ドラッグストアでの短いやり取り
この前、ある店員さんとの本当に短いやり取りから、自分でもあまり意識していなかったことに気づいたっていうことがあったんですね。
私は、こう、もともと人に迷惑をかけたくないっていう気持ちが結構強くあって、でもその先に実は迷惑な人だと思われたくないっていうものがあるんじゃないかなって気づいたっていうお話です。
私たちハットは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに使うほどに愛着が深まるものを、夫婦2人の小さなアトリエからお届けしています。
この番組では、家族のこと、暮らしのこと、日々の出来事や、そこから考えたことを少し深く掘り下げながらお話ししています。
この前、ドラッグストアでクレンジングを買ったんですよ。
そのクレンジングをレジに持って行った時の出来事なんですけど、レジの店員さんが大学生ぐらいの若い男の子だったんですよね。
その店員さんにクレンジングを渡したら、「これってどこにありました?」って聞かれたんですね。
で、「あそこの棚です。」って場所を答えたんですけど、そしたらそのお兄さんが、「棚に戻しといてって言われたけど、どこかわかんなくて。」って言ったんですよね。
だから私は、「その棚の一番上にありましたよ。」って答えたんですけど、それだけの本当に短いやりとりだったんですけど、
でもそれが私は、この人人に頼るのがすごい上手いなっていう印象が残ったんですよね。
その店員さん、多分自分で探したけど見つからなくて、そこに同じ商品を持ってる私が来たから聞いただけだと思うんですね。
本当ただそれだけのことなんですけど、多分私が店員の立場だったらできないなって思ったんですよ。
人に頼ることへのハードル
多分お客さんに聞くっていう選択肢がなくて、他の店員さんに聞くか、自分で見つかるまで探すかしそうだなって思って。
そもそも私は他人に話しかける、知らない人に話しかけるとか、特に何かをお願いするっていうことのハードルがすごく高いんだと思うんですよね。
その店員さん気になった理由がもう一つあって、この聞き方なんですけど、
すいません、この商品どこに戻すかわからなくて、よかった教えてもらっていいですか?みたいな。
そういう店員っていう立場を意識した聞き方じゃなくて、これってどこにありました?ってすごい軽い感じだったんですよね。
だから店員さんがお客さんに何かをお願いしてるっていうよりも、ただわからない人が知っている人に聞いているだけみたいな感じだったんです。
私とは全然違うタイプの人だなっていうことと、それができる身軽さみたいなものがちょっと羨ましいなっていうふうに思いました。
そこから私はなんで聞けないんだろうな、こういう状況の時になんでそんな気軽に聞くことができないんだろうなって考えてみたら、
「迷惑をかけたくない」の奥にある気持ち
まず出てきたのが迷惑かもしれないっていうことなんですよね。
知らない人に話しかけられたら迷惑かもしれないなとか、何か聞いたら手間を取らせるかもしれないなとか、
そういう考えがまず出てきてるなって思います。
考えてみたらこれって他人に話しかける時だけじゃなくて、
例えばお店で何か要望を伝える時とか、
あと知っている人でも何かに誘われたり、何か頼み事をされて断らないといけない時とか、
何かを聞かれていや分かりませんっていう時とか、
そういう他人と関わる時に私はいろいろ考えすぎているなっていう自覚は以前からあったにはあったんですよね。
それが自分では人に迷惑をかけたくないからだっていうふうに思っていたんですよね。
もちろんそれもあるんですけど、
今回もうちょっと考えてみると迷惑をかけたくないの先に迷惑な人だと思われたくないっていうのもあるんだろうなっていうふうに思いました。
迷惑かけることそのものじゃなくて、
何かこの人面倒やなぁとか、何かめんどくさい人やなぁとか、
そういうことを相手に思われるっていうことをかなり避けようとしているじゃないかなっていうふうに思ったんですよね。
人に迷惑をかけたくないっていう気持ちの中にその相手への配慮っていうものだけじゃなくて、
相手の目に自分がどう映るのかっていうのも結構入っていたような気がします。
このドラッグストアのお兄さんはただこれどこにありましたって聞いただけで、
実際お兄さんがどういう人なのかっていうのは全然わからないんですけど、
でも自分なら絶対しないようなことを自然にやっている人を見て、
そこに私は今回引っかかったというか印象に残ったんですよね。
そこからなんで自分だったらできないんだろうって考えてみたら、
迷惑な人だと思われたくないっていう自分でもあんまり意識してなかったところに行き着いたような気がします。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
また次回お会いできたら嬉しいです。
ハトでした。