1. ギチの完全人間ランド
  2. #181 【ゲスト:さとのさん】..
2025-01-28 48:15

#181 【ゲスト:さとのさん】どうもどうも。私が八百万の神です。【しがない兼業神主の八百万な日常】

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熱中教室/カルト総本山(いいかねPalette)/神社と親和性が高い番組/八百万のものと過ごすほのぼの物語/農業体験と海外体験/リアルなブラック企業/新キャラクターを提案


【kindleリンク】しがない兼業神主の八百万な日常(全2巻)

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【出演】

青柳貴哉

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樋口聖典

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【構成】

原田英尚

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サマリー

ポッドキャストエピソードでは、大阪オフ会と新幹線の準備について話しながら、参加するワークショップ「ギチと学ぼう!熱中教室親子アート編」とその講師ハヤト寺口さんが紹介されます。また、ゲストの佐藤さんが自身の小説「しがない兼業神主の八百万な日常」について語り、神社や兼業のテーマが掘り下げられます。このエピソードでは、八百万の神々とともに過ごす田舎暮らしを描いた小説『霊祭神社』が取り上げられ、主人公の山宮翔太が神社を引き継ぎ、周囲にいる多様な精霊たちとのふれあいが描かれます。コミカルさとリアリティが融合した物語が魅力です。このエピソードでは、八百万の神々に囲まれた日常生活や精霊との交流が深く掘り下げられ、神社や愛する花々への思いを通じて自然と人々の関係性が探求されます。また、さとのさんが八百万の神について語り、神社の変化や祭りの役割についても深く掘り下げられています。新刊の発売情報や神社の精霊たちについての創造力あふれるアイデアが提案され、聴取者に楽しい内容が提供されます。今回のエピソードでは、さとのさんが八百万の神の視点から神主としての生活やその魅力について語ります。

大阪オフ会の準備
スピーカー 1
いや、大変よ。大変大変。
スピーカー 2
どうしたん?どうしたん?
スピーカー 1
もう、そろそろちょっと準備始めなきゃ。やばいやばいやばい。
なにが?なにが?
もう、そろそろちょっと新幹線のチケットを予約せなきゃ。
あれ?
ほんとに。やばいよ。
新幹線?
大阪行きの新幹線よ。
おっと!
はい。大阪オフ会でございます。
スピーカー 2
いやー、ありがとうございます。まじで。
スピーカー 1
はい。あのー、プラファンね。
で、
【ギチと学ぼう!熱中教室親子アート編】でございますね。
あのグッドフィルトさんがやってる。
いやー、これは嬉しいね。ほんとにしかし。
ちょっと今から楽しみだね。ワークショップとオフ会。
スピーカー 2
いやー、これはほんとに。正直俺は決まらんと思い寄ったんよ。
スピーカー 1
あ、そう。
スピーカー 2
だってもう、最近オプチャーとか見よっても、もう俺ら関係なく楽しめるやん、みんな。
そうなんよ。
誰がさ、俺たちを呼びたいんち。やっぱどっかで思い寄ったけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
やっぱギチ。
スピーカー 1
いやー、だってもう、最近やっぱり高谷君に対する無駄なリプライ飛ばすみたいなノリすらなくなってきよもんね、もう。
なくなっちゃう気?
うん。あのー、1ミリも嬉しくない、あれ。
ですらなくなっちゃう気。
いや、たぶん一人も俺たちに会いたいと思ってないと思う。
そうなんよ。
スピーカー 2
そころがよね、ほんとに。
スピーカー 1
いやー、そうそうそうそう。
いやなんで、一応日時に言っときますよ。
2025年の2月15日に開催しますと。
で、グッドフィルドさんね、熱中教室やられてるんですけど、今回はハヤト寺口さんを講師に向かいまして、アートをテーマにやるということでなんです。
スピーカー 2
普通に楽しみ。
スピーカー 1
いやー、で、これね、まあ一応ざっと説明すると、俺ら行けるかどうか分からんかったよね。
うん。
まずこのワークショップ自体が開けるかっていうやつをやって、で、それがまずはファーストゴール。
で、それがクラファン達成しまして、その後にセカンドゴールという形で、じゃあ次のセカンドゴール達成したらギチの二人も大阪に行って参加して、その後ノリでオフ会しましょうみたいなやつがあったんやけど、なんかね、すぐ達成したらしいよ。
いやマジで?
だからファーストゴール達成した後にセカンドゴールまでめっちゃ短かったよね。
スピーカー 2
あっという間に行ったんか。
スピーカー 1
そう。で、なんかギチをゲストに呼ぶ権利みたいなのがあって。
うん。
クラファンの返礼品に。
スピーカー 2
あったねあったね。
スピーカー 1
そう。なんかそれがパンパーンと売れて、それで達成したらしいですよ。
スピーカー 2
あ、じゃあ俺らは近く、それ、どなたかのゲストに出るわけや、二人で。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
全然出るよそんな。
スピーカー 1
全然出るわな。
全然出る。それでも大阪行けるんやもんねだって。
そうやろ。飲み会参加できるやんそれで。
スピーカー 2
どんだけ飲み会いないん?
