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#1703 目覚めていた師匠達
2026-09-01 12:19

#1703 目覚めていた師匠達

#1703 目覚めていた師匠達

前回「人は一人では目覚めることができない。目覚めている人に、起こしてもらう必要がある」という話をしました。

その師匠は何故目覚めていたののでしょう?


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笑倍繁盛チャンネル、望月まもるです。本日もよろしくお願いします。
前回ですね、人は一人じゃ目覚めることなんかでいけないよと、目覚めてる人に起こしてもらう必要性があるよと、こういう話しましたよね。
これは大体、師匠なんですけども、この師匠さんもね、なんで目覚めてたんだって話なんですけども、師匠だってさ、最初は弟子なんよ。
昔のね、徒弟制度とか、弟子暴行の時代はね、師匠も目覚めてない時代があったんですよね。
でもなんでね、師匠目覚めたんでしょうね、っていうことなんですけども、その昔はやっぱりですね、逃げられないからなんですね。
やっぱ長時間逃げられない中で身を置いてたからかなと、弟子暴行の少年は逃げられないんですよ。
嫌でも毎日師匠のそばにいる、理不尽であろうともその場にいる、わからなかろうとも見続ける、言われたことをやり続けるしかないと。
こういう逃げられない環境っていうのが、人間の精神力を鍛えて深くしていったわけですね。
でも今はさ、簡単に逃げられるじゃん。嫌な仕事やめられるし、合わない人間関係ブロックすればいいし、不快な情報とかスクロールだし。
こんな感じでしょ。人をどんどんどんどん物化してるし、チープにしてますよね。
ひぬくにもですね、この逃げられる自由っていうのがですね、人の精神的に成長する機会をですね、決定的にやっぱなくしてるかなというふうに思いますね。
でも精神的な成長がないとどうなるかというと、軽薄になるし、全てに関してやっぱり浅くなっていくということなんですね。
で、2番目はですね、生死に直結してたんですね。生き死にですよ。
それに直結した環境にいたわけですね。
例えば江戸時代なんかはさ、商売の失敗って文字通りね、もう食えなくなることなんですよ。
武士にとって、技の未熟っていうのが死を意味したわけですよ。
農民にとってさ、判断の誤りっていうのは飢えることだったんですね。
命がかかってるとですね、人の感覚っていうのは研ぎ澄まされるんですね。
社長たちですね、僕が会ってきた社長たち、周りの人たちもですね、
勘がいい人がすごく多いけども、空気読む力とか、次読む力とか、人の気持ちを感じ取る力とかね、育つのはこのね、
命がけだったっていうこと、本気だったってことなんですね。
これは失敗しても大丈夫とか、ミスしなければ、死ながら学べばいいとかね、
こういうちょっと甘っちょろいところではなかなか育たないんですね。
だからヒリヒリした感じがいいんですね。
もう退路を絶って、行くしかない!失敗したら終わり!っていう緊張感があるとですね、
人間の感性、感覚っていうのは極限まで鋭くなっていくわけですね。
で、次がですね、反復と継続なんですけども、これやってるとですね、ある日突然分かる瞬間が来るんですね。
禅の世界に悟りという概念がありますけども、悟りっていうのは突然来るんですね。
でも突然来るためには長い積み重ねが必要なんですね。
僕はまだまだ悟ってないですけどもね、それでも決定的な気づきですね。
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こういうのは何年も同じことを考えてあるような、繰り返してですね、
お師匠さんがいれば師匠の動き何千回も見ててですね、何度も失敗を重ねてですね、
ある瞬間、「ああ、そういうことか!」って気づきを得るわけですね。
この瞬間を禅だと犬性と呼ぶんですね。
見る性ですね。
犬性と呼ぶんですけども、商売における目覚めだとかっていうのも同じなんですよ。
