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映画「白パンと独裁者」
2026-08-13 13:39

映画「白パンと独裁者」

クリエイティブプロデューサー・三好剛平が時事のニュースについて、解説・コメントします。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

クリエイティブプロデューサーの三好剛平氏が、8月14日金曜日にKBCシネマで公開されるドイツ映画「白パンと独裁者」を紹介しました。この映画は第二次世界大戦終結直前のドイツ北部の小さな島を舞台に、12歳の少年ナニングが、ヒトラーへの忠誠を疑わない軍国主義者の母親を元気づけるために、バターとハチミツたっぷりの白パンを用意しようと奮闘する物語です。母親はヒトラーの死を受けて取り乱し、寝込んでしまいますが、息子の願いを叶えようとする姿が描かれます。 監督はトルコ系ドイツ人のファティ・アキン氏で、彼のオリジナル脚本とは異なる制作プロセスを経て完成しました。本作は、長年ファティ監督が師と仰ぐハーク・ボウム氏が自身の経験をもとに書き上げた脚本を基にしています。当初4時間超の長編になる可能性があった脚本を、ファティ監督は少年と母親のエピソードに絞り込み、93分の映画として見事にまとめ上げました。制作にあたり、イタリア映画「自転車泥棒」や「スタンド・バイ・ミー」といった名作からインスピレーションを得ており、シンプルな物語の中に登場人物やその周囲の世界の現実を描き出す手法が用いられています。 三好氏は、戦争の終わりを「あちら側」の視点から見つめ直す本作が、終戦記念日を挟むこの時期に特別な鑑賞体験をもたらすと語りました。また、番組後半では、8月27日放送予定の「リスナー名作劇場」のテーマが「吹き替えで見たい映画」であることが発表され、リスナーからのメールやSNSでの投稿を呼びかけました。

