ローズマリーの学名変更
おはようございます。蜜のあじ子です。
最近忙しくて、一週間があっという間、ポッドキャストで話したいなと思うことはあるんですが、なかなか下調べが追いついてないです。
こういう時は、知ってる精油の中からと思って、とある精油のファクトチェックだけと思ってたら、びっくりすることが出てきたので、今日はその話です。
今回のテーマは、ローズマリーの学名、アロマテラピーの勉強をしていると、
学名を覚える必要が出てきます。
特に国際資格を目指すとなると、学名を覚えるのは必須です。
というのも、学名は世界共通の名前だからです。
ローズマリーの精油、アロマテラピーではメジャーな精油です。
スーッとする、カンファーの効いたローズマリーの香りは、集中力をアップさせ、体に使えば血行を良くして、筋肉痛や冷えに効果があります。
精油だけでなく、ハーブそのものをお料理に使うこともよくあります。
そんなおなじみのローズマリー、学名はロスマリヌス・オフィキナリス。
そう覚えてたんですが、なんと2017年に学名の変更が行われてた。
知らなくてびっくりした。
新しい学名は、サルビア・ロスマリヌス。
以前のロスマリヌス・オフィキナリスという学名は、1753年、学名の父、カール・フォン・リンネが命名しました。
260年以上も使われてきたこの名前。
2017年に発表された論文で、葉緑体やリボソームDNAの分析結果から、
ローズマリーの属しているロスマリヌス属、これがいくつかのグループとくっついて、大きなグループに属していることがわかったようです。
そこで、属名をサルビア属、日本語だとアキギリ属に再グループ化されたらしいです。
こんなに長く使われていた学名が、最新の科学技術で変わってしまうことなんてあるんですね。
ローズマリーの歴史と逸話
私、勉強不足でした。
ここで学名について話しておきます。
学名とは、生物学的に世界共通でつけられた名前です。
一般的には属名と種小名、苗字と名前みたいな感じで、二つの名前で構成されていて、これを二名法と言います。
スウェーデンの博物学者、カール・フォン・リンネによって体系化されています。
生物なので、もちろん人間にもついてます。
ホモ・サピエンス、ラテン語で賢い人間という意味です。
ローズマリーのロスマリヌスには、ラテン語だと海の雫の意味があります。
地中海沿岸が原産で、小さな可愛い青い花が海の雫のように見えたからと言われてます。
このロスマリヌス、今までは属名だったものが、現在は種小名に変わったということです。
通称名のローズマリーにも、いろんな逸話があります。
有名なのは、ローズ・オブ・マリア、マリア様の薔薇、キリストという救世主が生まれて、
自分の地位が危うくなった、そう感じたヘロデ王は、幼子を次々殺害するように命を下します。
それを知ったマリアは、幼いキリストを連れ、エジプトへ逃げることにします。
その途中、ローズマリーの茂みに身を隠すのですが、
白くて小さな花が、マリアの青いガウンによって青く染まった、という話があります。
マリアにまつわる逸話がある、というのは、古くから愛されてきた植物だということ。
効果効能が多くて、利用の範囲が広いローズマリー、これからもきっと愛され続けるんでしょう。
シャキッと目を覚ますため、朝にもおすすめの香りです。
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お相手は蜜のあじ子でした。久々の連休。
部屋の片付けで終わりそうです。
一人暮らしなのに、なんでこんな散らかるんでしょうね。
おかしい。
