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2025-03-04 09:59

[必聴★オンラインカジノ解説①]ビンゴ大会も「賭博」になるって本当?

サマリー

このエピソードでは、オンラインカジノの規制と賭博の定義が解説されています。日本の法律に基づき、賭博がどのように成立するかを理解することで、より深い知識を得ることを目指しています。

オンラインカジノの問題
弁護士のキタガワです。YouTubeやTikTok、あとはテレビ番組などで、法律の解説をさせて頂いたり、NFTプロジェクトMosquitoFamilyの運営をしております。
さて、男女のトラブルシリーズ、離婚シリーズをですね、これまでお話をしてきてね、で、前回これまでのおさらいを10分でまとめさせて頂きました。
で、次のですね、新しい単元ですね、次のところをやろうかなと思ったんですけども、ちょっとね、端休めじゃないですけども、ここいらでですね、別の全く関係ないお話していこうかなと思います。
と言いますのも、ここ最近ね、オンラインカジノがですね、ちょっと問題になっていると言いますか、ニュースでもね、騒がれているじゃないですか。
お笑い芸人さんをはじめ、まあ、過去にもですね、そのね、なんか野球、賭博とかさ、いろいろあったりするじゃない。
その辺の関係でですね、そもそも、なんか、賭博ってどういうものなの?とか、どういうことやっちゃいけないの?とかね。
じゃあ、オンラインカジノってね、これ今まで実はグレーって言われてたんですよ、グレーゾーンって。
えっ、なんでグレーゾーンなの?オンラインカジノが。それがなんで、ここ最近厳しく取り締まっていく方向になったの?みたいなのを、非常にね、あの学びになると思いますので、
そもそも、賭博とは何ぞや?っていうところから、大体ね、たぶん3回ぐらいか4回ぐらいにかけて、ちょっとですね、皆さんの知識をね、グレードアップするためにお話をしていきたいなと思っています。
ぜひですね、今回の何回かのシリーズを聞いて、このね、オンラインカジノ、何が問題で、どういうところが問題で、どういう時の流れがあって、こういう風になっていったのか。
例えばね、テレビ番組とかでもですね、なんか負けたらね、全額おごるとかさ、男気じゃんけんとかもあったじゃないですか。これって賭博にならないの?
じゃあ自分がクリスマス会でビンゴ大会とかをやってね、なんか網打くじをやって、商品用意したら、これは賭博にならないの?みたいなところ。
あとは、じゃあ競馬とか何なの?競艇とか何なの?それはOKなの?競輪は何なの?それは何なの?みたいなね、ところもね、お話しできればなと思います。
さて、じゃあそもそもですね、この日本でね、その犯罪行為について規定をしているもの、この賭博罪というのをですね、お話をしていきたいなと思っています。
最たるものはですね、日本の刑法というね、刑事罰の刑と書いて刑法ですね。刑法の今のところ第185条に、この賭博について書かれています。
賭博をしてしまった者は、50万円以下の罰金または過料に処すると書いてあります。罰金とか過料の話はね、また私の別のショート動画とかで解説してますので、そちらを当たっていただきたいなと思ってますけど、
賭博しちゃうと罰金だよというのが書かれています。まあ皆さんも、賭博ってやっちゃダメだよね。掛け麻雀とかさ、掛けゴルフとかそういったの確かやっちゃダメだったよねっていうのはね、分かっていると思いますけども、
この辺ね、そもそも賭博って何なの?許される掛け事って何なの?っていうのが意外と分かっていらっしゃらない方いるんじゃないでしょうか。
今日はですね、まずそもそもオンラインカジノが違法なのかどうか、なんで違法という風になるのかというのを解説する前に、そもそも賭博とは何ぞやというところからお話をしていきたいなと思っております。
さて、賭博っていうのは具体的にですね、どういうことを指すかというと、大きく分けると条件が2つございます。
1つ目はですね、勝敗、勝ち負けですね、が偶然の事情により決められることということでございます。
そして2つ目が、その勝ち負けによって財物とか財産上の利益の得層、得層ってのは得る失うと書いて得層ですね。
得層を争うものであること、この2つの条件を満たすと賭博という風に言われています。
もう一度大切なところなのでお話します。
賭博というためには2つの条件があります。
1つ目、勝ち負けが偶然の事情によって決められること。
そして2番目が、その勝ち負けによってその結果財産、お金とかですね、そして利益の得層ですね。