飲み会めちゃくちゃ好きやん。
スピーカー 1
前のギチ館オフ会が楽しすぎですわ大阪。
スピーカー 2
いやほんとね。まじでまたあれが起こるってことかでも。
スピーカー 1
そうなんです。
楽しみ。
なんで一応報告という形でございました。
はい。
ゲスト佐藤さんの紹介
スピーカー 1
ということで始めますか今日も。
はい。
ギチの完全人間ランド。
はいみなさんこんにちはギチ樋口です。
スピーカー 2
ギチ青柳です。
スピーカー 1
でですね。
はい。
今回はなんとゲストの方をお招きしておりますよ。
スピーカー 2
いやーこれはほんとにね。
はい。
スピーカー 1
楽しみだ。
スピーカー 2
じゃあもう紹介しますよ。
スピーカー 1
はい。
ベースで販売中のPRしたい商品や趣味などを絡めたコーナーを作ります。
をお買い上げいただいたありがたいゲストの方です。
小説家の佐藤さんです。
お願いします。
スピーカー 3
はい。
フィールドワーカー小説家として活動してます佐藤です。
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
いやーありがとうございます佐藤さん。
スピーカー 3
はいこちらこそありがとうございます。
スピーカー 2
ほんとに。
スピーカー 1
このだから大金払って購入いただいてるってことなんで。
スピーカー 2
マジで大金焼きね。
スピーカー 1
どう言ったらいいんだろうな。
まあ神様ですよね。
ある意味我々からすると。
スピーカー 3
いやいやいやいや。
スピーカー 1
ほんとに神様ね。
はい。
なんですけども実はね高井君は初めましてですよね。
スピーカー 2
初めまして俺は。
スピーカー 1
あの僕全然初めましてじゃないんで。
スピーカー 2
あそうなん。
スピーカー 1
そうなんすよ。
スピーカー 3
大変お世話になっております。
スピーカー 1
まさかあれですかカルト集団樋口塾の。
スピーカー 2
ひょっとしてですか。
スピーカー 1
いやあのね半分正解けど半分違うわ。
スピーカー 2
どの部分が正解。
スピーカー 1
いいですか聞いて神田さんの方から。
スピーカー 3
はいえっとですねあの私去年からあのポッドキャストラボ福岡ってあの樋口さんとあの福岡のRKBさんがやられてるあのポッドキャストコミュニティに参加させていただいてて。
はいそこではい樋口さんにもいろいろとお世話になってる感じです。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
まあだから半分正解よね。
樋口塾ではなかった。
スピーカー 2
どの部分が正解な。
スピーカー 1
だから樋口塾ではなかったけどカルト集団ではあるので。
スピーカー 2
カルト集団だよそのポッドキャストラボ。
うん。
カルト集団だよ。
スピーカー 1
だってセミナーとかも開くよ結構。
スピーカー 2
カルトぽいね。
スピーカー 1
カルトぽいね。
田舎の山の中にある施設とかに一泊二日で監禁されてセミナーとか開いてる。
スピーカー 3
やりましたね楽しかった。
スピーカー 1
いいかねパレットっていうね。
あの人里離れた施設に古びた施設に軟禁されて。
スピーカー 2
カルトの総本山。
スピーカー 1
そうで夜な夜な2,3人ぐらいで密室に入り。
スタジオねいいかねパレットのスタジオの中に入り大きな声を出して収録するっていう。
スピーカー 2
借金返せんばいもう自分そんなPRしようと思って。
スピーカー 1
その時はすみません僕さっき佐藤野さんじゃなくて亀田さんって言っちゃいましたけど佐藤野さんっていうのが小説家の時のお名前なんですね。
スピーカー 3
はいそうですねいろいろあの活動している時の名前で先ほどヒューさんおっしゃった亀田っていうのは本名ですね。
スピーカー 2
あーなるほど。
スピーカー 1
そうだからあのポッドキャストラブ福岡で活動されている時は亀田さんという名前でもやられているので。
そうなんですよだからいろんな顔の持ち主ということですね。
でえっとそっちではまた別の番組のチノベーションという番組やっててこれポッドキャスト番組なんですけども
じゃあチノベーションの紹介ざっといいですか。
スピーカー 3
はいえっとですね私あの本職というか仕事の方では大学の産学連携の仕事をやっていまして
でその産学連携ってたぶんパッと聞いて何それみたいな方が多いだろうっていうところから
あのポッドキャストでぜひどんなことやってるかっていうのを。
ちなみに今ねあの実はお子さんを抱っこしながら収録されてるんですよ。
スピーカー 1
そうなんですよ。
でももうそういう番組なんで。
スピーカー 3
ちょっとずっと泣き声が入ったらすいませんっていう。
スピーカー 1
はいあの僕も1回あの次男のユイタ君を抱っこしながら収録したことあるんで全然大丈夫です。
スピーカー 2
僕たちそうですよ本当に子供に優しい感じでやってます。
スピーカー 3
ありがとうございますありがたいです。
スピーカー 1
そうなんですよあの未来を担う子供ファーストでやらせてもらってます。
スピーカー 2
そうですよそうですよ本当。
スピーカー 1
でえっとそうですね産学連携の話でしたね。
スピーカー 3
はいでそれでそのチノベーションっていうポッドキャストを職場の同僚と一緒にやってて
でそれでそのチノベーションっていう番組でそのポッドキャストラボ福岡に参加させていただいてるってなんかそんな感じになってます。
スピーカー 1
そうだから大学とまあ言ったら民間の企業みたいなものをつなぐみたいな。
で知財とかを使ってるんですよね。
スピーカー 3
はいそうですねあの大学の技術をどうやって世に出していくのかっていうそのサポートをするお仕事なんですけども
まあその時にいろんな企業の人とか自治体とかいろんな人と連携をしていく中で
まあいろんなことがあるのでっていうそんな感じです。
スピーカー 1
そうですよ権利の問題とかね。
そういうものを扱われているということなんですけども。
すごいっすね。
はい。
全く想像のできない仕事ですね正直。
何をしているとかっていうのは。
まあ自分はあれかその人間の権利があまりないもんね。
人間として生きる権利が。
そこからちょっとでもね。
スピーカー 2
子供に優しいのより大人に厳しいね自分。
スピーカー 1
いやいやいや。
スピーカー 2
同級生の大人に厳しいね。
スピーカー 1
大人っちゅう主語でかくせんでもらっていい?
青柳孝恵に対して厳しいだけやけど。
主語でかすぎやけど大人っちゅう。
スピーカー 2
何で怒られよう俺は。
スピーカー 1
いやなんですけど。
ちなみにこの番組はどこでどう知ってもらったんですか?
