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2024-03-28 24:18

#194 【映画感想】ネタバレ注意 落下の解剖学

傍聴券はハズれたけれど、映画はとても良かった

法廷劇

裁判傍聴してるみたい

不確実な情報

最後にどちらを選ぶかは自分次第


サマリー

ごりは裁判に行けなかったため、映画『落下の解剖学』を見ることになりました。この映画は雪山の山荘での男性の死をめぐる事件を描いており、被告人の妻や視覚障害のある息子の証言が交錯する展開となっています。裁判を通じて真実を示さず、観客に真実を判断させる面白い作品です。ラップや犬の名前など、いくつかの伏線があり、視聴する価値があります。

裁判に行けないごりの映画鑑賞
毎度、ごりです。 今日は裁判に行ったけど、傍聴権が当たらずに
結局は映画を見て帰ったよっていう話をちょっとしてみたいと思います。 ごりの堂々巡り、よろしくお願いします。
はい、今日はね、2024年3月27日、水曜日です。
裁判の傍聴に、裁判の傍聴権を求めて 行ってきましたが、外れましたよと。
行ってきた裁判はね、 墓間田事件ですね。通称墓間田事件。
これですね、もう3回目か4回目の傍聴権の抽選だったんですけども、今回も外れました。
いやー、なかなか当たらんもんですね。もうあと残されているチャンスは2回ぐらいしかないと思いますが、
休みが合えば行ってみたいなと思っております。 外れたのは仕方がないんですけども、
今回ね、ちょっとイラッとしたのが、この応援ですね。 墓間田さんの応援をしているグループが、どういう人たちなのかっていうのは理解はしてるんですけども、
裁判所の前でね、 その裁判とは関係ない話をしだすんですね。
で、 どんなことかというと、
自民党の政権批判だとか、 戦争問題だとか、憲法求情問題だとか、
人権の平等だとか、あとは公室制度ですね。
こういうことを言い出すんですね。 この裁判と直接は関係ない話だと思うんですけども、いかがでしょうか。
僕はそのイデオロギーを振りかざしているのがすごくイラッとしてしまいましたね。
関係ないじゃんって。 あなたが思っていることであって、それをこの一人のね、男の人の人生が狂ってる、
それのやり直しの裁判っていうところに持ってくる 必要はないんじゃないのかなと思いましたね。
邪魔、むしろ邪魔してるんじゃないかという気にすらなりました。
ぜひね、そういう問題は別のところでやっていただきたいなと。こちとらはね、
イデオロギー関係なく趣味で裁判の傍聴言ってるんで、一緒の括りにしないでいただきたいというのは正直なところでしたね。
で、裁判ね、傍聴言外れてしまったので、もともと外れてしまうことも織り込み済みで静岡に行ってはいるんですけれども、
帰りにね、映画でも見て帰りましょうということで、年間パス会員みたいなね、年パス会員みたいなのに入っている映画館、シネギャラリーっていうのが
静岡にあるんですけども、ここに行ってですね、さて何見ましょうって言って行ったら、
『落下の解剖学』のあらすじ
以前ね、パーフェクトデイズを見に行った時に
上映予告が流れていた映画の、落下の解剖学、法定式じゃないな、落下の解剖学っていう映画が
ちょうど上映されていたので、あ、これはいいなーって言って、見に行くことにしました。
で、これがですね、まああまり僕細かな情報を仕入れずに思いつきで言ったりするんですけども、そのカンヌ
だったりゴールデングローブだったりっていう賞を取ったりとかしてるんですよね。
まあ、多分に
ネタバレを含むとは思いますけれども、まああらすじというかね、ペライチパンフレットに載っている
あらすじだけで言うとね、落下の解剖学。 雪山の山荘で男が転落死した。
男の妻に殺人容疑がかかり、唯一の証人は視覚障害のある11歳の息子。 これは事故か。
自殺か。 殺人か。
というね、まあこういうペライチ。
で、その裏をね、
見ていくと、 人里離れた雪山の山荘で男が転落死した。
