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中川 浩孝
コミュニケーション力を究めるゴールデン・トライアングル。
仕事でコミュニケーションを扱う3人が、これまでの経験や最新の話題を語りながら、
コミュニケーションとは何かを一緒に考えていくポッドキャストです。
高木 恵子
こんにちは。SEからPRコミュニケーション業界に転職して約30年、高木恵子です。
中川 浩孝
外資企業でマーケティングを経験してきたアメリカ在住中川浩孝です。
高木 恵子
今日も田中さんがちょっとお休みということで、2人で。
中川 浩孝
そうですね。よろしくお願いします。
ちょっと私、風邪気味でもしかしたら聞きづらい声かもしれませんが、すみません。
中川 浩孝
なんかね、私がこの間見たニュースで、今アメリカは、たまにこのポッドキャストでも話してますが、
中間選挙がもうすぐやってくるということで、政治が熱い時期なんですけれども、
ロイターのこの記事だったんですけど、ある政治団体が選挙民の方々にコミュニケーションをする時の、
電話がかかってくるんですよ、アメリカは。
選挙に、ここの誰々さんに入れてください、みたいな。
私は選挙権ないんで。
高木 恵子
家の固定電話にかかってくるんですか?
中川 浩孝
固定電話にもかかってくるし、携帯にも全然かかってくるんですよ。
私はいずれにせよ選挙権持ってないのであまり意味がないんですけど、
基本は自動の音声なんですよね。
だから、あまり聞く耳を持たない。
私はだから、もともとあまり意味がないので切っちゃいますけれども、
でも、そういうのが今までは普通だったんですけれど、
FCC、アメリカの連邦通信委員会に、
AIでそのコールをしていいかっていうのを申請している政治団体があるらしいんですよ。
だから、今までは自動コールで録音されているものをただ流すだけだったんだけれど、
これからはそのAIが話すことによって、若干その相手の反応とかを見つつ、
ちょっとトーンを変えたりできるっていう、なかなか恐ろしい時代が来るなっていう、
もしくはこれが承認された場合ですけれど、
それは承認取ってるだけ、ちゃんと正しいステップを踏んでるからいいんですけど、
そんなの知らない間にやられても全然誰にもわからないというか、
そういう時代が来ちゃったなと思って、
セールスの電話とかもかかってくるじゃないですか、政治だけじゃなくて、
中川 浩孝
いろんな電話かかってくるじゃないですか。
高木 恵子
同じですよね。
中川 浩孝
同じことですよね。
だからそれが今までだったら、
自動録音のやつだったら逆に切りやすいというかもあるんですけれども、
もしそれが普通の人間みたいに喋ってきたら、
中川 浩孝
なんか聞いてみようかなとか、
断りづらいなとか、切りづらいなとかいう雰囲気になって、
ちょっと話聞いちゃったりして、こっちからも何か言ったりして、
向こうから反応があったりとかしたら、
中川 浩孝
これは普通の人間と喋ってるのかもしれないって、
思わず思ってしまうかもしれないっていうのは、なかなか危険というか、
すごい時代来たなっていう、
それを本当にそのニュース見て怖いなって思ったんですよね。
高木 恵子
でもちょっと試してみたい気もしますよね。
中川 浩孝
試してみたいですよね。
高木 恵子
もしだって普通、テープとか人間だったら、
もう別に途中で切っちゃうような電話も、
もしかしてAIさんでうまく対応させられちゃったら、
最後まで聞いちゃうのかな、人間て。
中川 浩孝
もしかしたらそうなのかもしれないと思って、
なかなか怖いなと思ったんですよ。
中川 浩孝
で、このニュースを聞いて、
チャッピーとまさにこの話をして、
こういうのってどうなんだろうねって話をしたんですけど、
自分はちょっと一対一でしてみたんですけど、
コミュニケーションという意味でいけば、
