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この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。おはようございます。
三好・ごうへいさん おはようございます。
さあ、やってまいりました。月に一度のこの企画。
リスナー名作劇場、7回目と呼ばれますね。
三好・ごうへいさん うれしいですね。
今回は、アカデミー賞の発表も目前ということで、
あなたの大好きなアカデミー賞受賞作品は?というテーマで、たくさんお寄せいただきましたけども、
本当にたくさんのメッセージが来ましたね。うれしいですね。
三好・うれしいですね。
今回は、どなたも今回のテーマ、
一本選ぶのは難しすぎる、という書き出しから始まるくらい、泣いませてしまいましたがね、ごめんなさい。
まずは、常連の皆さんのメッセージをご紹介していきます。
小菓子のひなたぼっこさん。
2022年作品賞の、高田愛の歌。
三好・いい映画です。
ご推薦いただきました。
ここ数年で一番泣いた作品でした。
大好きな音楽への道へと進みたいが、耳の聞こえない両親のことを思い、
気遣う思春期のルビーの複雑な心境が絶妙に描かれていました。
その思いが結実する終盤の発表会のシーンは、
応越するくらい泣きました、とコメントをいただきました。
わかる。完璧に同意です。
続いて、愛田桃太郎さん。
2005年作品賞、ミリオンダラーベイビーをセレクト。
私も大好き、これ。
私の脊髄に、今でも一番反応するのは、ミリオンダラーベイビーです。
劇中に登場する、モクシュラという言葉は、
今でも、いろんなことで行き詰まった時は、心の中で唱えています。
本当に最高、最高、最高です、とコメント。
みなさんは、これを機にご覧になったそうですが。
はい、もうバカだなと思いながら、
昨日の夜中の3時からこれを見ましてですね。
見て、めちゃくちゃ良かったですね、やっぱりね。
もう、飲むように良い作品です。はい。
そして、ねこちゃみカープさんは、
映画好きになったきっかけの作品ですということで、
1962年の作品賞、ウエストサイド物語を。
そして、老婆の休日さんは、
1999年作品賞の恋に落ちたシェイクスピアをご推薦。
若き日の文豪シェイクスピアの秘められた恋の行方を、
挙実を織り混ぜながら描いた恋愛歴史劇。
シェイクスピア技曲の面白さに気づかせてくれた作品です。
その年の主演男優賞の受賞は、残念ながら逃しましたが、
私の大好きなイギリス人俳優の、
ジョセフ・ファインズがシェイクスピア役でした、とコメント。
やっぱり推しの俳優さんが絡むと、またその熱が高まりますからね。
本当にそうですね。
続いてケイティさん。
1990年の作品賞、ドライビングミス・デイジーをはじめ、
2011年作品賞、英国王のスピーチ。
そして2020年の作品賞、パラサイト。
半自家の家族のね、3本をご推薦いただきました。
毎年ご自身の予想とはずれていたり、
受賞したから面白い作品というわけでもないこともある、
ということに触れつつも、
パラサイトは本当に面白かったです、とコメント。
マジで面白いですよね。
そしてノラリン・クラリンさんは、
1988年作品賞、他9部門受賞のラスト・エンペラー。
資金城での壮大なスケールのロケ、
新庁最後の校庭であるフギの若き日から老いた姿までを演じ切ったジョン・ローンね。
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そして何より坂本隆一さんのテーマ曲。
この映画のおかげで中国や戦争などなど、歴史に興味が湧きました。
今日まで何度見返したか分かりません、とコメント。
坂本隆一さんが世界の音楽家となる決定打にもなった一本ですよね。
本当にそうですね。
そしてなんと、複数のリスナーが同じ作品を選出された注目作もありました。
それが福津市の朝風四郎さんと、
細君はおでぶ丼さんが選んだ、
1979年の作品賞、他5部門受賞したディア・ハンター。
今から40数年前の学生の頃に見ましたが、
ベトナム戦争歌の設定や周囲との向き合い方、
そしてロバート・デニーロのかっこよさに感銘を受けました。
そして映画音楽のカバティーナのメロディーも好きで、今も心に残っています。
