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2024-09-05 13:02

映画「ナミビアの砂漠」

クリエイティブプロデューサー 三好剛平
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感想

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この時間は、日替わりのコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するCatch Up。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好剛平さんです。おはようございます。
さあ、今日はどんな映画を紹介してくれるんでしょうか?
今日はですね、明日9月6日金曜日から、福岡ではTJ博多やUnited Cinema、CanalCity 13で公開となる日本映画です。
ナミビアの砂漠っていう映画をご紹介します。
この映画なんですけれども、今、世界の映画界が注目する若手監督、山中陽子さんという女性の監督がいるんですけれども、
この彼女の待望の本格的な長編第一作であり、かつ話題の女優、河合優美さんを主演に迎えた作品でございまして、
これがですね、長編第一作でありながら、5月に開催されたばっかりのカンの国際映画祭で、見事、軽やかに国際映画評価連名賞を受賞してしまったと。
深井・軽やかに登場したって感じですね。大注目の一本でございます。
深井・この新感覚で魅力的なこの映画をここからご紹介していきたいということですね。
まずこの映画なんですけれども、その背景というかですね、いろいろ奇跡だらけなんですよ。
奇跡?
ミラクルだらけなんですね。
ちょっとそれを順にご紹介していきたいと思います。
まず監督の山中陽子さんなんですけれども、彼女、1997年生まれ、まだ現在27歳。
若いですね。
映画監督なんですけれども、今回のナミビアの砂漠という映画が、彼女が本格的に制作した長編映画第1作となるわけですけれども、
彼女はですね、遡ること7年前、ある一本の映画で世界から注目を集めてしまった破格の天才監督なんですね。
7年前って何歳だったんですか?
そうなんです。これですね、彼女は元々当時、映画を学ぶために日大の芸術学部に入学するんですけれども、
程なく中退しちゃいます。
その後、当時19歳だった監督が独学で制作してしまったアミコというですね、初監督映画があるんですけれども、
これがまず2017年のピアフィルムフェスティバルで観客賞を受賞して、それをきっかけにその後、ベルリン国際映画祭に出品されまして、
これはなんと史上最年少での出品が決まったということですね。
その後、香港、ニューヨークなど10カ国以上で上映されて、非常に世界的に注目される作家にいきなりガンとなっちゃうと、初監督作品がですよ。
しかも独学で撮った映画。
これはあまりにもみずみずしく魅力的だったもので、ニューヨークで上映された時は、あの坂本隆一さんをご覧になってですね、
映画にその後ですね、サンジのコメントをお寄せになったことが、とにかく破格のやっぱりみずみずしさと新しさがあったんですね。
で、その後いくつかの短編映画を撮られて、いよいよ本格的な長編映画を手掛けたのが、今回ご紹介するこのナミビアンの砂漠という作品になると。
まずここでもう既に奇跡がたくさんあるわけですね。
さらにね、そんな奇跡の新人監督山中さんに続いて、主演の河合祐美さんとのエピソードもかなり奇跡だらけなんですね。
で、河合祐美さん、もうね、今となってはテレビつけたらどっかに出てるぐらい、TVSドラマの不適切にもほどがあるっていうね。
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これすごい注目を浴びた不良娘役でね、素晴らしい存在感を発揮してましたけれども。
そんな彼女なんですけれども、もう近年間違いなく日本映画界の中でも一番の台風の目になっているような大注目の女優さんと言っていいと思います。
というのも、今年公開されている映画だけでもですね、親に虐待されてやがて社会の狭間に見落として行かざるを得なかった若い女性を演じた、
庵野事っていう映画が6月に公開されまして、これ国内でも非常に話題になりましたし、今海外でもですね、巡回する中で非常に高い評価を集めている。