映画「白パンと独裁者」の紹介
ネットフリックスの公式ビデオポッドキャスト、ポッドフリックス秘密の発信局、パーソナリティの小竹正義館です。
夏語りをテーマにお届けする、この夏のスペシャルウィークは、
葵優さん、広瀬すずさん、あいこさん、エイウィッチさん、長野さん、内山浩樹さんなど、
豪華ゲストを迎えて、ポッドフリックスでしか聞くことのできないトークをほぼ毎日配信。
スペシャルウィークは、8月8日から。
ポッドフリックス
この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するキャッチアップ。
木曜日はクリエイティブプロデューサーの三好豪平さんです。
今日はリモートでのご出演です。
三好さん、おはようございます。
おはようございます。
さて、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか。
はい、本日は明日8月14日金曜日よりKBCシネマで公開となります。
ドイツ映画です。
タイトルが白パンと独裁者という映画をご紹介します。
ドイツで独裁者、なるほど。
そうなんです。
これは中戦直前のドイツ北部の小さな島が舞台なんですけど
寝込んでしまった母を元気づけるために
ハチミツとバターをたっぷりのせた白パンを食べさせてあげたいと願ったですね。
この12歳の少年が奮闘する様子が描かれる本作なんですけど
このお母さんというのがなかなかなもので
他ならぬ独裁者ヒトラーに浸水する
喫水ゴリゴリの軍国主義者であってという物語なんですね。
小さな少年の無垢なる祈りをかけた冒険を通じて
戦争の終わりというものを
これまでになかった新しい視点で描き出す終作だと思いました。
ということでその魅力を順に紹介していきたいと思います。
まずは改めて今回紹介する
白パンと独裁者という映画のあらすじからご紹介していきます。
映画は第二次世界大戦終了間際の
ドイツ北部に位置するアムルム島という小さな島が舞台となります。
この島なんですけど
およそ戦時かと思えないほど
本当に静かで美しい穏やかな街なんですけど
その島の上空では時折本土へ向かう爆撃機が行き交っていたりするような
そういう時代なんですね。
そんな島に疎開してきた12歳の少年
これが主人公なんですけど
ナニングという男の子です。
このナニング君は戦地で従軍している父に代わって
農作業に勤しんでそこで得たわずかな食料で
身重の母と幼い弟、おばらを
家族を一人で頑張って支えているような
いじらしい少年なんですね。
この島では島民の多くが
間近に予感している
終戦が近いんじゃないかという予感を
待ち望んでいるわけですけれども
肩やお腹に小さな胃土地を宿したナニングのお母さんは
この穏やかな島にいてもなお
ナチスト、その指導者であるヒトラーへの忠誠を信じて疑わない
喫水の軍国主義者なんですね。
これどれくらいかというと
ある時ナニング君が一生懸命仕事を終えて帰ってきて
食卓で飯を一緒に食ってるわけですけど
そのご飯中の食卓に
ポロッとナニング君が
終戦も近いようだねというふうに口にするだけで
そんなことを言ってお国のために散っていった軍人さんたちに
恥ずかしくないのかとか言い始めるわけですよ。
さらにはそんなことをあんたに吹き込んだのはどこのドイツだって
すぐに通報しないとって言って
劣化のごとく怒り狂い始めちゃうようなそんな感じなんですね。
なかなかしんどいわけです。
そんなある日なんですけれども
ついにラジオからヒトラーが亡くなってしまったということが
ニュースが走るわけですね。
そのニュースをきっかけにいよいよ
家族の日常が一変していくことになります。
お母さんはヒトラーの死を受けて
完璧に取り乱してしまって
その衝撃でお腹の中に子がいるんですけど
破睡してしまってね。
生気を失って寝込んでしまう以来
食事も拒むようになってしまいます。
でもみるみる元気を失っていくそのお母さんを心配したナニング君は
精一杯の気持ちでね
お母さん何か欲しいもんないかというふうに問うわけですね。
そしたらお母さんがポロッと
たっぷりのバターとハチミツが塗られた白パンが食べたいって呟くわけですね。
でもその何気ない一言
お母さんからするとそんなに大事になると思ってない
その一言を母の願いとして叶えるべく
彼の冒険が始まっていくという
そういう映画になっていくわけです。
そうやって映画は終戦直前から
ついに終戦を迎えるまでの
時間で言ったらわずか1週間程度の期間を描き出すわけですけども
それまでナチスへの忠誠が当たり前だった少年が目にする
戦争の終わりとはどういうものだったかというものを
描き出していくような映画になるわけですね。
この映画なんですけど
監督脚本を務めたのは
トルコ系ドイツ人監督の
ファティ・アキンという監督です。
1973年生まれで
90年代から映画の世界で活躍を続けている
もはやベテラン監督ですね。
僕が当時2000年代に知った頃は
まだ若手監督と言われていたんですけど
マッとなっちゃう。ベテランだなと思いますけど
どれくらいかと言いますと
2004年にまず
愛より強くという作品で
ベルリン・キンクマ賞。最高賞ですね。
2007年の
そして私たちは愛に帰るという作品では
カンヌで脚本賞とエキメニカル審査員賞。
さらには2009年
ソウルキッチンという作品
これは日本でも特に話題になった作品でしたけど
この作品でベネチア審査員特別賞を受賞と
もう30代の時点で
ベルリン・カンヌ・ベネチアの
世界3大映画祭で
主要賞を受賞しているという
会見を成し遂げた
本当に実力派だったわけですね。
以降も現在に至るまで
本当にコンスタントに作品を制作発表し続けて
その度に世界中の映画祭を設見しているような
今となってはドイツを代表する
名称監督のファティ・アキンですね。