もう一人も、1979年、私は大学2年生でした。
見終えた後には感動して体の震えが止まらず、
エンドロールに流れるテーマ曲、カバティーナを聴いて再び泣きました、とコメント。
三好さんもこれを機にご覧になったと言っているんですね。
マイケル・チミノという、この作品の後にハリウッドのスタジオを潰すぐらいの対策を取って、
キャリアが大変になった監督の、もう言ったらこれがキャリアを決定付けた一本なわけですけれども、
本当に書いてある通りに、戦争とか、自分たちの生きていることとかというものに、
どのように向き合うのかということに対して、めちゃくちゃ切実に向き合った映画でもあるし、
書いてある通り、このカバティーナという最後の曲がですね、優しいんですよ、その作品のテーマに対して。
それがなんかね、ずっと印象に残っちゃって、ずっとなんかね、後にまで響くような強い作品ですね。
3時間3分あるので、ちょっと気合い入るんですけど、見て損なしです。本当に素晴らしい作品です。
私も見てないので、これ見てみたいです。
マイケル・チミノ 全然、すごいですよ。
そして、ビタミンKさんは、アカデミー賞、私のNo.1、フィラデルフィア。
ブルース・スプリングスティーンの音楽が流れ、俯瞰しているカメラがビルを映す音楽が、記憶の中に切ない気持ちを呼び起こす、推薦してくれました。
そして、GIオレンジさん、福岡市沢楽の方は、ムーンライト、この作品を推薦してくれました。
そんな中、ミュースさんがチョイスしたのは何でしょうか。
ミュース はい、もうね、今回もたくさんメッセージを寄せていただいて、本当に感謝なんですけれども、
その中で、私を選ばせていただいたのは、ラジオネーム南野新ちゃんさんが、ご推薦いただきました。
こちら、1985年の作品賞を、他8部門受賞しました。大傑作ですね。アマデウス。
選ばせていただきましたよ。
懐かしい。
マイケル そうなんですね。もうね、改めてではございますけど、まずあらすじから。
凍てつくウィーンの街で、自殺を図り、精神病院へと運ばれた一人の老人。
彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、かつて皇帝ヨゼフ2世に仕えた宮廷音楽家であると語ると。
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彼の元を訪れた神父に対して、そのサリエリという男は、自身の人生のすべてを変えてしまった。
ある一人の天才の生涯について、とつとつと語り始める。
それは、若くしてこの世を去った天才音楽家、ボルフガングアマデウス・モーツァルトの話だったというわけですね。
いやもうね、これね、すごい作品ですよね。
南野しんちゃんさんのコメントでは、本作のこの語りの構成っていうのが、しんちゃんさん曰く平家物語の義経のエピソードと重なるんじゃないかっていうですね、素敵なレビューに加えて、
エンターテインメントの面からも巧みに作曲、作品の演奏を散りばめ、クラシックファンも納得させる作品になっていたと。
さらには何度も鑑賞するたびに、自問自答する場面が変わる稀な作品で、アカデミー賞受賞は当然の結果なのかもしれませんというですね、そういうコメントをいただいておりました。
まずは不誠実の天才モーツァルトと、努力型の秀才ですね、サリエリというこの二人。
その結出した天才への憧れから始まった、最初は憧れであり引入であったわけですけれども、それがだんだんと愛着から執着に変わってね、
そしてついに足を踏み外して後戻りできない悲劇へ転落していくというですね、こういった物語構造というのは本当に多くの映画とか小説などで見られる定番なんですけれども、
中でもやっぱりこのアマデウスというのがその決定番として、大名詞としてそれってアマデウスみたいだねって言われるぐらいの魔物になったなという感じがしますよね。
やっぱりその中でもサリエリというですね、その天才に執着しきって、もう精神を本当に異常を来たすぐらいになってしまった、このサリエリを劇迫る演技で演じ切ったのが、Fマーレイ・エイブラハムというですね、俳優さんでございまして、この方が主演男優賞ももちろん受賞しています。