そんな映画になっていて、その主演を務めていらっしゃったりとか。
あとですね、今絶賛公開中ですね、人気漫画の待望のアニメ化となったルックバック。
これでも藤野という役の主演2人のうちの1人ですね、の声優を務めているということ。
話題の作品を今も席巻しているだけではなく、とにかくここ数年評価を集めた日本の映画のほとんどに、
あ、これにも河合さん出てたんだっていうような感じで、河合さん絶対出てるんですよ。
そうなんです。とにかく高い演技力と独特の存在感で誰もが目を離せない女優になっているのが河合さんなんですね。
この河合さんなんですけれども、実は彼女が今のような俳優になるきっかけを得たのが、
他ならぬこの山中監督の初監督作品のアミ子との不思議なご縁があるんですよ。
そう、でこれね、当時高校3年生で、当時役者をやっと志しつつもまだ何者でもなかった単なる学生だった河合由美さんがアミ子を見に行ってるわけですね、当時のね。
で、その作品に魅了されて、うわぁいい映画だったなぁ、こんな映画大好きだなぁみたいなことを思ってた時に、
実は劇場でそんな彼女を見かけた別の映画監督が、河合さんに声をかけて、映画を撮った。それが彼女の映画デビュー作になったんですよ。
えぇ、ちょっと待って。
で、さらにそんな形でまさか役者への道が開けるなんてって言って驚いた彼女は、たまらず山中さんに手紙を書くんですよ。
こんなことで、アミ子を見に行ったおかげでこんなことがありました。で、私はいつか女優になるから監督の映画にいつか出してくださいねっていうね、手紙を出してくるんですよ。
で、そこから数年後、ついに念願叶って形になったのがこのナミビアの砂漠画です。
かぁーすごいですね。
すごい奇跡巡り合わせ。
で、そんな本作が先ほども紹介したように今年5月にはカンヌ国際映画祭で監督週間で国際映画批評家連名賞を受賞するっていうね。
やったー運命。
すごいですよね。
すごいですね。
そう、だからね、やっぱね、これぐらいの奇跡がですね、もう詰め込まれた大注目作品っていうのが今回の作品なわけですね。
で、前置きが長くなりましたけれども、ここから映画の中身でございます。
まずはあらすじからです。
世の中も人生も全部つまんない。趣味も夢も特になく、普段は脱毛サロンで働きながらやり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている21歳の女性であるカナ。
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これが主人公ですね。
で、彼女は優しいけど退屈な彼氏、ホンダ君から自信家で刺激的な林君に乗り換えて、まあ新しい生活を始めるんですけれども、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。
もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうかっていうような、まあそういう映画になるわけですね。
で、この映画もとにかくね、いろんな魅力があるんですけれども、まあ時間の限りがあるので2つに絞ってお話ししたいと思うんですけれども。
まず1つは、まあとにもかくにもね、このやっぱね、主人公のヒロインとなるカナっていうキャラクター。
そしてそれを演じるね、可愛いユミさんの圧倒的なもう存在感。
すごいんですよ、ほんと。
で、これあの映画のキャッチコピーなどにも列挙されているんですけれども、このカナっていうキャラクターが意地悪で嘘つきで暴力的。
平然と二股恋愛もするし、誰に対しても悪びれることもない。
非常に奔放な側面があるんですけど。
ケドイ奴じゃんって思っちゃうけど。
そうそうそう。なんだけど、かたや、なんかそういうところは結構礼儀通すんだとか、そういうとこちゃんと謝れちゃうのねみたいな。
なんかね、不思議なバランスの新人類っぽいね、憎めないキャラクターなんですよ。
でもやっぱこれおよそ2024年以前の映画だったら、このキャラクターに存在感というか実存感みたいなものを与えることすらも相当難しいバランスのキャラクターだったと思うんですけれども。
これをとにかくもうね、画面から目が離せないぐらい魅力的に愛されるリアルなキャラクターに仕立ててしまう。
