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はい、始まりました。群馬を盛り上げるポッドキャスト、ぐんもり。パーソナリティーのおこじで、今日はゲストに加藤さん、加藤美季さん2人をゲストとしてお呼びしています。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。加藤さん2人であれなんですけど、私が美季さんって呼んでいるのと、加藤さん、お兄さんも加藤さんって呼んでいるので、その呼び方で始めたいと思います。
じゃあ最初に加藤美季さんのまず自己紹介からお願いしてもいいでしょうか。はい、加藤美季です。本業は美容系の仕事をやってるんですけれども、
昨年の7月ぐらいから、フタリテという新しい事業を立ち上げまして、今、そのコミュニティ作りに励んでいるところです。
フタリテの立ち上げはいつ頃になるんですか。ごめん、さっき言ったよね。
今年の、すいません、もう一回。経緯でしょ、経緯でしょ。緊張のあまり。今のじゃあカットで。じゃあ、フタリテの立ち上げの経緯を教えてください。
はい、私は子供がいない夫婦なんですけれども、子供がいない夫婦の抱える悩みとかってやっぱり当事者にしかわからないもので、周り見渡すと結構この年齢、今42歳なんですけれども、
40代、30代から40代っていうのはお父さんお母さんである人がとても多いので、なんとなく同じ境遇の人が見つからないなとか思っていた矢先に、たまたまですね、群馬県で前橋市でやっている群馬イノベーションスクールというのを募集がありまして、そこに昨年の3月ぐらいに応募しました。
それで受かって、じゃあどんなビジネスプランを描こうかってなった時に、自分のその抱えていたものというか、課題として感じていたことをビジネスプランにして、こういうコミュニティが作りたいと思って立ち上げたっていうのがきっかけですね。
立ち上げ自体は一人で立ち上げられたんですか?
そうですね。
立ち上げる仲間というか、誰かサポートしてくれる人がいたりとか。
いや全く一人の頭から考えて、ただ子供のいない夫婦の問題なので、夫にももちろん相談して、夫と一緒にその内容自体は詰めていったっていう感じですね。
具体的にはどのような活動を今されているんですか?
はい、まずはその子供がいない夫婦っていう言葉を指す言葉としてディンクスってあるんですけど、大和さんこれご存知でしたか?
もともと知らなかったです。
そうですよね、そうなんですよ。
ウィッシュさんに教えてもらって知りました。
はい、じゃあこのポッドキャスト聞いてくれてる人がもしかしたら知らないかもしれないので、ディンクスっていうのはダブルインカムノーキッズの頭文字を取った言葉でして、
なんかSDGsみたいな新しい言葉のように思われがちなんですけども、実は1980年代にアメリカから生まれている言葉なんですよね。
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その当時っていうのは女性の新しい生き方みたいな感じで、ちょっとフェミニズムの先の考え方というか、
今の日本で捉えられているディンクスはちょっと違っているんですけれども、
私が今二人手の中で使っている言葉では、意識的に子供を作らなかったっていうことではなくて、結果的に子供がいない夫婦を指すちょっと広い意味として使っています。
このディンクスの抱える問題はさっきも言ったように、同じ境遇の人があまりいないっていうことと、
あとは地域とのつながりが少ないだとか、
あとはですね、やっぱり世の中的にパパママ向けのサービスとか商品が多いもので、
ちょっとそういう中で肩身が狭く感じているですとか、
そういう人知れず抱えているものがあるので、そういったことをシェアできる、安心できる場を作っていったりだとか、
あと今考えているのは企業とかNPOと共同して、何か子供いない人向けのサービスとか新しいものを作っていけたらなというふうに思っています。
実際に始まってみて、コミュニティの規模的にはどのくらいの人数が集まったりしたんですか?
そうですね、この活動を始めてみて思ったんですけど、結構難しいことがありまして、
まずやっぱり子供を連れていればその人がパパかママかっていうのは分かるんですけど、
子供を連れていないとその人がディンクスなのかどうか分からないわけですよ。
かつ口コミで広がるものでもないので、認知を広げるところがまずすごく難しかったので、
私は積極的にプレスリリースを出して、クラウドファンディング去年やったのでプレスリリースを出したりだとか、
SNSの発信だとか、あとはそんな活動をしていたらたまたま縄文新聞社に取り上げていただいて、
大きく記事にしていただいたこともあって、そういう認知活動を頑張ったおかげでやっと知られていったっていうのはあるんですけれども。
じゃあメディアとかSNS経由で知った人たちが今実際2人でのコミュニティの中に入ってきたということですか?
