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映画「ハワの手習い」「撃たれた自由の声を撮れ」
2026-09-10 13:10

映画「ハワの手習い」「撃たれた自由の声を撮れ」

クリエイティブプロデューサー・三好剛平が時事のニュースについて、解説・コメントします。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

クリエイティブプロデューサーの三好剛平が、アフガニスタンの女性たちの権利と尊厳に迫る2本のドキュメンタリー映画「ハワの手習い」と「撃たれた自由の声を撮れ」を紹介。タリバン政権下での過酷な現実と、教育や自由を求める女性たちの命がけの戦いを伝える作品の意義を解説する。

映画「ヒンドラジャブの声」とアフガニスタンの女性たち
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。 木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。
三好さん、おはようございます。 おはようございます。
ヒンドラジャブの声、見てきましたよ。 ね、ご覧になってましたね。
いや、もう本当に、なんかちょっとすごくね、なんていうか、締め付けられる思い、無力感もあって。
特にね、やっぱりね、僕らね、声にまつわる仕事もさせてもらってる以上ね、あれ、ちょっとね、響くものがありますよね。
ね、決してでも感化できないものがありましたね。
よかった、ご覧になっていただいて。
日向ぼっこさんからも、こんな色々涙を映画館では流してきたけど、悔し涙を流したのは初めてみたいなね、メッセージをいただいております。
そうなんです。本当に悔しいんですよ。
ね、本当に悔しい。
ま、まだという方は是非、劇場でご覧いただきたいと思いますが、さあ、今日はどんな話題でしょうか。
アフガニスタンのドキュメンタリー映画2本紹介
はい、その映画にもまた続いていくような作品にもなるかもしれませんけれども、
今週はKBCシネマで明日9月11日金曜日から、そしてさらにその翌週9月18日金曜日からそれぞれ連続公開されていく
アフガニスタンの女性たちをめぐる2本のドキュメンタリー映画をまとめてご紹介したいと思います。
はい。
まず9月11日からの作品がハワの手習い。これハワってカタカナで女性の名前なんですけど、このハワの手習いという映画。
そして9月18日からの作品が撃たれた自由の声を取れという作品です。
で、どちらの作品も別々の女性監督が2024年に発表したドキュメンタリー映画だったんですけれども、
どちらもアフガニスタンの女性たちの権利と尊厳をめぐる、その現実を命がけで捉えた作品でありまして、国際的にも高い評価を集めた2本です。
この2本を日本の劇場公開にあたっては、配給会社である東風さんという、いいドキュメンタリーをたくさん手掛けてらっしゃる会社さんですけど、
こちらの東風さんが2作品同時期公開という形で届けてくれるものになったということです。
実際にこれ2本続けてみることで、やっぱりアフガニスタンの女性たちをめぐる現実というのが非常に鮮明に見えてくるものでもあったので、本日はこの2本をまとめてご紹介したいと思います。
ということで、まずハワの手習い、そして撃たれた自由の声を取れを紹介する。その前にですね、まずご紹介しておきたいのが、やっぱりこの映画に登場するこのアフガニスタンとタリバン政権、そして2つの作品に共通する女性の権利についてですね、ちょっとそのポイントをおさらいしてみたいと思います。
アフガニスタンとタリバン政権の歴史
まずアフガニスタンとタリバンについて、タリバンって皆さんも名前よくご存知だと思うんですけど、改めておさらいするとアフガニスタンの多数民族であるパシュトン人の新学生らが中心となって1994年に結成されたイスラム原理主義の武装勢力です。
アフガニスタンで1989年までその10年間続いていた旧ソ連とそれを支持する新蘇政権の支配が終わった後、アフガニスタンは1回国内の内戦が絶えなくなるような、非常に女性が混迷を深めていくような時代を迎えるわけですけども、その中でタリバンは発足するわけですね。
その流れでそのまま1996年から2001年までアフガン政府軍を制圧して第一期となるタリバン政権を樹立することになります。
その後2001年のアメリカの同時多発テロですね。これを受けて国際テロ組織アルカイラを匿ったとして当時のタリバン政権が結果的に崩壊をすることになります。
そこからアフガニスタンは新たなタリバンを廃止した中での新たな政治体制の中でそれまでとは違う新しい民主化プロセスが始まっていくわけです。
順調にいろんなものを積み上げてもいっていたわけですけども、2021年8月にアメリカがアフガニスタンからの撤退をするということになると、
そこまでずっとエネルギーを貯めてしまっていた反政府勢力であるタリバンが再度急速に勢力を拡大しまして首都カーブルを政権掌握すると、
それまで20年間積み上げられてきたアフガニスタンの民主化、国家再建の試みが一切仕切り直しになるという挫折を起こすことになりまして、
国としても非常に反動的なバックラッシュがその社会を占めていくということになります。
こういう現実があるわけですね。この歴史の中でずっと最たる柔軟を強いられ続けてきたのが現地の女性たちなんです。
もともとイスラム教の教えを非常に独自に解釈した生活規範や罰則を強いるタリバンだったわけですけれども、
具体的にどういうものかというと、例えば女性は全身を覆うブルカという、
あれを着用しなきゃいけないという義務付けたりだったりとか、さらにここからがすごいんですけど、
10歳以上の女性が学校に通うことも禁止なんだと。
わけわかんないでしょ。女性たちは教育および就労など社会で活躍する機会を徹底的に奪われて、
さらには10代の少女がその少女の時期に年の離れた男たちと無理やり結婚させられるような現実が今も続いているんです。
