現在完了形の基本の理解
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、現在完了形の言霊を分析すると願望実現のコツが見えてくる、というお話です。
では、最初に告知です。
今週土曜日4月5日20時から開催されますオンラインイベント、ライフスタイルエキスポに出展いたします。
そこで僕はですね、高校大学受験に直結、プロ直伝、本物の英語力を鍛える英検利用学習法というお話をします。
英検を通じてどのように4技能をバランスよく英語力を育てていくか、
そして英検を取ることによって、どんな風に高校入試、大学入試に有利になるのか、そんなお話をしようと思っていますので、中高生のお子様をお持ちの皆さん、
ぜひですね、土曜日の夜、ちょっとお時間いただいて、このオンラインイベントに参加してみてください。
はい、ということでね、なんか今日はあんまり声がうまく出なくてすみません。
ちょっとね、しわがれ声なんですけど、我慢して聞いてくださいね。
今日のお話なんですけれども、現在官僚系ってね、これも中学校3年生で習うやつなんですけど、
本当に英語があまり好きじゃない人は、この辺よくわからないという人もいるかもしれませんね。
現在官僚系という名前がもう意味が分からない、現在なのに官僚しているとかね、言葉の定義がまたまためんどくさいんですけど、
覚えている人はですね、現在官僚系というのは、have、プラス、過去分詞、そして意味が大体3つに分かれていて、官僚、経験、継続、
3つなんか覚えたんじゃないですかね、年々してしまったところだ、これが官僚、ずっと年々である、これが継続、そして年々したことがある、これが経験というやつですよね。
13で習う文法事項の中では、わりかし定着しやすいっちゃしやすいところなんですが、一番のハードルはこれ、前回にやった過去分詞系を覚えてなきゃいけないというところですかね。
なので、過去分詞系の不規則変化を覚えないと、これがなかなかテストで点が取れないというところになって、なんかね、挫折しちゃいやすいポイントではあります。
で、これなんでHABを使うのかって皆さん習ったことありますかね。中にはそういうことを説明する先生もいると思うんですが、ほぼほぼあんまり説明しないで、HABプラス過去分詞だよっていう風に習って、
とりあえずこの3要法、経験、官僚、継続を覚えましょうみたいにやるんじゃないかなと思うんですよね。
願望実現のための未来完了形
なんですが、今日はここをね、もうちょっと深掘りして、なぜHABプラス過去分詞なのかというお話をしていきたいと思います。
まずね、HABプラス過去分詞なんですが、過去分詞系については前回お話をしたんですけど、ちょっと復習をすると、
過去形が過去の動作、実際に行ったことを示しているに対して、過去分詞系はその動作が済んだ状態だっていう話をしたんですよね。覚えてますかね。
壊すという単語ブレイク、過去形のブロークは壊した、ブロークンは壊す動作が終わっている状態、つまり壊れている状態あるいは壊されている状態。
日本語では壊れていると壊されているに分かれるけど、英語ではそれはブロークン、ブレイクが終わっている状態だという、そんな話をしたと思うんですよね。
ここを押さえておくと現在完了形はとてもわかりやすくなります。現在完了形を作るときにHABプラス過去分詞になるんですけど、HABというのはもともと普通に持っているという意味ですよね。
だから現在完了形の一番の根幹は、何か動作が済んだ状態を持っているという意味になります。
だから例えば、I have eaten a hamburger と言ったとしましょうね。
そうするとこれは、私はハンバーガーを食べる動作が終わった状態を持っていますという意味になります。
例えば、この今のI have eaten a hamburger の文にjustを入れてみると、
I have just eaten a hamburger だと、私はちょうどハンバーガーを食べた状態を持っています。
というふうになると、食べたばっかりだ、食べてしまったところだという完了のニュアンスが出てくるわけですね。
で、同じ I have eaten a hamburger これに、例えば many times 何度もというのを付けると、
I have eaten a hamburger many times 私はハンバーガーを食べるという動作が終わった状態を何度も持っている
というふうになると、何度も食べたことがあるという日本語が必要になるわけですね。
同じように、I have met him 私は彼に会った状態を持っている。
こんな文があったときに、今度は例えば already すでにというのを付けてみると、
I have already met him だと、私はすでに彼に会った状態を持っている。
ということは、すでに会ったことがあるという意味になりますよね。
今度は、I have lived in Egypt とかにしましょうかね。