そうですね、ほんとそうです。やっと当事者に届いて、その人が何かしらのアクションを起こしてくれて、
メッセージをくれたり、インスタをフォローしてくれたりっていう。
こっちが当事者、仲間を探しに行くっていうよりかも引き寄せているような感じですね。
希望的には今のところ仲間と呼べるぐらいまで強い繋がりを持っているのは7、8人ですね。
7、8人の人たちは思いが同じに近いというか、かなりリンクスのコミュニティまで欲しかったみたいな人たちが集まっているんですかね?
そうですね、積極的に何か関わりたいみたいな人が多くあって。
コミュニティのお話になったので、私気づきをお話ししたいなと思っているんですけど。
ぜひガレンにも参考になります。共有いただけると。
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なんかコミュニティ、今回のこの2人手に関して言えば、子供がいない人っていう、ある種限定された条件があるので、
まずこっちが先にムードを作る必要があるなと思ったんですね。
何でもやりたいじゃなくて、子供がいない人のバックボーンがいろいろある中で行うので、
その中での対立構造とかを生みたくないなとかいろいろ考えた結果、
未来に向けた明るい発信内容でいきたいって私はすごい思ったんですよ。
子供いないことに対してネガティブに捉えている人もたくさんいるので、
そういう悩みの相談窓口みたいなことを前面に押し出してしまうと、
私も多分それに向き合っていくの結構しんどくなっちゃうし、
ちょっと暗い、どんどんどんどん隠れた存在になっていってしまうなと思ったので、
今はムード作りで、そういうポジティブな印象を与えるような企業ロゴを作ったりとか、
リフレットを作ったりとかして見せていっているんですけれども、
それに対して惹かれた人が今集まってきているので、狙い通りでしめしめという感じ。
コミュニティのルールとしてポジティブなことを言うようにして、
ネガティブなことを言わないみたいなのがルールに敷かれているみたいな感じなんですかね。
暗黙のルールになってますかね。
今まだオンラインコミュニティとかが立ち上がっていないので、
コミュニティルールとして明示されているところはないんですけど、
私がそうじゃないコミュニティを作りたいんだって言い続けた結果、
みんなもそうだよね、そうだよねって。
普通に共感した人が集まっているから、同じような思いプラスの方にポジティブな。
プラスの方に未来を考えるみたいな感じ。
そのコミュニティは今までなかったなって思うので。
群馬初という。
そうですね、群馬初でもあるし、
田舎だからこそこれをやる価値があるなと思うので。
認識がまだない中で。
リンクスは東京とかだとそういうコミュニティがあったりするんですか。
あるんですよ実は、10年くらい前から。
子供がいない人ということで、結婚してるしてないも関係なく、
子供がいない女性に向けた支援団体みたいなのがあるんですけれども、
ちょっとやっぱり世代が違ったりするし、
少しそちらの方の雰囲気、ネットで拝見するだけですけれども、
少しこう、泣きながら話すようなっていうか、
苦しい思いを分かち合うっていうような感じで、
それよりももっと未来を明るく生きようよっていうメッセージを打ち出すのが、
この二人手になります。
集まっている年齢層はどのくらいの年齢層が多いんですか。
そうですね、やっぱり私と近いか、もう少し下の人も多いですね。
そうなんです。
30代前半の人も多くて、
あれその年齢でもう子供を持たないと決めている人もいるんだなっていうのが驚きではあったんですけど、
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本当にそこはそんなに深掘りせず、
いろんな事情があって当たり前だと思うし、
こういう話をプレゼン大会とかいろんなところでさせていただくと、
20代とか学生の人からも興味を持たれることがすごい。
もうなんか人生設計を考えていたりとかして、
将来自分は結婚もしません、子供を産みませんみたいな人から話を受けるんですけど、
ただ一個私必ず付け加えているのは、
必ずしもこの子供を持たない夫婦の生き方を推奨しているわけではないので、
やっぱりデメリットってすごくあると思うから、
なのでこういう生き方もあるんだよっていう一つのロールモデルとして、
提案できたらなっていう感じで話をしていますね。
実際にコミュニティ始めてみて良かった点とか、
あとここが難しいっていうのあったりしますか?
