特集.カルチャープログラム NOIZ NOIZ NOIZ FM、本日は、現代メタル通信の2026年5月号をお送りします。
本日も、s.h.i.,和田信一郎)+清家咲乃さんをお迎えしてお送りしてまいります。
ということで、本日もよろしくお願いします。
いつも冒頭で言い忘れるんですが、この番組もYouTubeでせっかくやっておりますので、
チャンネル登録や高評価などもしていただいて、応援していただければというのと、
それから概要欄の方にお便りフォームというのも設けてありますので、
番組の感想ですとか、ご意見・質問・リクエストなどもお寄せいただければ、
なるべくお答えしていきたいと思いますので、どしどしお送りいただければと思います。
ということで、本日のテーマでございますけれども、
先月、最後の告知コーナーみたいなところで、和田さんが自分の告知でもないのにおっしゃってくださった
ネバーサレンダーホスピタルフェスVol.2ですね。
これについて今回は特集してみようと思います。
まず、そもそもこのネバーサレンダーホスピタルフェスというのがどういうものかということからご説明しますと、
まず第1回が、あれはもう一昨年になるのかな、2022年。
ですよね、24年の4月6、7ですね。
うん、ですね。第1回が開催されたもので、
その時はニュークリアオーナウというホスピタルというレーベルと、
それから日本のセックスメサイアというブラックメタルというのかな、
バンドだったりといった方たちで開催された、非常にアンダーグラウンドなメタル・イアノイズのフェスだったわけなんですけれども、
蓋を開けてみれば動員もなかなかよく、
あと会場が大阪のオリラホールという比較的新しくできたスタンディングのちょっと大きめの箱くらいの感じのところだったんですけれども、
人の入りほどよくにぎわっている感じもありつつ、結構キチキチした感じにもならず、場所としての居心地も非常にいいみたいな感じで、
僕と和田さんは前回フェス行っているわけなんですけれども、
この2人とも非常に満足感のあった催しであったということで、今回も第2回ぜひプッシュしていこうという感じで考えているわけです。
ただ我々がプッシュしなくても売り切れること自体は間違いがないので、
できるだけ日本の方が来てほしいなということで、特集を行わせていただいております。
できるだけ日本の方が来てほしいって言ったのは、前回オリラホールという会場は東京で言ったら大石巣あたりの2階を広げてすごい安くしたような感じで、
だいたいキャパ1300ぐらいなんですかね。それ完売したんですよ。
完売して大体95倍ぐらい海外からのお客だったという、もう本当に海外フェス行っているような気持ちになるよ。
大体日本の人50人ぐらいいないのかな、で大体みんな知っている。
この手のライブ行ったら会うような。
例えば明日の除去のギタリストの東陸さんという方、初日が大阪で明日の除去のライブだったので2日目だけ行ったりとか、そういった感じの参加客だったんですけど、
本当にアンダーグラウンドっていうかブラックメダル関係の文学ですごい重要なラインナップが前回も今回も集まっているやつなので、
それを目撃する人は是非日本に住んでいる方も増えてほしいなということでよろしくお願いします。
まずやっぱり見どころとしては、最初に言いましたけど、
今回3daysにボリュームアップしているということで、
今回は主催というか、レーベルがもう1個増えてるんですよね。
アイアンボーンヘッドっていうレーベルが増えてるわけなんですけども、
こちらのところからちょっと触れていっていこうかと思うんですけれども。
でも前提知識として、こういう系統のお手元の詳しみ方みたいなのを
どうしても初心者向け的な紹介は絶対できないようなマニアックな本学生なので、
まずその辺りに興味を持っていただく入り口みたいなのを提示できればなと思っております。
ブラックメタルって歴史的なことをざっと言うと80年代の初めぐらいにベルモが出て、
ものすごいアライムスで過激な、ちょっと悪魔的なカッコスケ的なことも含めて、
でもリフとか演奏はぶっ壊れ気味なんだけどすごいかっこいいっていう風な音像を示した上で、
それは北欧とかの方で世界各地で過激に拡張していったバンドが、
いわゆるファーストウェイブラックメタルとして80年代ぐらいに益まれていて、
それに移転したのが90年代初期のノルウェーの、いわゆるセカンドウェイブのブラックメタルっていう風な流れがあるんですけど、
そのセカンドウェイブのブラックメタルはクラフトロックとか電子音楽とかもすごい好きで取り込んできたバンドがいるから、