スピーカー 2
いやめちゃくちゃ気になるぞほんとに。
スピーカー 3
あの私あのコテンラジオから入ってすごいハマって愛の楽曲工房に行ってそしてこの議事館にたどり着いたっていうそんな感じです。
スピーカー 2
何でここまで来ちゃうんですか。
コテンラジオ愛の楽曲工房はまだわかりますけど何でここまで来るんですかその佐藤さんのような方が。
スピーカー 3
いやいやいやもうすごい面白かったんでもう全部聞いてみようみたいな感じで。
スピーカー 1
まあだからね水は上から下に流れる原理ですよねやっぱり。
スピーカー 2
めちゃくちゃわかりやすい例えよねそれ。
スピーカー 1
だって議事館からコテンラジオは絶対に行かんもん。行かんもん。
で議事館から行き着く先は青駅クオデンの人間はありがとうになるんで。
スピーカー 2
ありがとしかないよねもうこの先は。だからもう戻れんくなっちゃうわけよコテンラジオ。
スピーカー 1
あれもだから下水だから。あそこ行ったらもう戻ってくれないんで。
スピーカー 2
ここも変わらんじゃん。
スピーカー 1
一度汚れた体はもう綺麗にならないっす。
スピーカー 2
ここもそんな変わらんじゃん。
スピーカー 1
いやーで今回商品をご購入いただいたということなんですけどもありがとうございます。
なんかそんなにヘビーにとりあえずなんですけど今回PRしたい商品じゃあ聞いていいですかこれ何なんでしょう。
スピーカー 3
はいえっとですねあの私本業は大学の仕事をしているんですけど傍らで小説家もやってまして。
であの昨年の9月に本が出版をされたのでその本についてぜひPRさせていただければと思っています。
はいそのタイトルが知がない兼業官主の八百代ずな日常というライトノベルになってます。
スピーカー 1
これですよだから神社をテーマにしてるんですよね。
はい。
まあ神社というか官主かな。だから神社で働く官主さんをテーマにしてるんですけどちょっとだからうちの番組結構神社に関する話題がメインというかほぼそういう番組なので。
スピーカー 2
あどうも。
スピーカー 1
神様。
スピーカー 2
どうもはい。
小説のテーマと内容
スピーカー 1
どうしたはい。
スピーカー 2
八百代ずです。
スピーカー 1
すごい。
八百代ず。
自分八百代ず側やったんや。
スピーカー 2
僕八百代ず側とですよどちらかというと。
スピーカー 1
二挨拶に行く人間側と思っちゃったんやけど。
スピーカー 2
いやいや僕は八百代ず側としてやらしてもらってるんだよ。
スピーカー 1
そっちやったっけ。
スピーカー 2
もはやね。
スピーカー 1
なるほどね。
くしくもね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
いやだからこれすごくいいっすよね。だからまあ兼業テーマにしてる小説なんですけども、ねえ佐藤さん自体も兼業ってことですよねだから。
スピーカー 3
はいそうですね。はい。
スピーカー 1
その知財を扱うガッチューとした仕事をしながら小説家としても活動されてるってことなんですけど、これもともと小説家になりたくて書いたんですかこれ。
小説の背景と主人公
スピーカー 3
まあなりたくて書いたというかもう結構昔からずっとそれこそあの私幼稚園ぐらいの時からそういう物語と書くのが好きで、ずっと書いてきてたんですね。
で最近はその本にしなるっていうのはなかなかなかったんですけど、そのオンラインの小説投稿サイトでずっと書いてたらたまたま編集者の方が目に留めてくださってみたいな感じです。
スピーカー 1
いや一番かっこいいパターンやないですか。
スピーカー 2
まじでそのパターンあるんですねでも。
スピーカー 1
ユズとかのパターンですよね。駅前で弾き語りしてたらレコード会社の人はん?みたいな。発掘しちゃったんだけどみたいなやつですよね。
スピーカー 2
まじでそうですね。小説家はユズだったらそのパターンですもんね。本当に一緒ですよねこれ。
すごい。
スピーカー 1
すごいなあ。だって趣味で言ったら書いてただけですよね。
スピーカー 3
はいそうですね。
スピーカー 1
で別にこれで売ろうとかプロになろうとかいう感じではなくて。
スピーカー 3
そうですね。プロを目指してなかなかなれるような仕事でもないしっていうのでですね。
スピーカー 1
すごい。なんですけど、今日はその本のPRに来ていただいたということなんですけども、じゃざっくり簡単に僕の方から本の紹介をさせていただきます。
まずストーリーがですね。
ブラック企業で社畜のシステムエンジニアをしていた青年、山宮翔太が引退する父に代わり、霊祭神社を引き継ぐも、そこは八百万の者が住む新域だった。
一筋縄ではいかない八百万の者たちと過ごす、ほのぼの田舎暮らしストーリー。
物語の進行とキャラクター
スピーカー 1
っていうことでございますね。
いやーであのこれもう僕は一貫読ませていただきました。
高井くんも途中まで読んでるんですよね。
スピーカー 2
僕も一貫のね途中なんですけど読ませてもらいました。
スピーカー 1
いやーこれいやもう率直に言うと面白かったですこれ。
スピーカー 2
これちょっと待ってください。
あのそりゃそうやって言うの当たり前と思うんよ。
それじゃあ俺伝わらんと思う。
俺に任して本当に。
どんぐらい面白かったかっていうのを俺は言いたいよこれが。
俺本当に本読む習慣が全くないしさ。
今回佐藤さんが来られるということで一旦これを読んじゃってくださいって言って。
俺佐藤さんの情報も何もない状況で一回これ読もうと思って。
その仕事上ね。
スピーカー 1
そしたらめちゃくちゃ面白かった。
えっちょっと待って。
なんか情報足された?
ちょっと待って待って。
なんかこうその面白かったを今からすごく細かく言うかなと思ったら。
って言って最後面白かったで終わったよ。
スピーカー 2
悔しい。全然それが伝えれん気悔しい。
マジ面白い。この本マジ面白い。
スピーカー 1
俺もうマジ見たこの本。
どういうところが?
スピーカー 2
なんかいろいろ出てくるし。
俺何の情報もない気。
俺実話と思ったよ途中まで。
今日Zoomに入って収録ですになった時佐藤さん女性やん。
スピーカー 1
あれ実話じゃなかったんやってそこで気づいた俺。
そういうことね。
スピーカー 2
まるでこれ実話と思いながら読めた俺なんだって。
スピーカー 1
山宮翔太が来ると思ってたよ。
スピーカー 2
そうそうそう。山宮翔太が来ると思ってたよ。
これそれぐらいのリアリティというか。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
特に俺は八百代津川焼。
スピーカー 1
八百代津川焼こしいな。
そっちの世界理解できる側ね。
スピーカー 2
あんまりちょっと言うとネタバレになってしまうわけあれやけど。
もう一巻からめちゃくちゃ引き込まれた。
スピーカー 1
一巻違う最初の方からめちゃくちゃ引き込まれたね。
まさに僕も結構でも実は同じで。
普段小説を全然読めないですよ僕。
っていうか本自体もう全然読めなくて。
小説自体ね10年で何冊読んだかなぐらいのレベルなんですけど。
スピーカー 2
分かる俺もそう。
スピーカー 1
まずもうサクサク最後までバーって読めました。
そうなんよ。
あんまりないんですけどサクサク本が読めるってことが。
そうなんよ。結構サクサク読めたよね。