そんな監督による
今回のこの
白パンと独裁者という映画については
これまでファティ・アキン監督
オリジナル脚本からの映画制作を
わりと続けていた監督なんですけど
それまでとはちょっと違う
制作プロセスによって生まれた作品になりました。
というのが
この監督ファティ・アキンはですね
長年ドイツで
70年代からずっと活躍を続けている
大御所俳優であり監督
脚本家でもある
ハーク・ボウムというですね
方がいらっしゃるんですよ。
このハーク・ボウムさんを
死と仰いでやまないわけですね。
これまでも幾度となく
ハーク・ボウムさんと
一緒に映画作りを共同してきたような
そういう間柄なんですね。
そんなハーク・ボウムさんも
今となってはおじいちゃんでも
2025年に
この映画の後にも亡くなってしまった
方なんですけど
このハーク・ボウムさんが
自らの経験をもとに
自分の集大成みたいな格好で
編み上げたのが
本作の
この白パント独裁者の
もともとの脚本だったんですね。
だったんですけど
ハークさん自身としては
あまりに思い入れが強すぎた
脚本だったので
なかなか映画化に踏み切れずにいたらしいんですね。
そこで
弟子であるファティ・アキン氏が
右を曲折を経て
これを受け継いでも
俺がやるっきゃないということで
覚悟を決めて完成させたのが
本作だということになるわけです。
なんですけど
このハーク・ボウムさんが当初作っていた脚本というのが
そのまま撮ったら
4時間以上に及びそうなぐらいの
一台木となっているもの
すごい脚本になっていたわけですね。
それを
このファティ・アキン監督は
蜂蜜とバターのパンの
このエピソードに絞って
なんとわずか
93分の映画に仕上げたわけです。
だいぶ絞りましたね。
結果、この本案は
さすがってうなるしかない
見事な手つきの
映画化を実現したなというふうに思います。
監督が
この映画についての
インタビューなどでも言及しているんですけど
この
長大な脚本を
映画にするにあたって
いくつかの名作映画を
参照したというふうに
語っているんですね。
これらがすごくいい影響を
もたらしているなということで
これも触れたいんですけど
例えば父親と幼い息子が
盗まれた自転車を取り戻すという
めちゃくちゃシンプルな物語だったんですけど
そこに社会の現実が
自然と描き込まれていった
イタリア映画の
1948年の大傑作ですね
自転車泥棒というね
映画があります。
あるいは
この
シロパント独裁者の主人公の
少年が数日間の特別な
体験を通じて少しだけ
その世界の現実と出会う
みたいな描写を同じく
名作ですね。スタンドバイミー
などの参照しながら
意識しながら作ったというわけですね。
ここで挙げられたような
参照映画たちというのは
いずれも極限まで
シンプルなストーリーラインに
物語を絞り込んでいながら
その物語と
その展開それ自体が
駆動していくだけで
自然と登場人物だけでなく
その人物を取り巻く
世界の現実までもが
描き込まれていったような
そういう名作群でもあると思うんですね。
それを見事に今回は
第二次大戦終了間際の
ドイツの小さな島の
さらに言えば軍国主義者の母と
無垢な少年の冒険という
題材に見事に
編み上げ直して
完成させていて
その戦略が本当に圧倒的に
映画としての強度も高めているなということで
シンプルなんだけど
めっちゃよくできていると思いました。
ということで
果たして少年は終戦直前の
この小さな島で
たっぷりのバターとハチミツが塗られた白パンを
揃えることができるのか
そして心が壊れかけている
母を元気づけることができるのか
そういった天末
そして胸を打つラストまで
ぜひとも劇場で見届けていただきたい
一本かなというふうに思います。
ということで本日ご紹介した
映画はKBCシネマで
8月14日金曜日より
公開となる白パンと独裁者
という映画をご紹介しました。
終戦記念日を挟む
この週末に言ってみたら
こちら側ではない、あちら側の視点から
戦争の終わりを見つめ直す
という意味でも
本作このタイミングで見るのは
きっと特別な鑑賞体験となるはずですので
ぜひこの週末
ご覧になってみてくださいというご紹介でございました。
リスナー名作劇場:吹き替えで見たい映画
ありがとうございます。
さあそして
8月となりまして
今月末をお送りする
27日木曜日にお送りする
三好さんと一緒の企画
リスナー名作劇場
さあ8月の
テーマをお願いします。
吹き替えで見たい
映画といえば
これはね
要はもう外国語の映画
ということに必然的になってしまいますけど
例えば
僕は最近の映画で言ったらトイストーリーね
これはね
日本語を吹き替え版で見たくなるんですよ
ああ
僕はどっちかというと
原作もね、トム・ハンクスとか素晴らしい
名優が演じているんだけど
なんか僕は唐澤敏明さんの声で聞きたくなるんですよね
ウッディの声を
ウッディさんとね
みたいな感じでしたね
そうですね
僕ね何を隠そうね
あんまり吹き替えで見ないタイプの人間なので
今回のテーマこれめちゃくちゃ楽しみなんですよ
皆さんから教えてほしいんです
この声優さんがハマりすぎて
こっちで見たくなるってのはあるんじゃないかな
あんまりこういう角度で
今までやってこなかったから
私もどちらかというと吹き替えは避ける
方向なんですけどね
でもいい作品を教えてほしい
次にどんな作品が集まるのか
ちょっと見てみたいと思います
皆さんエピソードも添えてメール、ファックス
そしてSNSの方でお寄せください
お待ちしております
23日日曜日までに送ってください
ということでここまで三好五平のキャッチアップ
お送りしました
皆さんありがとうございました
13:39

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