相手に伝わりやすい言葉で何か言ったほうがいいっていうのはその通りなので、
AIから来るほうはまだいいんですけれど、
私からAIに言ったものっていうのが、
例えば政治団体だとしたら、
それがある政治家の人にその意見として何か伝わるっていうことがある、
まとめられる可能性があるわけじゃないですか、
こういう選挙民からはこういう意見が来てますよっていう、
アンケート的なものとしてまとめられるかもしれないじゃないですか、
その時に私の言葉、私が言った言葉をそのまま伝えるんじゃなくて、
多分要約されますよね、当然。
そうなると、それは本当に私の言葉なのか、
私が感じている怒りとか分かんないですけど、
フラストレーションとか、
そういうのがどういうふうに言葉として言語化されてその人に伝わるのか、
もちろんそれはAIの調整の仕方でいかようにもなるっていう気はするんですけれども、
それって自分の言葉が書き換えられた時に、
それは本当に私が言いたいことが伝わったのだろうかっていうのは、
中川 浩孝
私はそれを見えないじゃないですか。
高木 恵子
そうですね。
中川 浩孝
だからそれが若干気持ち悪いなって思ったのと、
全然別の友達と似たような話を今日していて、
その人が仕事上でちょっと話す人で、
ちょっと上から目線で話しとして感じが悪い、
やっぱり感じが悪い人がいて、
その人と話すのは本当はあんまり話したくないと。
でも情報としては知りたいということがあった場合に、
これからはそのAIを通じてその人が言っていることを、
私が嫌な気持ちにならないような言葉に変えてもらって、
伝えてもらうっていうのができるようになる可能性があるじゃないですか。
でもそれは本当にその人が、
その情報として知りたかったことだけが知りたいんだったら、
それはそれでいいんですけれども、
それは本当にその人の言葉なのだろうかっていう、
表面上はすごくコミュニケーションが上手くいったように見えるんだけれど、
でもやっぱり本当はあなたのことをあんまり好きではないっていう感情でやったりとか、
わざとちょっと上から目線でマウンティングしようみたいな気持ちとかが、
全く伝わらないことは平和なのだろうかっていう、
それはいいことなのだろうかっていう、
ちょっとすごい考えさせられたのが、
それをですね、やっぱりAIから言われた、
AIからあなたらしさっていうのはどこに行くんだろうみたいなことを言われた、
チャッピーから言われたのが、
私はすごい衝撃的で、
AIが自分でそんなこと言うんだって思ったので、
中川 浩孝
ちょっとそこが面白いなと思ったんですよね。
だからコミュニケーションのスムーズになるっていう意味では、
前からこの話何度も出てきますけど、
やっぱりメールなんかの文面なんかの時は、
例えばお互いに伝わりやすいようにそのAIが書き直してくれるっていうのは、
中川 浩孝
すごいいいかなと思っていたんですけれど、
文字以上に言葉だとやっぱりそれこそ身振り手振りだったりとか、
トーンであったりとか、
速さであったりとか、
いろんなところでどこが強調されていたのか、
本当はこの人はすごく暗いトーンで言ったのか、
明るいトーンで言ったのかによって、
中川 浩孝
いろんな情報が伝わるじゃないですか。
それをどういうふうに言い換えてくれるのか、
中川 浩孝
まとめてくれるのかっていうのは、
これからやっぱり自分ででもそれを確認できなかったら、
相手にどう言われたか、
自分が言ったことがどう言われたかがわからないから、
それってちょっと危険かもなって、
改めて思ったっていうのが、
今日の私の思っていたことなんですよね。
中川 浩孝
それがまさにすごいポイントで、
私は使うっていう考えがきちんとある人にとって、
私はこれに関してはAIに任せる。
これに関しては自分でやりたいっていうのが、
中川 浩孝
はっきりしてる人はいいんですけど、