多分やっぱり軽快に物語が進んでいくっていうのがまず1個ありますよね。
どんどんどんどん物語が進んでいくっていうのがあるのと、
あとやっぱ一冊を通してちゃんと時間軸あるんですけど、
10章ぐらいに分かれてるんですかね。
スピーカー 3
はい10章ですね。
スピーカー 1
10章ぐらいに分かれてて、1章分だけ読んでも成り立つような、
ショートストーリーが連続になってるみたいな作りをしてるから、
そういった意味でも読みやすいんですよね。
1個のでっかい長いストーリーっていうわけではなくて、
ドラマみたいな感じで読めるっていうのも1個あるし、
あとやっぱりね、登場するキャラクターが結構魅力的なんですよね。
で実は出てくる人間ってそんなに数少ないんですよ。
これだから設定がやっぱり、
めちゃくちゃ田舎だから人間がそんなに多く住んでないっていう設定だから、
人間よりも人間ではない者たちの方が多いんですよね、出てくる数としては。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だって人間って多分まともに、メインでいっつも出てくる人間って、
多分主人公入れても4人ぐらいじゃないですか。
スピーカー 3
そうですね、主人公と巫女のユイちゃんと、
村爺ってかっこいい爺ちゃんと、みたいなそんな感じですね。
スピーカー 1
はい爺ちゃんと、
スピーカー 2
村爺知らん俺。
スピーカー 1
その3人ぐらいがだいたい日常会話するメンバーで、
あとは例えば何ですか、青年が出てきて、
スピーカー 2
少年ね、少年みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう、が出てきたりとか、あとは家族とかも一応出てくるんですけどそれはめっちゃサブで、
メインのストーリーを動かしてるのって人間って多分3人ぐらいで、
あとほとんどが精霊とか神様とかだったりするんですけど、
またね、いやこれちょっとどのくらい言っていいかわかんないですけど、
スピーカー 2
それがそうなんよ。
スピーカー 1
僕一番好きなのは椿の、
スピーカー 3
そうなんですね、意外なところが。
スピーカー 1
いやめっちゃ好きで。
スピーカー 3
いやこれ言っていいですか、じゃあどういうところが好きなの。
スピーカー 1
はい、大丈夫です。
スピーカー 3
椿の霊っていうか、これ精霊なんですかね、神様ですかね。
スピーカー 1
はい、精霊って感じですね。
精霊ですね。椿の霊、精霊が出てくる時の登場シーンがめっちゃセンセーションなんですよね。
スピーカー 2
うっそーっていう登場仕方出るんやけど、多分まだ高谷君そこまで言ってない。
スピーカー 1
言ってないね、椿ちょっとわからん。
スピーカー 2
もうごめん、ここだけネタバレしていい?もう。
いや、もし来た佐藤さんさえよければ。
スピーカー 1
いきなり登場シーン、その精霊の生首ポトリッと落ちるとか。
女の子みたいな精霊なんですけど、いきなり生首が地面にゴロリンっていうところから始まって、うわーみたいなところから始まるんやけど。
スピーカー 2
そんなパターンの出方もあるんすか、その精霊の。
スピーカー 3
でもあれも椿っていう植物にすごく関連してて、椿っていうのはちょっと花がポタリと落ちる植物なんですよね。
で、昔武家とかでは椿は縁起悪いから植えない、なぜなら首が落ちるみたいにポタッと花が落ちるからって、そういうやっぱ話があったんで、そういう椿なんで首を落として遊ぶっていう。
スピーカー 2
めちゃくちゃそういうところの勉強もされて、そこに合わせて作られてるんすよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
でもなんか俺が第2章まで読んだところでも、結構いろんな精霊が出てきたけど、最初俺何の前情報もないで読み進めようやん。
だっき一番最初に杉の精霊が出たよ、五神木の精霊が一番最初に出てくるんやけど、もうあそこで心臓がキュンってなったなんか。
あそこで掴まれた、めちゃくちゃ。
スピーカー 1
シンプルに神社好きなだけではないよね。
スピーカー 2
これがね、ちょっと待って、そこの話まで言っちゃう?
スピーカー 1
ちょっと軽く。
スピーカー 2
いいや、これね、シンプルにまず俺神社が好きやん。
スピーカー 1
そこはそうよね。
スピーカー 2
でね、思ったんやけど、神社って別に田舎野郎か都会野郎があるんよ。
ということは、これはすべての日本人ならばすべての人間が思い当たる話なんや、なんというか。
そこがすごいなと思った、この本。
読者の感想と共感
スピーカー 1
ん?
なんで違う?
ちょっと待って、マジでどういうこと?マジでどういうこと?今誰かわかった人おる?
違う違う、だから本によってはやけど、例えばごめん、並べて恐縮やけど、俺の本とかってさ、経験してないことを書くやん。
スピーカー 2
書いちゃうわけやん、なんていうか、みんなが経験してないことやし、周りにおらんような人間のことを書いちゃうけど、神社って全員が経験してるんよ。
あるし。
だからなんかこの、それもすごい入りやすいなと思った。
スピーカー 1
なんか、経験したことある気、神社について。
そういうことね。
スピーカー 2
めちゃくちゃいいこと言いよんよ、俺。
サトロさん。
サトロさん、ねえ、あんたに言ってんだよ、サトロさん。
スピーカー 3
ありがとうございます。おっしゃる通りかなと思います。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
そうやったかな。まあいいや、あとでもう一回検証するわ。
スピーカー 2
検証するな、やめて。検証禁止でやって。
スピーカー 1
たぶん神社っていうものはこういうものみたいな、原風景がそれぞれ違うんやけど、だいたい同じものを想像できるよね、たぶん。
スピーカー 2
そういうことね。
スピーカー 1
だから結構俺、言い換えなパレットに初めて来た人も、初めて来たのに懐かしいです、みたいなこと言われるんやけど、おそらく小学校の原風景地、違う小学校でもみんな頭の中で何となく同じなんやけど、それを思い出させてくれるのが言い換えなパレットなんだけど。
スピーカー 2
いや、そうね。
スピーカー 1
そういうことと思う、これも。
スピーカー 2
そういうこと。
うん。
そういうことなんや。
俺より上手く言わんでいいじゃん。
スピーカー 1
いやいやいや。
そういうことなんや。
俺のやつ。
で、あとはね、こっから個人的な感想になるかもしんないんですけど、もうね、この生活したいと思いました、僕。
いや、俺もめちゃくちゃ思った。
うん。
あのね、なんかめっちゃのどかなんすよ。
これ一応設定で言うと、システムエンジニアしてるんすね、その主人公の翔太が。
で、まあ本当にブラック企業みたいなところで働いてて、俺何のために生きてるんだろうみたいな、この仕事いつまで続けるんだろうみたいな、俺なんでこんなに仕事してるんだろうみたいなところから、いきなりバーンと実家に帰るんですけど、実家のみんなは沖縄に行って一人暮らし始めるんですよね。
で、そこで一人暮らしでやったこともない神社を継ぐみたいな、まあでもなんか身を見真似でできるかみたいなところが始まるんで、なんかちょっともうこの辺で吊り馬鹿に視感があるんですよ。
初めてやらないといけない神事を身を見真似でやってなんとかこなすみたいな、その適当感とかもあるんですよ。