ノイズ方面にもすごい親和性がある、ここに拡張していて、
メタルって今は割と様式名とか言われますけど、そういう方面も一応ブラックメタルにはあるんだけれども、
むしろ表現力使用していいみたいな、すごいことやってればもう貸してみたいなことで。
それからブラックメタルの取り物ギター的なものが、
例えばスラクシーメタルとかグルグルメタルみたいな硬い方面じゃない、
霧のようなちょっとぼやけたとか柔らかい質感を持っていたからこそ、
ノイズとかの方にも接続しやすくなっているっていう特性もあって、
ファーストウェーブの崩壊スラッシュとか言われるようなものとか、
それからホスピタルで出てくるようなノイズ方面とかにも相性が良くて、
男女審査とかもそうですけど、そこら辺をつなぐものとして、
ファーストウェーブ、セカンドウェーブよりもものとしての文脈をかき集めたのが今回の、
それから前回のニュークリアウォーナー、またはネバサレーダムのホスピタルフェスだというものだと思っていただければいいと思います。
今回の特集からの趣旨から外れるんですけど、こういった特性というのは、
いわゆるポストブラックメタル以降のものでもあって、
ブラックゲースとか、それから最近M1アンビエントとかにつながるような、
ディフェブン以降の様々なバンドとかも、
音楽的確証ができているのも、ブラックメタルのこういう、
さっき言ったギターの質感みたいなところが関係しているかなって思うんですけど、
それはそれとして。
ちょっとマニアックな話なので、参考文献。
ディスピニオンの新宿のメタル館の田村直樹さんという方がいて、
ブラックメタルのディスクガイドの本をディスピニオンから出しているのがありまして、
それがディスピニオンのフリーペーパーを取り入れた、
すごいセカンドウェーブとかあたりの文明コンパを思いっきり求めて、
始めの時期に出してくれた名著なんですけど、
その人がコラム連載したやつをまとめて、
異常メタル愛好壁っていう本があって、
多分カーカスの下愛好壁ってやつの文字にだと思うんですけど、
オビアのオキテ・ポロシシャ、カーカスの大好きな人が書いてるようなやつで、
これがさっき言ったようなファストウェーブからセカンドウェーブに、
南米とか東欧とかそういった本も、
ドラムが叩けてなかったり、
テンポが全体的に合ってなかったりするんだけど、
その崩壊具合がすごい勢いで出してるっていうような。
コアンのスラッシュメタルファンから愛されてる文脈があって、
それがファストウェーブ的な需要なんですけど、
そういったものを完璧に網羅してる本があって、
自分これ6月に出るレコードコレクターズの書評で書いたんですけど、
そこに手に入りやすい本としては唯一まとめてる本はこれなので、
このフェスに興味を持っていただいた方は今回の番組に加えて、
これをアップデートしていただけると分かりやすいかなって思います。
みたいな感じで、そうですね。
大体の流れはこういう感じなので、
あとは格論的にプレイリストとかと照らし合わせてお話しできればなと思います。
了解しました。
そしたらあれですかね、
ちょっと3daysありますので、
個別にプレイリストとも参照しつつ見ていきたいと思うんですけど、
さっき言いかけましたが、
今回3日間になって、
初日が主催の方で新しく増えたアイアンボンヘッドというレーベルの日になってるわけなんですけども、
こちらっていうのはどういうレーベルなんですかね。
レーベル的に全然詳しくなって申し訳ないんですけど、
音楽性的にはいわゆる崩壊スラッシュ的なやつがメインかなって思います。
それでしかも割と世代が若いバンドが意外と多くて、
ペンダグラム、チリっていうのは、
ペンダグラムってドームメタルの方にすごい名バンドがいるんですけど、
チリにもペンダグラムっていう素晴らしいバンドがいて、
初めの頃に出したデモがすごい名作なんですけど、
それの再発に中村康のシンインベアリーがライナーを持って書いてたりして、
音楽的には、例えばポゼストっていうデスメタルの草分けとか、
それからファーストウェブブラックメタルの草分けみたいに言われるバンドがいて、
ポゼストってアメリカのバンドなんですけど、
ギターはめちゃくちゃ上手いんですけど、ドラムは全然叩けてないことによって、
もつれながら突っ走っていく印象が出てて、
そのギターがプライマスのとかブラインドイリュージョンの
ラリー・ラノーデっていう人だったりするんですけど、
上手さとリアニーの歴史だっていうふうな振り込みが出てて、
バンド全体として演奏がぶっ壊れてるんだけど、リフとかすごい高度だったりする。