でも多分多くの人が、
もう全部AIでいいんだっていう風になっていく。
高木 恵子
そこが危険だよっていうのをやっぱり、
世の中ってある程度リーダーとか、
大きな声を出して言える人が、
言っていかなきゃいけないような気がするな。
中川 浩孝
そうなんですよね。
ただそれが誰にも、結局表向きはわからないというか、
何かそういうエージェント的なことがやってしまったことも、
その人がやったように見えるので、
それがやっぱり怖いというか、わからない。
すごいいい文章できたんだけれど、
中川 浩孝
でも実際に会ってみた時に話してみたら、
この人の言葉すごい稚拙だなとかっていうことが、
中川 浩孝
多分バレちゃうむしろ。
なのでリモートで働くとか、
そういうのが当たり前になってきた時代なので、
中川 浩孝
例えばアーティストとかも顔出ししないとかいう人もいるわけじゃないですか、
そうなってくると、
中川 浩孝
この人は本当に存在する人なのだろうかっていう、
面接でAIを使って面接でみたいな話出てきてるじゃないですか、
本当にその人が存在しているのかっていうところになってきて、
それをいるのかいないのかみたいなのを判別するみたいな、
そういういたちごっこになるのは嫌だなと思うので、
そこをどういうふうに住み分けるというか使い分けるのかっていうのは、
今私たちはだから、
ここは自分が守りたいというか、
自分がやりたいっていう、
はっきりした意思があるからいいんですけど、
そうじゃない人にとっては、
全部やれば全部AIでいいじゃんってなっちゃうと危険っていう、
そこがやっぱりこれからは教育なのかもしれませんけど。
高木 恵子
だからビジネスの世界でも先にどんどん、
例えばもうミーティングに、
例えば私のAIさんと私本人が一緒に同席してミーティングをして、
これからのちょっとやりとりはまず、
要はアシスタントとして使えばいい、
私のAIが全部電話もメールも対応しますので、
ミーティングにも出させ、
日々の調整ごとは全部私のAIがやりますんでって、
やっておけば相手も、
この人今AIとやってるんだって分かってやるっていう、
使い方をビジネスのある程度、
高木 恵子
世界でリードできる人たちがどんどん、
そういう使い方、
ビジネスで使うのはこうだよっていうのを
どんどんどんどんみんながやり始めれば、
多分それがスタンダードになるじゃないですか。
そうですね、確かに。
だから今はあんまりそういういろんなルールがないからだから、
高木 恵子
みんな若い子とかはね、
ほんと何でもAIでいいじゃんっていう、
今風潮になりがちだけど、
仕事をする上で、
そっか、AIってこうやって仕事で使っていくんだ、
みたいなものを、
そういうのが先に先に先輩たちがやってれば、
まずはこういう使い方なのね、みたいな。
なんかよく私たちが新入社員の時にね、
電話のかけ方とか取り方とか、
高木 恵子
最初に覚えたように、
なるほど、自分のAIさんはこうやって使うのねっていうのを、
これからの若手には教えるみたいな感じになれば、
とりあえずの一定の規律というか、
ディプシリンは保たれるような気がする。
中川 浩孝
今の問題はやっぱりその、
それを教えるべきである、
年配というかある程度経験がある人たち自身が、
やっぱりAIをどう扱っていいのかちょっと分かっていないというか、
それが一番問題で、
中堅くらいのやっぱり30代とかの人たちは、
40代みたいな人たちは全然使っていて、
でも50代60代みたいな人はAIなんだろうみたいな感じの人もいて、
中川 浩孝
20代とかはもうAIが当たり前みたいな世界になってくると、
やっぱりここの3、40代くらいの今ガンガン使っている、
仕事で使っているタイプの人たちがもうすでに、
今までだったら50、60代の人が決めるようなことを、
ある程度決めてあげないと、
分かんないみたいな話になりますね。
