱセンチメーターよりももうちょっと大雑把なんですね。
だいたい一番小さいメモリで2ミリぐらいはあるかなと思うから、
あとね、そうややこしいって言った意味が、例えばインチのものさしがあるとするじゃないですか、
使うメモリがいろんな種類があるんですよ。
例えばなんですけど、8分の1インチっていうのを測ってほしいって言われたときに、
1インチを8つに区切ったメモリを使って、その1つ目が8分の1インチっていうことになります。
じゃあ今度は4分の3インチを測ろうっていうときに、今度はその1インチを4つに区切ったメモリを使って、
3つ目のメモリが4分の3インチということになります。
そう、読むメモリが変わってくるんですよね。あんまりセンチメーターよりはないじゃないですか。
これ使うメモリ、ちょうどその分母にあたる部分だと思うんですけれども、
これが2、4、8、16、こういうふうに分かれているメモリが1つのものさしの上に刻み込まれていて、
必要に応じてそれを使って読むみたいな。
もうこの時点ですごいややこしいじゃないですか。
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ここカナダは両方使うと言ったけど、お隣のアメリカってインチ、基本インチしか使わないから、
私が初めてインチに出会ったのが、アメリカの生図のクラスを取ったことがあったんですね。
当然のことながらその時にインチのものさしを使ってました。
その時、最初のクラスが終わった時に私がしたのが、
そのものさしの読み方を先生に、インチの読み方がわかんないですって聞いたのが、私とインチの出会いだったかな。
ちょっと笑っちゃうじゃない。そんな人いないんで。
ただその時にインチの読み方が覚えられたので、後々に私はスクラップブッキングをやるようになって、
スクラップブッキングってアメリカの製品がすごく多いので、ほぼほぼ全ての製品がインチで動くんですよね。
だからその時はすごいやりやすかったなと思ってて。
あと逆に以前に私はアメリカで製本のクラスを取ったことがあります。
さっきアメリカはインチで動くって言ったんですけども、製本は細かい作業が多いからか、センチメートルを使うっていうこともすごく多くて、
私が行ったクラスでは全てセンチメートルで行われていました。
特に製本の始めの方のクラスだと、センチメートルのものさし、読めないっていうか、どうやって読むのかわからなくて戸惑っちゃうみたいな人が他にもいて、
やっぱりそこに参加してる人って基本アメリカに住んでる人がほとんどなんで、
だからあんまりセンチメートルのものさしに慣れてないんだよね。
見ててなんか私の逆のバージョンで見えた感じ。
私がちょうどインチを読めなかった時のように、センチメートル戸惑うんだなと思って。
じゃあこのカナダではどうかっていうと、製本のクラスでもセンチメートルとインチ使っちゃったりとかするんですよ。
よくないよね、それはほんとね。
あとは普通のハンドメイドのクラフトのクラスとかに参加したりすると、ここでもセンチもインチも両方存在しちゃったりとかして、
作り方のハンドアウトのプリントとかもらった時に、ちゃんとインチとかセンチの単位が表示してあればいいですよ。
なんだけども、そうじゃなくて数字だけ書いてある時とかあって、そうするとみんな思い思いの数字の単位を受け取るから、
例えば3って書かれていると、3センチって取っちゃう人もいるし、3インチって取っちゃう人もいる。
だから間違い起こりやすかったりするんだよね。
あとは重さですね。キログラムとパウンド。
日本はね、キログラムをベースになっていると思うんですけど、ここだとミックスしているってことで、
例えば健康診断に行って体重を測るじゃないですか、この時はね、キログラムを使うことが多いかなと思っています。
ただ、スーパーでお買い物する時に野菜、やっぱりこちらのスーパーって量り売りをすることもあったりするので、
例えばですけど、このインゲン買いますっていう時に、そのインゲン山盛りになっていて、
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そこに1パウンドいくらいくらみたいなことが表示されていて、それを好きなだけ買うみたいなことが多いからね、
その時にはパウンドを使っている時もあったりするので、
あと、すでにパッケージに入れられた食品の内容量とかだと、たまにグラム、たまにパウンドみたいな、そういうことだったりもするし、
ちなみに私ね、いまだにパウンドのことがよく理解できないからね、
なんか見ながら、これ何グラムくらいかなみたいな、そういう感じでいつも考えちゃうかなと思っていて、
あとは一番悩ましくて、すごい普段の生活にすごく関係しているようなことが、この温度の表示ですよね。
日本はCっていう表示でされる摂氏、これが通常使われていると思うんですけれども、
ここカナダではもう一つの表示に使われるF、下氏ですね、これも存在するんですよ。
要するに両方使う可能性があるということです。
トロントで見るその天気予報は意外と日本と変わらず、摂氏で今日の温度何度ですみたいなことを表示してくれるからすごいわかりやすいんですけど、