それがモービー・ダ・エンジェルみたいなバンドに影響を与えてたりするっていうのがあるんですけど、
そういったところからホワイトエッセンスを得ている感じがありす、
ベロム・バソリー・ラインの発展権みたいな感じもする。
すごい面白くかつ邪悪でかっこいいバンドなので。
プレイリストに入れさせていただいたのが、一番初めのデモの一番初めの曲です。
最近までサブスクないかなと思ってたんですけど、
ちょっと前に見たら見事に入ってたので、思い出させていただきました。
これは87年もののやつですね。
これぐらいの年だったらスラッシュメダルっていうのは、
一般的な認識ではピークを過ぎ去っていくみたいな印象でもあるんですけど、
でもファースト・ブレイブ・ブラック・メタン的な印象だと、
逆にこの辺りからは少なくなっていくっていうふうな流れなので、
そこら辺の雰囲気も感じ取れるかなって思いますね。
この日の1日目の一番初めに出るバンドではないんですけど、
トリウムもないんですけど、
多分世代的にはこれが一番古いかなっていう感じで一番初めに入れました。
なるほど、はい。
そうですね。
基本的にこの感じをベースに考えていけば、
あとは受け取りやすくなるかなとは思いますね。
結構ブラックメタルのスカンドウェーブ的なものを好む人って、
こういう南米のスラッシュのブラックとは見分けされてる気がしてて、
このフェスというより南米系、ベスチャル系っていうのが好みな人が多いと思うんですけど、
でも最初に南米ブラックってどうなってるのか聞かれると、あんまり把握してないなって。
なんか一般的な認知度で言うと、
例えばアントロポシウムみたいな、サンバブラックメタルとか言われて、
去年話題になった、リトルミジクルがすごい高いところで透けてる。
自分もこの間シンプルなDMでいただいて素晴らしいなと思って聴いてたりしたんですけど、
そういうポストブラックメタル方面の方が今むしろ有名かなと思いますね。
南米ブラックメタルっていうと。
わりとファーストウェーブ的な気合みたいな、意境みたいなところは通じると思うんですけど、
あんまりブラックメタル、ファーストウェーブよりの感じだと、
マニアの領域が限られているとはと思うので、
昔風の認知されてないかなとは思ったりもしますけど。
みたいな感じなので、ただファーストウェーブ的なブラックメタルで言うと、
このフェスには来ないんですけど、サルコファグとか、
たくさんの公演で呼んでくれたりしてるのがすごいんですけど、
8月かなあれは。
これは調べていただければいいと思うんですけど。
演奏、言われるほどぶっ壊れてはいないと思うんですけど、
高速のスラッシュビートがほとんどブラストビートみたいに聞こえる感じのやつをかなり早い段階で出して、
そういったところにSEGAのウェブの人たちの影響を受けてるっていうバンドが結構南米ではいたりすると思います。
そうですね。
それで言うと、今回はそれで言うと、
でも若いバンドも結構いるってことなんですかね、このアイアンボンヘッド勢は。
上の方に乗ってるバンドって意外と若いって言っても、
80年代、90年代を基準で言って若いわけじゃないですかね。
ただインプリティも結構結成88年ではあるので、
長いかなと。活動してない時期が割とあったっていうのはありますけど。
割と80年代、90年代すごいカット名作を出した後、
もう何十年間ぶりに復活してくるっていう人たちが結構いるので。
なるほど。
意外とオーストラリアが多いんですね。
この初日で言うと、
初日だけじゃないです。
オーストラリアのいわゆる、
最近の感覚で言うとディスノート・デスメダル的な
不協和・デスメダル的な文脈で語られる人たちが
割と入ってるのが面白いポイントでもあって。
このインペシャス・リチャールって
ポータルのベースドラムの人がポータルに入る前から組んでるバンドで。
ポータルっていう不協和・デスメダルの世界で
すごい重要な、ここ数年あんまり活動してない感じのバンドがいて、
それ自体は昔来たことあると思うんですけど、
しばらく来てなくて、
ただそのメンバー2人が組んだバンドが来るっていうところで、
すごいマニア的に熱い感じもあったりしますね。
それから、これ3日目に飛んじゃうんですけど、
スターゲイザーっていう本当に知る人と知る
プログレッシブ・デスメタルバンド的なのがいて、
ツイッターとかで見ても、数人すごい熱い反応かもしれないと思いますけど。
自分もレコードボーイとかディスピニューオンとかで
昔買ってたのが、こんなとこで来るんだって思ったりするのがいて。
これは演奏汚くないんですけど、曲がすごく複雑で謎で面白いです。
あれですかね、仏教っぽいじゃんけんの?