何年も現場に立ち続けてさ、ある日突然お客さんの表情とかが出て、これまでと違って見え始めたりとか、
言葉の裏側にあるものがパンと分かるようになったりとか、商売の流れもなんとなく読めるようになったりとか、
次に何が来るかっていうのがですね、データとかじゃなくて感覚的に分かるようになった。
このある日突然というのは積み重ねなしには訪れないんですよね。
自分がそこの領域に達するから起こるんですね。
現在はですね、やっぱりね、師匠自身が目覚めてるかどうかっていうね、ここのところなんですね。
なかなか今は難しいわけでしょ。
昔はさ、師匠がやっぱり全員目覚めてましたからね。
誰かの弟子で、その師匠の師匠も誰かの弟子でって言って、この目覚めがずっと連鎖してたんですね。
一人の目覚めた人間が十人の弟子に影響を与えて、その十人がそれぞれ十人に影響を与えていくんですよ。
この連鎖が何百年もかけて目覚めた商人、目覚めた職人、目覚めたプロフェッショナルっていうですね、この文化を作り上げてきたんですね。
江戸時代の江戸ってのは世界第二位のGDPよ。
これほとんど内緒で回ってたんよ。
その日暮らしと思いきや江戸時代の人たちね、例えば傘一本作るにも紙付き職人とか木材加工職人とか組み立て職人とかさ、
多くのプロたちが関わりながら一本完成させてるのね。
だからどの職人もさ、よしいい仕事して次にちゃんと収めるぞと、弟子の前でですね、仕事に集中してるわけですよ。
江戸の職人文化がこういう高みに出したのはですね、どんな業種であれこの連鎖がですね、何世代にも渡って続いてたかなというふうに言われてるんですね。
僕もそう思いますね。
でもこの連鎖は明治以降にね、断ち切られたわけですね。
前のシリーズでもお話したんですけどね、西洋化の波っていうのはですね、道と名のつくものをですね、次々と消していったからですね。
で、都定制度が非効率的って言われて廃れて、学校教育が合理的って言って普及して、逃げられない構造っていうのが逃げられる構造に変わったんですね、仕組みに変わったんですね。
命をかけて臨む緊張感っていうのが安全環境に置き換えられたんですね。
何年もかけた積み重ねっていうのは学校とか研修とかでですね、短期間の薄い習得に変わったわけですね。
だから目覚めの連鎖っていうのが一世代また一世代ってどんどんどんどん薄まっていったんですよ。
で、当然ですけどもやっぱり目覚めた師匠が少なければ目覚めた師匠を持つ人も少なくなってきてるわけですね。
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この目覚めの連鎖を受け継いでいる人が世界規模で少数派になってきてるとね。
これはやっぱり社会の構造なんですね。
目覚めを生む仕組みが消えてですね、眠りを深める構造がですね、社会全体に蔓延してきたというところなんですね。
だからね今からどうするかというところなんですよ。
この仕組みを完全に構造を完全に取り戻すことができないんですけども部分的に目覚めを生む条件を意図的に作ることはできるんじゃないかなと思うわけ。
まず一発目はですね、これ個人的にもできます逃げない環境を自分で作るんですね。
嫌なお客さんから逃げないとか、痛いことを言ってくる人から逃げないとか、苦手な経営課題から逃げないとか、自分の弱さから目を背けないとか、立ち向かってくるんですよ。
やっぱりプライドが高い人とか自分に疑問符を投げかけられない人はこの時点で脱落するんですね。
一つのことを続けられるしつこさ、粘りがない人も無理なんですよ。
余裕でさあ逃げられる時代にですね、あえて逃げないことを選ぶとですね、精神力が座って人としての軸がですね、当然ながら出来上がるわけですね。
で2番目はですね、後ろ者がある商売をちゃんとするということですね。
ダメなら辞めりゃいいやとかそんな甘いこと考えた方がいいと思うね。
アヒルティさんはですね、自身の著書幸福論でですね、仕事には高い動機のものと低い動機のものがあると言っているわけですね。
低い動機のものは見せかけだけの仕事とばっさり切り捨てているわけですよ。
