1. 三好剛平の福岡エンタメCatch Up
  2. 映画「オキナワより愛をこめて」
2024-11-14 13:02

映画「オキナワより愛をこめて」

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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感想

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スピーカー 2
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。三好さん、おはようございます。
スピーカー 1
おはようございます。
スピーカー 2
さて、今日は。
スピーカー 1
本日はですね、福岡はKBCシネマにて、来週末ですね、11月22日の金曜日から、
今のところ1週間限定で上映される予定になってますが、公表になったらもしかしたら伸びるかもしれない。
11月22日から公開になります、ドキュメンタリー映画、「オキナワより愛をこめて」という作品をご紹介します。
これですね、沖縄で70年代から活動し続けている女性写真家の石川真央さんというですね、
アフロヘアのめっちゃかっこいいおばちゃんがいるんですけど、この方を取り上げたドキュメンタリー作品なんですね。
この映画を通してですね、誇り高くて最高に優しくて最高にかっこいい石川真央というですね、
その写真家、その人物と初めて出会えたような感覚になること、
そしてそれが人生を変えるぐらいの出会いになってしまうことを約束したくなる。
本気でおすすめしたい一本ですね。
スピーカー 1
ということでその魅力をご紹介していきたいと思います。
まずはこの映画でフォーカスされる写真家、石川真央さんについてご紹介します。
石川真央さん、1953年沖縄県生まれ。
1971年にですね、労働者ストライキに参加したことをきっかけに写真家になるぞということを決意します。
で、74年には戦後日本を代表する写真家の一人である東松照明という有名な写真家いますけれども、
この東松照明の写真教室で写真を学びます。
そして翌年1975年から沖縄で米国の兵隊さん、米兵ですね、撮影するために
小座のテルヤのですね、黒人兵向けのバーで働き始めるんですね。
そこに集まる黒人兵とバーで働くホステスの女性さんたちを撮り始めるということになるんです。
ご自身もだからいわゆる働きながら撮っていくみたいな形なんですね。
で、以降半世紀にわたって沖縄を拠点に創作活動を続けていきまして、
沖縄に関係する様々な人物たちと時間を共にしながら現在まで写真を撮り続けているという、そういう写真家さんなんですね。
でも国内に限らず海外でも彼女の写真集は発表されていて非常に高い評価を集めているだけでなく、
2019年には日本写真協会賞の作家賞、そして2024年にはもうこれもう優秀正しいって感じですけど、
ドモンケンという有名な写真家の名前を背したドモンケン賞というものだったりとか、文化大臣賞というのも受賞されている。
そういうような写真家なんですね。
そんな石川真央さんという写真家を追ったこのドキュメンタリーなんですけど、
この作品の監督を務めたのも実はアーティストとしても活動していらっしゃるスナイリヒロスさんという方でいらっしゃいまして、
この方も10代からアメリカに渡ってアーティストとしてのキャリア重ねて、
日本人でありながらアメリカの名門美術大学で教鞭を取るなど非常に幅広く活躍されているようなそういう方なんですね。
03:06
スピーカー 1
そんなスナイリさんが数年前に石川さんがとある大学の講義に登壇された際に、
その圧倒的な人柄とそのエピソードの数々に圧倒されて、すぐさまこれはもうドキュメンタリー撮らないかんということで石川さんに撮影オファーしたところ、
もうこの石川さんって引っ張りしても気持ちいい人ですからオッケーだぞってすぐにオッケー出たんですって。
っていうことからそこから実になんと3年間もかけて沖縄に通い詰めて、
石川さんとともにじっくり時間を重ねながら信頼関係を結んでいって完成したのがこの映画ということになります。
ということでその沖縄より愛を込めてっていうのが、そんな石川真央さん、写真家の石川真央さんの繁盛をインタビューと、
あと彼女が撮ってきた無数の写真群を通して見つめていくことになるわけですけれども、
これが単純にその石川真央っていう人の人生だけを捉えていくものではなくて、
ちょっと観客が想像していた以上のところまで、どんどんこの映画ってこういう話とも見れるなみたいな、
すごいいろんな広がりのあるテーマを含んだ非常に普遍的なドキュメンタリーになっています。
まず彼女はそうやって先ほども紹介したように1970年代にまずカメラを向けたのが沖縄で暮らしている黒人兵たちだったんですね。
彼らが出入りする沖縄のバーで働きながら、彼らと親交を深めていきながら徐々にその写真を撮っていくわけですけど、
それと同時にさっき申し上げたように彼らをホステスとして迎える沖縄の女性たちにどんどん関心が移っていくんですね。
黒人兵たちと真剣に恋したり別れたりしながらとか、あるいは喜怒哀楽を本当に正直に表現したりとか、
無邪気にたくましく生き抜くこの彼女たちの姿というものにすっかり魅了されていくわけですね、70年代の石川さんは。
ということで撮影を繰り返していくわけですね。
その当時のことを振り返った石川さんの言葉がちょっとあるのでそこを引いてみると、
黒人を愛して何が悪い?黒人バーで働いて何が悪い?自由を謳歌して何が悪い?セックスを楽しんで何が悪い?
