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三匹ノコグマサントキシヤ 村山和子
1 三匹ノコグマサンが初めて汽車に乗りました。
どこへ乗っていいのやらわからないので、屋根に乗りました。 風がひどくて三匹は風をひきました。
2 仕方がなくて汽車の中の網棚に潜り込みました。
ぶらぶらどんどんと揺られて、体中が痛みました。 3
仕方がないので床の上に座りましたら、 洋服が泥だらけになりました。
4 そこへ車掌さんが来て、
3匹を腰かけに腰かけさせてくれました。
3匹ノコグマさんは、 なるほど、これはいい具合だ。
と、 感心しました。