得る、ゲットする、そして失う、これを争うような状況であることということでございます。
まずね、1番目の条件からお話をしていきたいなと思います。
まず1つ目、勝ち負けが偶然の事情により決定されることということですね。
例えば、埼玉霊は、皆さん一度はやったことある、じゃんけんですよね。
あれまあ、言ってみれば偶然ですよね。
勝ち負けっていうのは基本的には強い弱いってあんまりないですよね。
この人なんか毎回勝つなみたいなことね、あるかもしれないけども、
あれはね、一応確率、2分の1なのか3分の1なのかわからないけども、勝てるっていう感じですよね。
あとは、例えば、網田くじとかもそうだし、あとビンゴとかもそうですよね。
あれっていうのはさ、時の運みたいなところってあるじゃないですか。
そういったね、偶然の事情によって勝敗が決まる。
これがまさに1つ目の要件ですね。
偶然の状況、偶然の事情と言っても、多少の力の強い弱いは、これはあっても偶然の事情に生まれてしまいます。
例えば、麻雀とかありますね。麻雀もさ、プロの麻雀の人と初めてやりますっていう人。
圧倒的にさ、その力の差があるじゃないですか。
おそらく勝率的にはね、ほとんどプロの麻雀の人がね、長屋でやったら勝つんだけども、
そういったものであっても、これは偶然の事情によって勝ち負けが決まるというふうに言われています。
あとゴルフとかもそうだし、草野球とかね、あとボーリングも上手い下手ってあると思うんですが、
そこでお金をかけてしまうと、確かに偶然の事情とは言えないかもしれないけども、
純粋にね、じゃんけんとはちょっと違う勝ち負けのね、その強さ弱さっていうのはあるかもしれないんだけども、
これに当てはまるという感じでございます。
あとは何でしょうね、例えばその漫才で日本一を決めるみたいなね、
15年目のベテラン漫才師と1年目のね、なんかこの素人だけで集まったアマチュア漫才師の勝ち負けって圧倒的に当たり前ですけど、
プロの漫才師、15年目の漫才師、ラストイヤーのね、漫才師の方が強かったりするじゃないですか。
そういったものであっても、これは偶然の事情により決定される、勝ち負けが決定されるというふうに考えられます。
あとは何でしょうね、なんかそのコンテストみたいなですね、絵を描いて勝った人が賞金ね、いくらとかね、
あとカラオケとかもね、のど自慢コンテストみたいなのでもね、強さ弱さあると思いますけども、
これも偶然の事情というふうに言われています。
よろしいですかね、1番目の条件というのが、勝ち負けというのが偶然の事情により決められる、決定されることということでございます。
純粋なね、じゃんけんとか、あみだくじみたいなね、本当に運任せだけではなくて、ある程度実力者が、実力差があったとしても、
これはね、歌だったりとか、野球だったりとか、ゴルフだったりとか、麻雀だったりとか、お笑いだったりとか、
実力差があったとしても、これは偶然の事情によりというふうな勝敗が決まるというふうに含まれちゃいますので、これ注意していただきたいなと思います。
じゃあ、ゴルフダメなの?ね、M1ダメなの?と思うかもしれませんが、
1個目と2個目2つとも満たせば、賭博に該当しちゃうということでございます。
1個目を満たしたとしても、次の2個目を満たさなければ、セーフということですね。
財物の得損について
じゃあ、2個目。ちょっとね、時間がないので、手短にお話をさせていただきます。
2番目の条件というのが、その勝ち負けによって、財物、お金とかですね、財産上の利益、
ハワイ旅行に行けるとかも そうかもしれません。
そういったのの、権利の勝ち負け、得損、得る失うを争うものであること というふうに言われています。
これどういうことかというと、勝った人が得をして、負けた人が損をしている。
こういった状況が必要。勝った人が得をして、負けた人が直接損をしている。
ここがポイントになってきます。
この負けた方が直接損をしている場合には、この1番目と2番目の条件を満たしちゃって、賭博に該当しちゃう ということなんですね。
じゃあ、この権利とか利益の得損を争う。
直接得をして、直接損をしちゃうのは 具体的にどういう状況なのかを 次回丁寧に解説します。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
それでは 今日も元気に 行ってらっしゃいます。
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