足のにおいの原因とその影響
おはようございます。蜜のあじ子です。
昨日、ロングブーツを出しました。
靴の衣替え。
ブーツ、温かくていいのですが、
これからの季節、忘年会など、居酒屋さんに行くと、靴を脱がなければいけない場面があって、
めんどくさいなぁ。と、もう一つ気になること。
今回のテーマは、足のにおいと不眠症。
特に足のにおいで悩んでいるわけではないんです。
以前も話しましたが、柿渋石鹸を使うようになって、
足のにおい、全くしなくなりました。
これ本当です。
ただ、けっこうブーツで気になるという方、女性でもいるかなぁって気はしてます。
足のにおいって、ひどい悪臭。
あ、今思い出したんだけど、以前新幹線に乗ってて、
後ろの席のおじさんが、靴を脱いだんですよね、おそらく。
いや、わかるんです。
新幹線長時間だし、靴を脱ぎたい気持ちはとってもわかるんですが、
前に座ってる私に、ずーっと、足のにおいがね。
3時間ぐらい苦行を受けたのを思い出しました。
そんな大迷惑の足のにおい。
あのにおいの原因は、イソ吉草酸。
ちょっと人の名前みたいですよね。
イソ キチソウさん。
この物質、悪臭防止法で、特定悪臭物質として規制されてるんですよ。
私の後ろに座ったおじさん、逮捕してほしいぐらいです。
少量でものすごい悪臭を放つ物質で、
例えるなら、東京ドームに一滴落としただけで、
ドーム内がこのにおいになってしまうほど、悪臭です。
よく納豆のにおいに例えられますが、
そう、納豆にも入ってます。
そんなイソ吉草酸。
名前が気になったので、ちょっと調べてみました。
イソというのは、化学の命名法で、分岐がある場合に使います。
分子の形が、どこかで枝分かれしているということです。
では、元となる吉草酸、もちろんこの物質が存在しています。
キチ、ラッキーのキチ、大吉の吉に、草と書いて、キッソウと読むんですが、
別名、西洋カノコソウ、かのこ絞り。
着物に詳しい方だとご存知かと思いますが、
染めの技法の一つです。
つぼみの様子が、かのこ絞りのようなので、カノコソウと呼ばれてます。
別名の吉草は、どこから来たかというと、
絞りの技法のことを、纐纈と言います。
すっごい難しい字。たまにコウケチさんっていう苗字の方もいらっしゃいますよね。
もともとは纈草、ケッソウと呼ばれてたそうです。
あんまり字が難しいので、縁起のいい吉という字をつけて、
キッソウと呼ぶようになったそうです。
さて、この吉草、根っこが非常に臭くって。
そう、この根っこに含まれるのが、イソ吉草酸。
そしてこの根っこ、ヨーロッパではバレリアンと呼ばれてるんですが、
不眠のためのサプリメントになってます。
そうそう、精油もあります。
このバレリアンの製剤、独特のにおいです。
イソ吉草酸そのもののにおいは、そこまで感じないんですが、
酸とアルコールを反応させると、エステルという物質ができます。
多くのエステルは、フルーツが発酵したような香りで、私結構好きなんですよね。
このバレリアンは、個人的には腐ったバナナのようなエステル臭がします。
でもまあ、足のにおいを口に入れてる感じはしないので、ご安心ください。
ただ、バレリアンの不眠に対する効果については、ちょっとエビデンスが少ないようです。
私も一時期試してみましたが、そこまでの効果は感じられなかったかな、というのが正直なところです。
最後に、足のにおいの防止法。
不眠症とバレリアン
においが出る原因としては、汗と細菌。
汗が出るのは仕方がないので、通気性の良い靴下に変えること。
女性は特にこの季節、合成繊維のタイツを履きがち。
綿やウールのタイツをお勧めします。
そして角質のケア。
かかとのガリガリ。指にできたタコ。ここに細菌がすみついてます。
あとはミョウバンなどが入った粉末状のデオドラントも効果ありますよ。
最後に、毎日同じ靴を履かないこと。
足を洗っているのににおいがするという方は、ぜひ見直してみてくださいね。
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お相手は蜜のあじ子でした。
毎度朝一収録ですが、今日は声がイマイチでした。
お天気良さそうなので、洗濯します。