まあでもこれぐらいでいいかみたいな感じでなんとか乗り越えちゃうみたいな、そのなんかゆるさみたいなものがめっちゃよくて。
スピーカー 2
よかったね。
スピーカー 1
多分そのシステムエンジニアやってるときで脳機があって、クライアントに怒られないために完璧な仕事をしてみたいなところから、まあなんかお祓いこんな感じでいいかな、まあまあいいでしょみたいな感じでやって、で分かんないことあったら神様に聞くんですよね。
こういうときってどうしたらいいんですか、これお祓いしたいんですけど、ついてるって言われて相談しに来たんですけど、これってお祓いしたらいいんすかみたいなのを神様に相談するみたいな。
スピーカー 2
そういうところがすっごいね、その正太に感情移入しやすかったよなんていうか。
そうだよね。
まるで自分でもこうなるなというか。
ああ。
すごいそこも入りやすかった。
スピーカー 1
で、なんかね、一人なんすけどあんまり寂しさを感じないんすよ。
うん、そうね。
精霊との交流
スピーカー 1
で、それは多分いろんな精霊たちがいるっていうところもあるんですけど、あと毎日毎日、別に絶対その日しなくてもいいけど、やらないといけないことみたいなのがあるんですよね。
僕めっちゃ好きなエピソード2つぐらいあって、1個は藤棚を作るエピソードめっちゃ好きで、
スピーカー 3
ああ、あそこ、はいはいはい。
スピーカー 1
藤のせいっていうのが出てくるんですよね。で、あれ、椿がちょっと嫌がるのかな、藤がバーって上から。
スピーカー 3
はい、そうですね、絡まれて椿がやめてって言ってる感じです。
スピーカー 1
そう、だから藤がバーって育ったせいで、椿がなんかちょっと邪魔だなみたいな、ちょっとどいてよみたいな感じで言うんすけど、しょうがないじゃないみたいな。
もう私育っちゃってるんだからっていうところで、じゃあもう藤が気持ちよく育てる藤棚を作ろうっていうシーンがあるんすけど、
もうなんかね、あのじいちゃん、近くのじいちゃんの土木の技術とかを借りて、なんか作るんすよ、みんなでDIYしてね。
それに近くの近所の青年とか、あとなんか見習いのバイトの高校生とかの女の子とかと一緒に、みんなで藤棚をDIYするんすよね。
なんていうんすかね、別にその日しなくていいんすよ。
でもなんか、椿困ってるし、藤棚作ったらSNS倍するから、じゃあこの日やるかーっつって、みんなで一生懸命頑張るんすよね。
で、できたーっつってSNSにあげたらちょっと反響あるみたいな、このなんやろな、ゆるい感じというか、この生活してーっと思ったんすよなんか。
スピーカー 2
いやーめちゃくちゃわかるわー。
スピーカー 1
この資本主義経済からこう、ケツ叩かれてない感じというか、楽しそうなんすよね。
スピーカー 2
あとやっぱ僕は単純にその、八王子ロズとか霊的なものとかそんなのも大好きやけぃ、
スピーカー 1
浦辺雄介いう白書のね、にめちゃくちゃ憧れたんよ。霊界探偵みたいな。
スピーカー 2
全く同じ感情になった、翔太に対して。
俺マジこれになりたいんよっていう、なんかこの精霊と話しながらこの生活できるみたいな。
その精霊に対して今きょんちゃんは言ったけど、SNSとかを、現在のものを精霊という古のものにぶつけよう感じも面白かったし。
スピーカー 1
そうなんよねー。
スピーカー 2
めちゃくちゃよかったよね、なんか。
スピーカー 1
あともう一個めっちゃ好きなシーン、多分一貫通して一番好きなシーンが花見っすね。
スピーカー 2
花見に怒られるんや、結局。
スピーカー 1
あ、ごめん。
スピーカー 2
花見に怒られるんや、約束守るんや、翔太。
スピーカー 1
でも、たかにくん大丈夫。本当に悪いんじゃなくて、これ言っちゃうと大したエピソードではない。
なるほどね。言いたいことがわかる。
ただ花見が行われる。約束やっぱ守るかーっつって、守るみたいな。
スピーカー 2
うわ、気持ちいい、なんかそれ。
スピーカー 1
で、そこでなんかね、さくらんの精霊がおるよね。で、さくらんの精霊が花見やってよみたいな感じで言うから、確か。
で、約束するんやけど、あんまり最初やらんのよね。なんか真面目に遂行しようともせんわけをなんかしようとはね。
でも、いややってっつったやんみたいな。で、やるわけよ。で、やりようときに、あーよかったーっつって言うんよ、さくらんの精霊が。
そこで一言ポツッと言うんよね。それがたまらん。マジで。
スピーカー 2
うわー、なんかあの、しだれさくらがね。
スピーカー 1
そう。あ、かめださん、僕が何のセリフのこと言ってるか多分わかるんですよね。
スピーカー 3
はい。はい。
スピーカー 1
いやー、本当にやってもらってよかったわー。だって私ー。みたいな感じで一言言うんよ。
もうね、たまらんのよそれが。
スピーカー 2
うっちゃぎになる。
スピーカー 1
でも実は、あの花の中でさくらが一番好きなんよ俺。すべての花の中で。そこの好きな理由みたいなところなんやけど、それが。
スピーカー 3
あ、そうだったんですね。いやいやいやってか、もうそんな風に言っていただけてすごいもう嬉しいです。
スピーカー 1
ちなみにそこってかめださん的にもなんか、こう思いを込めたところではあるんですか?
スピーカー 3
そうですね、でもやっぱりあの一つ、そのー、まあ思いというか、そういう翔太があの新しい生活に、
そういう一つ納得じゃないけどほっとするというか、楽しめ始める大事なシーンかなっていうのでは書いていて、
あのさくらについてやっぱそのさくらってそういう、ちょっと細かいところ言ってないですけど、そういうさくらというものの存在ってこうだなっていうところから、はい、あのキャラができて、ああいうセリフが出てきてるっていうのはありますね。
神社と自然の関わり
スピーカー 1
僕も実はさくらがなぜ好きかってあのセリフに全部込められてるんですよ。だからさくら好きなんですけど、僕あのやっぱ物語通して思ったのが、
ただ頭の中でこんなキャラがいいなーって思ってできてるわけじゃなくて、ちゃんとその精霊の元になってるさくらとか椿とかあと竹とか、
そういうものの性質ですよね、本当の実際の。それによって性格ができてると思うんですけど、これだから相当知ってないとできないですよね、いろんなものを。
スピーカー 3
はい、あのおっしゃる通りね、そこは一番実は私が、あのこだわったというか、私もともと専門側の森林とか植物、植物学とかそういうの長いことやってたんです。
スピーカー 1
ちなみにあの大学の研究って何をなされてたんですか?
スピーカー 3
はい、大学の研究はあの熱帯農学っていって、熱帯の農業のことを研究することをやってて、でその後仕事で林業系の会社に就職したので、ずっとその森林のことをやってました。
スピーカー 2
あーすご。そういうか。
スピーカー 1
だからずっと自然と関わられた中で、多分いろんなまずその植物の特徴だったりとか、であれですよね、海外に行かれた経験がある?
スピーカー 3
はい、そうです。東南アジアのラオスっていう国に足掛け、多分12年ぐらいいたんですかね。
12年!?
スピーカー 2
はい。
スピーカー 3
ラオスに。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
すっげー。で、おそらく多分そこでの経験とかが、この小説を書こうってなったきっかけになってるってのは聞いてますか?