狭い沖縄で開き直って生きている街の女たちが私は好きだ。他人の目を一切気にせず生きてきた私だが、
街での生活は自由にやりたいように自分を信じて生きていこうと、私はますます世間の目を気にしない開き直る女にした。
ということで彼女たちとの出会いが石川さん自身も変えていくようなものになったということなんですけど、
しかしやっぱり当時、そして何なら現在もですけれども、そういうふうに発説として人を迎えてくるような、
そういう女性というのをやっぱり社会のどこかで見下して、売春婦とか言ってレテロを張ったりとか、
上から目線で決めつけてくる人というのもやっぱり少なからずいるわけですね。
そうした偏見とか差別に対して石川さんは劇中で、この映画の中で決然とこう言い切るわけですね。
06:04
スピーカー 1
この女たちの悪口は誰にも何にも言わせないということを言うわけですよ。
やっぱこういうようなスタンスを持っている石川真央さんなわけですけれども、
スナイリ監督は実はこの映画を撮る決意をしたというのが大学のシンポジウムだったというのはちょっとさっき話したんですけど、
そこでも実は石川さんめちゃくちゃかっこいいことをかましていて、
アメリカの大学教授が石川さんをゲストとして登壇をお迎えするときに、
彼女の撮影してきた写真たちを見せながら紹介するわけですよね。
その撮影してきた女性たちの写真を見せながら、
その大学教授がこれは沖縄の女性たちの戦いを記録した写真です、
なんて言って紹介しながら石川さんを呼び込んだんですって。
そしたら石川さんはその後、怒りをあらわにして舞台上に現れたって言うんですよ。
これ何かっていうと、やっぱり彼女が何に怒ってたかっていうと、
それはまずやっぱり彼女が撮影してきた女性たち、
その一人一人の人生っていうのを尊重することなく、
勝手に観念化して、抽象化して、
ただの沖縄のそういう人たちだっていうふうに取り扱ったことへの怒り。
であり、またその石川さんもこの後ずっとおっしゃっていくんですけど、
その石川さんが撮影してきたものは戦いなんかではなく、
愛なんだっていうこと言うわけですね。
いうことなんですね。
で、そういうふうにして愛を持って、
やっぱりその一人一人を見出していくっていう姿勢は、
実はこのやっぱり女性たちとの出会い直しっていうことだけじゃなくてですね、
石川さんは同時にやっぱりその黒人兵、
そして米兵っていう者たちともやっぱり出会い直していくわけですね。
バーで働き始めたその当時っていうのは、
もう見分けもつかないような、
もう外国人の群れにしか見えなかったその人たちが、
徐々にやっぱりやりとりを重ねていく中で、
一人一人の人間として付き合えるようになっていく。
そしていい時間も悪い時間も一緒に重ねていく。
そういう相手になっていくわけですね。
そういうことをやっぱり自分の中で積み上げていくと、
例えばその兵隊さんですから、
彼らがその戦場で場合によっては非道な行為に及ぶことっていうものがあるかもしれないんだけど、
それは決して彼ら個人の意思ではないはずだということを言うわけですね。
軍とか国家とか組織とか、
そういうものが命じるパワーに従うしかなかった、
その結果でしかないんじゃないかということをですね、
司会さんはまた同時に発見していくわけですね。
ということで、
そういうふうに黒人バーで働く女性たちとか、
黒人たち、米兵たちみたいな、
スピーカー 1
こういう抽象的な集団にレッテル付けをして、
勝手な思い込みとか決めつけを投影して、
社会の終焉に押し合っていくっていうようなことっていうのは、
この当時だけじゃなくて、
やっぱり現在においても、
