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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
三好さん、おはようございます。おはようございます。おはようございます。
今日はリモートでのご出演ということですけども、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか。楽しみ。
はい、本日はですね、明日6月6日金曜日より、キノシネマ展示院、他各シネマコンプレックス、シネコンですね。
で、上映予定の、「We Live in Time この時を生きて」という映画をご紹介します。
これ、実力派俳優2名を主演に迎えた、見応え抜群の演技合戦に加えまして、
これね、優れた監督と脚本、他、製作人のアイデアと丁寧な仕事が光る、非常にいい作品です。
ということで、ここからその魅力をご紹介していきます。
はい。
まずはこの、「We Live in Time この時を生きて」という作品のあらすじからご紹介していきます。
舞台はイギリスです。
新進期への一流女性シェフとしてレストランを切り盛りするアルムート。
そして離婚して失意のどん底にいたトビアスという男性。
この何の接点もなかった2人なんですけれども、あり得ない出会い方をしまして、恋に落ちていきます。
自由奔放なアルムートさんと、身長派のトビアス君というですね、
この2人が何度も危機を迎えながらも、やがて一緒に暮らし始めて、
そして娘が生まれて家族になる、なんですけれども、
そんな中、アルムートさんという女性の体にガンガン見つかりましてですね、
彼女の嫁がわずかであると知った2人が選んだ堅破りな挑戦とは、みたいなあらすじなんですね。
これね、作品のあらすじだけ聞くと、いわゆるお涙ちょうだいの、あえて言っちゃいますけど、
難病もの映画のめちゃくちゃ典型的な物語に聞こえるわけですよ。
実際その物語自体は割とそうではあるんですけど、
とはいえこの映画ですね、結果的には一味違う後味を残す映画になっている。
どころか、その違いこそが実はこの映画のめちゃくちゃ肝であるということも含めてですね。
そこはですね、また後ほどしっかりご紹介させていただきます。
まずはですね、この映画の俳優陣なんですけれども、
これ主人公の2人を演じたのが、もう今ハリウッドでも実力派と名高い2人なんですね。
フローレンス・ピューという女優さんとアンドリュー・ガーフィルドというバンダイアニメーション。
まずこの女性シェフのアルムートを演じたこのフローレンス・ピューなんですけど、
2019年にめっちゃ怖い映画でミッドサマーという映画がありましたけど。
ありましたありました。
あの映画で主演を務めたですね、最終的に大変な目に遭っていく女優さんですね。
あの演技でとにかく世界的に注目を集めたこのフローレンス・ピューなんですけど、
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その後もですね、ストーリー・オブ・マイライフ、私の若草物語ってあの映画で
アカデミー賞の女演女優賞にノミネートされていたりとか、
その後もデューン・砂の惑星パート2とか。
あと最近だとオッペンハイマーですね。
めちゃくちゃ存在感を残すあの演技を見せてたりとか。
あるいは現在公開中のマーベルヒーロー映画でサンダーボルツってちょうどやってますけど、
それの主演の2代目ブラックウィドウを演じているあの彼女ですね。
幅広いですね。演技の幅が。
アクションもやるし。
小柄でね、お顔で言ったら動眼な見た目なんですけれども、
演じる役柄、そして彼女フロレンス・ピュー自身の人柄も含めて、
サバサバとしてるんですよ、とにかくね。
サバサバ自由奔放で、言うことはっきり言うよみたいなキャラクターなんですね。
そのキャラクターも含めて、非常にハリウッド、そして世界中で愛される大注目の若手女優さんということになります。
で、片やもう相手役を演じるのがこのトビアスって役なんですけど、これを演じたのがアンドリュー・ガーフィルドですね。
この人もなんといってもアメイジングスパイダーマンで、2代目のピーター・パーカー。
背の高い素敵な俳優さんですけど、おなじみの俳優さんなんですけど、実力俳優としても知られておりまして、
SNS、フェイスブックの例名を描いたソーシャルネットワークっていう映画だったりとか、
あるいは遠藤修作原作の『沈黙サイレンス』っていうですね、この映画などでも素晴らしい演技を見せた上に、
2016年に『白草立地』っていう戦争映画がありましたけど、この映画ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞にダブルノミネートされているようなですね、非常に演技家ですね。
今にも泣きそうな顔が言ったら、ずっとウルウルしてるんですよ。優しい感じのキャラクターですけどね。
まずはこの二人による演技合戦がこの映画の見どころになっていきますね。
あらすじでも紹介したように、ちょっと言ったらそれぞれが異なるバックボーンを持つ二人なんですね。
性格も違えば、環境も違うというところで、その二人が思わぬきっかけで出会って、惹かれ合いとすれ違いをですね、繰り返しながら、互いの信頼関係を少しずつ育んでいくわけですね。