僕自身もですね、これ映画見ていたわけですけれども、そのファーストショットでこのエイブラハムが出てきた瞬間に、この人も僕らとも全く違う世界の通りで生きている人だっていうのを、ファーストルックだけで、もうダメだこの人ってなっちゃうぐらいの凄みがあるんですよ。
いやすごかったですね。やっぱりその異常な愛着が執着に変容していく様っていうのは、もしかしたら今、SNS時代のね、現代の私たちなんかにも通じるですね、問題意識っていうのを、もしかしたらそこに見ることもできるかもしれないなっていうのは、ちょっと今見る理由の一つにもなるかなと思いました。
あとそのモーツァルトの名曲の数々と、彼らの物語上の実人生で起きたその出来事の数々がやっぱり見事に響き合うようにですね、組み上げられたその脚本およびやっぱりその映画全体の構成ですねが、やっぱりちょっとこれよくできてるねと思うところで、これは脚色賞を受賞しているわけですけれども、原作がある作品を脚色している。これももう本当に受賞も納得の完成度だなというふうに思います。
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で、同じく受賞を果たした部門で言えば、衣装と美術っていうこともあるわけですけど、これも本当に文句なしですね。
素晴らしかったですよね。 すさまじいですね。今の2020年代でこれだけの時代劇っていうのを映画で実現するのは多分ほとんど不可能に近いぐらいだと思います。やっぱりCGに頼らず実写でこれをやるっていうことをまだギリギリやれていた84年とかっていうことですから、画面がですね、映画の画面一個一個がですね、やっぱりパッと見ただけで贅沢、すごい圧倒的ですね。
この画面を見るっていうことだけでも、やっぱりまた一つ十分見る理由があるなというふうに思いますね。やっぱりそうやって時代が変わっていく中で、アカデミー賞って繰り返し立ち戻れる場所っていう意味でも、やっぱりその映画産業全体がどういうふうに変わっていったのかっていうこと、そういうところから見れるって意味でも、こういうタイミングで振り返るのはいい機会だなというふうには思いますね。
あと今回ですね、その数多の名作の中からその本作を選んだのは実はもう一つ理由があって、日本では来週の3月3日月曜日の午前中に発表されるアカデミー賞なんですけれども、その中で今年のノミネートの中に作品賞とか主演男優賞なんかにもノミネートされている、ボブ・ディランの若き日を描いた名も無きものっていうですね、映画があるわけですよ。
で、もちろんこの映画と全然アプローチは全然違うんですけれども、天才と音楽っていうことで言えば、お、なるほど確かにそういう結びつけでこの二つ並べてみるのももしかしたら面白いかもななんて思ってですね、そういうふうにテーマ別に改めて過去のような作品と対峙するみたいなのも、またアカデミー賞の楽しみでもあるなっていうふうにも思ったところです。
いやもうでもね、本当はアマデウスね、さすがでしたね。やっぱそのね、神にずっと祈り続けるサリエリがフォーギブって言ったら許しを乞うてるんですよ。で、その許しが最終的にどのようになされるかっていうところがですね、うま!と思ってですね。
演出的に?
この映画の中で見事にやっぱりそのフォーギブっていう最初の方に投げられたボールをどのように回収するかっていうことに対しては、うまい靴くったねーっていう感じがしました。
ちょっと見てないんで。
このあたりもね、ぜひ見ていただきたい。
私あのね、もうモーツァルトの。
本邦だね。
そちらの方が印象に残ってるんですけどね。
そうなんですよ。
そうかサリエリの側からね。
そうなんですよ。やっぱね、サリエリ目線で見るとね、やっぱりね、これ物語がね、また非常に非近なものにもなるかなっていう感じがしました。
はい。ということで今回のリスナー名作劇場ですけども、あなたが大好きなアカデミー賞受賞作品についてたくさんね、皆さんメッセージをお寄せいただきまして、そしてみなさんもならではの解説ありがとうございました。
ありがとうございます。
キャッチアップをお送りしました。
ガールズパンチ!×少女隊の×ラジオ隊
×少女隊の春のキーナと
アオイリルマです。
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