スピーカー 3
はい、まさにあの、まあもちろん日本にいるときからその八百路寺の神様っていうのは結構好きでというか、身近に感じてたんですけど、
ラオスっていうのが、さらにその精霊っていうのが、本当に真剣に信じてるって大変なんですけど、精霊信仰がまだまだ現役であの生きてる国なんですよね。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 3
で、本当にその特に私は農村の方にずっと滞在してたので、もう日常の中でそのなんとかの聖がとかなんとかの神様がみたいな話が、
すごいいっぱい出てくる環境にいたので、こんなに身近にやっぱ精霊がいるんだっていうのがすごくその印象に残っててっていうのがこの小説の元としてありますね。
スピーカー 1
うわー、なんか東洋っぽいですよね、この辺の感覚って。
はい、本当に。
西洋ってそのものに宿るっていうよりは唯一心っていう感覚が強いから、これは多分だからその東南アジアだったり日本とかいう感覚だと思うんですけど、
ちなみに日本のヤオヨロツの神様という感覚とラオスの精霊が宿ってる感覚って一見近いように見えるんですけど、違いってあるんですか?
スピーカー 3
感覚的には本当に一緒で、要はその自然を敬うというか自然の力に神様がいるって想像するっていうところで言うと全く同じで、
ただ日本はその後ちょっと仏教の影響とかいろんなものの影響があって、また違う日本の神様がいて、
ラオスの方がよりもちょっとその自然の神様の要素が近い、強いみたいな、そんな違いはちょっとありますけども。
スピーカー 1
日本とかって物とかにも感じるじゃないですか、例えばお茶碗とか、そういうのって海外もあるんですか?
スピーカー 3
ラオスはありますね、結構この家にいるとか小屋にいるそういうのもあるし、でもやっぱどっちかと自然とかが多い感じはしますけども。
スピーカー 2
すごいな、不思議ですね、国全然違うのにやっぱなんとなくそこに神を感じるんですね、みんなね。
スピーカー 1
自然に対する感謝なのか、慰霊なのか。
スピーカー 3
やっぱりアジアは自然が豊かだからだと思うんです。自然がその恵みを与えるし、でもその災害にもなるっていう、
そういうその人のコントロールできない何かを与えたり荒ぶったりするものっていうところが共通してるからなのかなっていうのはちょっと思うんですけども。
スピーカー 1
ありそうですね、その辺がね。
じゃあ実際この作品を書かれるときに、結構この作品を書くために勉強したりとかインプットしたりとかってあったんですか?
スピーカー 3
そうですね、私神社のこと自体は実は全く知らなくって、そこはすごい神社の神事どうしてるとか、ノリトってどんなふうにしてるっていうのは結構実は勉強しました。
スピーカー 1
だから結構セリフが出てくるんですよね、ノリトの。
こうこうこうで、何たら何たらしたまえみたいなの出てくるんですけど、あれってじゃあ本当に使われてるやつなんですね。
スピーカー 3
そうなんです、あれ実は自信なかったんで、もともとはごまかしてたら編集者さんにもっと入れてほしいって言われて、しょうがなくノリトの本を買って勉強して、ちょっと。
スピーカー 1
なるほどね。
コワゴワと作文しました。
じゃあもう勉強しながら。
スピーカー 2
俺一個気になるんですけど、システムエンジニアはやってた経験あるんですか?
スピーカー 3
いやないです、全くないです。
スピーカー 2
じゃああんまりシステムエンジニア系のことは出てこないですね。
スピーカー 3
そうですね、あんまり出てこないですね。
スピーカー 2
なるほどなるほど、そっか。
スピーカー 1
安心した?
スピーカー 2
安心した正直。
まず一番最初読み始めた時に、うわこいつシステムエンジニアやんって思ったんよ。
あの翔太が。
絶対こいつの話俺理解できんわって思い寄ったんやけど、全然出てこんかった気、スルスル読めたよね、なんか俺は。
スピーカー 1
でもなんか結構、東洋の感じ、さっき言ったやん、やうよろずにやどってみたいな。
それに言うとオブジェクト思考みたいな考え方に近くて、やっぱ手継ぎ型っていうよりは、それぞれオブジェクトにプロパティだったり関数みたいなものが付与されていて、それぞれが同じ命令をいろんなオブジェクトにした時にオブジェクトごとに働きが違うっていうのはシステムエンジニア的な発想だと思うよね。
スピーカー 2
なぜ俺と作品を引き裂こうとする?君は。ねえ。なぜ今引き裂こうとしたん?
スピーカー 1
システムエンジニアと例えたらわかりやすいかなと思って。
悪いやうよろずやね、自分は。
悪いやうよろずなんや。
悪いやうよろずやわ。やめて?
ちなみに書いてて苦労したこととか楽しかったこととかってあるんですか?両方聞きたい。
スピーカー 3
苦労したところで言うと、やっぱりこれを単に神社の話とかエンタメとして成立させるために、先ほど冒頭言ってくださったテンポの良さとか読みやすさとか、
でもそのリアリティというか、読んでてファンタジーなんだけどでも実際ありそうみたいなところのバランスは気にかけて書きました。
スピーカー 2
いや、だって俺さっきも言ったけど、今日佐藤さんに会って女性なんやって思うまで実はと思ってましたからね、本当に。
俺ぐらいやっぱ神が好きやと、これが本当の話だと思ってましたもん。
マジで。
スピーカー 1
で、あとプラスこのめちゃくちゃ、さっきからきょんちゃんも言うけど、なんか大きな事件起きたりとかそんなじゃないで日常なんよ。
スピーカー 2
ただいやうよろずが出てくるけど。
スピーカー 1
で、そこもめちゃくちゃリアリティがあったよね、俺からしたら。
スピーカー 2
なんかこれリアルやなと思ったというか。
スピーカー 1
いやで、なんかさ、めちゃくちゃ上回ってもないよね。上回っているんやけど、その神様のこと。
スピーカー 2
分かる分かる分かる分かる。
スピーカー 1
ちょっと小バカにしたりするよね。
スピーカー 2
なんか偉そうな神様に対してそういう迷路があったりするもんね。
スピーカー 1
いじったりとかね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。あんなんもいいよね。
スピーカー 1
ドタバタ劇感がめっちゃあって。
スピーカー 2
あるね。
スピーカー 1
僕は面白かったですね。
で、ここまで死がない献行観主のやうよろずな日常っていう作品。
今一巻の話をしてきましたけども。
なんと来月になるんですか?
2月に2巻が発売されるということで。
スピーカー 2
おめでとうございます。
新刊の紹介
スピーカー 3
はい、ありがとうございます。もうありがたいことに2巻まで出させていただくことになったんです。
スピーカー 1
すごい。これはだから、最初はあれですよね。
上げてたのは1巻だけで、その無料サイトに上げてたってことですね。
スピーカー 3
はい、そうです。なので2巻はもう完全書き下ろしになってます。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
ちなみにじゃあちょっとどういう本になってるかいいですか?紹介いただいても2巻は。
スピーカー 3
はい。2巻は、1巻が春の話だったんですけども。
2巻っていうのは、梅雨時期から夏にかけての物語になってて。
で、夏祭りっていうのが一番の軸になって、そこに向かっていろいろ準備をしたりしながら、またいろんなやうよろずの神様が出てきて、わちゃわちゃするっていう感じになってます。
スピーカー 1
あら、祭りはこれ神社にとっては一大イベントだから。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 1
いやあいつが出てくるかな。いやでもあいつも出てくるかな。
いやあいつはさすがにもう出てこんから。
なるほど。はいはいはい。
スピーカー 2
え、まじ一個気になるんですけど、神社錆びれてるじゃないですか。
スピーカー 3
はい。
スピーカー 2
で、僕まだ1巻の最後も読んでないんでわからないですけど、1巻2巻になっていくにつれてどんどんその錆びれた感じはなんかこの活気を取り戻してくんですか?
