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#1702 目覚めてる師匠の元で
2026-08-31 10:09

#1702 目覚めてる師匠の元で

#1702 目覚めてる師匠の元で

かつての日本の職人の世界には、
不思議な慣習がありました。

師匠は、弟子に多くを語りません。
技術を「教える」のではなく、
弟子が「盗む」のを待っているのです。

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笑倍繁盛チャンネル、望月まもるです。 本日もよろしくお願いいたします。
まあ今、デッチ暴行のね、徒弟制度とかね、そういうお話してますけども、まあかつての師匠はですね、
弟子に多く語らなかったわけですよ。技術を教えるとかじゃなくてですね、弟子が盗むのを待ってるわけですよ。
まあ、師匠にね、怒鳴られることはあってもですね、理由はね、説明されない。見て覚えろとか、体で感じろとか、まだわからんのかとかね、
今の時代で見れば、非効率でね、理不尽に移るかもしれませんけども、この監修のですね、背景には深い意味とか意義があったわけですね。
で、今日はですね、グルジエフですね、ロシアのですね、ゲオルグイグルジエフというですね、思想家、哲学家の方なんですけども、
人間の意識っていうのはですね、4つの段階があるっていうふうに説いたんですね。
で、第1段階は眠ってる状態。第2段階は起きているつもりの状態。第3段階は本当の意味で目覚めた状態。
で、第4段階が客観的な意識、悟りに近い状態ですね。
で、グルジエフがですね、何て言ってたかと言うと、ほとんどの人間は第2の段階にいながら、自分は起きてると思ってると。
起きてるつもりで寝てんだと、こういうふうに言ってるね。
だからこう、起きてるようで、実は眠ったまんま生きてるんですけども、誰も彼もですね、その自覚がないと。
で、道を歩いてる人たちはほとんど寝てると、あいつら寝てんだと言ってたわけですね。
で、これ商売の世界に当てはめてみるとですね、結局、仕事とかね、そういう世界に当てはめてみるとですね、第1段階は惰性ですよね。
何も考えてないですね。生活のため、お金のため、評価のために毎日をただこなしてるだけですね。
で、第2段階は一生懸命やってるつもりなんだけども、実は日頃の習慣とか、惰性の中にいるよと。
だから、みんなと一緒とか、いつもと同じが安心になっちゃってるんですね。
で、自分の恐怖とか不安がありますからね。
これ守るために頑固とか意固じになって、意地になって、反抗して頑張るほどプライドも高いですからね。
で、条件付きで生きてるから、評価とか売り上げに左右されちゃうわけですね。
で、第3段階が自分の商売、お仕事とかですね、自分のやりたいことでもあり、使命だっていうふうに気づきながらもですね、
でも外側からちゃんと客観的に見ることもできてきてるということですね。
で、かつやっぱ謙虚ですからね。自分はまだまだだっていうね、そういう感覚を持ってますから、
ちゃんと自分を徹底的に疑ってですね、いろんな多角的な視点で自分を見てる状態なんですね。
で、目の前に来たものはですね、全て自分に必要、これは必然だと認識してですね、
で、もう目の前に置かれたら食べる、飲む、抗わない、そんで意識的に自分の中の抵抗もなくしていって、
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全て自分の栄養にしちゃうということですね。
で、これはね、主観的でありながら確かに高い共感性も実は持ってるんですよ。
で、結果に左右されなくてやるべきことに集中してるわけですね。
かといってですね、この段階に来るとですね、本当に何でしょうね、
例えば詐欺師の周りは詐欺師しかいないし、泥棒の周りは泥棒しかいないし、
自分を粗末に扱うやつの周りには、自分を粗末に扱ってくるやつがいっぱい来るんですけども、
この段階にないですから、ないから必然的にそういう人たちが排除されるというか、
なかなか寄りつけなくなってくるっていうですね、そんなモードになってきますね。
とはいっても間違えて入ってきちゃったりするけども、そんなのもすぐわかりますからね。
すぐお付き合いすべきじゃないみたいなのは、すぐに判断はできるという感じですね。
第4段階はですね、仕事、商売を通じてですね、お客様の人生とか地域社会とか、
時代の流れまでをですね、この感じ取りながらですね、自分は動いてるということですね。
すべてが自分の命、魂のですね、意味、人生の意義。
生きるということは、こういうことにちゃんと紐付けされてですね、満たされてる状態なわけですよ。
かつてやっぱ日本の名工名職人とかですね、名人だとか匠って言われてた人たちは、
やっぱ第3段階、第4段階にいた人たちだというところなんですね。
でね、彼らどうしてその境地に至ったのかってですね、シンプルに言うとですね、
目覚めてる人のそばにいたからですよ。そうじゃなきゃ目覚めるわけないんです。
グルジエフはですね、こう言ってるんですよ。
人は一人で目覚めることはできませんと、目覚めてる人に起こしてもらうことが必要ですと。
師匠が弟子に多く語らなかったのは、タイマンでもイジワルでもなかったんですね。
