梅雨の時期と人生100年時代の幕開け
グッドライフ漢方、この番組は渡辺薬局の提供でお届けします。
渡辺桂子です。新崎市で漢方相談薬局をしています。
体調のご相談、いろいろな女性のお悩みなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
いよいよ鬱陶しい季節になってきました。
梅雨の時期がやってきましたね、今年もね。じめじめしますね。
いきなり今年はね、台風でしたもんね。
本当ですね。
この1年の中で、6月が一番疲れる月らしいですよ。ご存知でした?
知らなかったんですけれども、言われてみれば確かにって思います。
なんか疲れますね、確かに毎日。理由もなく。
季節がすごく大きく変わる時期ですし、あとね、休日が1日もないんです。
確かに祝日がないですよね、6月って。夏休みとかもないですしね、まだね。
まだね、だからちょっとつまんないですね。たまのお休みね。
来月になると夏休みっていう雰囲気になりますし、ちょっと気分も違ってくると思うんですけれどね。
なるしまさんはお忙しくなるかな。
そうですね。1年を通してね、ありがたいことではございますので。
今日はちょっと気分転換。人生100年時代の健康についてね、ちょっとお話ししたいんですね。
長寿化の現状と要因
景気のいい話ですね。最近は100歳を超えるという方が本当に増えましたよね。
そうですね。日本では2025年の100歳以上の方、99,763人。もう間もなく10万人に達しようとしているんですね。
10万人ですか。すごい数ですね。
この政府が100歳以上の方の調査を始めた1963年らしいんですけれどね。
この時は全国でわずかに153人しかいなかったんです。
そうだったんですね。
153人たったの。
60年ぐらいの間に153人から10万人近くまで日本に何があったんでしょうって感じですね。まるで別世界ですね。
すごいびっくりです。
当時は100歳になると政府から100万円のお祝い金が送られてたんですよ。
すごい良い時代ですね。生きようという、確かにそれはエネルギーになりますね。
それだけ100歳になるっていうことは特別な存在だったんですね。どうしてこれほど長寿の方が今増えているんですかね。
やはり医療の進歩でしょうね。抗生物質が発見されて肺炎とか血核とかそういう感染症で亡くなる方も減りましたし、
あと内視鏡とかCT、MRI、そういうような医療機器が発達しますよね。
心臓病も今過程ているとかステントとかね、アブレーションなんて言って、その技術の進歩がね、すごい影響していると思います。
ガンの治療もお薬とか治療の進歩で、昔は命に関わるような病気でも今は治療できるものが増えていますもんね。
世界全体を見ても平均寿命は今73.4歳でね、100年前と比べると倍以上に伸びているという統計なんです。
健康長寿の重要性と課題
人類は歴史上最も長生きできる時代を迎えているということですね。長寿化は喜ばしいことなんですが、一方で介護とか認知症の問題もよく耳にはします。
そうですよね。ここでとても大事なポイントでね、長生きしたいっていうのではなくてね、元気で長生きしたいですよね。
確かに、現代はあらゆる意味で簡単に死ぬことができないという時代かもしれませんね。問題になるのはなので、どう生きるのかということですかね。
やはりありきたりですけど、寝たきりとかね、あと認知症とか、自分の自身の尊厳とか自立を失うということへの不安、そんなふうなことだと思いませんか?
それは思います。やっぱり長生きする時代だからこそっていう。確かに長生きしたいかと聞かれると答えには迷うんですが、元気で自立して生きていきたいのかと聞かれると、はいって言う方が多いんじゃないでしょうかね。
長寿ではなくて、やはり健康長寿。これはね、誰もが望むところですね。
自分の足で歩いて、自分で考えて、自分で決められるっていう期間を伸ばすことが大事なんですね。
今、生活習慣病って言われる高血圧とか糖尿病、あと支出異常症、かなり以前に比べると医療の面で管理できるようになってきましたよね。
そうなると、これからは脳と身体機能の老化による認知症とかフレイルが問題になってきますね。
脳が衰えると、やはり意欲とか判断力、そういうものが低下してきますし、筋力が落ちればね、転んだり、つまづいたり、ちょっとしたことで骨折して、それがきっかけで寝たけりになる、そういうことも多いですからね。
自立を失う大きな原因は、過励による脳と身体機能の低下ということでしょうか。
そうですね。この脳が働くためには、神経・伝達物質っていうのが大きく関係しているんです。代表的なのがドーパミンとか、アセツルコリン、そしてセロトニンなんですね。
聞いたことはあります。どんな働きをしているんですか。
ドーパミンっていうのは、やる気とか運動機能。アセツルコリンは、記憶力や学習能力に関係していて、セロトニンっていうのは、心の安定とか睡眠、そういうものに関係するんですね。
こういった脳内ホルモンは、若い頃をピークに、ちょっとずつ減少していくんですよね。
そうすると、物忘れが増えたり、意欲が低下したり、気分が落ち込みやすくなる、そういう風になっていくんですね。