もっと言えば現在においてこそ一層行われている卑劣な振る舞いだと思うんですけど、
こういうことに対して石川さんというのは、
とにかくカメラを向けるっていうこと。
そしてカメラを向けて出会い直して、
そしてその対象と時間を積み重ねるっていうことを、
09:00
スピーカー 1
愚直に一人一人と積み重ねていくことで、
出会い直していくわけですね。
そして一人一人名前を持っていて、
優しいところもずるいところも持ち合わせた、
この世にたった一人しかいない人間として、
彼ら、彼女たちともう一回出会い直していくっていうことを、
この人はやってきた人なんです。
ということで、
そういうふうに一人一人と、
その映画を通してその人たちと出会いを直す、
観客である私たちっていうのを取り結ぶのは、
やっぱり石川さんが撮影を通して見出してきた、
愛っていうテーマにやっぱり帰着していくんだなっていうのが、
やっぱりこの映画の印象なんですね。
やっぱり僕こういう今、
本当にいろんなことがある時代だからこそ、
この映画を通してこの石川真央っていうですね、
この写真家の一人の人間とですね、
どうか出会ってほしいと思うし、
僕自身も本当に心から大好きになっちゃった、
超かっこいいおばあちゃんだと思っているので、
この圧倒的な人物とですね、
皆さんにもぜひ出会ってみてくださいというね、
そういうご紹介でございます。
はい、映画沖縄より愛を込めてはKBCシネマにて、
来週末11月22日金曜日より公開で、
23日と24日の土日に関してはですね、
監督のスナイリヒロスさんがご登壇されるゲストトークもあるということなので、
ぜひ劇場ホームページチェックしてみてください。
スピーカー 2
さあそして、11月28日再来週になりますけども、
この時間は三好さんとこの企画をお送りします題して、
リスナー名作劇場。
スピーカー 1
イェーイ!
スピーカー 2
ということでね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
今月のテーマを三好さんから発表していただきたいと思います。
三好さんお願いします。
スピーカー 1
音楽が印象的な映画といえば?
スピーカー 2
ということで。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
映画のテーマソングになったものがあれば挿入歌であったりとか、
効果音的な使い方でとか、印象的なものたくさんありますね。
スピーカー 1
ちゃんとありますね。
スピーカー 2
好きでサントラ買いました。
はい。
スピーカー 1
結構無数にありますね。
スピーカー 2
本当ちょっと今ザーッと思い返しただけでも、
スピーカー 1
数えられないくらいありますよ。
スピーカー 2
結構ね、野球選手の入場曲みたいなもので、
スピーカー 1
映画の曲を使ってる人もいますよね。
ありますね。あるある。
そう。
スピーカー 2
ちょっとあえて言わない方がいいかな。
みなさんのちょっと思い浮かんだものを、
ちょっといろいろ教えていただきたいなと思います。
エピソードも添えて、
メールで gu.rkbr.jp
もしくはファックス0928448844まで送ってください。
音楽が印象的な映画といえば?
何を思い浮かべますか?
Xの方でもお待ちしております。
24日日曜日までに送ってください。
たくさんのメールお待ちしております。
ここまで三好豪平のキャッチアップをお送りしました。
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