中南米っぽいよね。
すごい。
中南米。
クジャクみたい。
すごい、クジャクみたい、確かに。
開いたクジャクみたい。
そう。
それらを総称して、英名をパッションフラワーっていうらしくて。
かっこいい。
あのね?
そう。
あのパッションフルーツは仲間?
そう、パッションフルーツとかにも関連して。
あー、なるほどね。
パッションフルーツになるトケイソウも、トケイソウ科の植物もあるみたいです。
いいね、なんか、中南米だって思いつくのはブラジルなんだけど。
パッションって名前が似合う国だから。
でもパッションってその情熱的なことでしょ?
その意味だと。
でもこのパッションフラワーのパッションは、情熱ではないらしくて。
あ、そうなんだ。
でもめっちゃカラフルなイメージがあるんだよ。
はいはいはい。
なんか内側がね、グチグチってしてる感じの。
パッションとカステルが混ざってるのかもしれないけど、脚の中で。
頭の中で。
でもなんかデタラメにクレヨンで塗ったみたいなイメージ。言語的なイメージ。
あ、わかる。色の混ざった感じよね、グチグチっとね。
そうそうそうそう。
そのパッションとは違うらしいですね。
名前の由来は、花を正面から見た時、まさに時計の文字盤にそっくりっていうのが一つと、
もう一つが、その時の記念日っていうのが6月10日。その頃に咲き始めるんです。
え、そうなの?
あと1ヶ月後ぐらいか、じゃあ。
そうだね。
多く種類の多く話題で、その時期、その頃に咲き始めるっていうらしいんですね。
あ、そうなんだ。
日本人はまさにあれを秒針と単針と見て、例えて、時計層でしたらしいんですよ。
でも海外はまた違って。
そうだよね。海外は言わないもんね、時計層。
まず上から見た時にオシベ、一番手前の、一番上側に来る、花の上側に来るところをキリストの十字架に見て。
うわー、なるほどね。
で、その後ろの緑の部分がある、ここがメシベの部分なんだけど、そこを五甲と見て、五甲が指すとか。
で、その後ろにある花びらと額を合わせて、十人の使徒と見立てたみたいで、すっごい想像力というかね、派生がすごいよね。
すごいね、なるほどね。
え、じゃあもうめっちゃ神聖な話じゃない?あっちからしたら。
え、もう、だって、お弟子さんみたいのもいるわけでしょ、ここにも。
そう、使徒だ。
すごい。
そんだけ複雑に捉えたっていう。
そこまで想像できるんだ。
さあ、やってきました、雨が。
やってきましたね。
いや、来ましたね。
雨ですね。
急に音が変わりだしたもんね、今。
さあ。
海外ではそうやってキリストとか、宗教的に捉えてたので、そこから花言葉も三つあって、信仰、あと聖なる愛、宗教的な熱情っていう三つの花言葉になったみたいな、かなり宗教寄りというかね。
カルテ的。
そうそうそう。
すごいね。
見た目がね、こんな神話っていうか神秘的なことだと、神とかの話になってくるよね。
衝撃的だわ。
ね。
シャガも並べてあげたい。
あれも不思議な花だね。
そう。
あとこの前の、あの、なんだ、花水木。
うん。
木も十字架が。
うわあ、そうだわ。
やたら十字架とかがね、花にもありますね。
花言葉がそもそもそっち家系のね、文化というか。
確かになんか神話で出てくるとか。
はいはいはい。
そういうの多いね。
多いね。そんな不思議な花ですね。
時計草には毒蝶っていう、あの、がみたいな蝶々なんだけど、毒蝶っていうのが卵をね、産みつけるみたいなんだけど。
その幼虫が葉を食べてしまうことがあるから、時計草は元から葉っぱに蝶の卵を擬態して、点々をつけて、黄色い点々をつけてて。
うんうんうん。
だから、毒蝶に卵を産ませないようにしてるのって。
え。
そう、毒蝶は同じ場所には産まないので。
へえ。
幼虫はね、葉を食べるから、葉を食べ尽くしちゃって。
そうだよね。
そう、産めなくなっちゃうから。
キャベツとかよく食べてるもんね。
うん。こうやって点々って。
あ、ほんとだ。
うん。もしね、時計草に出会ったら葉っぱまで見てください。
え、すごいね。
葉っぱまで味わい深い。
いや、こうやってなんか進化してんだね、みんな。
ねえ、ほんと生物、植物、進化ってほんと不思議だよね。
不思議。
何かを学習して、遺伝子レベルで学習して、それに対応しておくわけじゃない?
そうそうそうそうそうそう。
うん。
そんなことがほんとに可能なのかって思うけど、
うん。
周りの生物とか自分たちもみんな、そうやって進化してきたんだろうなっていう。
ほんと不思議な話です。
不思議だわ。