もうありえないわけですね。本当に当然ですけども国連からも人権侵害であるということで、
その撤回が今なお求められ続けているわけですけれども、そういう現状の中で起きていることというのを、
今回ご紹介するこの2本の映画が写し取っていくということでその紹介になっていきます。
映画「ハワの手習い」あらすじ紹介
ここから具体的にその2本の作品の紹介をちょっと簡単にしていきたいと思うんですけど、
まずは明日9月11日金曜日から上映される『葉はの手習い』という作品についてあらすじを紹介します。
アフガニスタンの首都カーブルで認知症の夫を世話しながら暮らす葉は。これが女性のお母さんなんですね。
30歳年上の夫との結婚を強いられた時、彼女はまだ13歳の少女でした。
その葉はのお父さん、父は幼かった葉はを教育から遠ざけ、母は出産について何も助言をしてくれなかった。
結果的に6人の子供を身をもって産むわけですけども、そんな葉はは自分と同じ道を歩ませてはいけないということで、
自分の娘には全力を尽くして教育の機会を与えて、その結果次女のナジーバという女の子がいるんですけど、これが本作の監督になります。
このナジーバさんが今はジャーナリストとして自立した生活を送っているわけですけども、
そういうことでそのナジーバさん、監督になるこのナジーバさんは母の味方になりたいということで、母にカメラを向け話し相手を務め始めるという、
そういう映画の始まりになっていくわけです。
こうやってカメラを葉はお母さんに向けてみると、お母さんは実は今年こそということで長年ずっと思い続けていた民族主義、
ご自身がずっと続けていた主義があるんですけど、それでビジネスを始めてみたいという思いだったりとか、
そもそもやっぱり自分がずっと受けてこられなかった読み書きの学習を始めてみたいとかというですね、いろんな思いがやっぱり出てくるわけです。
本当にそれまで家族の洗濯物ぐらいしか触ることがなかったような母の手は、実は刺繍をしっかり生み出すことができたりとか、
あるいは夫をとにかくもう介護し続けていたその手は、実はいろんな言葉が積み出せるということを少しずつ実感として獲得していくわけですね。
よかったねっていうふうになるはずだったんですけど、この夢が動き出した矢先に2021年8月がやってくるわけです。
タリバンによって首都カーブルが陥落します。これによってまた再び女性たちの権利尊厳が一斉に放殺される形になりまして、
その中でもう社会も非常に危なくなるので、その監督のナジーバさんはカメラをお兄さんに託しても母国を離れるしかなくなるわけですね。
母たちを遠くから安ずることになるがどうなるのかっていうのがまずこの映画です。
映画「撃たれた自由の声を撮れ」紹介
続きましてもう1本ちょっと時間がないです急ぎますけど、翌週9月18日金曜日から上映される打たれた自由の声を取れという作品も紹介します。
こちらは女性が教育を受けられない世界で唯一の国になっているこのタリバン支配下のアフガニスタン。
女性たちがとにかくその権利を求めて戦っていくその様子を国名に描き取るドキュメンタリーになっています。
もうちょっとこれはあらすじ紹介するとまた長くなるのでその程度にちょっと留めておきますけど、
とにかく切実なご自身たちの活動をスマホで隠し取りながら何とかその現実を世界に届けるべく頑張って完成させた一歩になっているわけですね。
この二作に共通するものが何なのかといえばとにかくやっぱりどちらも今苦しみを負ったアフガニスタンのこの女性たちが
次の世代未来の女の子たちには絶対に同じ思いをさせてはいけないという覚悟です。
さらには自分たちの世代でこの呪われた現実を絶対に終わりにするんだという確固たる決心なんですね。
そこには本当に言葉面だけではない本当の意味での命がけの戦いがあるわけです。
でも彼女たちが望むようなその学び働き自らの意思で結婚や出産を決断できる権利というのは
果たしてそんなに大事にしなきゃいけないほど崩壊なものかということなんですよ。
もちろん答えはいいなです。それはすべてすべての人間が当然保障されるべき基本的人権であり本来の人間的自由なはずなんです。
それは損なっているのは何なのか。そしてそれをどのように乗り越えることが可能なのかということをめぐって必死の戦いを見届けるものになります。
配給会社「東風」のステートメントと映画の意義
今回この2作を同時公開されることを決められた東風さんがこの映画のホームページでステートメントを発表していて最後にちょっとそれだけご紹介させてください。
世界中が戦火に飲み込まれる今。平和国家日本という足元もまた由来でいます。
この2作品を通して自由を諦めない人々の強さとその声を奪われまいとする意思に出会っていただければ幸いです。
この表明にも僕自身も非常に賛同するものです。もたざる女性たちの決死の戦いを一緒に見届けて自分ごととして引き受けてもらう。
そのきっかけになればなということでご紹介する映画が9月11日からの葉はの手習い。
そして9月18日から打たれた自由の声を取れといずれも順次kbc記念まで連続公開となる作品でございました。
どうかお見逃しなくというご紹介でございました。
リスナー名作劇場「宇宙」テーマ募集
ありがとうございます。
そして月末24日木曜日のこの時間は三好さんとお送りするリスナー名作劇場。
今回のテーマが宇宙をテーマにした映画といえばということで。
今月宇宙の日っていうのもあるようですけども。
9月12日かな。
いろんな宇宙に関連する作品がありますので皆さんエピソードを添えてメールファックスそしてSNSの方で送ってください。
20日日曜日までの受付となっておりますのでお待ちしております。
ということでこの時間三好合併のキャッチアップをお送りしました。
三好さんありがとうございました。
13:10

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