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日替わりのコメンテーターが土口の切り口で、多様な視点を提案するコーナーCatch Up。
木曜日はクリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。おはようございます。
今日は月に一度の企画第2弾ですね。
さようでございます。リスナー名作劇場とタイトル打ちまして、vol.02となりますけれども、今月は食欲を刺激される映画は?ということで皆さんからメッセージをいただきました。
前回同様、たくさんのメッセージをいただきまして、これが本当にどれも楽しかったので、何度も何度も配読させていただきましたよ。どうもありがとうございます。
ということで、まずは皆さんからお寄せいただいたメールからご紹介していきたいと思います。
まず、たつお2525さん。この方は2014年の映画、シェフ三ッ星フードトラックを始めました。
これ、キューバサンドのフードトラックを始める、ある人気シェフっていう、そういう主人公の物語でございまして、確かにこれも食欲テーマで言ったら、どんな企画でも必ず入ってくるような、もう美味しそうな映画なんですよ。
劇中登場するどの食事も美味しそうだし、これ以降、本当に世界的にキューバサンドっていうですね、そのメニューを流行させた映画でございますね。
これ見るべきです。いい映画です。
そして、なかなこさんは、なかななさんですね。こちらはハリーポッターシリーズ。ロン・ウィズリーですね。ロンの食べるシーンはどれも印象的です。
分かる。これも分かる。分かる分かる。
そして、ヤギちゃんさんは、スピルバーグによる1991年のピーター・パン映画であるフックっていう映画。
これの中のですね、口喧嘩の後、食べ物が見えるようになるところが好きでしたっておっしゃってるんですけど。
これ僕も改めてちょっと見直したんですけど、ロビン・ウィリアムズ風するおじさんピーター・パンね。
最初は子供たちが空っぽのお皿にがっついてるようにしか見えなかった食事の場面があるんですよ。
なんですけど、それが彼自身がですね、口喧嘩したりとか、同心に帰っていくうちに、その想像力を取り戻して、目にも鮮やかなご馳走の数々が見えてくるっていうシーン。
子供たちと心を通わせるきっかけにもなる、本当にワクワクするいいシーンですね。いいじゃないですかって感じですね。
続きまして、タグさん。この方は3本まとめてご推薦いただきましたね。
ダーティ・ハリーのホットドッグ、ゴッドファーザーのパスタ。
そして、幸せの黄色いハンカチからは、高倉健さん演じる島佑作が、刑務所から出所して食堂に入り、一気に手を震わせながら飲むサッポロビール。
そして、むさぼり食らう醤油ラーメンとカツ丼。わかる!わかるよ!
これね、もうほんといずれも映画ファンならね、もう場面が鮮明に思い出されるぐらいの、本当に名場面の数々ですね。
僕もちなみにこの場面、改めて見直してラーメン食べたくなりました。わかる!わかる!