これやっぱね、かわいゆみさんの存在力そのものですね。すごかったです本当に。
で、たぶんね、おそらく誰もが映画でこんな人間の表情見たことなかったなみたいな顔とかもするんですけども。
なんかね、それがね、でもやっぱりそれが過剰な演技にも見えないんですよ。
絶妙なチューニングでやっぱりそこのキャラクター、難しいキャラクターにめちゃくちゃ存在感を与えている。
で、もっと言えばやっぱり彼女が画面の中をね、本邦に動き回るんですけども、なんかその運動自体からもう目が離せない。
やっぱりね、映画は人間の運動を見るものでもあるから、そういうところでもですね、なんかね、新手の動物を見ているようなですね。
深井・新種な感覚なんだ。
すごいんです。だからね、やっぱりこの存在のあり方、この身体のあり方みたいなものをやっぱり抜群な映画として成立させる河合由美さんっていうのは本当にすごいなと思います。
だからやっぱりもうこれ世界で間違いなく今後河合さんの代表作になっていくような作品になると思いますね。
そしてもう一つは、やっぱりその河合さんを含むこの物語、このキャラクター、全てをやっぱり成立させる山中監督の手腕だと思いますね。
で、例えばそのカナっていうキャラクターが今までご紹介したように、非常に本本なところがあるわけですけども、映画の中の登場人物でありながら、およそ物語の都合で動いているように全く見えないんですよ。
もうなんかね、映画を飛び出して、まるで自我を持っている一人の女性が、もう映画飛び出して勝手に動き回っているのをただ見届けるしかないみたいな。
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そんな感じを印象与えるぐらい。だけどやっぱりそれが抜群に面白くて楽しい。そういう風な映画に仕立てるだけの演出力があるっていうこと。
さらに言えば、やっぱりカナ以外に登場する彼氏たちだったりとか、同僚たちだったりとか、それの一人一人の人物造形が、やっぱりね、2024年の感覚ってこんな感じかもっていうぐらい、
なんかね、今までの使い古されたキャラクターとは全然違う、独特のやっぱりバランスの存在感、リアリティがある。
やっぱりね、この辺の新世代の感覚というかね、今すっげえ新しい映画を見てるっていう感覚が本当にあるんですよ。すごいです。
これなかなかね、言葉では説明しづらいんですけども、とにかくやっぱり2024年の若者たちをこれほど生き生きと、どこか危うっかしく、だけど鮮やかで爽やかに描き出すことができてしまったっていうことに圧倒されるし、
誇張ではなくて、本当に多分数十年後に2020年代の若者、日本の若者たちの空気を描き取った作品ということで、この映画は間違いなく何度も多分ね、紹介され続けると思います。
すごいと思いますよ。で、映画が進んでいく中でその浮かび上がってくるキャラクターの内面の声とかっていうのもやっぱり非常に現代性もありますし、軽やかに観客を翻弄しながら一気に引き込まれ続けるようなそういう作品になってますので、
俺もうね、9月6日からいよいよ明日からですけども、ナビミヤの砂漠絶対見といた方がいいと思います。後で自慢できると思いますよ。必見でございます。
はい。さあ、そして再来週、ちょっと先ですけども、19日の木曜日のこの時間は三好さんとこちらの企画をお送りします。題して、リスナー名作劇場。
8月はあなたが夏に見たくなる映画といえばっていうテーマでお送りしましたけども、たくさんね、リスナーの方から感想も寄せられましたよね。
はい。で、今月のテーマを三好さんから発表してもらいたいと思います。
はい。今月は食欲を刺激される映画といえば、でございます。
美味しそうなんだよな、これとかってね、ありますよね。
秋ですからね。
お料理だけじゃなく、厨房のシーンとかも。
ありますよ。
本筋とは全然関係ないんだけども、なんかこのシーンが美味そうで印象的なんだよなとかね、いろいろありますよね。
それをぜひお寄せいただきたいと思います。
あなたにとって食欲を刺激される映画といえば何でしょうか?エピソードも交えてお送りください。
メールgu.rkbr.jpでお待ちしております。
ここまで三好豪平のキャッチアップをお送りしました。三好さんありがとうございました。
ありがとうございました。
落語家の立川翔司です。
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