はい、そうです。
なるほど、確かにカルト人気が悪いね。
プログレッシブ・デスメタル的な感じなんだけど、
レコードボーイとか方面のちょっとオールドスクール・デスメタル好むような
ディスロニーが取りやすかったりする感じのバンドなので。
なるほど。
今言ったインピリティっていうと、それからボビダっていう、
これも初日の一番上に載ってたやつで、
これは割と崩壊系スラッシュメタル的な、
でも比較的若めの。
比較的若めですね。
崩壊系スラッシュメタルっていうのが何がいいのかっていうことを
本当に皆さんもぜひわかってほしいんですけど、
昔は割とB級とかZ級とかって言われてた感じの、
例えば初期のソダムとかデストラクションみたいな感じの、
全然弾けたりしただけでないっていうことが、
完全に悪いポイントだけに捉えて、
80年代とか90年代のバンドだとものすごく評価が上がってたような
作品があったと思うんですけど、
むしろそういう崩壊してるっていうか、
ぐちゃぐちゃになって突っ走っていくような勢いとか、
ヨレ感みたいなものが、
割と積極的にリアルタイムで評価してる人たちがいて、
それから演奏はぐちゃぐちゃなんだけど、
よく聴いたらすごいセンスがいいっていうのがあって、
先ほど挙げたこの本とかだと、
昔の感覚、B級とかZ級とか編曲とか、
そういった言葉を用いつつ、
でも本当に受信にいいと思ってくださってるんだろうなっていう気持ちは伝わるんですけど、
でもB級とかZ級っていうフィルターを外して評価することができる人が、
どんどん増えてきてる感じがあって、
このネクリアゴーナーホスピタルとか、
ネバーサレンダーホスピタル、
多分そうやってストレートにいいと思って評価できてる、
この本の世代の人たちだと思うんですよ。
前回出たブラスフェミとかいうバンドとかも、
本当に黒人メンバーが2人いる、
高階級グラインドコアよりブラックメタルっていう、
フランス、カナダか、
フランス出身っていうものすごい複雑な成り立ちを持ってる人たちなんですけど、
でもこの間、ネクリアゴーナーを生で見たら、
昔のぐちゃぐちゃ感はそのままに上手くなってるっていう、
ものすごい演奏をしてて、
アナロギーとかソウルミュージックとかでいうと、
ネゴソウルみたいな、
ちょっとヨレがあることがむしろニュアンスを深めてるみたいなことを、
結果的に意図してかせざるを得てしまってるのが、
いわゆる高階級スラッシュメタルとか、
ファストウェイブラックメタルっていうふうな観点が成り立つと思うんですよ。
たぶんそういったものを積極的に評価する場になってるのが、
このレッスンが捉えてる部分だけだと思ってまして、
そういったことが、
特に始まりのことを、
たぶんこのアイアンゴーヘンドの4月9日のデイワーナーじゃないかなって、
個人的には思っております。
っていう感じですかね。
プレリスト的には。
2日目がホスピタル・デイっていうことになっておりまして、
ノイズ中心ではあるので、
メタルリスナーの方からすると、
ちょっと遠遠く感じるかもしれないんですけど、
前回も結構僕の知り合いでも、
丸一日ノイズはきついなみたいな感じで、
ゆっくり行こうかなみたいな感じになってた方もいたんですけど、
ノイズと一言で言うというよりは、
割と多様な音楽性が結構揃っている感じで、
ジャンルの幅広さというと、
むしろホスピタル・デイの方が幅は広かったなっていうくらいの感じだったので、
そういう意味でも今回もホスピタル・デイ、
やはりメタルリスナーの方にもぜひ、
こういう機会でもないと聞けないようなものも多いと思うので、
ぜひ行ってみてほしいと思うわけなんですけども。
この辺に関しては多分大久保さんの方が詳しいと思うので、
ノイズ関係のことを説明いただけると助かります。
ラインナップにDJの方いるのは、
日本とかなんですかね、
それとも例えば別フロアで回してるみたいな。
前回はセパルティアのイコール・カバレラが2階でDJしてて、
本当にノイズアンビートセットにむしろシナモンをかけるようなやつ。
そういう感じなんじゃないかなとこれは思うんですけどね。
別フロアにブースがあって、
転換でプレイしてるみたいな、
そういうイメージなんじゃないかと思います。
前回の雰囲気からすると。
じゃあノイズなりに疲れたらそこで休憩しつつ聞けるみたいな。
そうですね。
これで安らげるっていうのはなかなか試されてる感じが、
安らげるんですけど。
そもそもこのホスピタルプロダクションズっていうのが、
前回も今回も出演もしているプルリエントっていうのをやっている方が
主催しているレベルになるわけなんですけど、