例えばエアコンの温度設定、ここには下氏の表示もできるようになっていて、
先日起こったタイムリーなお話なんですけど、エアコンの温度設定するそのコントロールパネルみたいなのがくっついてるんですよ、うち壁のところに。
これが壊れまして、それで下氏しか表示できなくなったんですね。
なので慌てて下氏を摂氏に直す、下氏でこれくらいだったら摂氏何度だろうみたいな、そういうのを換算して温度設定をしたっていうことがあったんで。
あとすごいよくあるのがオーブンですね。
オーブンの温度、これは結構下氏も使うことが多いなぁと思っていて、
実際にカナダの人が書いているレシピとかでも、下氏が使われていることもあったりするし、たまに摂氏で書かれたりもしているので、
ね、ややこしいでしょこれね。
この辺はやっぱり移民の人が多いから、もともと国でどっちを使っていたのかによってレシピが変わってきちゃったりとかするんだと思うんですけど、
ただ私なんか、まだいまだにさっきのね、パウンドの話じゃないですけど、下氏に全然慣れてないから、
毎回必要な時は、ちゃんと摂氏に直してチェックするっていうことが結構あったりしますね。
ここまで言って、今日単位の話をしようって言ったので、単位と関係のある話をしたんですけど、
ちょっとおまけでお話をすると、表示は一緒だけど、そもそものサイズが違っているっていうこともあったりして、
例えば1カップ、日本で言う1カップと、やっぱりカナダで言う、いわゆる北米の1カップとの内容量が違っちゃうっていうことなんですけど、
うちにね、トロントで買ったグラスの計量カップ、これあるんですけど、そこのグラスの表の側面に1カップっていうそういうラインが引かれてて、
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ただこれ使って、例えば日本のレシピで何か作っちゃったりとかすると、問題起こりますね。
この北米の1カップは日本よりももうちょっと量が多いから、なのでそれはもう使えないので、
その場合はその1カップのメモリを読まないで、日本だと多分1カップ200ccだと思うので、
その200ccっていうのをちゃんと頭に入れて、その200ccの単位の方でちゃんと読むようにしてますかね。
あとこの紙のサイズなんですけど、A4サイズ、一応レターサイズって言われるものがトロントで使われているもので、
でもたまにA4サイズって言われたりもするんだよね。
その時に微妙に違うんですよ、サイズが。
何が違うかっていうと、日本のこの紙のA4サイズよりも幅が少し大きくて、長さがちょっと短いんですよ。
何が厄介かっていうと、バインダーとかに入れて使うビニールのポケットみたいなのがあるじゃないですか。
日本のA4サイズのポケットだと、こっちで印刷したものが入れられなくて、ちゃんとぴったり収まらないってことですね。
もし日本でプリントアウトしたものとこっちでプリントアウトしたものを一緒のバインダーに入れたいっていう時もあるじゃないですか。
それがちょっとやりにくかったりして、現在は無印のビニールポケットで横からスライドして入れるものっていうのがあるんですよ。
さっきも言ったんですけど、こっちでプリントアウトするものって、いわゆるレターサイズっていうのは、縦の長さがちょっと短いんですよ。
なので、そのポケットの縦の長さは問題ないんですけれども、横が入りきらないでしょ。
だから横から入れるスライド式のものであればちょっと出ちゃいますけど、問題なく使えるので、今はそんな感じで使ってますかね。
あとね、ホチキスの針なんですけど、ホチキスの針なんてね、世界共通かと思うじゃないですか。
だけどこれが違ってて、私が初めてホチキスの針っていうか、ホチキスってサイズが違うんだっていうのを知ったのは、
日本から持ってきたホチキスに入らなかったんだよね。
その時に、え、なんで入らないんだろうみたいな。
すんごい私の頭の中にクエスチョンマークがたくさん並んだのをすごい思い出しましたね。
もう私の頭の中でホチキスの針が違うなんてこと予想もしてないから、
その目の前で起こっていることに、え、何が、どうして入らないみたいな、そういう感じ。
それをすごい思い出したかなと思います。
すぐまあ、お隣アメリカなんですけど、やっぱアメリカってインチ使うし、パウンド使うし、カシ使うしってもう徹底されてるから、
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余計なこと考えなくていいじゃないですか。
なんだけど、あのやっぱこっちって両方使うこともそうやって出ちゃうので、
そう、ちゃんと何かアクションする前に、これはどっちの単位なんだろうみたいなことを確認する。
確認してから実際のこの作業をするみたいなこと。
すごい癖になってるかなというふうに思いますね。
なんかね、この話聞いて、あ、カナダってすごい面倒くさいことあんだなっていうのを感じてもらえたかなというふうに思っています。
今日304回目の配信はですね、ここカナダでの単位のややこしさのお話をさせていただきました。
最後まで聞いていただきどうもありがとうございます。
また次回の配信でお会いしましょう。
カナダトロントからおけでした。