昔の師匠たちは本当に言葉少なでしたからね。
言葉で教えることっていうのは、せいぜい第2段階ぐらいまでしかいかないんですよ。
でも目覚めてる人のそばにいることでしか伝わらないもの、これで映るんですね。
これはですね、ある程度のプロフェッショナルになってくると、これがわかるわけですね。
ところがですね、現代の商売の世界、仕事の世界ではどうかというと、師匠がいないのよ。
正確に言うと師匠の代わりにYouTubeがあったり、動画があったり、セミナーがあったり、ビジネスショーがあったり、SNSがあったり。
ところがですね、グルジエフの言葉を借りたら、こんなものは意識的な影響、第2段階ぐらいなものよ。
書物とか哲学との体系を通じてですね、知識は伝わると思う。
ところがですね、受け手がですね、正解探しとか効率とか結果だとか、そんなことばっかり求めてたらですね、
逆にですね、ご本人の個性とか大切な価値観だとか、それを失う危険性もめちゃくちゃ高いんですよ。
だからね、そのぐらい目覚めとか本質っていうのは伝わらないということです。
文字なんかじゃ伝わらないよって聞いてても無理だよって、こういうものなんですね。体感できないですよ。
そもそも体感しないと分かんないから、これは。
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目覚めはですね、目覚めてる人の近くね、これはジバっていうですね、こういう表現もありますね。
このジバの中で初めて起きるんだと、起こるんだと、いうふうにわけですね。
ここにほら、やっぱり今の商売人だとか、都定制度じゃないもんだからさ、第二段階で止まっちゃう根本的な原因とかあるわけじゃん。
情報が溢れていてもですね、目覚めてる師匠がいないよ。
みんなやっぱり二段階ぐらいのもんで収まっちゃってるのよ。
だからそこがね、うんっていうところなんですね。
知識があったとしてもその知識をですね、生きたものに変えてくれるとか変えられるとかね、それが電波するとかね、伝わるだとかね、それがその人にちゃんと伝染していくというですね。
こういうぐらいのものを持ってる人が少ないんだな。
だからこれが現代という時代の本質的な問題だというふうにも感じるわけですね。
ちなみに私の師匠いないですよ。
ところがですね、真似したくないぐらいの素晴らしさとか、絶対ああはなりたくないとか、あとはすごく刺激を受けてですね、その人と一緒になるべくいたとか、こういうことはありましたよ。
でね、今月の勉強会で僕お話ししてたんですけども、もうお亡くなりになっちゃったんですけどね、
あの現代の本当にずっと裏側にいらっしゃった大井のおじさんと本当に仲良くですね、させていただいてて、彼からは深くですね、学びました。
彼は弟子を取らなかったんですけども、その理由はですね、あんた前世からやってないでしょって。
こっちは全然違うよって、こういうふうにね、このレベルでも決まっちゃうっていうふうにおっしゃってるんですね。
だからいわゆる下校生ですね。
下校生からやっぱりずっとですね、同じ仕事に準じてきた方の言葉とか教えてるのは、まあ不思議なこともいっぱいありましたけどね、絶対的本質っていうのが宿されていたんで、僕はですね、すごくやっぱりその勉強になりましたね。
で、このグルジエフはですね、高く登れば登るほど自分の後を登ってくる人に依存することになるって、こういうふうに説いてるんですよね。
これ良き弟子が自分を育ててくれるっていうことを言ってるんですよ。
だから弟子が育つとね、自分自身もさらに高いところに登れると言うんですね。
まあ確かに弟子のレベルが高くなったら、対話もハイレベルになりますからね。
全ての質が上がればさ、それに応えようとするね、師匠のレベルも高くなるんよ。
これがかつての職人の世界が普通に体現していた光景なんですね、日常の。
良い弟子が師匠を育てて、師匠が弟子を育てるんですよ。
この人間観が日本の職人文化だとか、お仕事とか商売ですね。
これを類を見ないレベルに引き上げた本当の理由だなというふうに思うわけですね。
このお話を聞いてですね、どう思います?
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毎日こなすことに精一杯だと第一段階だし、一生懸命やってるけど同じ場所にいるなと思ったら第二段階だし。
でも自分の商売だとか仕事を客観的に見て語れて、っていうことだったら第三段階の入り口で。
第三段階以上に行きたいんだったら一人で本を読んで動画を見るだけだとか、やっぱりなかなか行き切れんのよね。
やっぱり目覚めてる人ですね。ここです。テーマはここなんです。目覚めてる人を探す。
なるべく多く接する。その人の空気に触れて、その人の言葉ではなくその人の在り方ですね。
これを感じ取ってですね、自分の細胞の一部にしていくんですね。
これがやっぱり自分の細胞が眠ってる細胞がですね、起こしてくる。目覚めるための唯一の道だと。
こういうお話でございました。ということで本日も最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。
また明日お会いしましょう。それではバイバイ。
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