初めは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラに殺人容疑が向けられる。
現場に居合わせたのは、視覚障害のある11歳の息子だけ。 証人や検事により、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場人物の数だけ真実が現れる。
が、疑念の中に落ちていく。 あの日、あの場所で一体何があったのか。
っていう感じでね、書かれているんですけれども。 これね、僕知らなかったんですけど、この絵がね、
法廷劇でした。 まあね、裁判見に行って裁判見れなかった。
がっかりしている自分にはちょうどフィットする映画でしたね。 で、この映画を見て本当に、あ、
裁判見てるみたいだなって思ったのは、まああの 傍聴、裁判の傍聴したことがない方の方が多いとは思うんですけれども、
裁判ってね、前情報なしで 始まるんですよね。基本的にね、あの超有名裁判は別ですよ。
で、だけども普通にぽっとね、裁判所に行って見るときって、何も分からない。まあ唯一分かるのは被告人の名前と
事件、どんな罪状で問われているのかと、どんな罪状が問われているのかっていうのがポロッと載っているぐらい。
それしか知らない、分からない状態で裁判ってのは見に行くんですけれども、 まさにそんな感じの映画でしたね。
最初は、こう、初めはね、事故じゃないのかなというふうに思うんですけれども、
これ事故なのかっていうのが現場検証でね。 これ事故じゃないんじゃないのかなっていう
証拠が、こう、事故だという確たる証拠が出せなかったので、そうなると今度は事件性を疑われるということで。
この事件性が疑われて しまったのがこの妻ですよね。
で 最初は旦那さんが亡くなっちゃった可哀想な人だなぁって思っていたのが、徐々にね
こう、みんなちょっとずつ息子もちょっと嘘をつく部分があり、妻もちょっと嘘をつく部分があり
ということでちょっと嘘をついているっていうところも、なかなかにこう、効いてくるんですけれども
まあその裁判で本人はね、もちろん無実
になることを望んでの、まあいろんな
発言になるんですけれども、そこ本人とは別角度からね、証人が出てくるわけです。
例えばこの 旦那男が亡くなった日に
その山荘に来ていた学生の女の子 っていう
これはこの妻サンドラに インタビューをして論文を書こうと
そういうつもりで来ていましたっていう女の子であったりとか あとは
息子ですね。息子も証人になります。視覚障害なんですけど全く見えないわけではなくて、弱視
ですね。この息子がかなりキーになるんですけれども、この息子の証言
っていうのが前半に出てきますね。
いろいろと 出てくる中で、なかなかに衝撃的だったのは
亡くなった夫ですね。これは 妻サンドラと口論になったりする
ものを録音している。そういう
ものを収集している。 その後、
作品に残したかった、文筆のネタにしたかったのかどうかはわかりませんけれども
録音してるんですよね。この録音の内容がなかなかにハードな内容で
息子も 裁判でそれを聞いている中でね
流すのはコクだなぁなんて思いながら映画は見ていて、まあ進んでいくんですけれども
ここらへんがドロドロした感じで面白いんですけれども、まあその録音している
証言と録音の謎
で たまたまね
死ぬ前日の分だけ録音していたのではなくて、それよりも以前からもう年単位で
だいぶ以前から 録音はしているんだっていう話なんですよね。でも
その録音に関してちょっとした疑問としては かなりこう
割とこまめに録音していたように感じるんですけれども 亡くなる
当日は 録音してないんですよね
旦那がね。これもちょっと不思議な感じはしました で
あと不思議な感じがしたポイントとしては 息子がね
こう 承認2回目の承認に立つ
っていう時にまあ1日は2日間か土日とね
一人っきりになる時間を欲しいということでお母さんを家から排除した状態で とある実験をするんですけどもこの実験が