スピーカー 3
そうですね。ちょっとずつちょっとずつっていう感じはあります。ただあのいきなりむっちゃ大に賑やいするほどではないんですけども。
神社の活動と変化
スピーカー 2
はいはいはい。でもちょっとずつちょっとずつなんか変わってくるわけですね。いろいろ神社の様子が。
スピーカー 3
そうですね。はい。
スピーカー 2
いやそれもシンプルに楽しみ。なんか。
スピーカー 1
うわちょっとそう、いや俺もう一個言い忘れちゃった俺の感想をもう一個言うと、リセットして全部1から始めてる感がたまんないんすよ。
秘密基地1から作ってるみたいな。なんかね、最初は1人から始めて徐々にパーティーが増えていくみたいな感覚とか。
うん。
そこもめっちゃよかったです。なんか。
スピーカー 2
いやなんかあの、ちょっとやけど。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
パレットがさ、1回もうやばくなってきょんちゃんだけになった時あるやん。
スピーカー 1
そうなんよ。
スピーカー 2
なんかあの感じが彷彿とさせるもんね。
スピーカー 1
マジであの頃思い出すんよ。
そうやろ。
マジであの頃思い出す。
スピーカー 2
それはちょっと俺も思った。なんか読みながら。
スピーカー 1
だから、あの俺、時の俺からあの悲痛さとマジの精神的苦痛を抜いたやつ。
あの時俺、あの状況的にはほぼ変わらないけど、精神的苦痛が抜かった。
もっとこれくらいの緩い感じで日常を楽しめればこんな生活送れたんやろうなーっつう。だから俺が過ごしたかった日常なんかもパレットであの時。
スピーカー 2
これ。
だからなんかあのきょんちゃんの生活から緩さをやっぱ引いたもの、緩さを足したものというかね。
スピーカー 1
足したものやね。
だってあの時俺の口癖、殺すなら殺せ!が口癖やったっけ。
それを引いたものがこれなんやろね、たぶん。
スピーカー 2
そんな荒ぶるやつ出てこんきねえ、一人。この作品には。
スピーカー 1
そうなんや。だから藤棚作るよりも銀行に毎月提出さない件の資産票を出すことに追われたまれちゃったき。
スピーカー 2
全然違う話やね、なんか。
本当小説として。
スピーカー 1
まあまあまあ。
そりゃいいんですけど、最後にですね、八百万のものはまだまだいるはずということで、我々もちょっとね、考えてみたいと思うんです。
スピーカー 2
いいね。
スピーカー 1
八百万の神様だったり精霊みたいなものをどうすか、これもしよかったら次回、次々回に使っていただけるかもしれないということで。
スピーカー 2
めちゃくちゃ嬉しいこれもし採用されたら正直。
スピーカー 3
お願いします。
スピーカー 1
なんかあるかな、じゃあ俺言っていいすか。
はいはい。
あのね、スーパー株の精霊。
スピーカー 2
はあ?
スピーカー 1
スーパー株。
スーパー株わかりますかね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
原付きのやつない?
あのあれですよ、郵便局とか、あと新聞配達の方がよく乗ってるやつですよね。
スピーカー 2
乗るやつね。
スピーカー 1
これね、ほら、まずその物とかに宿るのオッケーですよね。
はい、もちろんです。
スピーカー 3
ですよね。
スピーカー 1
ほら、グラウンドに一例とかするじゃないですか。
サッカーやってる少年たちが、グラウンドにね、とか野球でもやりますけど、あんな感じで宿っていいわけですよね。
スピーカー 3
そうですね、特に古い何かの歴史があるというか、そういう偽のあるスーパー株だったら全然アリだと思いますね。
ですよね。
スピーカー 1
で、やっぱり人間が作りし物なんで、株っていうのは、最近の物ではあるんです。やっぱ杉とか、そんなに比べると最近の物ではあるんで、ペーペー扱いされてるんですよ、スーパー株。
で、車とか自転車とか、そういうのにも宿ってると思うんですけど、そいつらから、あいつちょっと違うねみたいな目で見られてて。
なんでかっていうと、そいつらって乗り物として人間から使われることで生まれた精霊なんですけど、スーパー株ってインフラから生まれてるんですね。
ごめんなさい、ちょっと説明入れますね。
水道とかにも宿っていいですよね。
スピーカー 3
はい、そうですね。
スピーカー 1
だって井戸の精霊がいるわけだから、井戸の精霊って人間が作りしインフラじゃないですか、社会インフラじゃないですか。で、水道も人間が作りし社会インフラじゃないですか。スーパー株も人間が物を届けるっていう社会インフラじゃないですか。
だから井戸水道館で電線ときて電気ときてスーパー株っていうそっちの埃で生まれがあるから、ちょっと車とかチャリからはなんかちょっと外国から来たねみたいな感じで、ちょっと変な感じで扱われてるけど、でも見た目一緒にカテゴリー入れられてるから、なんかちょっと変だよねみたいな。
でも株そんなの全然気にしないんで、めっちゃ元気に走り回ってるっていう。
で、一応僕口癖、今ちょっと考えたんですけど、おい、もう一段階ギア上げていこうぜっていうのが一応口癖。
スピーカー 3
あ〜なるほど、いいですね。
スピーカー 1
一応ギア上げていくかーって言って、ブーンってやるんですけど、絶対30キロ以上出さないっていう。
スピーカー 2
法定速度ね。
スピーカー 1
インフラなんで、原付は30キロ以上出せないんで。
スピーカー 3
で、ぜひやってほしいシーンがあって、壊れてほしいんですよ、ぶっ壊れるって。
スピーカー 1
で、壊れるんですけど、一個一個部品を外していってほしいんですよ。
スピーカー 3
例えば、じゃあ車輪壊れたらタイヤバーンって外して修理に出すとか、エンジン壊れたらエンジン出すんですけど、どっかであれって、これどこまで分解したら俺が俺じゃなくなるんだろうっていうところに疑問を持つっていう。
なるほど。
スピーカー 1
車輪がなくなってもスーパーカブか、あれ、ハンドルなくなってもスーパーカブか、ちょっと待てよ、俺、このままエンジンがなくなった瞬間、俺が俺じゃなくなるんじゃないかみたいな。
アイデアと創造性
スピーカー 1
だから、どこまで細かく分解したら、ただの金属片になったところが自分じゃなくなるのかっていうところで、自分とは何かを一回考えるというシーンを入れてもらいたいなっていうのは、一応僕からの。
スピーカー 3
ありがとうございます。むちゃくちゃ面白いですね。ちょっと全く発想になかったです。
スピーカー 1
っていう。
スピーカー 2
佐藤さん、代わりに僕が言ってあげますよ。
スピーカー 1
え、なんすか。
不採用です。
スピーカー 2
なんで?