誰でも年齢と共に経験する変化ですね。
すごく実感しますよね。
ですから、この健康長寿のためには、脳の働きをいかに維持していくかっていうのが大切ですね。
中医学における長寿の考え方
そこで、中医学の考え方が登場ということですね。
中医学では、老化を考える上で、人っていうのがとても重要なんです。
人っていうのは、人造そのものじゃなくて、生命力を支える総合的なシステム、そんな風なイメージなんです。
生命力の貯金箱のようなものでしょうかね。
脳は髄の海である。
そして人は骨を司どり、髄を生ずっていう風に表すんですね。
格言みたいなものですね。
骨が丈夫であれば、脊髄の中心を通る自律神経も丈夫になるということで、脳だけを見ているのではなくて、人の生命力から考えるんですね。
そういうわけです。
薬食同源と食材の活用
この生命力を高めるために、日常的な睡眠とか運動、そういう風な生活習慣はもちろん重要なんですけれども、
薬食動源といって、食べたものが薬にもなるっていう、そういう考えもとても大切だと思います。
漢方の世界では身近な食べ物が薬になっていますよね。
そうですよね。いろいろ身近なその辺に入っているものも、小薬になるんですけれども、
特に、じゃあ何?って言われると、代表的な食材として昔から調補されてきたのが柿ですね。
柿。
柿は海のミルクとも呼ばれてますよね。
この柿には、アエン、タウリン、アミノ酸、ミネラル、こういったものが豊富に含まれていて、
世界最古の小薬の書物に、神農本蔵経っていうのがあるんですけれども、そこにも記載されています。
ナポレオンも生がつくということで、フランス演歌の柿を食べ尽くしたっていう逸話があると聞いたことがあります。
そうなんですよね。
渡邉薬局では、柿肉のエキスの製剤として、オイスターの製品がありますので、
疲れやすい時や、体力の低下が気になる方の養生におすすめしています。
オイスターね。
柿は栄養たっぷりなんですよね。私も好きですけど。
そうですね。時期的にね、冬場が一番おいしいんですけどね。
栄養補給という意味では、バイオリンク、このクロレラの製品も栄養豊富なんです。
クロレラは最古の生命体と言われるくらい、古代から変わらず栄養豊富だと言われていますね。
実は、このクロレラっていうのは、タンパク質が60%も含まれているんですね。
その他に、葉緑素、ビタミン、ミネラル、カクサン、そういった栄養素がいっぱいですからね、
身体の土台作りをサポートするっていう、そういうイメージですね。
日常の食生活で栄養を十分とっているつもりでも、実際には不足していることも多いのでね、こういった食品で補充する方法もいいですね。
そうですね。身体を養うっていうこと、とっても大切じゃないかなって思うんですね。
血流改善と生薬
十分な栄養を吸収して運ぶためには、血流も大事だと思いますが。
そうですね。血流の元になる、良い血液を作る。
良い栄養をとって、良い吸収をして、良い血液が身体の隅々まで届く。
そういうことが最終的な目標になりますね。
だんだん血管も老化してくるので、血流改善も大事ですね。
はい。この血管の老化ってね、結構意外に進むんですよね。
だから血流が悪くなると、例えば足の静脈にね、ちょっとボコボコなんてね、静脈弁のところが膨らんでいくとかね、そういうふうな症状も出やすくなりますからね。
やはりよくふくらはぎをね、動かして、ストレッチして、流れを良くするっていうのもとっても大事ですよね。
流れを良くする代表的な生薬とかってあるんですか?
そうですね。この血流が停滞する状態っていうのを汚血と言うんですけれども、その汚血を改善する生薬、これはタンジンとかデイシチニンジンっていうのがあるんですね。
デイシチニンジンは古くから、菌不完。菌に変えられないほど貴重だっていう、そういう意味のある生薬なんですね。
菌不完。上手い言葉ですね。分かりやすい。変えられないということですね。
個人的には菌のほうがいいですけどね。
確かにそれぐらい貴重だとね、いうことですかね。
確か血流を整えながら、出血の傾向も改善する特徴があるということで、循環器系の養生によく利用されているそうなんですが。
そうですね。とても痛みにもいいですしね。血流を良くしながら痛みを取るっていう、そういう性格もとてもいいですね。
他にはタンジンを中心とした処方、肝源下流っていう処方もお勧めですね。
中高年の肩こりとか、頭が重い感じとか目眩とか動機にもいいもので、健康長寿のためには、補塵と活血の両方が大切なんですね。
中医学的養生の継続性
中菸学の養生っていうのはね、実は派手さはないんですね。すごく飲んだらこんなに違うってことでもないんですが、コツコツ続けることで大きな差が出てくると思います。
では、今日はこのへんで。提供は、新崎市渡辺薬局でした。
健康についてのご相談は、ホームページから、または電話番号、
0551-22-6161
もう一度言いますね。
0551-22-6161まで。
どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしています。
グッドライフ漢方。ではまた来週。