犬にアスピリン飲ませるっていうねずいぶんとパスみに溢れた 実験なんですけども
これで犬が 結構ねオーバードーズでフラフラになってしまう
これで確認ができたみたいなのシーンがあるんですけどここも結構気持ち悪いんです けれども
息子ね弱視なんだけど全く見えないわけではないんですね ただこの一人で家の中をこう
うろうろしている時のシーンで お父さんが落っこちた可能性のある
天窓ですね天窓というか一番高いところの窓屋根裏部屋の窓から下を見た時には どえらいくっきり見てるんですよね
これって何なんだろうなって思ったりとか
2度目の
証言台の時にお父さんと昔 まあそのお父さんが
オーバードーズした薬を吐いた その吐いた薬をスヌープ
ドッグですね犬が ボーダーコリーが食べちゃって
で同じように変な感じになったね
オーバードーズになった でそれを見て
それを受けてお父さんがいつかいなくなっちゃうかもしれないんだよ みたいな話をした
で言うんですけど その途中まではね途中までっていうか結構この映画の中で効果的に使っているのは
その実際にあったシーンっていうのは ちゃんと
映像で流れてくるんですよね わざと見えない部分を作ってるんですけども
暴力シーンであるとかね そういう部分は見えないんですけども
なんとなくね この見えないところがあるからこちら見てる側のね観客側の判断が
戸惑ってしまうというね まあそういう手法なんですけどもすごく面白いんですけども
そんな中でその 息子がお父さんが以前こういうことを言ってましたっていうシーンも何かこう
ふわっとしているというかなんか ねえ
思い出したっていう割には思い出したっぷりがやばくて一言一個覚えてるみたいな感じ なんですよね
どえらい思い出し方やなと 言いたくなるぐらいのシーンだったんですけども
まあちょっとねパス見に溢れていたりとか 本当にこれ全部覚えてんだったらすごいなぁとか
あと モヤッとしたり気持ち悪いなと思ったシーンは
この 嫁さんサンドラ
とその弁護士ですね弁護をしていた弁護士は以前から顔見知りだった で
弁護士の方はサンドラに対して好意を持っていた部分があるんですね でも
今回裁判が終わった後にみんなで ご飯を食べに行って
二人っきりになるシーンがあるんですけどももうその状態で 両手でね顔をグッと持ったら
まあなんでしょうねお互いね正面顔と顔をこう 見合わせて顔をこうお互いがこう掴んだらね
裁判による真実の決定
チューするやろうと思ったらねチューせんのですわ するんかいいなぁと思ったらせんのですよ
せんのかなぁと思ったらそのまませんのですよ えーっていうね
で そのシーンの後に
まあサンドラは家に帰る息子がいる家に帰るんですけども この
息子と母親がね両方ともね 家に帰るのが怖いあの家に帰ってくるのが怖かった
みたいなことを言うんですけども その後ねー
なんて言うんでしょうね 息子がね母親の髪をこう少しこう書き上げるような
シーンがあるんですけども このシーンがねなんともねヌメッとした
感じで こう
親子愛 っていうね親子の愛情っていう部分のこう
カラッとした感じではなくてね男女の 愛憎というねヌメッとした感じを
見てて思ったんですね で
なんかこう ちゃんと映さないシーン
があるが故に なんとなーくそこで何が行われたかをこっちが勝手に想像してしまうん
ですけれども なんかねそういうねヌメッとした感じをそこで出したりするのもすごいなぁと
こちら側にあのあなたが決めなさいっていう あなたが自分の心で決めるんだよっていうシーンがあるんです
まさにそれをずっと後半ね後半はずっとそれを突きつけられるような感覚ですね で結局ね
裁判は無罪なんですけども殺したシーンは殺したって言っちゃったけど 旦那さんが亡くなるシーンというのは映像には一切出てこないんですね
なので真実はわからないです真実はわからないただ有罪か無罪かで言えば無罪 だというそれだけのことなんですよね
で まあこの
無罪になった後に家に帰ってその ヌメッとした親子の気持ちの悪いシーンのさらに後ですね最後