そうですね。
良かった点は本当に自分がこういう人と知り合いたいと思った人にどんどん出会えていって、
プラスのことばっかりなんですけど、
難しいなと思うのは、
オンラインコミュニティになっていった時には、
やっぱり顔の見えない人もどんどん入ってくるわけで、
そうした時に、
人数が多ければ多いほどいいっていうわけではなさそうだなっていうのを薄々感じていて、
たくさんメンバーが集まると、
よくわからない人もたくさんいる中で、
何か大きな意思決定をしなきゃいけない時とかに、
どこまでその人たちの了解を得たらいいのかって難しいじゃないですか。
私の目指すところとすると、
もし100人集まったとしても、
その中に15人から20人ぐらい、
ある程度自主的に動けて発言もできて、
コアのメンバーがいたらいいかなっていうふうに思ってますね。
さっきおっしゃった8人っていうのが、
今リアルで会っている8人?
そうなんです。
LINEグループに入ってくれてる。
兄も。
兄さん、コアメンバー。
それ以外にオンラインのメンバーは今?
これから集めて入ってくるであろう想定ですね。
これからオンラインを開いて、そこに集まってきた人たちも、
どうやって運営していくのかっていう。
そうそう。
一定数、ただの参加者っていう、
受け身の人たちもいて当然だとは思うんですけど、
やっぱり自主的に何か動ける人の集まりがいいかなと、
私は理想で思っているので、
そういう入った人が、
一方的にこっちのイベントに参加するっていうだけじゃなくって、
入った人がイベントを立ち上げて、
積極的に。
積極的に動けるような、
そういうふうな仕組みも作っていきたいなとは思ってます。
ツールも決めてたりするんですか?オンラインの方は。
そうですね。
もう実は決めて、どんどん打ち合わせも進んでるんですけど。
何を使われるんですか?
オンラインサロンツールで、
結構今日本でシェアが高くなっている、
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ファンツっていう。
ファンツというオンラインサロンと契約をしました。
それを使用されるんですね。
アプリですか?
アプリになりますね。
ウェブサイト上でもいじれるんですけど、
ある程度型ができてて、
たくさんオンラインサロンを作られている実績もあるので、
ここならできそうだと思って。
一からアプリを開発するとかって、
すごい大変なことじゃないですか。
コミュニティ作ったりとか。
それをやってるお金も時間もないので、
ひとまず何かの枠に乗ってやってみようっていうので始めました。
今年の4月に一応オープン予定。
今年の4月に。
あと3ヶ月ぐらいに。
そうなんですよ。
もう型があるからそこにはめるサムネイルを用意したりだとか、
コンセプト決め、コンテンツ決め。
コンテンツを作れたらオープンして。
そうですね。
楽しみですね。
そうなんですよ。
でも決めることがめちゃくちゃ多くて。
これって群馬の人しか入れないんですか?
もうオンラインになったら群馬県関係なく。
分かりました。
だいぶ理解が深まりました。
本当ですか?よかったです。
だいぶ理解が。
これから参加側のお兄さんの加藤さんの意見を伺ってもいいですか?
2人で参加している仲間として。
参加している時点で、要するに僕もいわゆるリンクスに入るんだけど、
自分のところでちょっと話そうかなと思ってましたけど、
自分またちょっと変な人生になっているので、たまたまいろいろありまして、
結果的に子供がいないということがあって、
ミッキーがそういうことを考えていて、
僕は男なんであんまり悩みはそんなになくて、子供がいないことに対する。
ただあるタイミングで子供がいない人生なんだろうなと悟ったタイミングもあるんですけど、
そういう活動が始めたんだなと思った時には、
確かにやっぱりぼんやりと子供がいらっしゃる、
例えば山田さんとかと何にもないところから知り合うっていうのは、
なかなかみんな大体自分ぐらいの年齢になってくると、
子供を通して知り合いになったりとか、という中の深まり方が多くて、
そうじゃない人としか接さなくなっちゃって、
そもそも視野がどんどん地方向に寄っていっちゃって、
というのもあって、どんどん自分が年を取っていくのに、
どんどん視野が狭くなって、しかも頑固になってちゃったりするのがあったんで、
自分の話にとってもなってしまった。
ガレアというものに入って、こうやっていろんな方と知り合えて、
年齢も性別もまん延ぐく視野を戻せたのはすごくいいなと思うのと、
なのでそういう、でいうと、確かにリンクスという立場で、
それを非観的に考えるんじゃなくて、
リンクスだからこそ自由がある意味聞いたりとか、
そういう部分はもう十分そのメリットを共有しなきゃならないなって、
自由にいきたいなって思って、
ただその時にそれを自分だけで自由に生きるっていうよりは、
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やっぱり女性の思いの人と仲良くなるというか、
縁をつないで何か遊びに行ったりとか、
同心に帰るんじゃないかな、
ある意味リンクスだからこそ同心に帰れるって正直あるから、
そういう楽しみ方ができる場を作ってくれたっていうのは、
すごい嬉しいなっていうふうに思ってて。
他の参加者の方々は夫婦で参加する方が多いんですか?
