薬機法の基礎
おはようございます。蜜のあじ子です。
ハジメテアロマのオリジナルフレグランス、いくつかブレンドを試しているところです。
よくお願いされるのが、香水を作って売ってください。
ですが、実はこれ、私はやってはいけない行為なんです。
アロマに関係する法律、いくつかあるんですが、今回のテーマは、
薬機法。正式名称は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律と言います。
以前は薬事法と呼ばれていましたが、2013年11月に改正されて、薬機法と略されるようになりました。
医薬品と、多分医療機器の機の字でしょうね。
アロマテラピーに関する法律としてよく出てくるんですが、特に雑貨と化粧品と医薬品、この辺りが厳密に区別されているからです。
香りを使った製品、たくさん種類がありますが、その中で雑貨と呼ばれるものは、香りを楽しむだけの商品です。
精油、それからキャンドルやルームスプレー、これらは雑貨として特に規制を受けることなく作って販売することが可能です。
続いて化粧品、美容とか清潔の保持、主に顔や体に直接使うもの、香りのついたマッサージオイル、精油の入った化粧品、石鹸や香水も化粧品です。
化粧品を作って販売するには許可が必要です。きちんと整った場所で作る必要があります。
また、許可があったといっても薬機法が定める効果・効能の範囲で広告を作ったり、販売のトークに気をつける必要があります。
例えば、皮膚に潤いを与える、これはOKですが、老化防止とかシミが消えるとかニキビに効果があるという表現は医薬品と間違えるので使うことはできません。
個人で楽しむための香水を自分のために作る場合はOKなんですが、これを有償であれ無償であれ、私が誰かにお譲りすることはできないんです。
というわけで、基本的にはルームスプレーやハンカチやお洋服につけられるフレグランスとしてお譲りすることが多いです。
あとはご自身で香水を作ってもらうワークショップ形式にする。 これであれば好きな香りで自分の体に使うものを作ってもらえるので、薬機法に抵触することはありません。
精油を販売する時にも注意が必要です。 先ほど化粧品でも紹介しましたが、お薬のような働きを連想させるようにセールストークをすることはできません。
これを使うとよく眠れるよとか、虫除けに良いよと言って販売してはいけないんです。 でもね、私このポッドキャストで精油の効果効能めっちゃ喋ってます。
これは表現の自由で認められてるんです。 だってセールストークじゃないもん。私が店頭で精油を販売しながらこの話をしてはいけませんが、
本やポッドキャストであれば、 何を言ってもいいとまでは言いませんが、
その効果効能も自由にお伝えすることが可能です。 アロマテラピーの実践において、
守らなければならない法律、これを学ぶことはとっても大切。 その入り口として、
アロマテラピー検定
公益社団法人日本アロマ環境協会 AEAJ のアロマテラピー検定をお勧めします。
アロマの学校とサロンキラキラは、 この AEAJ の認定校でもあります。
私自身も、入り口はこのアロマテラピー検定でした。 年に2回行われてるんですが、
この秋は、 申し込みもう終わってます。
2022年以降は、 インターネットでの受験も可能になったので、
より気軽に受験できるようになってます。 次回の試験は、
5月の予定。 ちょっと早いけど、来年の目標にいかがでしょう?
多分ね、 このポッドキャストしっかり聞いてたら、
結構勉強になっていると思います。 どうだろう?
ハジメテアロマは、 香りのサブスク連動型ポッドキャストです。
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専用のお便りフォームをご活用ください。 お相手は蜜のあじ子でした。
逆プレゼント企画。 お送りするのは、
オリジナルフレグランス。 皮膚についても問題のない成分で作りますが、
香水とは、 呼びません。