そしてですね、なみなまいさんからは、2020年の方がフードラック食運という映画から、土屋太夫さんが召し上がる焼肉の場面を見て、この方、ご自身もそれきっかけで生まれて初めて一人焼肉に挑戦されたということ。
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映画きっかけでこういうことって確かにありますね。
そして、みしゅましゅさんは、オールウェイズ続三丁目の夕日から、劇中に親戚のミカちゃんというキャラクターが預けられるシーンが出てくるんですけど、そこで振る舞われるのが、豚すき焼きであるっていう。
これなんかね、豚であるっていうこと。牛じゃなくて、豚っていうのがポイントらしくて。
ちょっとこれ見れてないんですけど、見てみたいと思ってます。ありがとうございます。
そして、BRQSさんという方は、2021年に映画にもなった、昨日何食べた。これもおいしそうな映画ですよね。
そして、ふせっぱなしの山節さんという方は、映画ではないけれどって、エクスキューズ入れつつ、アルプスの少女ハイジの白パンチーズのせい。
あー、これね、わかる。
鉄板です。鉄板でございます。
あー、わかるわ。
そして、ビタミンKさんという方は、テーマ以外の厚いメッセージとともに、以下のメッセージを送っていただきました。
ご推薦いただいたのは、イタリアの、もう本当に名作中の名作ですね。自転車泥棒。
自転車泥棒。
はい。で、劇中に登場する1場面なんですけど、男と少年がレストランでピザを頼むわけですけども、レストランからここピザ屋じゃないからないよって言われるわけですね。
で、突っ返された時に、子供が寂しそうに隣の席の人を見ると、その人がおいしそうに糸を引かせて食べている、モッツァレラチーズの乗ったなんかだと思うんですけど、カツレツなんじゃないかな。
それを見て、あれ頼みましょうっていうことにして、2人でそれを食べるっていうシーンがあるんですね。
で、ビタミンKさんは、小学3年生の時にこの場面をご覧になって、忘れられない憧れを残したっていうエピソードも応援させていただきました。
小学3年生です。
そう、初めてですよね。
ということですね。
そして最後に、ネコチャミカープさんは、2023年のフランス映画、ポトフ美食家と料理人っていう映画をご紹介いただきました。
これ、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんけど、実はベトナムとフランスを拠点に活動している、青いパパイヤの香りとかゲシ、日本版のノルウェイの森っていう映画がありましたけど、
あれ撮られたトランアンユン監督が、2023年に関連で監督賞も取った、実は注目の食映画でもあります。
これちょっと僕見れてないので、改めてきっちり見たいと思います。
みたいな感じで、たくさんメッセージいただきました。
ありがとうございました。
ということで、本日ご紹介する映画に入っていきたいと思うんですけども、この映画、ラジオネームなかななさん、そして別のかなさんという方と、
あとさらにですね、今朝放送直前に駆け込みでリスナーの八幡野智子さんもいただいたメッセージが、みんなこの映画をご紹介いただきました。
2009年の日本映画、南極料理人でございます。
本作は、実際に南極監督隊員として、南極で調理を担当した経験のある西村潤さんが残されたエッセイ、
面白南極料理人というのを原作にして、監督脚本、沖田修一さんが勤めた2009年の映画ですね。
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沖田さんね、この後横道世之介とか、魚の子とか、後にも日本映画界を代表する名作を数多く手掛けることになるわけですけども、
その沖田さんの商業映画デビューの作品でもあるんですね、一本です。
あらすじ、改めてご紹介すると、舞台は氷点下54度、家族が待つ日本までの距離14000キロの南極の観測基地に究極の単身赴任をする人たちの話ですと。
坂井雅人さん演じる主人公の西村という男が、ドーム富士基地へ南極監督隊の料理人としてやってきたと。
彼の仕事は団員の毎日の食事を作ること。遠く離れた日本に妻と8歳の息子と生まれたばかりの息子を残し、8人の団員とともに悪戦苦闘しながら次第に絆を深めていく1年半が始まるという、そういう映画なんですね。
映画そんな内容ですから、とにかく冒頭から結末までですね、もうね、美味しそうなご飯の乱れ打ちでございます。
映画はね、冒頭から目にも美味しそうな目にも鮮やかなお刺身が切れ味鋭い包丁でシュッシュッと切り揃えられていく様子に始まって、