スピーカー 1
あのさ、自分さ、もうさ、65巻ぐらいで出てくるやつはそれ。悪いけど。
スピーカー 2
急にこの流れでさ、いきなりカブの精霊出てきたら冷めるわ、もう。そこまで呼んできた人たちが。
スピーカー 1
いいかなと思った。
スピーカー 2
もうカブ?なるやろ。全然分かってない自分、矢を寄ろず注文が。
俺に任して。
スピーカー 1
自分は聞きたいの。
スピーカー 2
俺これ、ごめんなさい、本当に採用されに行くけど大丈夫?
スピーカー 1
マジでお願いします。
スピーカー 2
えっと、まああの翔太が境内にこう入って、他の精霊たちと話してたら、うわーきついきつい、あいつ来たあいつ来たみたいなんで、他の精霊がみんな逃げるんすよ。
そしたらめちゃくちゃなんか、汚ねーくっせーおっさん来て、えっとそれ銀杏の精霊なんですよ。
スピーカー 1
銀杏?
銀杏。
スピーカー 3
なるほど。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
で、なんかもう神社のその下の国道沿いで踏みつぶされて、なんで俺だけこんな汚い、お前はその国道のところまで落ちるやつをどうにかしろみたいな怒り方するみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
これめちゃくちゃいいでしょ。
スピーカー 3
あのね、いやあやおぎさん実はね、3巻があった胃腸の精霊は出そうと思ってたんですよ。
ほら。
スピーカー 1
え、ずるくない?ほら。
いや、ちょっと待って、逆にでも高江君のアイデアではないので。
スピーカー 3
はい、でも胃腸なんでその銀杏のことは考えてなかったんですが、それはむちゃむちゃ面白いネタだなと思ったんであの、はい、もし。
スピーカー 1
いやいや思いつい、いやいや言われなくても思いついてると思います。
スピーカー 2
それぐらいは。
いやいや、まだあります、まだあります、まだあります、まだありますよ。
よその神社の神様がめちゃくちゃヤクザみたいっていうの面白くないですか。
スピーカー 1
あー。
島を取りに来るみたいな。
スピーカー 3
はいはいはい。
スピーカー 2
なんかあのヤクザみたいなので、お前らなんかこれ収めろみたいな、なんか言いがかりをいろいろつけてくるみたいな。
うーん。
なんかまぁたたり神みたいな感じですけど。
スピーカー 1
悪役が出てくるわけね。
スピーカー 2
そんなのが出てくるみたいな。
これどうですか。
スピーカー 3
なるほど、いやそれは普通にできそうですね、面白いですね。
スピーカー 2
他の神社の神との交流みたいな。
スピーカー 3
はい、あの2巻も実は他の神社とかちょっとそういうあの荒ぶる神も若干出てきはするんですけども、
はいはいはい。
神社のそういう怖い神様っていうのではないんで、あのむちゃくちゃなんか青木さんの案はむちゃむちゃ現実的でちょっと本当にいけそうだなって思いました。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
ちょっともう1個だけもう1個。
スーパー株、スーパー株。
スピーカー 2
82巻、82巻の話してるんで。
スピーカー 1
もう1個実はこうあって、これだけちょっと言わせてもらっていい?もうすぐ終わる気?
OKOK。
スピーカー 3
スーパー株か考えてたのがWi-Fiの神様っていうのを考えてたんですよ。
スピーカー 1
どっちか迷ってスーパー株にしたんですよね。
自分はヤオヨロズって知っちゃう俺。
ヤオヨロズすぎやろ正直。
通信しようぜが一応口にする。
通信しようぜ。
やっぱインフラが好きなのかなインフラ。
つながりでねWi-Fiも考えたんですけど。
スピーカー 3
いやもう斬新で現代的でいいと思います。
スピーカー 1
楽しみ。
スピーカー 2
3巻楽しみ。
スピーカー 3
3巻が出るかどうかは実は1巻と2巻の売り上げによるので、幻の3巻になる可能性もあるんですけども。
スピーカー 1
いや僕は是非60巻まで続いてもらわないとスーパー株とWi-Fiの神様がちょっと出してもらわないといけない。
スピーカー 2
60巻いった時は出る可能性あるよね。
スピーカー 1
なんで60巻出てるってことは絶対売れてるってことだからもうそれは印税が出てもらえますよその時は。
僕のアイデア採用された時はね。
ということでね楽しかったね。
これもし気になった方がいたらね。
もう一回ちょっと僕の方からも言っておきますね。
もうすでに1巻はKindleの方で発売されてますね。
でこれ紙でも発売されてるんですかね。
スピーカー 3
はいそうですね結構日本全国のいろんな本屋さんでも置いてるかなと思います。
スピーカー 1
なのでそちらの方買っていただきたいというのと2巻が2月15日に発売されるということで。
もしねあの良かったらこのタイミングで1巻まだ読んでない方は1巻から読んでいただけるとより楽しんでいただけるんじゃないかと思います。
八百万の神の視点
スピーカー 1
はいということでどうですか皆さんに伝えたいことありますか最後に大丈夫ですか。
スピーカー 3
はいじゃああの本当にもう今日ちょっとこの本の魅力を存分に語っていただいてもありがたい限りなんですけども。
棚としてはねライトノベルに入ってるんですけどライトノベル読まない人にも全然楽しめる読みやすいような話かなと思うので。
ぜひこの機会にちょっとでも興味持ったらお手に取っていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい皆さんよろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
では以上でございますゲスト里野さんでしたありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
この番組はちょろりさん、なずぐるさん、ちゅうでんもうしさん、みそさん、にっくんさん、なんじーさん、むれたまちゃんさん、ゆーたブラウンさん、ねこがすきさん、ごりさん、ばあみんさん、ふるたさん、
メープルビシャビシャパンケーキさん、えぬさん、もうさん、いっちょーめのもこもこさん、コーリビング&ゲストハウス満州屋さん、キャンプジャルディーノさん、いばフォルニアベースさん、ビスタライトさん、とろりさん、女めぐみさん、つんけいさん、ばあそんさん、にしじさん、大沢さん、くぬさん、おれあらいもんさん、さいはてのやちのおとうふさん、かんださん、みよぱぱさん、さえこさん、ゆうみんさん、ししょうセブンさん、
しゅうなんのでんそうさん、ももしき屋さんの提供でお送りしました。
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