サンドラが寝るんですけども家でね で
これ犬飼っている人はねなんとなく イメージがつくと思うんですけども
飼い犬って 基本アルファーに従うんですよね
アルファーというのはリーダーですよねリーダーに従うんですけど この
犬がね ずっと
子供と一緒にいるんですよ その子供と一緒にいるのに映画のね劇中の中では基本ずっともそこと一緒にいるのに
寝る時になったらサンドラの元に来てすっと真横で寝るんですよね このシーンはねこの犬は
誰がアルファーかを すごい敏感に反応するので
誰がその家で一番ボスなのかリーダーなのかっていうのをすごく見るんですね なんで
犬はこの妻サンドラがリーダーだってことを認識している で
旦那でもないし息子でもないサンドラなんだ これでもう1回ねペライチの落下の解剖学のパンフレットというかね
チラシを見るとね ここにもね
サンドラの足元にスヌープは座ったの伏せてるんですよ だからもう
ね映画の中劇中の中ではずっと息子に寄り添っているような犬だったのにも関わらず 実際のところ
サンドラがこの家の支配者だってことは犬は見抜いてるんですよね それを言語化せずに犬がどこに寄り添うかで表現しているっていうあたりがね
なんかこうまた すごいなぁと
思う 部分ですねまあこれが正しいかどうかわかりませんよ
ただそういう意図があるんじゃないかなっていうふうに解釈できるなって 僕が思っているところなんですけども
まあ面白い映画でしたねこの最後の最後まで 真実を見せない
真実を見せないけれども その真実はあなたが決めてくださいねとどういうふうに結論づけるのかはあなたの
心次第なんだとあなたがどう決めるのか そこだけはもう本当にこちらに委ねられている
まあそういう終わり方になるんですけどもね
すごくそのまあ法廷劇だったからっていうのもあってね僕の中ではかなり 面白かったです
実際の裁判のように本当にねその被告のことがわからない どういう人なのかもわからない
なんでこの人がそういう罪に問われているのかもわからない ところが裁判が始まると
証拠が出てきたりとかいろんな証拠ね物的証拠だったりね あとは証人が出てきていろんなことを喋る
そういうことでその人をね被告の人となりがだんだんだんだん肉付けされていく だから
解剖学っていうのはまあこう 解体していくようなイメージがあるんですけども
伏線と観る価値
道筋をねはっきりとつけるみたいなのも解剖学の役割なんですけども まさにね
何もない表面的な部分から中を覗いていく感じでもあるし 素組みの
プラモで言ったらね素組みのプラモ に色を塗っていくような
そういう感覚なのも裁判の特徴になるのでね この映画をまず見ていただいて
でそこからこう 裁判の傍聴に行くというのも一つの入り方なのかなぁという
感覚も実際ちょっと持ちましたね まあとあの
この映画の中で何でか知らないけどその 50セントのピンプっていう曲
だったりとかあとスヌープドッグですねあの飼ってる犬の名前はスヌープですから スヌープだったりとかってなんかねこう
なんでそこ ラップが入ってくるのかなと思う
ピンプは売春婦かなんかの歌ですよね 腰打ってるみたいな
なんですごいそういうところもあったりとかしてなんかこう いろんなところに伏線があるんじゃないかと思わせてくれる映画でしたね
とっても楽しい 映画でした
2時間半 長かったですけどねパーフェクトデイズみたいなものですよ長い映画でした
それでもね2時間半を感じさせないような映画でとっても良かったなぁと思いました また次に見たい映画もまぁ今日
また予告がね流れてたんですけどもこの予告に流れてた のが
その不思議とね 同じ女優さんなんですよ
全く同じ女優さんでサンドラヒューラーっていう人かな 今度はアウシュビッツ
の横で暮らしていた家族の話みたいなやつを見に行きたいなぁと思いました それじゃあ今日はこれで失礼します
ゴリでした
24:18

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