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2022-06-19 11:01

#470 人生の「計画」は「偶然」には勝てないが…

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計画は達成するためにあるのではない。達成可能と感じられることで湧き上がる自己効力感にこそ、その意義はあるのだ。

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新しくPodcast始めました!『どうせ死ぬ三人』もぜひお聴きいただけると嬉しいです、

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上水優輝 Twitter @y_uemizu

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、人生の計画は偶然には勝てないが…、というお話をしたいと思います。
本題に入る前に、久しぶりに告知があります。 新しくポッドキャストを始めました。
「どうせ死ぬ3人」ということで、ムロさん、イムさんというお友達と一緒に、3人でお話ししているポッドキャストです。
内容としては、ケビキー雰囲気で、牛を養わせるような感じのサイコパスな話をしているという番組になっていますので、ぜひ概要欄の方に貼っておきますので、よかったら聞いていただけると嬉しいです。
というわけで、本題に入りたいんですが、人生の計画は偶然には勝てないが…、というお話です。
まずですね、計画という言葉は当たり前のように日常的に使っていると思うんですけども、改めてですね、計画って何なの?ということを確認したいと思います。
ウィキペディアにはこのように書かれています。
ある目的のためにこういう目標を立てて、その目標を達成するためにこういう方法、こういう手順でやろうと、それはこういうスケジュールでやろうよ、みたいなものがまとまって記載されたものを計画というふうに言うわけですけども、
記載されていないことになるけどね、まとまって考えることを計画するということを言ったと思うんですけども、
これって、今何で当たり前のことを言ったかというと、この当たり前のことを意外と計画立てるとか言いながら、どこか抜け落ちている人は結構いるんですよね。目的がそもそも不明瞭であるとかですね。
これ目標は何なの?とかですね。方法はあるけど、全然どの順番でやるとかなくない?とか、スケジュールがなくない?とか、担当は決されていない?みたいなことが結構あって、
今のを言ったですね、目的、目標、方法、その方法の手順、そしてスケジュールみたいなものをですね、あと役割分担を含めてですね、計画というふうに。
まあ、計画とは何かみたいな話を今しましたが、計画の立て方をね、今日はお話しするわけではなくて、
そのような計画も人生レベルの不確定要素の多いものに関しては、
計画したところで、結局偶然には全く歯が立たないよっていうお話が1点。
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もう1点、だからといって計画することが決して無意味なわけじゃないんだよということをですね、言いたい。
その2つですね、計画は偶然に勝てないということ。そして、だからといって計画が必要ないわけじゃなくて、大事なんだよというお話をしたいと思っています。
僕の人生を考えてみるだけでもすごい明らかなんですけど、 まず高校時代に僕はバンドをすごいやってて、漠然とですね、プロのミュージシャンになりたいなぁと、いわゆる無計画に夢だけ持ってみたいな感じで高校卒業しちゃったわけなんですが、
20代前半から半ばにかけて挫折しまして、もうこのままこれをやって生きていくのはちょっときついなぁと思って、
そこからいよいよですね、社会とどう関わろうかみたいなことを20代半ばになってようやく考えるというような感じでした。
20代の後半からですね、作業量奉仕というリハビリの資格を取るためにですね、専門学校に通い始めました。
人生で勉強したことがほとんどなかったんですが、この専門学校でですね、排水の陣で飲んでますから、めちゃめちゃ勉強したんですね。
そしたらですね、意外と勉強がなんかこうできると、その苦手じゃないということに気づいて、学年収穫を毎年取るみたいなレベルで結果を出してたので、
割と勉強が苦手じゃないんだなぁということに気づいたのと、なんか知るって楽しいなということで、地に目覚めたっていうね、この専門学校で。
地に目覚めるとですね、視野が広がっていき、視野が広がってくると、もっといろんなものを見たいとか、もっといろんな角度から見たいっていう好奇心みたいなのが爆発してしまってですね、
なんだろう、僕の処分からすると専門職みたいな形で、ある狭い分野を掘り下げていくよりは、
多様な情報に触れたいし、変化に触れたいしっていうことが欲求として出てきまして、
専門学校辞めてしまいました。環境の変化が早い場所、幅広い情報量に接していける場所に見置きたいなと思うようになってですね、専門学校辞めて、とある小さな教育系のベンチャー企業に参加しました。
この時点でですね、もう資格を取るとか、資格を取った後は緩やかに働いて、バンド趣味で続けていこうみたいな計画だったんですけども、
もう完全に頓挫してますね。資格は取ってないし、まあ借金だけ、奨学金の借金だけ残って、どうなるかもわからないベンチャー企業に入っていくということですね。
一旦だから計画が丸々とんざして、次のそのベンチャーで自分がどうやっていこうか、みたいな計画を人生は立てていくわけですね。
