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こんばんは。蜜のあじ子です。
先週末、体温超えの気温の中、京都に行ってきました。
というのも、荒俣宏さんが館長を務める京都国際マンガミュージアム。
ここでちょっと面白そうな講演会が行われたんです。
荒俣先生大好きな友人と一緒に面白い話が聞けたので、皆さんにもシェアしたいなと思います。
今回のテーマは、ゾンビ奇談。
ゾンビなんかにおい関係ないじゃん!って思うでしょ。
でもね、お話聞いてたら、いやいや、私の興味があるのここ!みたいなところがいっぱい出てきて、めちゃめちゃ楽しかったんです。
その講演会は、マンガミュージアム館長の小説家荒俣宏さんと、京都精華大学の名誉教授堤邦彦さん。
お二人が妖怪教室。西洋と東洋の死体信仰。ゾンビは神か怨霊か。
というタイトルで、2時間みっちりお話を聞きました。
告知が出てすぐチケットを取ったので、なんと整理番号2番と3番。
ええ、荒俣先生かぶりつきの席で拝聴いたしました。
それがね、毎回荒俣先生、コスプレをして出てくるという話が司会の方からあって、ちょっと不気味な入場の音楽とともに現れたお二人の先生。
そして、なんとゾンビメイク。
70越えたおじいちゃんたちですよ。もう話が頭に入ってこんって。
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って思ったんですが、話自体はすごく面白い。
というかね、酔っ払いがエンドレスで話してる感じにも近かったんですけれども。
なんたってあの知識量。話が面白いです。
ゾンビというと、映画やゲームで死者がよみがえり、人々を襲う。
そして襲われた人もまたゾンビに、というイメージですが、
もともとは、カリブ海に浮かぶ島ハイチにおける民間信仰ブードゥー教の中で語られたのが始まり。
ボコールという呪術師がゾンビパウダーと呼ばれる毒を使って、生きている人間を仮死状態にして、
その後埋葬された死体を掘り起こし、農園や工場の労働力として使ったらしい。
つまり、人間の奴隷として意志、心のないゾンビを作り出した。
そんな話があるんだって。
その後エンタメとして、人間を襲ったり、ウイルスをまき散らして感染したり、
って設定が生まれたらしい。
決して怖い気持ちの悪いモンスターではなかったゾンビ。
いわば人間の手による人造人間。
面白いのは、日本でも人造人間を作ろうとした歴史上の人物がいます。
その名は西行法師、僧侶で歌人の西行さんです。
和歌山県の高野山で修行していた西行、野原にある死人の体を並べて、
骨に砒霜(ひそう)という薬を塗り、反魂の行を行い、人を作ろうとした。
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しかし見た目は人であるものの、血相が悪く、声もか細く、魂も入ってないものができてしまい、
荒野山の奥に捨ててしまった、という記述が撰集抄という本に残されています。
これまさにゾンビ。
世の東西を問わずに、同じような考えを人間は持っているんだな、と、とても面白かったです。
で、においの話。ゾンビのにおい。そりゃあ、死体が腐乱したようなにおいがするでしょうよ。
で、これを香水にした会社があります。
以前もちょっとお話ししたかも。ニューヨーク発のフレグランスブランド、ディメーター。
2013年に発表したゾンビをイメージした香り。
女性向けのゾンビフォーハー、そして男性向けにゾンビフォーヒム。
パッケージがね、ゾンビの顔でちょっと怖いんですが、残念ながら日本での販売は終了しています。
が、アメリカだったらまだ買えるっぽいです。
アメリカにお住まいの方、ぜひ探して嗅いでほしい。
説明書によると、森の地面のイメージ。枯葉やキノコ、カビ、コケ、土。
そして、女性用にはワイン樽の底に残ったオリのにおいが加わってるらしい。
決して爽やかではないけど、悪くない気がします。
チャンスがあれば私も嗅いでみたい。まとえばゾンビになれるかも。
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お相手は蜜のあじ子でした。
そうそう、荒俣先生の新刊『文明怪化奇談』を購入して、ゾンビ姿のままでサインをしてもらいました。
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