何かと言うと堂々楽半分の無意味な仕事、自分の財産管理、マネーゲーム、投機、お金が目的、名誉心や貪欲、好感度のための仕事、生活維持の仕事、
ための仕事、理由はですね、自分の暇つぶしや趣味、名誉、社会的評価、生活を維持するため、
まあ理工的なんですね。目的が達成されればあるいは達成できないと分かれば動機づけを失ってしまう。
自分の欲望を叶えるための手段でしかないと。だからですね、一方高い動機っていうのは自分のために働くんじゃなくて仕事そのものを愛するから働く。
その仕事を通して出会う人々を愛し、その人々に対する責任を果たそうとするからこそ働く。だからこそ高い動機と持続性がある。
必ずしも結果にこだわりすぎないという特質を持つというふうにこういうふうに説いているわけですね。
仕事そのものに対する愛がある。あるいはですね、目の前にいる人々を自らの仕事によって支えようとしている場合はですね、
失敗して飽きて嫌になったりとか、成功しても満足して熱意を失ったりすることがないと。だから前者のように条件付きじゃないということですよ。
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だから条件付きで働いている人は全員ですね、低レベル、こういうふうにですね、バッサリとヒルティーさんはおっしゃっているわけですね。
低い動機だよというところなんですね。しかもですね、高い動機の人っていうのは結局真剣にやるっていう。
この意味とか種類っていうのもですね、やっぱりこう違うんですよ。交渉なんですよ。これが失敗したらどうなるかというですね、
ひりひりした緊張感を持ち続けながら仕事して、感性も磨かれているということなんですね。でもやっぱりそれでもやっぱり謙虚でやめない。
なぜかというと、その仕事を愛しているからなんですね。3番目は積み重ね続けるということなんですけど、ある日突然分かる瞬間に続かなかった人とか逃げた人とか辞めた人は一生もう訪れないです。
根性はそこまで。今回はもう無理。続けた人にだけ分かる領域なんですね。しかもそれは毎日ですね。ただを行うのではなくてですね、徹底的に自分を疑って素直に実直に仕事を生きることに向き合うんですね。
これは惰性じゃない。流すこともしない。観察する、疑問とか試みとか修正とか改善とかいっぱい積み重ねていってですね、で達していくんですよ。積み重ねの先にしか目覚めは来ないんですね。
グルジエフはですね、人がせいぜいできるようになるのは意識的になすことだけよってこういうふうに説いたんですね。意識的を意識的にやっていくしかない。積み重ねていくしかないのよ。師匠たちから目覚めた理由はですね、才能とか運とか特別な環境じゃないですね。目覚めた師匠の傍らで逃げられない構造の中で自分も逃げるもんかってやってですね。
命がかかった緊張感の中でですね、素直にそして意識的に何年も何年も積み重ねてきたというね。これがかつて当たり前の積み重ねということでですね、師匠を師匠にしていったということですね。この構造とかね、仕組みなんか消えた今ですね、自らを意識的に自分でその方向に持っていかないとですね、そんな境地に達することなんてなかなか難しいかなと思います。
逃げるの簡単だし、やらないの簡単だしね。あぐらかくのも簡単じゃない。だから甘い道と茨の道ね、どちらの方を選べば自分にとって正解なのかってね。通常この茨の道を選んだ方がですね、自分が幸せの道を選べるというふうに言われてますけどね。プロとしては職歴とか資格の数じゃないんですよ。この師匠が少ない時代、本物、ここですね。この本物が少ないということですね。
本物って何?自分の業務におけるところ、業種におけるところの本物って何なんだろう?ここをちゃんとですね、やっぱり自分なりに考え、自分を裏切らない選択をですね、していくしか方法はないのかなというふうに思います。ということで本日も最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。また明日お会いしましょう。それではバイバイ。
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