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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Upです。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。 今日はリモートでの出演です。三好さん、おはようございます。 おはようございます。
さあ、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか。 はい、本日は景気の良い映画をご紹介します。
11月29日土曜日から、福岡はUnited Cinema、キャナルシティ13、他で公開中のインド映画ですね。
ジャワーンという映画をご紹介します。 ジャワーン。 インド映画というと、RRRの大ヒットも記憶にまだ新しいところですけどね。
本当にそうなんです。それに次ぐ大ヒット作品でございまして、これですね。
2023年、インドで工業収入ナンバーワンの特大ヒットを獲得した作品でございまして。
観客の満足度っていうものに全振りしたら、こんな映画ができてしまうのかっていう圧倒されるぐらいの一本でございます。
気になる、気になる。 ジャンル特定不能。できればもうあらすじもご紹介したくないぐらいの本でも映画になってますので。
あらすじ紹介したくないとか、そんな作品あります? すごいな。
あるんですよ。順にその魅力をご紹介していきたいと思います。
この映画、まずですね、ご紹介した通り、2023年インドで工業収入ナンバーワン記録を打ち立てた作品なんですけど、その背景をまずご紹介していきたいと思います。
まず、この映画で主演を務めたのがシャー・ルク・カーンという俳優さんです。
この方、インド映画をご存知ない方も名前だけぐらいは聞いたことがあるかもしれませんが、この人ですね、このシャー・ルク・カーンさん、現地ではもはやイケる伝説級の俳優さんなんですね。
1965年生まれで、現在59歳なんですけれども、90年代から現在に至るまで、映画のトップスターとしてとにかく君臨し続けている彼なんですね。
キング・カーンとかね、ボリュウットの皇帝とかって称号を持つぐらいの大スターなんですけど。
さらにですね、インドの映画界で国内に限らず、世界的に成功を収めた3大スターというのがいるんですけど、この3大スターがですね、いずれも偶然にもなんですけど、同じ名字、カーンという名字を持っていて、
しかも同じ1965年生まれというところも全部共通している3大スターがいるんですよ。シャー・ルク・カーンというこの人と、アーミル・カーンとサルマン・カーンという。
サルマン・カーンってもうそんな年なんですか?
そうなんです。この3人をして3大カーンとかっていうわけですね。なんですけど、その3大カーンの中でもやっぱり最先鋒として上がるのがこのシャー・ルク・カーンで、現在も不動の地位を築き上げているような、そういう大スターなんですね。
今回ですね、そのシャー・ルク・カーンが主演を務めるんですけど、そのお相手を務める女優人も本作はかなり豪華なんですね。まずヒロインを務めたのが女優さんで、ナヤンターラさんというですね、ナヤンターラという女優さんです。
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この方、1984年生まれで、現在40歳の女優さんなんですけれども、2000年代初頭からまずモデルだったんですけれども、彼女はその輝く魅力を見出されて、ある監督にスカウトされて映画デビューをするわけですね。
で、以降、大スターの相手役を続々勤めるなどして、みるみる人気を集めていって、これまで20年間のキャリアで、なんと73本もの映画に出演してきたトップ女優なんですね。
すごいですね。
インドでどれだけ映画作られたかっていう話ですね。
普通の計算じゃ合わないんですけどね。
合わないです。どうかしてるんですよ。で、現地ではこの人も異名があって、レディースーパースターと呼ばれてるんですね。
で、大衆を熱狂させる存在になってるわけですけど、このジャマーンという映画の中では、このナヤンターラさん、この女優さんの魅力は大爆発しております。
この美しさと強さで、画面から本気でその人から目が離せないぐらいのスター性を発しているわけですけれども。
さらにこのナヤンターラさん、ちょうど11月18日なので、つい先々週ぐらいですね。
彼女のスターとしての歩みを振り返るドキュメンタリー、ナヤンターラ ビヨンドザ フェアリーテイルっていうですね、このドキュメンタリー映画がネットフリックスで公開されたばっかりなんですよ。
で、僕もちょっとこれ見たんですけど、この後紹介するこの映画ジャワーンとですね、セットで見るとより一層楽しめるので、これもぜひおすすめですっていうのが、そういうナヤンターラさん。
あと、このジャワーンにはナヤンターラさん以外にもですね、同じく大スター女優が出ていて、その中でもね、このね、ティーピカパールコーンさんっていうですね、ちょっとこの方、名前大変ですけど。
この方もシャール・クカーンと共演歴たくさんしているような、もう言ったらベテランで、彼女の見事な存在もやっぱり本作では光りまくってまして、作品をより一層アップしているような、そういうような感じなんですね。
言ってみて、そういうふうにスター大集合の本作なわけですけれども、そんな作品がインドで、インドと海外で同時公開になりまして、9月から、去年の9月からですね、順次劇場公開されたわけですけれども。
これね、すごいんですよ。公開初日に記録的な13億ルピー、これ日本円にして、1日でですよ。およそ22億円突破してます。
1日でってなかなか、日本ではないですよね。
22億円って日本で大ヒット映画に分類されるのの全部で集めるようなお金ですからね。それが1日です。
すごいな。
インド国内ではさらに公開3日間、今のが初日だったわけですけど、公開3日間で20億ルピーを突破したということで、これ歴代初のヒンディーゴ映画の記録なんだそうです。