私はエジプトに住んだ状態を持っている。
こんなような文のときに、for three years とか付けたら、
I have lived in Egypt for three years 私はエジプトに住むという動作がすでに住んでいる状態を
3年間持っているということは、3年間ずっと住んでいるという、
継続みたいな意味が出てくるわけですね。
ただ、この継続の意味になるのは、ちょっと気をつけなければいけなくて、
動作がずっと続いているというときには、
この have プラス過去分詞だとニュアンスがうまく出ないわけです。
例えばですね、I have studied English for three years みたいに言ったとき、
これはどんなニュアンスになるかというと、
私は英語を勉強するということが済んだ状態を3年分持っていると。
そうすると、どっちかというと、今やっているというよりも、
今まで3年間英語を勉強してきた、もちろん今もやっているけど、
過去にやってきた、今までから過去までをどっちかというと見ている感じ。
今もずっとやっている、ずっとやっているということをニュアンスとして出したい場合には、
happying、いわゆる現在完了、進行形と呼ばれるもの、
昔は高校1年生にならないとやらなかったけど、
最近はしれっと中学3年でも出るようになってきたんですけど、
これを使うわけですね。
例えば、I have been studying English for 10 years だと、
10年間ずっと勉強していて、今もやっているよ、みたいなニュアンスが出るわけですよね。
これは、b動詞プラスing、つまり動作がずっと継続して動いている状態を今も持っているという、
そんな感じになるわけです。
よく考えてみると、私たちのパーソナリティというものは、
すべてこれまでに自分が行ってきたことの蓄積なんですよね。
私たちがこれまでにしてきたものが今も蓄積して持っている。
それが今の私たちのパーソナリティを作っているわけですよ。
以前、記憶喪失になったら私たちはどうなるだろうかという話をした回があったんですけど、
もしも私たちが記憶喪失になったら、
まったくそこからゼロベースで人生が始まるわけです。
それはそれで新しい経験ができるという意味でいいことになるのかもしれないですけど、
同時に私たちは今までの蓄積を失うわけだから、
自分というものが非常に心もとなくなってしまうというところがあるわけです。
なので、私たちは何者かというふうに問われたときには、
私たちが日々してきたこと、考えてきたこと、
それを我々がすべて持っているという、
この感覚が現在官僚系のもともとの出どころ、
ハブを使うようになった理由なのではないかなと思います。
なので、自分って何者なんだろうというふうに考えたら、
やっぱりこれまでに自分がしてきたこと、これまでに自分が思ってきたこと、
それが今の自分を作っている。
じゃあこれからどういう未来を作っていくかというふうになったら、
どうしたらいいと思いますか。
これは未来官僚系なんです。
その時にはもうそうなってしまっているだろうという、
Will have 過去分子、これですね。
これを使うと願望が実現するわけです。
その時にこうなっているであろう自分を想定して、
日々を動くということですね。
例えば、
I will have been very famous in 3 years.
3年後にはもうすでに有名になってしまっているぞ、
みたいなね、Willという意志だからね。
とか、
I will have bought a Rolex next year.
とかだったら、
来年にはロレックスをもう買った状態に、
買ってしまっている状態を持った状態に、
もう買っている状態を持った状態に、
買った状態を持っている状態になるぞ、
みたいな宣言ですよね。
その未来の姿があたかも自分の心の中にあるような、
そういうイメージを抱いて、
そういう言葉遣いをすることによって、
自分の願望が実現に向かっていくということですね。
エピソードのまとめ
以前、Willという助動詞は、
意志という意味があると言ったと思うんですけど、
しかもね、その場の意志みたいなものを表す。
ひらめきみたいなものですね。
あ、こうしようっていう意志ですね。
なので、
あ、あの時までにはこういう風になっている自分になろうと思って、
それをWill have囲むんしたから、
すでに完了したかのような気持ちを持ち続けることによって、
自分の望んだ未来が作られていくという風に考えていただくと、
願望実現のコツというものもよくわかるのではないかなと思います。
はい、というわけで、
今日もメンタリスト的視点から、
現在完了形がなぜハブプラス過言詞なのか、
そしてそれが願望実現とどう絡んでくるのかというお話をしました。
今日のお話が良かったよという方は、
いいねやコメントなどぜひよろしくお願いいたします。
はい、ご視聴ありがとうございました。
良い一日を。