そこで立てた計画も結局自分が思っていたスピード感とのズレがあったりとか、まあ今もその話続けてるんで全然良好なんですけども、スピード感のズレとかがあって、僕が思っているスピードよりもちょっと遅い。
それは別に悪い意味じゃなくてチームでありますから、チームにとってのスピードと僕が思っているスピード感のズレとかがあって、計画通り進まない、みたいなことが起こったりもしました。
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なのでちょっと時間的余裕とかもあって、個人の活動をするようになりました。これも別に意図していたわけではなくて、あるタイミングからですね、個人で毎日エッセイを書くとか、
毎日ポッドキャストを上げるとかですね、そういう活動を一昨年ぐらいからしだした。これも何の計画もなく、本来はその場料で働こうと思ったんですけども、ちょっとスピード感が緩やかだったので、余裕あるし、みたいな感じで個人の活動が誕生していくと。
この個人の活動も今度計画を立てていろいろやっていったんですけども、これが前回お話しした今年はその活動をちょっと発展させていこう、みたいな感じで個人の目標をすごく今年は立ててたんですけども、
いきなり就職することになるという。こんな感じでですね、全く計画が端は立たない。どっちの方が面白いかなって考えていった時には、割と偶然には敵わないというか、チャンスみたいなものにかけたい気持ちっていうのが出てきてしまって、計画倒れになったことがよくある。
全くもって僕の人生っていうのは計画通り進んでいないし、計画そのものが根本的に作り直すというか、全く別の計画を立て直すってことをやってるっていう感じですね。これが一つ目のお話ですね。計画っていうのは偶然には敵わなくて、どんだけ計画したところで、計画に固執すればできるかもしれないけども、そうでない限りは計画っていうのは偶然に飲み込まれてしまって、
自分が予期しなかったような人生を歩むことになるよねっていうのが、この一つ目のお話です。二つ目、だからといってですね、そんなもう倒れるとわかってる計画なんか立てなくていいんじゃないか、計画なんか必要ないんじゃないかっていうと、そんなことないと僕は思ってるんですね。
それなんでかっていうと、計画を立てることで道筋が見えるわけですよね。自分の目標とかを達成するための道筋が見えると。道筋が見えるって安心じゃないですか。今からわからない、東京のある店に行こうと思っていて、そこまでの道のりがわかんないと、ちょっとやっぱ不安だったりとか、容量を得なかったりして、どうだろうっていう気持ちが出てくるんだけども、例えばGoogleマップでその店までのルートを検索すれば、
なるほどこうやって行けばいいんだな、これぐらいの時間かかるんだな、これぐらいの費用かかるんだなってわかるわけじゃないですか。そしたらそんなに不安はないですよね、その店に。その店で起こることは知らないけども、その店にたどり着くまでの道のりっていうのはそんなに不安とかないですよね。
ということで、計画を立てると、いい計画を立てることができると、不安が解消されるし、別に不安じゃないよって人にしてもできるっていうね、きっとそれ達成できるっていう自信が高まるとかですね、いうことがあるなと思うんですね。
その結果、行動しようとやってみようというエネルギーが出やすくなるというふうに僕は思ってるので、計画ってとても大事だよねって思ってるんですね。
だから計画が計画通り進むかどうかじゃなくて、自分の不安を解消するとか自信を高めたりして、行動するというハードルを下げる、エネルギーを出すための一つのツールとしてというか、一つの方法として計画ってのがあるよねって思ってるという感じです。
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じゃあさっきいい計画って言ったんですけども、いい計画って何かっていうと、もちろんその目的と目標となんとかとさっき言った要素を抑えておくってことはもちろんなんですけども、それにちゃんと一貫性があるっていうことなんですよね。
それはつまりどういうことかっていうと、実現可能と感じられることだと思うんですよね。
目的と目標と方法とかがちぐはぐだったら実現不可能じゃないですか。
さっき言った要素が網羅されているってことが、網羅されつつ一貫性があるってことは、それは実現可能と感じられることだと思うんですよね。
スケジュールまで落として、担当まで落としてってやってるのに、スケジュールに無理があればそれは実現不可能なんで別ですけども、このスケジュールだったらいけそうだなとか、こういう役割分担だったらいけそうだなとか、
この方法だったら、この手順だったらいけそうだなという感じで、実現可能と感じられるその心の状態が不安や自信、行動しようというエネルギーに繋がるという意味で、とても価値があるというふうに思うんですね。
ちょっとバラバラと話しましたけども、まとめると、計画を立てたところで偶然にはかなわないから、計画っていうのはトンザスしちゃうよと。
だからといって計画が必要ないわけじゃなくて、計画っていうのはむしろ行動しようというエネルギーを高めるための大切な営みであると。
なので僕のスタンスとしてはですね、計画に固執するというのはナンセンスだと思っていて、計画はしっかり立てる。実現可能と感じられるような計画は立てるんだけども、計画に固執しない。
とても柔軟な態度で臨機応変、チャンスに、何がチャンスかってことをその時々ですね、ゼロ別で考えていくという感じで人生を波乗りしていくというか、人生を歩んでいくというふうな態度で僕は生きています。
よかったらですね、ぜひ参考にしてみてください。またお会いしましょう。さよなら。
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