ジュージューサクサク仕上がっていく魚のフライ、天ぷら、おひたし、鮭おむすびに豚汁、エビフライに中華料理、そしてカニにフォアグラに牛の丸焼きにラーメンにと。
なんで南極でそんな食べれんねんって話は、ちょっと作中にご覧いただきたいわけですけど、とにかくね、視覚と、そしてね、実はこれ結構大事なのが聴覚ですね。美味しそうな音がするんですよ。
この視覚と聴覚を通してこれでもかっていうくらい、やっぱ観客である私たちに飯テロを繰り広げてくるわけですね。
この映画を紹介しているYouTubeの動画のコメント欄にも、たくさんね、この映画を愛する人たちのコメントが残ってるんですけど、
食欲ない時に見るべき映画とかね、深夜に見てはいけない映画ナンバーワンとか、放画としても最高だし、飯とるとしても最高ですとかって言って、厚いコメントが並んでいるということ。
で、あの番組にメッセージを寄せていただいたKanaさんも、劇中に出てくる伊勢海老のエビフライが印象的ですと。
で、豪華な伊勢海老だからと、だからお作りの方が美味しいのにってみんな思いつつも、無理やりエビフライを作らされるもの、坂井正人がいるんですね。
で、作ってって頼んだ割に微妙な反応をする隊員たち。これがシュールで面白いんです。
で、それ以来ですね、このKanaさんはエビフライを食べるたびに、いつか劇中で登場するその伊勢海老のエビフライっていうのを食べてみたいなって思うと。
で、そもそも伊勢海老食べたことないんですけどっていうコメントをつけていただいてるわけですね。
で、さらにそのメッセージの最後に、このKanaさんが実は今週末にお兄様の結婚式に参列されるご予定があるということで、伊勢海老が出てくるか楽しみにしていますっておっしゃってたんですね。
出てくるといいな。
そうなんです。なのでね、伊勢海老初体験がもし実現したら、ぜひまたメッセージをお寄せいただきたいなと思ってます。
はい、ちょっと駆け足になりますけど、映画に戻ります。
僕はこの映画を2日前にカフェプロントの端っこでパソコンで急ぎ足で見たんですけど、途中から笑いと涙で大変でした。
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自分の映画メモにも、頼むからプロントで泣かせんでくれよって書いてました。
いうぐらい本当に笑って泣いて、めちゃくちゃいい映画ですね。
もちろんそれは食欲を刺激する映画ということで、今月紹介するに至るわけですけど、
この映画はもう1つすごく重要なこととして、私たちにとってご飯ってなんだっけっていうことを、豊かに通ってくる映画になっているというのがポイントだと思いました。
私たちにとってご飯ってなんだっけ、それは言い換えると、例えば空腹を満たすもの、誰かを喜ばせるもの、バラバラなみんなを同じ食卓に集めるもの、
互いの会話を誘い出すもの、何でもない日を特別な日に変えてしまうもの、元気出してっていう気持ちや思いやりを相手に伝えるもの。
映画はそうしたご飯のあらゆる性質をどれか1つですっていうことを断言するでもなく、むしろその全てだよねっていうことを言うような、
ご飯っていうものの豊かさを教えてくれるような映画になってるんですね。
これ絶対、観客それぞれが鑑賞する日の自分の心持ちとか、コンディションによってもご飯のそういう色んな性質のどれかに絶対刺さると思うんですね。
あ、そうだ、ご飯ってそういうものでもあったよねっていうことを何度でも反数できるような本当に特別な映画になってると思います。
やっぱり調理して振る舞うっていう、それ自体が人類しか持ってない、実は特別な行為であるし、時間でもあるっていうこと。
そういうことをもう1回、面白くも美味しそうに染みる映画として見せてしまう。これ本当にいい映画だと思いましたね。
もしあなたが、これ今聞いてくださってるあなたが食欲がないとか、自分が何食べていいかわかんないとか、そういうようなことであればこの映画のことを思い出してほしいですし、
ご飯作ってもなんか楽しくなくなっちゃったっていうそういうモチベーションを失ってしまった方は、きっとこの映画見てもらったらご飯を作る喜びっていうのを今一度取り戻して、
生きる力をもう1回みなぎらせるような、そういう特別な魅力のある映画だと思います。
ということで、今月のリスナー名作劇場は南極料理人をご紹介させていただきました。
ありがとうございました。
ご覧ください。
はい、ここまで三好御兵のキャッチアップでした。
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