なんですけど、彼らがやっぱりそのことあるごとに、互いの違いと直面しては、それをどのように向き合って受け入れていくかっていうのが描かれていくわけですけど、
その感情のキビと心の揺れをですね、二人が見事な演技で見せ切るわけですね。
時には本当に自分にとっては全く理解できないような相手の振る舞いと直面することになるわけですけど、
それでもやっぱり相手を愛すればこそ精一杯そこを理解するために食い下がるような場面もいくつか出てくるんですけど、
そうしたシーンの、二人の真に迫った迫力も含めた演技がですね、本当に圧倒されるほどいい演技見せてもらいましたっていう感じのですね、見応えがある演技ですね。
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なんですけど、この映画の身を指摘、個人的な推薦ポイントは、実はその脚本と演出にあります。
この映画、まず監督を務めたのがジョン・クローリーというですね、監督さんで、この方、もともと90年代からしばらくは演劇の舞台のですね、演出家としてさまざまな作品を手掛けてきたアイルランド出身の英国ベースの監督さんなんですけど、
2000年代に映画監督として本格的にデビューしまして、中でも2015年にブルックリンというですね、映画が発表したんですね。
で、これがある一人のアイルランド人女性の人生を通して、アメリカ史を描くみたいなですね、20世紀の初頭にアイルランドからアメリカに渡った一人の女性の人生を描いた映画で、これがとにかくめちゃくちゃ素晴らしかったんですよ。
果たしてこの映画がアカデミー賞、作品賞をはじめ数多くの映画賞を受賞した、本当に実力派監督なんですね。
さらにはその脚本をこの映画で今回務めたのが、もう今さまざまな映画脚本をはじめ、本業としては同じく現代演劇界で高い評価を集めている劇作家のニック・ペインという人なんですね。
今回、この二人が演劇的素養を生かした素晴らしい脚本と演出が、結果的にこの映画を単なる難病ものに収めない素晴らしい作品に引き上げたなというふうに僕は感じています。
その演出方法というのがここで肝になるわけですけど、これ何なのかというと、この映画が主人公二人が経験してきた人生のあらゆる場面というものをシャッフルして描くというような構成になっているんですね。
二人が出会う数年前から現在に至るまでの時間軸で起きたさまざまな出来事。そして、余命半年というふうに宣告を受けてから二人が過ごしていく半年間の時間軸。
そして、さらに二人の子供が生まれるという決定的な一日という三つの時間軸が、とにかくあちこちに交差されながら映画が展開するわけですね。
なんですけど、このそれぞれの場面というのが、本当に予兆もなく、ブツブツも本当に編集接続されていくんですよ。
だから観客としては、今目の前で起きているのがどういう場面なのかということを、結構半身を乗り出して、目の前で起きていることに、二人の人生で起きている、今目の前で起きていることに一つ一つ集中して見届けていくような感じになるわけですね。
これが実はやっぱり、映画で余命を宣告されたアルムートとトビアスってこの二人が、いつかやってくる終わりの日に向かって無意に生きるのではなくて、一日一日をとにかく徹底的に生き抜くんだって決めた、この二人の心情に応するものになっていくわけですね。
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劇中で彼らが今にフォーカスして生きるって決めた決断と、観客の感傷体験が完璧に応するようにできるわけです。
さらにもう一つ、やっぱりこの構成で描かれる一つ一つの場面っていうのが、どれもやっぱり二人にとって忘れがたい、かけがえのない一日一日のエピソードになるんですけど。
これ見ながらですね、僕なんか、確かに自分が何かを思い、自分が大切な人との何かを思い出す時って、結構こんな感覚に近いかもっていうふうにも思ったんですね。
確かに時間軸、順番通りに思い出すわけじゃないとかね。
そうなんですよ。バラバラと言ったら、数年前の出来事とか数日前みたいな出来事も、昨日のことのように思い返しながら、なんかそれを編み上げながら、やっぱり特別だなとか忘れがたいなみたいなことを思い出すじゃないですか。
それに言い換えると、やっぱり古びることのない今みたいな瞬間を、必死に生きて生きて生き抜くみたいな、この映画のメッセージと、当時の今なんだけど、やっぱり今と接続する今でもあるみたいな、
今っていう時間軸をとにかく切り立てていく演出として、シャッフルして時間を描くっていうことがめちゃくちゃ上手くいってるなっていうふうにも思ったんですね。
ということで、気の利いたコメディ的な場面もかなりあるし、なんですけど、やっぱり基本的には抑制の利いた、めちゃくちゃ丁寧で洗練された演出の映画であって、
これラストで見終わった後にはですね、なんかねじんわりと静かな感動が胸を包んで、しばらくね、ああいい映画見たなって感じでね、後味が後を引く映画ですね。
ということで、このウィーリブインタイム、この時を生きては、明日6月6日ですね、金曜日より木野シネマ展示のほか各シネコンで上映予定ということで、
こういう見逃さずに見ておくべき、価値のある一本だと思います。ぜひご覧くださいというご紹介でございました。
今日も熱いプレゼントありがとうございました。
ありがとうございました。
三好豪平のキャッチアップをお送りしました。
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