基本的にはインダストリアル、
いわゆるメタルリスナーから伝送するのは、
いわゆるインダストリアル・メタルっていうイメージがあると思うんですけど、
それ以前の、
ざっくり言っちゃうと電子音と金属音で、
ノイジーなんだけども、
ある程度シンプルなビートがあるようなものっていうかね、
そういうようなもの。
プルリエント自体も割とそういうスタイルですけども、
そういうものを中心としたレベルで、
今回やっぱりその流れで言うと一番見どころはホワイトハウスっていう、
イギリスのバンドが、
活動をほぼ解散状態だと思われていたのは、
突然復活してっていうことで、
もちろん田本さんという、
インダストリアリー関係のディスクガイド、ディスクユニオンから出されたりもしている方が、
こないだご自分のYouTube番組でホワイトハウスについて語る回っていうのを、
本当につい先日アップしてたんですけど、
その時に実質的にもう解散したような状態ですね、みたいなことを言ってたら、
その翌日くらいにこのフェスが発表されて、
本人も持田さんも大変びっくりしていたみたいな感じのものなんですけど、
ホワイトハウスっていうのは、
パワーエレクトロニクスって言われるジャンルの、
師匠みたいなユニットで、
パワーエレっていうのはどういうものかっていうと、
ざっくり言っちゃうとノイジーな電子音に、
暴力的だったり、
政治的に過激で挑発的なことだったり、
あとはポルネポルノ的なことだったり、
そういう露悪的で過激な歌詞を叫ぶみたいなボーカルが乗るっていう、
シンプルなスタイルで、
特にホワイトハウスはひたすらそれでやってきたみたいな方たちなんですけども、
80年代にペーター・キュルテンっていうドイツの有名なシリアル企業が、
キラーがいるんですけど、
それのジャケ社にあしらったシリーズを出していたり、
あとは90年代にはトレバー・ブラウンっていう、
イラストレーターというかアーティスト、
これも割とエロティックかつ暴力的な感じの画風の作家さんですけども、
その人のジャケで、かつスティーブ・アルビニ・ロクオンっていうので、
90年代には結構連作みたいな感じで何作も出していたりっていうような方たちで、
結構なちっぽいアジテーションみたいなのを、
本人たちは後にあれはパロディーとしてやってたんだみたいなことを言ってはいたんですが、
そういうのは結構マジに取られてボイコットされたりみたいなこともあったりみたいな感じで、
近年は別ユニットのカットハンズっていう、
もうちょっとベースミュージックっぽいものに活動の重心を移しているのかなという印象で、
それで来日したりもしてたんですけど、
というような感じだったのが、ここへ来て突然の復活ということで、
結構界隈は騒然としていたという感じですね。
そういう漏悪的だったり挑発的だったりするメッセージの感じっていうのも、
ある意味ブラックメタルにも通じる部分もあるのかなとは思うわけなんですけど、
そういうもので言うと、これもまた前回も出演していたラインクラフトっていう日本のインダストリアルユニットがありまして、
これは男性一人で、電子音のトラックプラスメタルジャンクパーカッションみたいな感じの演奏する方なんですけど、
この方も結構政治的な味ビラを会場で配布し、さらに。
まいりましたね。
かつ背景にも、右寄りのテロリストの写真とかを大量に足あった映像を流してみたいな感じで、
それをいいと言っていいかどうかは非常に困る発言なんだろうな。
どう言っていいか困るところはあるんですけど、ただ強烈であることは間違いないっていう感じのパフォーマンスをしている方で、
今回はちょっとね、僕もよく知らないんですけど、
ブラックメタル系のバンドとのコラボレーションみたいな形で出演するようです。
なんか前回は、確か自分が書いた感想のツイートによれば、
ケスメイザン事件あたりにモチーフとした感じでやったみたいで、
でもこの日一番すごかったです、ラインクラフト。
ちょっといいと思っていいのかわかんないんだけど、感動するっていうようなパフォーマンスです。
あとは日本勢で言いますと、
ちょっとこれは和田さんがプレイリストにも入れてくれましたが、
コラプテッドですね。日本のドゥームメタルとざっくり言えば言えなくもない、
非常にヘビーで遅いバンドではあるんですけど、
そもそもメタルなのかっていうところもちょっと微妙ではあるんですけど。
これはある程度語れるので言うと、
ここのプレイリストに入れたのはヌース・グラッシュっていう、
これも名バンドなんですけど、
ノースプリットのみがサブスクリーンにあったので入れたんですけど、