さらにこの映画は海外でも同時公開されまして、その中でもオーストラリアではインド映画として初めて工業収入1位を獲得したということだったりとかして、とにかく世界的な特大ヒットを記録しましたよと。
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最終的には国内外の工業収入を全部合わせて日本円にしておよそ200億円。観客の人数も3550万人以上というわけわかんない数字ですけど。
これね、ヒット映画史上に残る大ヒットらしくて、シャール・クカーンのキャリアでも2番目に高い記録になったということで、このジャワンとにかく世界中で大ヒットした作品ですというのをまずインストールしておきたいと思います。
そんなインド映画ジャワンというこの映画なんですけど、なんでこんなに前置き長くしているかというと、冒頭にもお伝えした通り、できればあらすじも紹介したくないんですよ。
できる限り予備知識ゼロで望んで欲しいし、予備知識ゼロで右に左にジェットコースターみたいに振り回され続けて、「ああ、楽しかった!」って言って終わって欲しいくらいの1本なんです。
もうアトラクションに近いですね、じゃあ。
本当にそうですね。もうね、これね、本当に全然触れずにいきたいんですけど、とはいえさすがにそれだと乱暴だと思うので、少しだけ、映画の最初の最初だけちょっと触れると、映画まずですね、インド国境の村のそばで、大きい川があるわけですけど、その川のそばで洗濯をしている母と子供がいるわけですね。
で、そこに血だらけになって流れてきた男が流れてきましたよ。
桃じゃないんだな。
そうそう、桃じゃないんですよ。
桃じゃないね。
ここで聞いたら桃太郎から言ってました。
ねえ、本当に。
川で洗濯してたら上からね、血みどろの男が流れてくるって感じなんですけど。
すごいね、もうそこから。
母と子供がね、その男を救い出して、そこから映画が始まるわけです。
だったけど、もうね、ここからわずか本当に10分以内で、もうね、普通の映画だったら、え、これもうクライマックス来たんですか?っていうぐらいのですね、莫大迫力の大立ち回りに一気に流れてくるんですよ。
開始10分か?みたいな勢いなんですよね。
えー、結構インド映画って長いもの多いじゃないですか。
最初の10分でもうなんか力使い果たしちゃって、え、大丈夫ですか?
で、この映画ね、なんとね、171分あるんですけど。
あと10分でいきなりそれフルスイングやってくるんですけど、もうね、この調子でここからですね、この映画、まるで数十分ごとに1回ずつぐらいで、もうね、とにかくコロコロコロコロ映画のジャンルごと変わっていくような怒涛の展開がね、つるべ打ちされていきます。
これちょっとね、少し上げていくと、犯罪スリラー、ミュージカル、戦場アクション、ロマンス、社会派ドラマに肉弾戦、大迫力のアクションスペクタルまで。
もうね、上映時間171分が、もうね、その長さをにじんも感じさせない。もうね、ジェットコースターのような展開になっていきます。
じゃあ、今ミュージカルっていうのが入りましたけど、あのー、RRRでもこう、踊りがやっぱ注目されましたが、やっぱりそういうダンス的な部分もあるんですか?
ええ、もちろんです。これはね、もうインド映画のね。
良かった。
そうですよね。
当然それはもうご期待くださいっていう感じなんですけど、やっぱりね、そういう風にもう右に左に振り回されて、とにかくそれに運ばれるだけで満足っていう、こういう感じは、なんかね、おまけに日本の観客だったら絶対に予想もできないような展開が続々と続いていくんですよ。
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まあ言ったら日本の映画界で言ったら乱暴だっていうぐらいの展開なんですけど。
ありえないだろうっていうような。
勢いでありにしてしまう。なんかね、その勢いも含めて、それをリアルタイムで驚いていくことこそがやっぱり、本作の鑑賞体験の一つの醍醐味だなっていうこともあるので、目いっぱい振り回されてくださいよっていうことなんですね。
これ以上知識を入れないでみたいな。
スカッとするけどぐったりもしそうな感じなんですよ。
これもう少しだけ話すと、やっぱり映画と観客が共有してきた約束ごととして、ジャンルっていうものが元々映画の中にはあるわけですけど、それが今もう崩壊してしまって、映画の中でリアリティみたいなことばっかりが問題にされる時代が来てるわけですね。
なんだけど、映画ってそもそもが作り物であって、その虚構と幻想だっていうことをあらかじめ認識した上で、それを互いに了解しながら楽しめるっていうのが、ある種の映画の一番の魔法だったはずなんですね。
そういうことを思うにつけ、インド映画にはまだその高等向けな映画の在り方を、観客と映画が共有できるその魔法が生き残っているからこそ生まれてくる、見たこともない映像表現とか、発することのできるメッセージがあるっていうことをやっぱり痛感させられるわけです。
この映画でもね、高等向けなジェットコースターに振り回され続けるんだけど、徐々に現代インドにはびこる社会の現実が浮き彫りにされてきたりとか、そこに対して映画が観客にどのような呼びかけを図るのかっていうことを、本作が他ならぬ、哀愁に向けられた娯楽作っていうことを了解した上でこそ、このメッセージをこの映画に込めるっていうことの誠実さとか、希望も同時にあるなと思って、この辺りはぜひ見ていただきたいところですね。
ということで、大満足のジャワーンです。
はい。ということでね、映画ジャワーン、ちょっと見たくなりましたね。
見たくなりました。
公開中ということですので、ぜひ皆さんも足を運んで見てみてはいかがでしょうか。
三好さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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