それとも個人一人一人で?
夫婦を対象としているけどやっぱり女性が多いよね。
女性の方が男性参加しづらいと何かあるんですかね。
でもその場に行くって女性ばっかり居そうだからっていうのはあると思うんで、
だからそこに自分みたいな兄弟っていうのもあるんで、
ある意味行きやすいというか、
そこにいて男性にも来やすいよっていうのには一役買えるというか。
一人いてくれると嬉しいですね。
場合的には多少やっぱり女性と男性って違うと思うんで。
女性がいないってことに対する悩みっていうのは、
確実に女性の方がやっぱりちょっと太られてるのがあると思うから。
その辺で相談相手というか、相談相手って言っちゃダメだけど、
教科書の中としては男頃の自分がいるのがあるから。
貴重ですね。
加藤さんの意見も貴重ですね。
ありがとうございます。
じゃあ今後の二人との活動、
三木さんに何か展望というか、
4月から新しくコミュニティもオンラインオープンすると思うんですけど、
大きくは今年の展望みたいなものを最後伺ってもよろしいでしょうか。
はい。
私はたまたま自分の置かれた立場が、
子どもがいない夫婦リンクスっていうことで、
当事者を対象としたコミュニティなんですけれども、
その先には家族の多様性っていうことを一番強く訴えかけていきたいなと思ってるんですよ。
この活動をしていく中で、あるイベントでブース出展をしたときに、
LGBTQの方たちがすごく話を真剣に聞いてくれたときがあって、
私も全く考えていなかったことだったんだけど、
LGBTQの方たちも子どもを持たない人生じゃないですか。
ほぼほぼ。
それなので、そういうところともすごく通じる話なんだなと思って、
家族っていうのは本当に一つの形じゃないんだよっていうのを、
自分の立ち上げたものからどんどん視野が広がっていってるのを感じるので、
そういう社会を実現したいっていうのが目標としてあるのと、
将来的には今ってリンクスっていうとダブルインカムのおキッズって言ったらそれだけの意味なんですけど、
さっき兄も言ったみたいに、時間的経済的に割と自由度が高いのがこの世帯だと思うので、
このリンクスが生き生きと輝くことで、もっと社会に貢献をしたり歓迎をしたりだとかっていう、
そういう社会を育む存在みたいなのに定義が変わるといいなと思って頑張っています。
すごい大きなビジョンが、社会をより良くしていくってとこにもつながっていけるような。
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確かに時間とお金に余裕がないと、社会活動に参加する余裕がないですもんね。
そうなんですよ。
両方ともないと。
NPOとかにもたくさん横のつながりを持ってボランティア活動とかもしていきたい。
そういう機運を高めていきたいというところですかね。
いざ今の状態でボランティア活動に参加しようとすると、そことのつながりが何もなさすぎて、
多分向こうの人たちもびっくりすると思うんですよ。
誰々ちゃんのママじゃないから、ちょっと異質な存在のままなので、そこは二人手が積極的に入っていって、
みんなで例えば、どっかの老人ホーム、わからないけど、子育て中でもいいけど、
そういうボランティアに行ってみるとか。
そうすることで向こうの方たちの視野も広がると思うんですよ。
そういう人たちがいるんだっていう。
存在を知ってもらうっていうこと。
それが本当は当たり前なんだけど、今の状態ではちょっとまだ壁があるので、
いろんな世代、いろんな立場の人とクロスして、いい社会作っていきたいなっていうのが目標ですかね。
すごい大きなビジョンを抱えてたので、社会にこれからどんどんいろんなところに関わっていくのが今年から増えていくと思うので、
続けて活動の新しい進捗があったら教えてください。
ありがとうございます。
群盛りのインタビュー、前半はここまでとなります。
来週はインタビュー後半をお届けしますので、どうぞお楽しみに。
来週もご視聴いただけますと嬉しいです。