これに関して言うと、なんかワイト・キャリティック・フロストとか、
それから例えばウィンターみたいな、ルームレスとか、
ちょっと何だろう、あそこら辺のひねったリフがあるんですとスラージーメタルにした、
スラージー公演をするような感じの20分近くの曲があって、
コラボで撮っていったら名番がエル・ムンド・フィオっていう、
冷たい世界っていう役のやつですけど、70人分にわたる、
ちょっとフィネラルドゥーム寄りのちょっとアンビエントのやつを、
すごい素晴らしい高精力で聴かせる。
歌詞がこの辺りが日本語になったんですかね。
そういう名番があって、
ちょっとサブスクとかバンドキャンプでもないので、
リスクを読んでそこそこ休めるだけで買えると思うので、
ぜひ、一応YouTubeにもあるので聴いてみてほしいんですけど、
そういった感じの、
関西ですかね、関西の方面ですごい伝説的なバンドとして、
アカペライスっていうバンドが、
最近わりとアルバムを出していて、
今挙げた2つの作品の、
カリスマ的なボーカルの人たちと変わってしまったんですけど、
今もいいので。
どんな編成が来るかわからないんですけど、
本当に見れる、近年では数少ない機会なので、
ぜひ見たいなという感じですね。
そうですね。特にこの人たち、
メディアにも乗らないですし、
今も言ってサブスクやバンドキャンプにもないですし、
インタビューとかも基本受けないみたいな方たちなので、
結構、接する機会も少ないとは思うので、
ぜひこの機会にという感じではあると思います。
同じく日本のノイズで言うと、
今回はCCCCというですね、
こちらも80年代末かな、
90年代前半くらいからに活動していた、
日本のノイズバンドで、
ひなまゆこさんという、
日活ロマンポールの段階に出演していた女優さんと、
あとは長谷川ひろしさんという、
この方は後にアストロというユニットで活動したりもしている方で、
あとは長久保隆一さんというのかな、
これはベーシストですね、確か。
あとは昔はインキャパシタンスの小坂井さんも、
メンバーとして参加していたはずなんですけど、
今回発表されているラインナップには、
小坂井さんは入っていないようですが、
90年代に割といわゆる、
ジャパノイズの結構代表的なバンドの一つとして、
海外でもかなり高い評価のあったバンドで、
これもね、アルケミーレコード、
非常会談の長々ひろしげさんの主催するアルケミーレコードで、
90年代にはグッドアルケミーシリーズという、
日本の当時代表的なノイズバンドをリリースするシリーズがあって、
そこなんかでも出ているので、
それはまだ比較的中古で見なくもないかなという感じではあります。
なるほど。
特徴としては、いわゆるジャパノイズなので、
メルツーバウ的なハッシュノイズに近いものではあるんですけど、
ひのさんというのは鉄板とかを使ったパフォーマンスが非常にかっこいいので、
まずライブでも楽しいと思うのと、
サウンド的に言うと長谷川さんが結構、
コズミック電子音的なものを多用してくるので、
ハッシュノイズの中にも、
そういう宇宙再現感があるみたいな感じなので、
みたいなところが特徴だと思います。
そうですね。
ホスピタルで言うと、
有名どころばかりではありますが、
僕がわかるところで言うとそんな感じですかね。
はい。
なんか去年は、
ワイトノイズメインで、
それから多分ブラックメタル経由でやるダンジョンシンセとか、
ダンジョンシンセっていうのは、
メタルニスなにもあって、
わかりやすいように言うと、
こういうことを言ってわかる人はすでにいると思うんですけど、
例えばエンペラーのシンセ部分だけ抜いたような、
80年代とか90年代のロードプレイングゲームの
中世後式みたいな感じを、
シンセだけでやってるような感じのやつとか、
それから多分これもブラックメタル経由で、
いわゆるネオフォークとか、
そういったバンドがメインで、
あんまりメタル成分なかったんですけど、
割と増えてて、
さっき岡本さんがラインクラフトのとこ行ってくださったやつも、
そのあちこちブラックテクトルもそうなんですけど、
今言ったダンジョンシンセの草受けである、
モーディースっていうノルウェーの、
本当にセカノリウムの初めの頃から活動してる人とか、
これはメタルじゃないかどうかは安心ですけど、
その下にインテスティンバーリズムっていう日本の
本当に名バンドがいて、
割とメロディックデスメタルと、
オールドデスメタルの合間みたいな名作を見つだしてる、
素晴らしいバンドがいて、
割と最近バンド活動を控えてた感じだったみたいなのが、
また再始動してやってくださるということで、