もう絶対50、60代の人には理解できないみたいな世界になっちゃうので、
そこが、
今おっしゃる通りで本当にどういうふうに使うかっていうのをね、
だんだんちゃんと経験の中から学んでいくっていうのがもちろん必要ですし、
そうしなくてはいけないと思うんですけど、
中川 浩孝
それができる人たち自体が、
まだまだ育っていないっていうところが問題なのかなっていう感じですかね。
高木 恵子
そう、なんかちょっとやってほしいな、
どっかの会社に。
ていうか、どっかの会社がやってないのかな。
中川 浩孝
やってるんでしょうね。
高木 恵子
なんかちょっとやってほしいな。
それかね、
今ふっと思ったんだけど、
なんかさ、ドラマとか、それこそネットフリックスとかさ、
ドラマでこういうシナリオのドラマをやって、
そういうふうにやれてるんだっていうのを見せたら、
なんかそれが広まりそうだな。
中川 浩孝
確かに。
実際にこういうふうに活用できますっていうのを、
仕事の流れで、流れの中でAIをどう使ってるかっていうのを見せる。
高木 恵子
別にそういうドラマじゃなくても、
1シーンも仕事の中の1シーンの中で、
普通にそうやって仕事のやり方がAIさん、
高木 恵子
自分のAIさんが必ずアシスタントで仕事をしてるっていう風景を、
仕事のシーンでは必ずもうそういうふうにやって、
別に他のドラマのシナリオでいいんだけど、
そういうシーンをもうそういうふうに作ってやってくれると、
なんか広がりそうな気がするけど。
中川 浩孝
確かに自分でもできるかなって思ったりするかもしれないですね。
高木 恵子
そうやって今、やっぱりネットフリックスで見たやつとかって結構、
それはそれで。
中川 浩孝
影響力が大きい。
高木 恵子
要は大人の人たちにも、若い人たちはもうTikTokとか、
そっちとかYouTubeとか見てるんだと思うけど、
割といわゆる今の現役世代、40代とか50代とか60代とか、
みんな日本人でもネットフリックスでドラマとか見てるから、
あえてそのドラマのシーンの仕事場所はもうAIが使われてる職場ってやると、
なんかすんなりこの世代も入るんじゃない?仕事出たよ。
中川 浩孝
なるほどね、確かにね。
高木 恵子
そうそう。
中川 浩孝
それでね、うまくいけばいいですけどね。
なんかね、それで失敗するっていう人が続出する気がしないではないんですけど。
高木 恵子
そうやると一気に広まる可能性もあるかななんて。
中川 浩孝
そうですね。
高木 恵子
だってやっぱりネットフリックス効果ってすごいよね。
みんな見てるもんね、最近。
中川 浩孝
確かに。
高木 恵子
そうなの
中川 浩孝
これがいいよってなると、わーって口コミ的に広がるじゃないですか。
高木 恵子
そうそう。
中川 浩孝
そういう世界ですよね、本当に。
高木 恵子
だからなんかちょっとうまく使わせてもらってもいいんじゃないのとかってちょっと思っちゃう。
別に全部のストーリーにする必要なくて、そういうシーンシーンでなんかそういうの埋め込んで、
それが当たり前の仕事のやり方に未来はなってるんだみたいなことを見る人に洗脳させれば。
中川 浩孝
でもそれってすごいPR視点ですよね。
高木 恵子
そうかもしれない。
そう、擦り込む。
中川 浩孝
それがでもね、自然のドラマの中とか映画の中で出てくる。
高木 恵子
そうなのよ。
中川 浩孝
大切ですもんね、それが日常になっているっていうのを見せるっていうのは。
高木 恵子
そう、やってほしいの。
中川 浩孝
そうですね。
高木 恵子
なんて思う。
ていうか、そういうドラマ作っちゃう?ヒロさん。
中川 浩孝
ああ、それ。
高木 恵子
わたしたちで。
中川 浩孝
それでもそれこそ生成AIで作れるっていう話があるので。
高木 恵子
これも一つコミュニケーションを広めるための手法になるかも。
中川 浩孝
そうですね。