プレイリストにセカンダーアルバムの2曲目出す、
入れましたけど、
これは多分一番聴きやすいと思いますからね。
メロディックデスメタルの周りでも、
メロディス好きな人はいいんです。
インテスティンバーリズム好き多くて、
本当に日本のメロディスで言うと、
サーペントとかそういうめちゃめちゃ臭いメロディスとかにも
全然通じるようなリスがめちゃめちゃメロイので、
なんでこの日なのかって結構不思議な感じもあるんで。
去年サバダとか出てたことを考えるとアビゲイルとか、
そういう意味ではメタルバンク的なところと
合わせられないのではないかなとは思うんですけど、
なぜ2日目なのかはちょっと分からないですね。
でも本当に圧倒的に聴きやすく、
これ目当てで来る人もしかしたらいるかもしれない。
いなくはないかなと。
インテスティンバーリズムは個人的にいいと思っているのは、
ちゃんとリフが引っかかりがあって面白い、
面白いというかかっこいいことで、
メロディスってイングウェイからブルース成分を抜いたような
つまんないという語弊がありますけど、
引っかかりの薄いリフを繰り返してオーケーとするようなものが
フォロワー的なバンドリアンもすごく多くて、
それがちょっとあれなんですけど。
でもこれはリスメンバーあたりのスウェーデンシーリスメタルに
カーカスとかそれからユメミマスあたりのメロディックで
組み合わせています。
その両方を損なわず強いものを出せている素晴らしいバンドなので。
だから割と初期のブルータリー・レスメタル的な引きかかり、
質感もあったりしつつ、全体的にメロディアスさっていう
すごい稀なバンドなので、
ぜひこのフェスに行かない人も知らなかったら、
もし知らなかったら聴いてみてください。
みたいなのはとりあえず2つ目ですかね。
そうですね。ちょっとあとちらっと補足というか、
今回のラインナップにはいわゆるネオフォークみたいなのは
ちょっとなさそうではあるんですけど、
ついでなのでお話ししておこうと思うと、
ネオフォークって今ブラックメタル流れとおっしゃいましたが、
ノイズインダストリアル流れでもネオフォークって言われるものがありまして、
それもカレント93とかちょっと有名どころで言うとあるんですけども、
結構インダストリアルの人たちって、
いわゆる近代文明批判みたいな流れからペガニズム、
キリスト教以前の信仰みたいなものですね。
そっちの方を思想的に持ってきて、
儀式的な要素をライブに取り入れていくみたいな。
そういう流れで、ノイズ的なものからフォーク的なものに
流れていくみたいなパターンもあってですね。
そういうところもブラックメタルと似た流れがあって、
面白いなというふうに思ったりはしてます。
ノイズとブラックメタルの神話性みたいなところで言うと、
意外とそういうところもあるかもしれないなと思ったりしました。
思想的な好ましくなさがいろいろ物議をかますというところも含めてそうです。
そうですね。補足でした。
2日目はそんな感じですかね。
3日目がニュークリアオーナーデイになってまいります。
これはいわゆるウォーメタルとかベストラブラックメタルとか
言われるようなものがメインで、
さっき言ったブラストフェミナースとグラインドコア方面に
すごいハイパー化させたようなものが目玉になっている感じですかね。
そうですね。
基本的には前回のニュークリアオーナーデイの
発展期間みたいな感じであり、
でもエクストリーム度は上がっている。
かつちゃんとメタルというすごい面白くて素晴らしいラインナップだと思います。
一番上に乗っているリベンジという
ウォーメタルブラックメタルの
筆頭的な名声を置いているバンドですけど、
ファーストウェブブラックメタルが
グラインドコア化した感じを
突き詰め続けているようなバンドがいて、
その前身バンドが今回は
ウォーカルとスペルマシー30周年という
前身バンド今回は30周年ということで
ファーストアルバムは
曲も含む特別セット演奏ということで
この2つのバンドを並べさせていただきましたけど、
ちょっとこれに慣れないとね、
なかなか音質的に厳しいと思うので、
是非アルバム通して聴いてみると、
聴き終わるうちには何となく
何を弾いているか分かるようになってくる気がするので、
そうすると旨味が染みてくる感じがあっていいと思います。
こういう音質に対応できる耳を得るというのも、
いろいろリスナーとしての対応力を高めてくれると思うので、
いいかなと思います。
こういう系聴くと、
シンプルに曲が、
例えばアバンギャルドだから無理とかっていうよりも、
音質が一番ネックみたいなところがあります。
音質を良くしたところで刺さるのかって言われると、
なんか別物になってしまう。
例えば初期のカーカスを繰り返し聴いてみて、
リフの動きが分かるようになってみると、
こんなかっこよくなったのかっていう体験が、
好きなのも好きなのも自分はあったんで。
そういう体験を経ると、
カルトラの影響を得ているこういう音質のものって、
繰り返し聴くと、
得るものが大きいのかなみたいなことを
どうしても思ってしまいがちなものがあって、
この2バンドに関しては実はそれはあると思うので、
だから現場でまともに把握できるかどうかとして楽しみにしてます。
現場だったら耳栓を押しながら聞き取っててもあるっちゃあるので。
プレイリスト的にはそこに並べているのが、
さっきのINFINITYのカバーアルバムっていう体でのみ
サブスクリ出してたXMESIAっていう主催のバンドがあって。
自分は音源を入手させていただいて申し訳ないんですが、
前回見たときはすごいかっこよかったので、
それはもうライブは間違いないと思います。
前回は2人編成ですごいかっこよかったので。
プレイリスト的にはそのままいってしまうと、
次に並べているのがMETALSICAっていう、
これはMETALPUNKって言われるための、
アイアンメイネンとかエピックメタル、スピードメタルを、
ちょっとアンダーグラウンドな雰囲気を保ちつつ、
ベロもプラスアイアンメイネンみたいな感じだと思ってもいいかもしれないですね。
このMETALSICAっていうバンドはサファトとかの方面で、
海外というか日本でもありますけど、
カルト方面、アンダーグラウンド方面の支持が非常に根強いバンドで。
実際この辺り、目当たり来る人も海外から多いんじゃないかなと。
思っております。
そうですね。前回もやっぱりサファトとアビゲイル人気あるなっていうのが、
すごい印象的だったので。
実際、本当に作品が外れがない上に、
ちょっと独特の場を奮走で、
なんというかステージ映えもするし、
実際演奏もすごくかっこいいしっていう感じですから。
METALSICAとか、
出したら、セックスマシンガンズとか好きな人も刺さる。
パンチラインがすごいですよ。
確かに。
何を言ってるんだみたいなサビが。
絶対に聞き取れてしまうので余計に怒るっていう。
でも結構長めで、確かにアイアンメイデンとかみたいな展開力もある。
すごい人気が秘訣かなという。
こういうぐちゃぐちゃな、
さまざまな意味でぐちゃぐちゃな曲をやるバンドばっかりが集まっているときに、
なんだかんだ言えばこういうわかりやすい曲をやるバンドが出るっていうのはやっぱり強いなって思いますね。
そうですね。スターゲイザーとかもいたし。
あとは、オダフロン系はスター・アブラフタムっていう、
これがすごい目玉だと思うんですけど、
オダフロン系は確かに現代メタルガイドボックスにも載せてたと思うんですけど、
カルトメタルの名盤で。
活動期間的に今調べてないのでアレなんですけど、
本当に日本で見れるとは誰も思っていなかったんじゃないかなという。
メロダさんの解説的に、
としてはこれもオーベッシャー・ブラック・メタル的な聴き方もできなくはないかなという感じで、
エイジェル・コプスっていう、
モービーのエイジェルはブルータル・デスメタルにしたような、
でもちょっと違った味わいを持っているバンドがいたりして、
それとかさっき言ったリベンジみたいなところにも繋がってくるバンドがいて、
それも日本で、大阪での最終公演って書いてますけど、
これが一番最後なんですかね。
どうなんでしょうね。
見れてしまうっていう。
その他のネタはブラプタム、スウェーデンのファーストウェーブとかに近いバンドなんですけど、
ちょっとメンバーの名前の最も邪悪なものを表すんだったっけ、
ITとか、ちょっとかましに満ちた感じもあるんですけど、
音楽的に言うと、例えばその後の世代で言ったら、
フランスのブラッド・アース・ノールみたいな、
ちょっとポスト・ブラック・メダルに堅しっこんでる感じの、
ノイスとかアミュレートとか、絡みつつものすごい長尺を弾かせることができる、
ブラック・メダルみたいな感じで。
このプレイリストに入れているやつは、ファースト・アラムのかな、
前半のだけ、前半27曲を1つっていうやつだったね。
でも意外と弾きやすいので。
なので、これはある意味では、ニュー・クリア・ボー・ナウ・デイ、
何にもでもあるんだけれど、
ホスピタル・デイのエッセンスも持っては、
ソーカスみたいな味わいをできるセットだと思うので、楽しみですね。
みたいな感じで、私はちゃんとスケートを買ってますので、楽しみにしております。
こんな感じですかね。